若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

嵐山渓谷(紅葉その4)

2010年11月27日 | ドライブ




11月27日(土)妻と二人で愛車プリウスに乗って、嵐山渓谷の紅葉を見に行ってきました。







東松山から国道254号バイパスを走り、「嵐山渓谷入口」の信号を左折、槻川橋を渡って「嵐山渓谷バーベキュー場」の駐車場に車を停めてのスタートとなります。

のどかな田舎道を初老の夫婦連れが、けっこう沢山それぞれのペースでノンビリと歩いています。







やがて車も進入禁止の遊歩道に入ります。

紀州の熊野古道を連想させるような道です。







冠水橋を渡ると、いよいよ嵐山渓谷の紅葉のオンパレードです。







しばらく行くと、丸太で作った展望台があります。

展望台の横には小さなトイレがあります。







そこから川に沿って遊歩道があり、紅葉の並木道を川を見ながら散策できます。







このあたりは槻川の流れがU字状に折れ曲がり、遊歩道の左も右も渓谷沿いの上にあり、モミジやカエデの紅葉が見事です。







遊歩道のあちらこちらにボランティアの方たちがいて尋ねれば親切な解説をしてくれます。

山の中でこういう方たちがいてくれると安心です。







与謝野晶子の歌碑です。

与謝野晶子は、1939年(昭和14年)末の娘と二人で訪れたそうです。

『槻の川赤柄の傘をさす松の 立ち並びたる山のしののめ』

つばの広い帽子をかぶった晶子の肖像画とともに、歌が石に刻まれています。







歌碑の先は、すすきの原で、箱根の千石原に似た雰囲気ですが、嵐山渓谷はここで行き止まりです。

ハイキングの集団が引き返してきました。







もと来た道を戻ります。

遊歩道から槻川と冠水橋を眼下に見下ろす光景は嵐山渓谷の人気スポットで、たくさんのアマチュアカメラマンがカメラを構えていました。







11月になってから「高津戸峡」「長瀞渓谷」「鎌北湖」「嵐山渓谷」の紅葉狩りにでかけましたが、それぞれに特徴のある紅葉で、深まる秋を大いに堪能できました。



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鎌北湖(紅葉その3)

2010年11月22日 | ドライブ





11月21日(日)妻と二人で愛車プリウスに乗って、入間郡毛呂山町にある「鎌北湖」へ行ってきました。










「鎌北湖」は別名「乙女湖」とも言われ、ヨーロッパなどに見られそうな素敵な湖です。

周囲2km程の山間にある小さな湖ですが、紅葉の季節になると木々が色づき、湖面に映えて非常に美しい湖です。









この紅葉の見事さ・・・もう何も言うことはありません。










こういう時はハイファイセットの「卒業写真」でも口ずさみましょう。(笑)

 

    






  『悲しいことがあると 開く皮の表紙

   卒業写真のあの人は やさしい目をしてる

   町で見かけたとき 何も言えなかった

   卒業写真の面影が そのままだったから』










  『人ごみに流されて 変わってゆく私を

   あなたはときどき 遠くで叱って』











  『話しかけるように 揺れる柳の下を

   通った道さえ今はもう 電車から見るだけ

   あの頃の生き方を あなたは忘れないで

   あなたは私の 青春そのもの』











  『人ごみに流されて 変わってゆく私を

   あなたはときどき 遠くで叱って

   あなたは私の 青春そのもの』











今日は「鎌北湖紅葉まつり」ということで、たくさんの人が訪れ、駐車場はパニック状態でしたが地元の方々のご好意で、出来立てのからみ餅や豚汁をご馳走になり大満足で帰路に着きました。





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長瀞渓谷(紅葉その2)

