若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

東海道ー品川宿を歩く

2009年03月21日 | 電車でおでかけ




3連休の中日(21日)妻と二人で品川に行きました。

品川駅は新幹線も停まり、港南口はごらんのようにニューヨークのマンハッタンのビジネス街を思わせます。







そんなオフィス街を抜けると突然、旧東海道ー品川宿が現れました。

品川宿は京浜急行の北品川駅から青物横丁駅にかけての商店街です。

第一京浜国道から分かれて、立体交差しているJR東海道本線の上の八つ山橋を渡り、京浜急行の踏み切りを渡ると、今までの雰囲気と全く違う商店街に入ります。







これが東海道?・・・と思わせるような道幅の狭さです。

それに車も一方通行になっています。

でも・・・なるほどなあ・・・と思わせる商店街です。







「丸屋」という有名な履物店です。

丸屋は東海道品川宿で慶應元年の創業時より、下駄や草履の専門店として営業しています。

とても昭和なたたずまいですね・・・。







「丸屋」の前に「一心寺」というお寺がありました。

一心寺は山村一心により安政2年(1855)に開かれた真言宗のお寺です。

成田山分身の不動明王を本尊とし、昔から延命・商売の守りとして伝えられているそうです。







目黒川にさしかかり鎮守橋から荏原神社を見たところです。

品川には天王社が二つあり、品川神社は「北の天王」、荏原神社は「南の天王」と呼ばれています。








この辺りは江戸の昔、「東海道五十三次の一宿」として、上り下りの旅人で大変にぎわいました。

また、海が近く漁業もさかんなところでした。

今でも神社仏閣が多く、当時の面影がしのばれます。

「品川橋」は、旧東海道の北品川宿と南品川宿の境を流れる目黒川に架けられ江戸時代には「境橋」と呼ばれていたそうです。






有名な松岡畳店です。

大正4年に建てられたそうです。

今も現役の畳屋さんです。

建物右脇の木製の長いすは、お休み処として誰でも自由に休憩できます。








品川宿には神社仏閣が密集しています。

品川寺(ほんせんじ)は、京浜急行の青物横丁駅の前にあります。

品川寺の歴史は古く、大同年間(806年~810年)に開創された品川で最も古いお寺だそうです。








路地裏をのぞいて見ました。

綺麗に手入れのされた素敵な路地裏ですね。







旧東海道をさらに歩き、京浜急行の鮫洲駅付近からはこの勝島運河に平行した道となります。

運河沿いの道に出てみると、昔の街道沿いの面影を感じられます。

以前、旧東海道は文字通り海岸沿いの道であったのですが、今では街道筋からは海は全く見ることが出来ません。







お腹も空いてきたので妻と相談してこの店で昼食を食べました。

昔ながらのラーメンやソース焼きそば・・・懐かしい味でした。

店は非常に繁盛していました。

お腹も満腹になり、もう、かれこれ3時間余り歩いたので、「今日はここまで・・」と二人で話し合って帰路に着きました。



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