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▲環境中の化学物質と発達障害の講演会に行ってきました

 11月9日、久しぶりに環境や健康に関する講演会に行ってきました。
会場は、各務原市。
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■テーマは「脳の発達と化学物質ー子どもの脳が危ない」《脳神経の基礎と子どもの発達への影響》とショッキングな題目であったが、内容は「発達障害と農薬の関係」についてだったと思います。

■講師は、黒田洋一郎先生。
 医学博士で、元東京都神経科学総合研究所の脳の専門家。著書に、「アルツハイマー病」(岩波新書)「脳と神経の科学」(共著 岩波新書)「発達障害の原因と発症メカニズム」(河出書房新社)

■内容は最初は発達障害について
・発達障害の子どもの脳も発達する。症状も年齢と伴に変化することが多い。
 → 2さいころまでに発見可能
 → 子どもの脳は柔軟性がある。リハビリ(行動療法)が大切

・特定の神経回路(シナプス)ができない=特定の行動ができない
 →数百以上の自閉症関連遺伝子が発見され、そのほとんどがシナプスに関連している
 →治療のためには、新たなシナプスを作る
 →リハビリ(行動療法)が大切
・発達障害の要因
 遺伝子要因 : 昔は95%くらいで高いと言われていたが、今は30~40%
 のこりは・・・・・ 環境要因
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■内容は続いて発達障害と農薬の関係について
・有機リン系農薬と発達障害
 立田村議のとき、村内の子どもの喘息罹患率を調べ、議会で取り上げ、ラジコンヘリでの
農薬散布をストップさせたことがあります。
 以下、論文や報道です。
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・有機リン系農薬より大変なのは、ネオニコヒノイド系農薬
 この農薬は、野菜自体に吸収され、それを食べる虫が死ぬという農薬。先生曰く「ほとんどのコメや野菜に使われている。虫が死ぬ物を食べて、子どもに影響が出ないわけがない。」と、胎児や幼児期の脳のバリアのしくみについて説明をしていただいた。
 経済が優先され、子どもの健康に与える影響を考えた「基準」が設定されておらず、ほとんどが体重50キロの成人をもとに決められていることが問題だと、私は思いました。
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■日本の基準は、きわめてゆるい

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