若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

プリウスのセンタートレイ専用ドリンクホルダー&トレイ

2010年03月28日 | 生活




我がプリウスにはコンソールボックスの下部に「フロントコンソールトレイ」という収納スペースがあります。

パンフレットの写真には婦人用の小さなバッグが置かれていますが、もう一つピンときません。

ボールのような軽いものを載せると走行中に飛び出してブレーキの下にでも入ったら命取りですし道路地図などを乗せるには狭すぎます。

結局、今までは何も置かないデッドスペースとなっていました。

(この写真は商品カタログから拝借しました)









インターネットでたまたま見たのが、カーメイトで3月16日に発売された「プリウストレイ」(1290円)です。

間仕切りがないフロントコンソールトレイにはめ込むだけで、ドリンクホルダーと小物入れを作るトレイという代物ものです。

(この写真も商品カタログから拝借しました)







我がプリウスは燃費性能のみを追求したLグレードのため、カップホルダーは1つしかありません。

ところがドライブは常に妻と一緒なので車内でコーヒーを飲むとき、非常に不便な思いをしていました。

かと言って、エアコンの吹出口にぶら下げるようなカップホルダーはうっとうしいし・・・

迷わず、この製品に飛びつきました。

(この写真も商品カタログから拝借しました)








今日(3月28日)、川越までドライブに行ったついでに東松山のイエローハットへ立ち寄り、この製品を探しましたが見当たりません。

店の人に調べてもらうと、「発売当初なので大型店でないと売っていません、このあたりでは嵐山店に2個残っているので電話を入れておきますから、すぐに行ってください。」と言われたので嵐山店に直行、めでたく手にいれることが出来ました。

老婆心ながら一言・・・・元のマットを外して設置する必要があります。

マットを外さないと少しズレが生じて前後に動きます。

(この写真は私のプリウスの写真です。)




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わたらせ渓谷鐵道ドライブ

2010年03月25日 | ドライブ




振替休日の3月22日(月)妻と二人で「わたらせ渓谷鐵道」沿線をドライブしてきました。

「わたらせ渓谷鐵道」は旧国鉄足尾線で、群馬県の桐生駅から栃木県の間藤(まとう)駅までの44.1kmを結んでいます。

最初に愛車プリウスを止めて歩いたのが花輪(はなわ)駅です。

駅のすぐそばの旧花輪小学校は、明治6年5月に開校した歴史ある小学校です。

現在の木造校舎は、日本鋼管の創立者である今泉嘉一郎の寄付により建てられました。

平成13年11月に登録有形文化財の指定を受け、映画・テレビのロケなどで大変人気のある観光スポットとなっています。。









タイミング良く花輪駅に電車が到着しました。

わ89-201 愛称「くろび」という、わたらせ渓谷鐵道開業時に用意された軽快気動車です。








次に車を止めたのが神戸(ごうど)駅です。

神戸駅の名所は、元東武鉄道の特急DRC1720系を利用した、「レストラン清流」です。

ここの名物は舞茸ごはん定食で、けっこう美味しいという話です。








神戸駅からプリウスをさらに走らすと、草木湖(くさきこ)に到着です。

草木湖は昭和52年、渡良瀬川の上流に完成した草木ダムが形成する多目的利用の人造湖です。

緑の山々に包まれた風光明媚な湖畔には、ドライブイン・富弘美術館・国民宿舎(サンレーク草木)などがつくられ、観光地化が一層進んでいます。

平成17年には、「ダム湖百選」に選ばれました。








渓谷鐡道沿いに、沢入(そうり)・原向(はらむこう)を過ぎると、いよいよ足尾銅山に到着です。

通洞橋(つうどうばし)のたもとに「足尾銅山観光」がありました。









「足尾銅山観光」の駐車場に車を止めて、まずは昼食です。

家から持ってきたおにぎりを車内で頬ばりました。

う~~ん・・・外で食べると何でも美味しいですね(笑)

