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3月25日(水)妻と二人で浦和と大宮のモダン建物を、見て歩きました。
浦和駅と大宮駅の繁華街にあって、車ではどうしても駐車場の確保が難しい為に、これまで後回しになっていた4つのモダン建物を、愛車プリウスではなく、先日開通したばかりの上野東京ラインに乗って行ってきたということです。
浦和コルソ1階のカフェテラスでコーヒーを飲んだ後、最初に行ったのが「埼玉会館」です。
埼玉会館は、昭和天皇のご成婚を記念し、1926年に埼玉女子師範学校敷地内に完成しましたが、その後、老朽化などで取り壊され、1966年に現在の建物が落成しました。
設計者はモダニズム建築の旗手として日本の建築界をリードする前川國男氏です。
埼玉県民に利用される機会は多く、音響家が選ぶ優良ホール100選に選出されています。
また松本清張原作の映画「砂の器」のコンサートシーンのロケ地ともなりました。
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次に行ったのが「埼玉会館」から歩いて数分、玉蔵院のすぐ近くにある「鈴木写真館」です。
大正6年(1917年)創業のお店で、大正モダン漂うレトロな写真館です。
日本資本主義の父といわれる渋沢栄一が、ここの写真館で撮影されたということです。
あとで知ったのですが、この写真館は内部も見学できるそうです。
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浦和の次は大宮です。
駅の東口を出て高島屋の裏手を歩くと仲町2丁目の繁華街に大正13年竣工の「西原小児科医院」がありました。
木造2階建ての洋風建築で、入口には簡単なポーチが付いています。
外壁は、ドイツ下見板張りで、横板と横板との間に目地があり、コーナーには柱型が付いています。
窓は、上げ下げ窓で、現在も木製のものが現役で使われています。
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最後は「大宮区役所入口」交差点を渡って「カモメ通り」を歩くとすぐ右手に「昔からの油屋さん」の看板が掛かったレトロな建物が見えてきました。
「大宮製油合資会社」です。
創業明治39年「油屋さん」と親しまれてきた老舗で、以前は大きな油工場が裏にあったそうです。
現在オリジナル油の製造を自社で行ってはいないが、昔ながらの量り売りは健在だそうです。
瓶を持参すれば180ミリリットル 200円~販売してくれるとのこと。
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