不安解消

昨年末に入院して胃の腺腫を内視鏡で切除したので胃癌の心配はなくなったのだがその頃からもうひとつ気になることがあった。

声がかすれるのである。

最初の頃は「手術で体力が落ちた為だ」とか「禁煙の反動で声がかすれることがあるらしい」などと解釈して、そのうちに治るだろう、と思っていたのだが一向に治らない。

「喉頭癌かもしれない・・・。」と言う小さな不安が段々と大きくなってきた。

母方の叔父も数年前に喉頭癌で亡くなっているのだ。

昨日、J 医大へ胃の内視鏡検査の結果を聞きに行き、結果は「特に問題なし」であったのだが、その際、主治医に耳鼻咽喉科への紹介状を書いてもらった。

「善は急げ」とばかりに、今日、早速、J 医大の耳鼻咽喉科に行って来た。

土曜日にも拘わらず待たされる事・・2時間余・・・

症状を話すと若い医師が「じゃあ喉の奥を見させてください」と言って、口の中に小さな鏡を入れ、喉の奥を見始めた。

ここまでは「想定内・・・」

次に「鼻から内視鏡のようなものを入れますからね・・・少し我慢してくださいね・・・」と言いながら、あっという間に鼻の穴に麻酔をかけられ内視鏡のようなものを入れられてしまった。

これは「想定外・・・・」(笑)

やっと終わったと思ったら目の前に醜い喉の内部の写真が現れた。

「○○さん・・あなたの喉の写真です。声がかすれる理由として喉頭癌や声帯ポリープが考えられます・・・。」

『ああ・・・・やはり・・・癌か・・・・・・』

「癌の場合は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・声帯ポリープの場合は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

『どっちなんだ・・・・はやく結論を言ってよ・・・ああ・・・俺もとうとう癌なのか・・・これから入院・手術・・・声が出なくなったら会社も辞めなければならないし・・・』

「それで・・・○○さん、あなたの場合は癌も声帯ポリープも全く見当たりません。」

「え？？本当ですか？？先生！！！ああ・・・良かった～～～！！！！」

「ただ年齢から来る老化現象で声がかれるのでしょうね。」

「先生！！！！ありがとうございました！！！！！」

診察費用は2000円ほどであったが何万円払っても満足の行く結果であった。



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次男の青春

『技術にしか変えられない未来がある。

エンジニアにしか味わえない仕事の醍醐味がある。

もしあなたが、○○○○の一員となって、エンジニアとしての大きな夢を実現したいと考えるならば、私たちは幅広い事業フィールドであなたを迎えたいと思う。

世界を変える、時代を変える大志を持とう。

"ASPIRE to be"

エンジニアにしか見ることを許されない夢が、ここにある・・・・・・・・・』


大学３年の時、この巨大企業のパンフレットを見て、「絶対にこの会社に入ってやる。」と決めたそうだ。

そのためには、先ず、大学院に進学しなければ・・・・と、猛烈に勉強したようだ。

中学校では学年で1・2位を争う成績であったのだが、高校に入ってラグビーに熱中し過ぎたのか(笑)・・・・・三浪してやっと大学に合格した「不肖の息子」である。

就職には「年齢制限」と言うものが昔からあって、二浪までは許されるが、それ以上は厳しい・・・というのが世間の相場であったが、そんな私たちの心配を難なく打ち破って、見事に第一志望のこの会社に採用されたのである。

大学院で流体工学を専攻した関係で、ターボチャージャの設計・開発を担当しているそうだ。

理工系の知識など全くない私には、彼に仕事の内容を何度聞いてもチンプンカンプンである。

三人の息子の中では一番、ドジで、型破りで、扱いづらかった(笑)、あの次男坊の眼が、今、まぶしいぐらいに輝いている。


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内視鏡検診

いよいよ今日は胃の内視鏡検診である。

11時半の予約であったが早い目に余裕を持って家を9時前に出発。

案の定、宇都宮線と京浜東北線の遅延の影響を高崎線も受けて、病院に到着したのが予約時間の10分前であった。

予約時間が来て、すぐにでも呼ばれると思っていたのが甘かった。

廊下の椅子で待たされ、室内に呼ばれてからも待たされ、喉の麻酔薬を飲んでベッドに横たわって「楽にしていてくださいね」と看護婦に言われてからも30分ほど待たされたであろうか。

喉の麻酔薬の効き目がなくなるのでは・・・と気を揉んだほどである。

まあそれでも忘れられていたわけではなかったらしい。

若い先生が入って来て「安静剤の注射をしますか？」と聞かれたので「はい。お願いします。」と答える。

注射を打たれるとすぐに眠くなり、苦痛はまったくなかった。

終わってからも30分以上眠っていたであろうか。

足元のふらつきも収まり会計を済ませたのが2時過ぎであった。

今夜は晩酌が出来ない・・・と思うと疲れがドット出てきた。(笑)


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若葉マーク

妻が車の免許を取ってから1年が経過した。

当然、若葉マーク（初心者マーク）は外しても良い事になったのだが、まだ当分は付けていたいと言う。

う～～ん・・・・どうだろうか・・・・？

そもそも、若葉マークとは、それを車に付ける事によってその車の運転者が初心者である事を他の運転者に知らしめ、注意をうながすことを目的とするものであろう。

若葉マークの付いた車に対しては車間距離を充分に取り、優しくいたわってあげましょう・・・と言う事であろう。

ところが・・・現実はどうだろうか？

私の経験からすると、まったく逆なドライバーが多いように見受ける。

若葉マークの付いた車の後ろに付くと、「もっと速く行けよ！！！」と言わんばかりにピタリと後ろにくっ付き、ひどい場合には追い越し禁止車線にもかかわらず平気で追い越していってしまう。

これでは若葉マークを車に付ける事がむしろ逆効果で危険な行為だと言うしかないのである。

もちろん若葉マークの趣旨を充分理解して、親切にしてくれるドライバーも多いのだが、その数を比較すると・・・・う～～ん・・・どっちが多いだろうか・・・？

皆さん・・・どう思われますか？

1年を経過して法的には若葉マークを外しても良いのですが、運転にまだまだ自信の持てない妻は若葉マークを付けておいた方が安全でしょうか？

外したほうが安全でしょうか？


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古代蓮

今日は埼玉県行田市の古代蓮の里に行って来た。

早朝から真夏日を思わせるような暑さであったが、”古代蓮”の花は今が見頃だとあってたくさんの人が来ていた。

７０歳を超えようかと思われるお年寄りの集団が、それこそ本格的な一眼レフカメラと交換レンズ・三脚を持って意気揚々と撮影している姿には驚いた。

「あの人たち・・・年金で買ったのかなあ・・・今のお年よりは良いよなあ・・」と妻に話しかけた。(笑)







私も先日購入したデジカメの試し撮りをしたがズームやマクロ撮影などはなかなか上手くいかない。

それに・・・とにかく暑くて暑くて・・・３０分ほどで切りあげて帰って来た。

午後は妻が仕事に行ったので一人ぼっち。

暑い中をふうふう言いながら芝生を刈った。

スーパーで買ったステーキ牛とビールで今夜は美味しい夕食になりそうだ。

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