2010年11月20日 | ドライブ




11月20日(土)妻と二人で愛車プリウスに乗って、長瀞(長瀞峡、長瀞渓谷)へ行って来ました。

我が家から国道17号線及び140号線で1時間半ほどの所ですが長瀞は今回が初めてのドライブでした。







宝登山神社の大鳥居横の駐車場にプリウスを停めて、徒歩で秩父線の長瀞駅へ。

観光案内所で立派なガイドブックをもらってのスタートです。







土産物店が立ち並ぶ「岩たたみ通り」を歩くと、すぐに「岩畳」です。

「岩畳」から見た対岸の「秩父赤壁」の紅葉が見事です。







「岩畳」から「いろは通り」を歩くと「月の石もみじ公園」に到着です。

その名の通り、もみじの名所で、夜には紅葉のライトアップがあるそうです。








上長瀞駅を右に見て「南桜通り」を更に歩くと国道140号線に入り「親鼻橋」を渡ります。

「親鼻橋」から見た長瀞渓谷です。

長瀞ライン下りの出発点であり、「ラフティング」や「カヤック」など、川遊びの楽園だそうです。








川原には「撮り鉄(とりてつ)」の面々がカメラを構えていました。

もうすぐ鉄橋を電車が通りかかるのでしょう。






来ました。

でもシャッターを押しているのは半数ぐらい。

本命の列車は、もう少しあとのようです。








「でも・・本命がいつ来るかも分からないしなあ・・・お腹も空いたし、そろそろ帰ろうか」と妻と話しながら川原を出ようとすると、ライン下りの船が次々に出発してきました。

ライン下りの船に見惚れてシャッターを押し続けていると・・・・・







突然、汽笛の音とともに、鉄橋を蒸気機関車が・・・・・・

うわぁ・・・これこそ日本の原風景だ・・・・私は夢中でデジカメのシャッターを押しました。

この蒸気機関車は「SLパレオエクスプレス」と言って「都心から一番近い蒸気機関車」ということで秩父路を23年間も走り続けているのですが、11月20日の今日は奇しくも1900回目の運転達成記念日であったそうです。







「SLパレオエクスプレス」の興奮が、まだ醒めやまないまま、長瀞駅方面へ元来た道を戻ります。

「県立自然の博物館」前の紅葉です。

いやぁ・・・本当に素晴らしいですね。

これからは毎年、紅葉の季節には長瀞へ来ることに決めました。








妻は「岩だたみ通り」の土産物店で美味しそうなお饅頭を探したのですが、気に入ったものがなかったのでしょうか、夕食のために人参と玉葱だけを買って帰路に着きました。




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高津戸峡(紅葉その1)

2010年11月14日 | ドライブ





11月13日(土)妻と二人で、群馬県みどり市大間々町の「高津戸峡」(たかつどきょう)に紅葉を見に行って来ました。

高津戸峡は足尾山地から流れ出る渡良瀬川の中流に位置する渓谷で、群馬県北西部の吾妻峡とともに「関東の耶馬渓」と称される景勝地です。









パソコンで印刷した散策マップを忘れたので、東武桐生線「赤城駅」でマップをもらってからのスタートとなりました。

最近、忘れ物が多くて困っています。(笑)









赤城駅を北に向かって直進し、わたらせ渓谷鉄道「大間々駅」に差し掛かる手前の信号を右折すると「ながめ公園」に着きます。

高津戸峡の眺めがいいからと、その名が付いた「ながめ公園」。

稲刈りなどの農作業を済ませて、早く「ながめ」に行きたいなあと思わせる、今で言うテーマパークのような行楽地だったそうです。

ここでは「関東菊花大会」が開催されていました。








「ながめ公園」の裏手の赤い橋が「高津戸橋」で、ここからがいよいよ「高津戸峡渓谷」となります。







この「高津戸橋」から「はねたき橋」までの約500mの遊歩道は、高津戸峡の川面に近く、四季折々の美しい自然が満喫できる変化に富んだ散策路となっています。







川底のくぼみに落ち込んだ石が、水流によって回転してできたポットホールや、ゴリラの頭のように見えることから名付けられたゴリラ岩などの奇勝を見ることも出来ます。

これ・・・ゴリラの頭に見えますよね・・・・。(笑)








濃緑色の水面と色鮮やかな紅葉のコントラストが見事です。








「はねたき橋」は、歩行者専用橋で、全長120メートル、全幅3.5メートル。

「水が飛散する様が滝のように見える」ことに由来しているそうです。









「はねたき橋」から下流の「高津戸橋」方面を見たところです。

逆光だったのですが、まさに絶景です。









高津戸峡の渓谷美と紅葉を満喫した私たちは、わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車の発車駅である「大間々駅」に立ち寄りました。

12時16分発、間藤行きの電車が丁度、発車するところでした。

これの1本前の電車が、11時14分発、足尾行き「トロッコわたらせ渓谷号」であったことを、このブログを作成する過程で知りました。

ちょっぴり残念でしたが、素晴らしいドライブでした。




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