若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

茨城県笠間市に遊ぶ

2017年09月12日 | ドライブ



9月8日(金)妻と二人で茨城県笠間市までドライブに行って来ました。

妻が、数週間前にテレビの天気予報に出てきた笠間市の「石切山脈」がとても素敵だった、と言うので、我が家から2時間半ほどの石切山脈まで愛車プリウスを走らせた次第です。



入口の事務所で声をかけると、社員の方が非常に丁寧に案内してくれました。

広大な敷地の一角に展望台が有ります。

70年かけて稲田石を切り出してきた場所は、高さ70メートルもの垂直の壁になっています。

展望台から見下ろすと、大きな池があり、緑色の水面が神秘的で、この景色を見るだけでも、来た甲斐がありました。



すぐそばの原場には各種催し物で製作展示された石のモニュメントが保存展示されています。

茨城県笠間市稲田で採れる花崗岩は、その白い美しさゆえに稲田白御影石と呼ばれ、国会議事堂、最高裁判所、日本橋の橋げた、三越本店など、また全国の神社仏閣の境内の石畳などに利用されているそうです。



折角笠間まで来たのだから「笠間稲荷神社」にも行ってみよう、ということで、神社近くの駐車場に車を停めました。

笠間稲荷神社は日本三大神社の一つで、五穀豊穣、商売繁盛の神として古くから厚く信仰され、関東はもとより日本各地から年間350万人の参拝客が訪れます。

2010年秋に一部が落下し、再建中だった笠間稲荷神社の大鳥居は2016年に完成しました。

以前の大鳥居は笠間市で採掘される稲田石を使用していましたが、鉄製に変更され、拝殿の色と同じ「笠間朱色」で塗装されました。



大鳥居をくぐり桜門に進みます。

桜門は「萬世泰平門」と言い、重層入母屋造で昭和36年に竣工の建物です。

扁額は当時の神宮祭主、北白川房子様の御染筆によるものです。



桜門から拝殿(写真)へと続き、拝殿の奥には江戸末期の建築で国の重要文化財に指定されている御本殿が鎮座しています。

なお、歌手の故・坂本九さんは幼少期の不思議な体験から、この神社を篤く信仰するようになり、自身の結婚式もこの笠間稲荷神社で執り行ったそうです。



石切山脈へ来る途中、国道50号左手に気になる寺院がありましたので笠間稲荷神社からの帰路、そこに立ち寄ることにしました。

「稲田禅房 西念寺」です。

稲田御坊の名で親しまれている稲田禅房西念寺は浄土真宗発祥の地です。

親鸞聖人が恵信尼公とともに約20年の間お住まいになり、聖典『教行信証』のご執筆を進められつつ、関東一円へのご布教にあたられた「稲田の草庵」がありました。



天保14(1843)年、当山第23世の良栄により建立された「太鼓堂」です。

堂内にある直径約84cmの太鼓は、法要の開催などを近在の人々へ伝える際に使用されました。



昼なお暗い参道をふみ、茅葺きの山門をくぐれば、境内には樹齢800年の巨木が茂り、「峨々たる岳山あり…数千万億の有情群衆せり」と聖人が夢見られた山々の稜線は、比叡の峰を彷彿させます。

 

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1 コメント

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Unknown (薫子)
2017-09-12 19:59:13
 こんにちは、初めてのコメントです。これからの季節出かけるのが楽しみですね。
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