2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲フォーラム「介護保険制度改正で市民ができること、しなければならないこと」
昨日、7月12日13:30~、愛西市文化会館の大研修室で介護フォーラムがあり、お手伝いに行ってきました。
参加者50名を超す予想以上の参加があり、とてもうれしかったです。参加された方々から、「よかった!」との感想も寄せられました。
■講演して頂いたのは、
知多方面で早くから福祉系の市民活動を広げ、現在、さわやか福祉財団のインストラクターをしていらっしゃる「松下典子さん」。私も市民活動をはじめてから20年近くになりますが、この方には、15年くらい前、まだ私が議員でない頃、愛知県NPOセンターにいらっしゃって、いろいろ活動や団体の立ち上げについて指導をして下さった方です。
松下さんは、介護保険制度改正で、たすけあいの活動が重要になってくることを、自らの活動経験をもとに話して下さいました。サロン開催、買い物・ゴミ出し・洗濯などの生活支援を市民でつくりあげねばならないこと。こうした仕組み作りは、市民が主役で作らねばならないことなど、財団の資料もたくさん用意してくださり、わかりやすい内容でした。
■そのあと、主催であるNPO法人れんこん村のわくわくネットワークからは、
現在、子育てについては「ファミリーサポートセンター」があり、愛西市では提供会員が120名ほどおり、病児・病後児預かり、産前産後の家事支援をおこなっており、充実した養成講座がされている。子育ても高齢者支援も持たねばならない知識は同じものが多い。ファミサポのしくみをもとに高齢者向けのサービスを企画中。
また、サロンを約1年行ってきた結果報告。コミュニティカフェの開催などについても報告がありました。
■ワークショップで、「自宅で年をとっても暮らし続けるのに、欲しいサービス。不足しているサービスは?」
中学校区で分けて考えました。
とても地域性が出ているなあと思ったのは、「田んぼや畑の管理」という意見が、いくつかのグループででてきたことです。そして、「情報が届かない。どんなサービスがあるかわからない」という「情報格差」への不安の声も多かったことが、私にとっては大発見でした。
そのほかは、どこのグループも「足の確保」が大きなウエイトをしめていました。病気になったら、どうやって医者に行ったらいいんだろう。買い物はどうしようというものです。「トラック市」、「話しができる場」、「ゴミ出し」、「財産管理」とたくさんの声がでました。
「これが地域のニーズですね。これをどう解決するか、考えながら地域助け合い活動をつくっていけばいいですね」とお話ししました。
■みつこは、思っています。
今まで行政からのサービスだけに頼った暮らしをしてきた私たちです。これからは、行政のサービスももちろん大切ですが、「市民でできる助け合いをしながら暮らすスタイル」への変革が必要なんだと思います。
こうしたスタイルは、介護保険制度だけのことではなく、すべてのことにつながると思います。
愛西市には、文化協会、老人クラブ、婦人会・・・とたくさんの組織があります。そうした団体のみなさんが、少しだけ「高齢者をたすける。健康で暮らせるまちをつくる」という意識を持って活動して頂くだけでもよいと思います。
これから愛西市は、活動する市民等を中心に協議体をつくり、地域によってまちまちのニーズを拾いながらサービスや活動をつくっていくことになります。
市民活動をする一人として、私もガンバ!!!
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