行田といえば「足袋」である。
その足袋を保管しておくために建てられた蔵を「足袋蔵」と言い、江戸後期から昭和30年頃まで約100年間に渡って建てられたそうである。
そのため土蔵だけでなく、石蔵、レンガ蔵、コンクリート蔵、モルタル蔵、木造倉庫などさまざまな蔵が見られる。
「足袋蔵」はまちの中心部に70棟余りあり、そのほとんどが裏通りに面し点在している。
これらの「足袋蔵」を写真に撮らなくては・・・と思い、デジカメとマップを持って我が家を出た。
なるほど、石蔵、レンガ蔵、木造蔵などが裏通りの古い街並みに点在している。
「足袋蔵」以外にも古い建物が多くある。
「彩々亭」は、大正時代に足袋産業で富を築き、国会議員にまで昇りつめた荒井八郎氏が贅をつくして建てた「足袋御殿」を懐石料理店として復元修正したものである。
「武蔵野銀行行田支店」は戦前の行田を代表する昭和9年建設の本格的銀行建物である。
「十万石ふくさや行田本店」は明治14年建設の店蔵である。
「横田酒造」は文化2年創業の酒蔵である。
田山花袋の「田舎教師」ゆかりの銭湯や
川魚料理店「満る岡」などなど・・・
2時間ほど歩いただけで私のデジカメは満杯になってしまった。
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