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▲「食品リサイクル」と「廃棄物処理法」の矛盾

 昨日、愛西市の学校給食残さの違法行為について、中日新聞が報道しました。

 内容としては、悪質業者を取り締まる法律が、良いリサイクルを阻んでいるという内容で、現実に野焼き取締も文化的な行事をしづらくしている。しかし、法律を緩くすると、法の抜け道を狙って不法投棄がやってくる。どこで折り合いをつけるべきかの問題提起の良い記事だと思いました。

■しかし、法遵守の問題は別問題
 
 リサイクルの問題と、法遵守の問題は別問題であり、法を守って行政運営する立場の愛西市が、法を犯していたことはもってのほかだと思う。 
 愛西市は、しばらくの間、費用は増すものの法違反を回避し、八開給食センターの残さ以外は焼却処理となります。(八開は堆肥になっている)

■津島市の学校給食残さは、どうなっているか?

 津島市民の方から、情報が届きました。津島市も焼却でした。今後どうするか、広域で考えるのも一つかもしれません。

~ 以下、津島市教育委員会からの回答 ~

津島市には、小学校8校、中学校4校があります。

小学校8校のうち4校(東・西・南・北の各小学校)は学校の中に調理施設がある単独調理校方式で給食を提供しています。

その他の小学校(神守・蛭間・高台寺・神島田の各小学校)及び4中学校(天王・藤浪・神守・暁の各中学校)は、調理場で調理し、配送する調理場方式で給食を提供しています。

単独調理校方式の学校の残さは、各学校で給食終了後、調理施設に集め、計量し、その後、契約した廃棄物処理業者が運搬を行い、一般廃棄物として焼却場にて焼却処理されています。

調理場方式の学校の残さは、給食終了後、いったん調理場に集め、学校ごとに計量し、その後、単独調理校と同じように一般廃棄物として焼却場にて焼却処理されています。

残さについては、主食・副食とも下記のとおり推移しています。

主食(調理場から配送する受配校の年間残さ量)    (単位:Kg)

年度

中学校

小学校

22

10,111.4

4,469.9

14,581.3

23

9,314.4

3,555.4

12,869.8

24

7,023.9

2,276.3

9,300.2

25

(4月~12月分)

4,408.2

2,187.8

6,596.0

副食(調理場から配送する受配校の年間残さ量)    (単位:Kg)

年度

中学校

小学校


22

12,821.5

6,144.6

18,965.6

23

10,681.3

4,534.3

15,215.6

24

6,864.5

2,744.8

9,609.3

25

(4月~12月分)

4,136.5

2,684.5

6,596.0


■ 愛西市のもう一つの問題は、契約問題!

 この残さ問題は、契約にも問題があると思いました。
 公文書を入手して驚いたのは、「行政運営に関係する者の配偶者」が書類上の契約者になっていたこと。市は、随意契約で仕様書もなく、企画部での契約閲覧の台帳にもない状況で、年間55万円と餌とする残さを渡す契約を長年してきたのは問題だと思います。ここも改善すべきことで、倫理条例からも問題だと思いました。

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2月1日(土)のつぶやき

愛西市の放課後子ども教室が廃止になります。先日、次年度の児童クラブの登録者数の資料を入手しましたが、子ども教室の子供たちは、児童クラブに移行していないようだ。この子供たちは放課後どう過ごすことになるのだろう。

2 件 リツイートされました

今日は、今までつながりのあった方々とお会いすることができました。一緒に汗を流した方々とのご縁は、本当にありがたいと思いました。激励に感謝(^o^)。さあ、今からマイクからの議会報告に行くかな。


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