若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

わたらせ渓谷の紅葉

2011年11月25日 | ドライブ




11月20日(日)妻と二人で愛車プリウスに乗って、わたらせ渓谷鉄道の沿線の紅葉を見に行きました。

去年の11月には高津戸峡の紅葉を見に行ったのですが、今回は更に脚を伸ばして草木湖まで行ってみようということになりました。






先ずは「関東の耶馬渓」といわれる高津戸峡からです。

高津戸橋から「はねたき橋」にかけて遊歩道が整備されており、去年は高津戸橋から行ったので今回は「はねたき橋」から歩くことにしました。

写真は「はねたき橋」の上からの眺めです。

遠くに高津戸橋が見えます。







遊歩道から眺めた紅葉は渓谷の美しさと相俟って素晴らしいものです。







高津戸橋は、渡良瀬川の高津戸峡に架かる橋で、群馬県みどり市大間々地区と高津戸地区を結んでいます。

紅葉と橋の赤色と渓谷の濃いグリーンが見事に調和しています。






高津戸峡に別れを告げ大間々駅から国道122号線を草木湖に向かって車を走らせます。

行った日の前日(11月19日)にテレビ朝日で沢口靖子主演の「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官10」が放映されており、わたらせ渓谷鉄道の無人駅での射殺シーンがあったのですが、その駅がとても素晴らしく、妻も「ぜひ見たい!!」ということで、その無人駅である「本宿駅」へ立ち寄りました。

沿道に車が5台ぐらい停められる小さな駐車場があり、そこに車を停めて、駅への狭い階段を降りていきます。

階段の途中にあるのはトイレだけです。







駅に降り立つと、残念なことにイルミネーションの工事中であり、写真だと、ご覧のようにまるでゴミが捨て放題の荒れ果てた無人駅に見えました。

工事が終ったらドラマで見た駅よりももっと綺麗でロマンチックな駅になるのでしょうが・・・・。







それでも本宿駅のホームから見た渡良瀬川の紅葉はご覧の通り、絶景でした。

この駅はぜひもう一度来てみたいですね。







本宿駅から国道122号線を足尾銅山に向かって車を走らせます。

水沼・花輪・小中・神戸と走って草木湖に到着です。







草木湖・草木ダムについては2010年3月15日付ブログを見てください。








わたらせ渓谷の紅葉は素晴らしいのですが、車で行く人にとっては、その紅葉をじっくりと眺められる場所が意外と少ないのが残念です。

車を停める場所が、草木湖周辺と、あまり眺めの良さそうでない「道の駅」ぐらいしかありません。

そういう意味では、やはり、「わたらせ渓谷鐵道」に乗って、ゆったりとお酒でも飲みながら眺めるのが良いのかもしれませんね・・・・・・・。



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青森旅行3-浅虫温泉と青森市内散策

2011年11月07日 | 旅行




いよいよ青森旅行も最終日、10月5日(水)は宿泊先の浅虫温泉と青森市内を歩きました。

平安時代に慈覚大師(円仁)により発見されたこの温泉は、布を織る麻を蒸すためだけに使われていました。

1190年にこの地を訪れた円光大師(法然)が、傷ついた鹿が湯浴みするのを見て村人に入浴をすすめ、それ以来人々に利用されるようになったそうです。

温泉名も麻を蒸すことに由来し、「麻蒸」が転じて「浅虫」になったと言われています。







私たちの泊まった南部屋旅館のすぐそばに竹久夢二(1884~1934)の詩碑がありました。

大正5年、雑誌「新少女」の表紙絵を描いていた夢二は、文通していた青森の少女と逢うため浅虫を訪れ、この碑の近くに滞在したそうです。

この碑には次の2句が刻まれています。

「浅虫の 海の渚に しらじらと 茶碗のかけら ひかる初秋」

「いにしへの 津軽少女の まなざしに あをみるひとの こころかなしも」







浅虫温泉駅前の広場には足湯があります。

もちろん無料で、電車待ちの人々が気軽に利用しているようです。

立て看板には「混浴・・・どうぞご自由にご入浴ください」とありました。(笑)







浅虫温泉駅から青い森鉄道に乗って約20分、青森駅に到着です。

青森駅東口を出てすぐ左側に洒落た建物があります。

2011年1月にオープンした「ねぶたの家 ワ・ラッセ」です。







青森と言えば「ねぶた」ですが、この時期にねぶたを見られる訳もないので、ここへ来れば「ねぶた」がたっぷり見られます。

青森市民の情熱に支えられ、守り育まれてきたねぶた祭の歴史を過去、現在にわたり、人々や街の姿を通して紹介しています。







「ねぶたの家 ワ・ラッセ」から海沿いに歩くと、青森県産りんごのシードル工房と地元のさまざまな食材が楽しめるマルシェの複合施設「A-FACTORY」です。

シードルはりんごを原料にしたヨーロッパ生まれの発泡性果実酒のことです。

あおもりシードルは厳選した青森県産ふじとジョナゴールドだけを贅沢に使用したものだそうです。







「A-FACTORY」は青森のおみやげ・食の一大テーマパークです。

青森ならではの食やおみやげ・特産物のお店が集まっています。

また四季折々のイベントや市場も開催されています。

妻はシードルをはじめ青森の土産はすべてここで買いました。






「A-FACTORY」から海沿いをさらに行くと青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」がその雄姿を現します。

1964年から1988年まで、日本国有鉄道及び北海道旅客鉄道の青函航路に就役していた八甲田丸の船体をほぼ往時のまま利用して展示したものです。

また、青森駅構内から連絡船につづく車両搬入口・引込線も残されています。






八甲田丸の横には平成7年に建立された「津軽海峡冬景色歌謡碑」がありました。

石板は津軽海峡の波をイメージしたデザインとなっており、自動感知センサーによって歌謡碑の前に人が立つと自動的に「津軽海峡冬景色」のメロディーが流れます。








海を見つめながら愛を語り合う「青森ラブリッジ」を歩いていくと、青森の頭文字である「A」をかたどった三角形の外観が特徴の観光物産館「アスパム」に到着です。

ところが、この3日間で私のデジカメの撮影枚数が300枚に達し、とうとう「メモリーが足りません」となってしまいました。(泣)

この後、昼食は古川市場で有名な「のっけ丼」を食べたのですが、これも写真に撮ることができず多少の未練を残しながら新青森15時42分発の「はやて32号」で岐路に着きました。


♪♪ さよならあなた 私は帰ります

♪♪ 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに

♪♪ ああ津軽海峡・冬景色


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