goo

▲9月議会、議案質疑で質問したことと答弁

 9月6日(火)午前10時から議会は始まり、夕方6時半ころに終了。昨年より早く終わりました。

◆議案28 任期付職員の採用等に関する条例の制定について

(みつこの質問)
●「地方公共団体の一般職の任期付き職員採用に関する法律」にもとづき、この条例を制定するということであるが、平成14年に制定された法律であり、今、なぜこの条例が必要になったか?
(答弁)
●保育園保育士の産休育休で現場が困っている現状があることから。
(みつこの質問)
●再任用制度と関係あるか。
(答弁)
●職員の再任用制度とは別のものとして考えている。新規採用が基本と考えている。
(みつこの質問)
●臨時雇用の職員は、この条例制定で待遇が変わるのか。
(答弁)
●任期付職員に変わる意志を確認していく。
(みつこの質問)
●社会的に不安定な雇用が問題になっているが、この条例を制定する立場から、労働問題をどう考えるか。
(答弁)
●任期付き採用が不安定な雇用であるとの意見は、理解できる。しかし、臨時雇用が任期付き雇用に変わることは前進であるとも考える。
                         
◆議案29 文化会館の設置及び管理に関する条例
(佐屋公民館を文化会館に変更する。営利企業、政治などに利用できるようになる)

(みつこの質問)
●何がきっかけで文化会館に変更することとなったか?
(答弁)
●行財政改革の一環で、利用度を高めるため。

(みつこの質問)
●文化会館は、行政部局が管理責任者となっているケースも多い。行政部局が管理していく方がよいと考えるが、教育委員会で続行する理由は何か?
(答弁)
● 大きな変化を避けるため。今後、考えていく。


◆議案30 税条例の一部改正について
(NPOに寄付をすると税控除されるなどの改正)

(みつこの質問)
●経理処理などが適正に行われているNPOに限られてくると思うが、摘要ルールはどう定める予定かを伺いたい。また、NPOへの指導・周知、市民への周知も必要になってくるが、どのような予定か。
(答弁)
●まだ決まっていない。 

◆議案33 一般会計補正予算について
住民記録システム改修委託

(みつこの質問)
●電算システムの改修は、値段があってないようなもの。第2の公共事業と私は考えている。
随意契約とのことだが、金額の根拠についてどのような説明を受け、市としてどのような検証をしたか。カスタマイズに必要な時間数を示された上で見積もりがされたとのことだが、その必要時間数が適切かどうかは、どのように判断したのか伺いたい。
(答弁)
●情報管理課で検証し、他の自治体の価格も聞いてみた。  
                         
消防団員退職報奨金
(みつこの質問)
●特別な事情があればやむないが、当初予算でなぜ反映できなかったのか。
(答弁)
● 1~2月に、次年度の退職者を把握していたが、前年度額を元に予算を決めた。
(みつこ)
できるだけ正確な予算を立てるよう要望。

◆認定1 平成22年度一般会計の認定について

歳入:繰越金について
(みつこの質問)
●毎年約13億~14億が残り、繰越金として処理されている。余剰金としては、あまりに大きいのではないか。
(答弁)
●改善していく。

市債について
(みつこの質問)
●今後合併特例債を使うことが決まっている事業と、特例債の金額は?
(答弁)
●平成22年度合併特例債残高は、59億5,723万円で、平成23年度には、まちづくり広場、給食センター、斎苑で18億7千万円が加算され、平成24年度以降は、庁舎、無線整備などが計画されている。
             
地方交付税について
(みつこの質問)
●合併特例債は、元利に対して7割を地方交付税として翌年補填することになっていますが、戻ってくるとは限らないことは、議会の中でも答弁されてきました。あたかも戻ってきているようにみえても、福祉部門の係数を変えられれば、福祉の部分で削減されるという仕組みになっていると思います。
日本の社会情勢もあり、地方交付税は合併後増えているのはわかっていますが、平成22年度は、この地方交付税のうち、いくらが合併特例債の補填部分なのか教えていただきたい。
(答弁)
● 平成22年度の元利償還金は、3億9.770万円で、地方交付税での補填は、2億7,871万円。市として、自民党と民主党に地方交付税が減らないよう陳情した。

人件費と物件費について
(みつこの質問)
●人件費が本当に減っているのか?
職員数は減り、職員給も減っている。しかし、物件費には、短期雇用の職員の人件費、そして、委託料が含まれているので、人件費が含まれている。現実問題として、本当に人件費は減っているのか?やすい人件費を買い、労働問題に拍車をかけているのではないか?人件費が本当に減っているか評価できる仕組みを作るべきではないか。
(答弁)
●人件費は減っているが、物件費は増えており、人件費を評価するしくみは必要だと考えている。

