若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

伊豆半島を旅するーその1-東海岸

2013年11月30日 | 旅行


11月27日(水)から28日(木)まで妻と二人で愛車プリウスに乗って伊豆半島へ1泊2日の旅に出かけました。

国道407号→16号→246号→129号→1号と走り小田原から135号をひたすら走ると熱海に到着です。

熱海親水公園の有料駐車場に車を預けました。



親水公園は、「南欧コートダジュール」をイメージした「スカイデッキ」(平成8年度完成)と「北イタリアのサンレモ・リヴェラ海岸」をイメージした「レインボーデッキ」(平成11年度完成)とで構成されています。



尾崎紅葉の名作「金色夜叉」でおなじみの「お宮の松」です。

そばには「終編金色夜叉」を執筆した門人小栗風葉の自作自筆による“宮に似たうしろ姿や春の月”と刻まれた記念碑が建てられています。



高等中学校の学生の間貫一(はざま かんいち)の許婚であるお宮(鴫沢宮、しぎさわ みや)は、結婚を間近にして、富豪の富山唯継のところへ嫁ぐ。

それに激怒した貫一は、熱海で宮を問い詰めるが、宮は本心を明かさない。

貫一は宮を蹴り飛ばし、復讐のために、高利貸しになる・・・・。

と言う話ですが、それにしても・・・うら若き女性を下駄で蹴り飛ばすなんて・・・・(笑)



1時間ほど親水公園を散策したあと再び国道135号を南下すると「道の駅伊東マリンタウン」に到着です。

名前の通り道の駅とは思えないカラフルな建物で、3つの棟からなる建物には、伊豆の特産品やさまざまな味を楽しめるショップ&レストラン「オーシャンバザール」、海を見ながら天然温泉を満喫できる「シーサイドスパ」、などそれぞれに個性あふれるスポットを兼ね備えた複合型観光施設となっています。

全国の道の駅の中から「伊東マリンタウン」が「楽しめちゃう道の駅」第一位に選ばれたそうです。



伊東の温泉街を通り抜け国道135号を更に南下します。

だいぶ日も暮れて来ましたが城ヶ崎海岸だけは見ておきたかったのです。

駐車場のすぐ横にあるこの食事処は「ぼら納屋」と言います。

寛永三年、紀伊家により建築されたもので、紀州より伝わった、ぼら漁を操業するため、ぼらが回遊する春秋に村人が船や網の手入れをしながら住み込んだ漁師小屋だそうです。

ここで獲られたボラは遠く江戸城にも送られ、将軍家光公の食膳に供されたと伝えられます。



駐車場から遊歩道を歩いて行くと有名な「門脇吊橋」に到着することができました。

この吊り橋は日本でもトップクラスの人気を誇り、サスペンスドラマの撮影なんかでもよく使われるそうです。



吊り橋を渡ると「門脇崎灯台」ですが午後4時を少し過ぎていたので入り口は閉められていました。

「門脇崎灯台」は、昭和35年3月に建設されましたが平成7年に展望台付きの灯台に改築されたそうで、 展望台からは、遠く伊豆七島や天城連山の峰々を望むことができるそうです。



吊り橋から眺めた城ヶ崎海岸です。

まさに絶景です。



以上で今日の予定コースは終わったので、再び国道135号を走り、宿泊先である今井浜温泉の「今井荘」にチェックインしました。

さすがに今井荘は料理もサービスも素晴らしいものでした。