2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
●一般会計補正予算で、こんな討論をしました(悩んだ末、反対)
賛否に迷いました。しかし、海南病院へのシャトルバス乗り入れ決定のプロセスに納得がいきませんので、反対の立場で討論します。
反対の理由には、3つあります。
■ひとつめは、市民への公平性の問題です。
津島駅、津島市民病院への乗り入れの了解が、平成24年6月にはされています。その後、愛西市は津島市に一切の働きがけがされていません。これでは、津島市民病院利用者との公平性において問題です。
■ふたつめは、総合病院への乗り入れのニーズ調査が不適切です。
市は、社会福祉協議会のアンケートを流用しています。そのアンケートは、「どんなときにサービスを利用したいですか?」と選択肢が示されているもので、その結果、
1位.病院 2位.買い物 3位.市役所、4位、駅
となっています。
しかし、この議会の答弁の中でもお認めになりましたが、クリニック(かかりつけ医)に行きたい人も「病院に行きたい」と答えている可能性が高いと思われ、決して総合病院に行きたい人の調査ではなく、ニーズ調査としては不適切なデータです。
■3つめは、医療と介護に関する改正が進む中での「総合病院」の役割が変わり、総合病院への乗り入れは、社会の流れに反していないかということ。
クリニック(医院)は、患者に最も身近なかかりつけとして機能しています。一方、総合病院は高度な医療を提供する役割を果たしています。
総合病院の医師の過酷労働環境から、医師の総合病院離職が進んだことや、病院のベッドが満員で本当に緊急時の受け入れができない現状から、総合病院とかかりつけ医の役割が明確になりました。
ですから、紹介状がないと総合病院にかかれない。かかったとしても、すぐにかかりつけ医に戻される。診察も4週間ごとだったのが、6週間ごとになるなど、総合病院では、極力かかりつけ医に戻す努力をしながら病院の維持をしようとしています。
そうした社会的問題がある中で、愛西市は総合病院に乗り入れをし、総合病院に罹ることを推進していいのでしょうか。この海部地域医療圏を守るという視点から考えれば、今回のシャトルバス乗り入れは、ふさわしくないのではないでしょうか。
以上、3点述べましたが、私が考えるこの3点の課題を払拭するような答弁を市側から得られませんでしたので、反対とします。
10月8日(土)のつぶやき
要支援だけでも市町村は悪戦苦闘している。ちょっと安堵
— 吉川みつこ (@yoshikawa325) 2016年10月8日 - 14:25
■東京新聞:軽度者介護保険サービス 「生活援助」維持の方向:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/s/article/2016…
ブログを更新しました。要支援だけでも市町村は事業を作りきれていない。もっともな方向性とは思うが、財務省は納得するのだろうか?~ 「●要介護1.2の人達の生活支援サービス、切り捨てを先送りか?」 goo.gl/vMaOAS
— 吉川みつこ (@yoshikawa325) 2016年10月8日 - 14:49