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▲12月議会「自治基本条例制定」の議案に賛成討論しました。

市長、市、議員、議会、市民の役割が示されました。
一番の課題は、職員の意識改革だと思っています。市民との協働を理解できている職員はどれくらい居るんだろう。この条例が絵に描いた餅にならないために、まずは、職員の意識改革、仕事の仕方・・・このあたりから変えて頂かないとダメだと思う。

以下、賛成討論です。

 この条例は、かつてから制定を要望してきた条例であり、議会でも早期制定を求めてきましたので、歓迎すべきものであります。

 しかし、あえて言わせて頂くとすれば、
◎パブリックコメントが省略されたこと。
◎私も 議案ではじめてこの条例をみまして、議会で十分な議論なしで上程されたこと。
◎当初の学習会で触れられていた住民投票に関する部分が不透明になったことは残念です。この住民投票に関しては、本会議か委員会かわすれましたが、別途独立した条例として・・・というお話しもあったかと思いますので、検討の必要があろうかと思っています。

 この条例は愛西市の憲法であり、制定が最後ではなく、制定がスタートです。

 市の役割、議員・議会の役割、市民の役割が明確化され、絵に描いた餅にしないためにも、議会もこの条例に則った体制作りをしていく必要がありますので、まずは議長に今後についてはリーダーシップをお願いしたいと思います。

 また、市については、議案質疑でももうしましたが、この条例により、仕事のしかたや考え方を大きく変えねばなりません。職員研修などが更に必要になってきますので取り組みが必要です。

 また、市民への周知はそれ以上に大変かと思いますが、いろんな集まりなどの機会に粘り強く伝えて頂くことをお願いすると伴に、地域の福祉を担える団体作りが必要になってきますので、育成にも力を注ぐ必要があります。

 そして、最後に一言、市側の答弁から懸念を持っています。
 答弁から、私の誤解かもしれませんが、無償ボランティアで行うことを市民に強いるようなことにならないだろうかという懸念を持ちました。地縁団体は、地域の情報を集めてくるのが得意な団体です。そして、NPOは課題解決のための施策を企画・実行するのが得意な団体です。それぞれの特性を生かしながら、地域のことを担って頂くことを考えて行く必要があります。責任ある役割を果たしてもらうのであれば、有償ボランティアでなければなりません。

 また、この条例が補助金カットや、事業カットの印籠のように使われることのないよう一言申し上げて、賛成討論とします。

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