昼食後、観光トロッコに乗り込みました。









「足尾銅山観光」は1980年(昭和55年)、400年続いた銅山の閉山を機に、その内部を開放し、足尾銅山の再現をはかって始められた国内最大の坑内観光です。









この坑内観光を見学すると、足尾銅山の歴史や内容ばかりでなく鉱山のもつしくみをよく知ることができます。

薄暗い坑内は人形を使って、年代ごとに紹介されています。

人形とは思えないほどの迫力です。








「足尾銅山観光」の見学を終えてからは、足尾町を観光案内マップに従って車を走らせました。

わたらせ渓谷鐵道の「通洞駅」「足尾駅」を見て、「古河掛水(かけみず)倶楽部」へ行きました。

「古河掛水倶楽部」は約100年前に銅山の迎賓館として建設され、現在も古河機械金属㈱の福利厚生施設として現役で活躍しています。

このドライブでは一番見たかった所ですが残念ながら3月一杯は冬季休館日となっており中には入れませんでした。









わたらせ渓谷鐡道の終点「間藤(まとう)駅」を見て、「古河橋」へ。

明治17年に直利橋(なおりばし)製錬分工場が開設されたことに伴い、木造の直利橋が架設されました。

明治20年の松木の大火により焼失しましたが、明治23年に鉄製の橋に架け替えられ、このとき名称が「古河橋」になったそうです。

架橋以来、当時のまま現存する極めて貴重な道路用鉄橋です。

「古河橋」の向こうに、我がプリウスの勇姿が見えます。(笑)







「古河橋」より足尾銅山の製錬所跡を望みます。

銅の産出量の増加に対応するため、明治17年に直利橋製錬分工場として開設されました。

当時の先端技術を導入し、生産量が飛躍的に増加しましたが、同時に亜硫酸ガスの排出によって煙害問題も発生しました。

その後、煙害克服のための技術改良が続けられ、昭和31年に亜硫酸ガスの完全回収に成功したそうです。








プリウスは更に足を伸ばして「銅(あかがね)親水公園」へ。

この公園は足尾町北部にある足尾砂防ダムの下に“荒廃した山々に緑と潤いを取り戻そう”ということを目的として、国・県・町の共同事業により、平成8年に完成した公園です。

独特の荒廃裸地化された松木渓谷が眺められます。

う~ん・・・何か・・・考えさせられる景観でした。




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富岡製糸場から妙義山へ

2010年03月18日 | ドライブ




3月13日(土)妻と二人で愛車プリウスに乗って群馬県富岡市までドライブに行って来ました。

富岡市と言えば、何といっても「富岡製糸場」が有名です。

ユネスコ世界遺産暫定リストに記載された日本で最初の官営工場です。

近代日本を象徴する建造物として百数十年の時を経た今も圧倒的な存在感で訪れる人を魅了しています。









繰糸場、東繭倉庫、西繭倉庫、事務棟、ブリューナ館などの主要建物があり、明治時代にタイムスリップしたかのような風景を見ることができます。

特に東・西繭倉庫は長さ104.4m幅12.3mの木骨レンガ造りの美しい建物です。

(写真は西繭倉庫)









