山下公園からポーリン橋、人形の家を経てフランス橋を渡ると、港の見える丘公園の入口です。
この一帯は開港当時外国人居留地で、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた場所です。
大佛次郎記念館です。
大佛次郎は横浜で生まれ、そして横浜を最も多く描いた作家です。
代表作には「パリ燃ゆ」「天皇の世紀」「帰郷」「赤穂浪士」などがあり、「鞍馬天狗」の作者としても親しまれてます。
「山手111番館」の裏側です。
ローズガーデンから入る地階部分は「ローズガーデン・えの木てい」という喫茶室になっています。
横浜市イギリス館は、昭和12年に上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として建築された建物です。
広々と開放感のある敷地に建つ建物は鉄筋コンクリート二階建てで、地階を持ち、主屋と付属屋が連結した形になっています。
主屋一階部分に応接室や食堂、サンポーチなどを配し、二階部分に寝室や衣装室などが置かれています。
まるで住宅展示場のモデルルームのようです。
というか現在の日本の住宅がこのイギリス館などをモデルにして発展したのでしょう。
歩き疲れてお腹も空いてきたので、港の見える丘公園をあとにして、横浜中華街で昼食をとることにしました。
天長門を入って関帝廟通りを歩きます。
さて・・・どこの店で食べようか・・・・・
迷っていてもキリがありませんので、横浜市の中田市長が来店されたらしき写真を店の前に飾っている「東園」という店に、「ここならぼったくられないだろうと」(笑)入りました。
700円のランチを食べましたが結構美味しかったですよ。
「東園」のすぐ横が山下町公園です(山下公園ではありません)。
中華街の歴史を語る上で欠くことのできない大切な場所である山下町公園(横浜市中区山下町135番地)が平成18年6月にリニューアルオープンされた際、堂々たる姿を披露した「會芳亭」です。
横浜関帝廟です。
中国の伝統建築工芸をこらした豪華絢爛な廟は横浜中華街の中でもひときわ異彩を放っています。
関帝廟に祀られているのは三国志で有名な関羽だそうです。
今から1800年程前の後漢、三国時代にかけて活躍した武将で、乱れた世を直すために戦い、西暦219年に58才で世を去ったそうです。
中華街大通りはごらんのような人出で、歩くのも窮するほどでした。
最後に善隣門横の「SARIO聘珍茶寮」という店で、月餅を土産に買って横浜をあとにしました。
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