庁舎整備基本計画策定委託料
(みつこの質問)
●必要最小限に!というのが、今の社会の流れであり、庁舎は職員の仕事場であるので、職員の意見を多く含めていく必要があると思う。計画をまとめるにあたり、職員がどう関わり、審議して決定したのか経過について伺いたい。
(答弁)
●行革推進会議(市長~部長)を9回開催し、で最終的な決定は行っている。職員メンバーの作業部会を17回開催した。

前納報奨金について
(みつこの質問)
●前納報奨金制度は、全国的に廃止の傾向にあり、愛知県下でもこの制度を持っているのはあとわずかになってきました。
 この制度を廃止する理由は、
 ・戦後の混乱した不安定な経済情勢の中で、納税意欲の高揚や税収の早期確保を目的に作られたもので、当初の目的が達成されたこと。
 ・給料や年金からの天引きの人は、前納報奨金制度が適用にならないので、不公平であること。
 ・経済的に苦しい方は、恩恵がなく、納税の公平性に欠けること。
などがあげられています。
 県内自治体において、平成23年度までに「前納報奨金」を廃止した自治体数、および廃止予定の自治体数、おもな廃止理由。また、廃止によってあらたに生じた問題があるか伺います。
(答弁)
●交付率を見直して3年になる。いずれは整理すべきと考えているが、件数をみた上で結論を出していきたい。

太陽光発電について
(みつこの質問)
●平成21年も平成22年もほぼ100%の予算が使われている。平成22年には、6月に予算が底をつき、本年度では、5月はじめに底をついている。希望者全体の何%くらいに補助が出せていると考えているのか伺いたい。
(答弁)
●業者からの問い合わせが多いので、業者が補助金がなくなったことを知ると問い合わせがなくなる。よって、何%に補助がだせているかはつかめない。
(みつこの質問)
●なぜ、23年度に補助金額を増やさなかったのか?
(答弁)
●その前の年は、予算額が残った。次年度は、今の状況をふまえて検討したい。
                         
ファミサポの事業内容について(病児・病後児あずかり、産前産後の・・について
(みつこの質問)
●愛西市の病児・病後児の預かり金額ですが、1時間あたり1200円であり、8時間あずかると1万円もかかるといった状況です。他の自治体の施設型では、一日あたり2000円~2500円くらいで預かっている。この格差は問題です。また、大府市も愛西市と同様の仕組みですが、1時間あたり500円とし、差額の700円を市が負担しています。料金補助の検討する時期に来ているのはないか、市の見解を伺いたい。
 また、里帰り出産ができなかったり、親がまだ働いていて産後の面倒を見てもらえないなど、産前・産後の不安の声も聞こえてきます。産前産後の家事支援を進めるべきではないかと思う。この産前産後の家事支援は、3万円あれば、実施ができると思う。また、病児・病後児預かりについても10万円あれば十分ではないかと試算しているが、検討してはどうか市としての考えを伺いたい。

(答弁)
●ファミサポの環境も変わると聞いているので、その中で考えていきたい。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 9月6日(火)の... 9月7日(水)の... »
 
コメント
 
 
 
お願い事 (愛西まま)
2011-09-07 12:51:29
こんにちは!ブログの更新ありがとうございます。
愛西市に住む母親としてお願いがあります。放射能からこどもを守る市として先頭をきって動いてもらえないでしょうか。こどもは私たちの未来です。不況も健康なからだがあればきっと乗り越えられる問題です。放射能が舞っていることを知りつつ何もせず過ごす今の日本に将来子供たちが胸を張って生きていけるとは思えません。どうか給食で内部被爆をさけるような食材の選別や数値の計測を行ってください。幼稚園、保育園、小学校、公園の放射能の値を調べてください。
今日もこどもは元気に登園しました。こどもはまっすぐな目で大人をみています。わたしの良心もキリキリ痛みます。将来、子供の医療費で財政が破綻しないためにもぜひ、お願いします。
 
 
 
ご意見に感謝 (みつこ)
2011-09-07 13:33:22
メールでもご意見をいただいた方でしょうか。

 議会は事前通告制度で、発言できる内容と時が決められています。議会で発言することだけが議員の仕事ではないのでがんばっていきますよ、子どもたちのために。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。