繰糸場(そうしじょう)内部です。

蚕の繭から生糸を作るための作業場所です。

ここで多くの工女が日々作業をしていました。

繰糸場の中に入ると、通路の両側にあるカバーのかかった機械が目にとまります。

これは昭和40年代から操業停止まで使っていた自動繰糸機。

繰糸場が創業した時はフランス式の機械が入っていたとのことです。









私たちの前に突然、明治時代の衣装を着た沢山の人々が現れました。

「何ですか? あの人たちは・・・」と場内の人に聞くと、

「今日はテレビ撮影が行われていて、あの人たちはエキストラですよ」とのことでした。









富岡製糸場の見学を終えると12時近かったので、上信電鉄線・東富岡駅近くのデニーズで昼食。

昼食後、国道254号バイパスを一ノ宮方面に走り、貫前(ぬきさき)神社に向かいました。

総門近くの駐車場から見た上野国一ノ宮の街並は、まさに絶景でした。









参道を下った低地に社殿がある全国的に珍しい構造で、本殿・拝殿・楼門は寛永12年3代将軍徳川家光の再建、5代将軍綱吉による大がかりな修理を経て今日に至ります。

本殿・拝殿・楼門は国指定重要文化財です。









拝殿は細部にわたって極彩色の文様や透かし彫りが施され天井には百草が描かれています。

千年余を経た古木に包まれ、あたりは荘厳な空気が漂います。

本殿はあいにく工事中でしたが周辺の静寂に耳を傾けると歴史の足音が聞こえてくるようです。









貫前神社に別れを告げて私たちは県道47号を妙義山に向かって車を走らせました。

妙義山は標高1,104mの山で、赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられています。

急勾配の斜面と尖った姿が特徴的で日本三大奇勝の一つであり、日本百景にも選定されています。









愛車プリウスが妙義山に近づくと、突然、急勾配の登り坂になってきました。

少し不安を感じながらも走り続けると、意外に早く妙義神社に到着したのでホッとしました。

近くにある「道の駅みょうぎ」に車を止めて徒歩で参道へ。










この参道が急坂で、運動不足の私には、かなりきつく感じるものでした。

それでも参道の階段の先にある銅製の大鳥居は歴史を感じる素晴らしいものでした。









妙義山の主峰、白雲山の中腹にある妙義神社。

創建は約1500年前と言われており、日本武尊をはじめ名だたる神々が祀られています。

近年は、たびたび大河ドラマのロケ地として使用されており、2005年の「義経」における鞍馬寺、2009年の「天地人」における雲洞庵のシーン撮影は、当社で行われたそうです。




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行田市の古代蓮コースを歩く

2010年03月07日 | ウォーキング




2月28日(日)雨上がりの午後、妻と二人で行田市内を歩きました。

行田市教育委員会が作成した「行田市ウォーキングマップ」の「2.古代蓮コース」10キロを3時間かけて

歩きました。

さきたま古墳公園からのスタートとなります。

「さきたま古墳群」は、大型古墳が集中していることで全国的に有名で、昭和13年8月に国の史跡として指定を受け、「さきたま風土記の丘」として整備、活用されてきました。

中でも丸墓山古墳は日本一の円墳といわれています。

(さきたま古墳公園へは、JR吹上駅から朝日バス佐間経由行田車庫行「産業道路」下車徒歩15分)








さきたま古墳公園から田圃の中を旧忍川に沿って2.6キロほど歩くと「古代蓮の里」に到着です。

ふるさと創生事業 の一環として行田市の天然記念物に指定されている “古代蓮”をシンボルとする公園を、古代蓮の自生する付近に「古代蓮の里」として整備されました。

6月下旬から8月上旬のハスの開花期には多くの人々が訪れます。










「古代蓮の里」から1キロほど歩くと成就院の三重塔が見えてきます。

この三重塔は、享保14年(1729年)に建立されたもので、昭和56・57年に解体復原工事を実施し、現在に至っています。

この塔は一地方寺院が地方大工の手で建立した特殊な塔で、その一辺も僅か2.24m、高さ10mというかわいい塔です。

とにかく手馴れた宮大工なら考えもつかない手法を用いて、それなりにうまく消化して、一つのまとまった形態に仕上げているようです。

江戸時代の三重塔は埼玉県内には3基のみで大変貴重なものだそうです。









成就院から田圃の中を歩いて行田市の工業団地に入って行くと、「八幡山古墳」が見えてきました。

八幡山古墳は、さきたま古墳群とは別の若小玉古墳群内にある直径80メートルの円墳で、7世紀頃に築造されたそうです。

昭和初期に、小針沼埋め立てのために土がはぎとられ、石室のみが露出し、まるで石舞台のような外観となっています。









藤原工業団地を更に進むと、「地蔵塚古墳」に到着です。

石室に北武蔵唯一の線刻画が、左壁・右壁及び奥壁に、描かれており、烏帽子を被った人物、馬、水鳥、家と思われるものが確認できるそうです。

石室は壁画保護のため施錠されていますが、埼玉県立歴史と民俗の博物館に複製が展示されています。








地蔵塚古墳から、近くのヤオコー藤原店で夕食の買い物をして、マップ通りに「八坂公園」へ。









更に「富士見公園」を経て、出発地点の「さきたま古墳公園」に戻りました。

所要時間はマップ通り、3時間でした。

時計を見ると夕方の5時、心地よい疲労感と多少の空腹感を覚えながら帰路に着きました。




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