7月21日(月)妻と二人で愛車プリウスに乗って、さいたま市岩槻区、南埼玉郡宮代町及び白岡市の「モダンたてもの」を見て歩きました。
写真は宮代町の「進修館」です。
最初に行ったのが、さいたま市岩槻区の「旧岩槻警察署(岩槻郷土資料館)」です。
岩槻郷土資料館は、昭和5年に建てられた岩槻警察署の旧庁舎を利用した資料館です。
建物内外には、大正時代のレトロな建築様式の名残が随所に残っています。
また、天井の梁や窓などには、アーチ状の造形やアールデコの装飾が施されています。
次に行ったのが岩槻駅のすぐ近くにある「東玉大正館(旧中井銀行岩槻支店)」です。
中井銀行岩槻支店として大正後期に建てられた、煉瓦造り2階建の洋館です。
煉瓦タイルの壁が目印です。
現在は「人形の東玉」の展示スペースとして利用されています。
岩槻駅前の「日本海庄や」で海鮮丼の昼食を食べ、ドトールで珈琲を飲んだ後、宮代町へ。
「進修館」は、象設計集団によって設計された変わった形のコミュニティセンターです。
外観も内観もとにかく変わっています。
その奇抜さを活かして今ではコスプレイベントの会場としても使用されていてその道の方達の間では有名らしいです。
「進修館」の目と鼻の先にある「宮代町立笠原小学校」も象設計集団によって設計されたものです。
校舎に一歩足を踏み入れてびっくりです。
広い芝生の庭、瓦葺の屋根、光が溢れる開放的な空間のあるユニークな建築として全国的に有名で 「のびのびとはだしで過ごせる学校」としての伝統も引き継いでいるそうです。
小学校の校長と、町民と、設計者のコンセプトが一致して初めて出来た素晴らしい建物と言えます。
今日の「見て歩き」の最後は「白岡市立大山民俗資料館(旧白岡町立大山小学校)」です。
昭和12年に建設された素朴な木造校舎です。
下見板 張り壁と漆喰壁のコントラストが美しく、裏の田んぼ に映る影がどことなく懐かしい風景です。
白岡市の民俗・歴史資料・考古資料を約500点、展示・公開しています。