たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

月組『I AM FROM AUSTRIA』大劇場千穐楽LV_心があったかくなりました

2019年11月11日 23時20分13秒 | 宝塚
 月組『エリザベート』『夢現無双』の観劇日記もまだもう少し書きたいところですが、台風でバスツアーが中止になった『I AM FROM AUSTRIA』大劇場千穐楽ライブビューイングを観劇してきました。幕が上がると銀橋のライトに照らされたオケピットの上垣先生が大画面に映った臨場感、いいですね。映像を上手く使いながら、舞台装置も衣装もザッハトルテ?ケーキ?みたいな雰囲気で、群舞のダンスシーンも多く月組生全員が端から端まで出そろいそれぞれの役目があり、基本コメディなのかな、楽しい舞台でした。ぎすぎすした脳みそがほぐれ、心があったかくなりました。たまきち(珠城りょうさん)は、ウィーンの老舗ホテルの御曹司時ジョージ。おぼっちゃま。穏やかで優しく生真面目で正直で包容力のある現代の青年がよく似合いますね。青柳さんもよかったですが西洋ものだとなおさらそのよさがひきたつのかな。人知れずボランティア活動をしている正義感に全く嫌味なく真っ直ぐさがそのまま伝わってくるところがたまきちならでは。Vネックのセーターやチョコレート色をサラッと着こなして似合うところもたまきちならでは。二幕の「エマじゃなきゃダメなんだ!」っていう場面にたまきちの役者としての神髄があると思いました。
 
 美園さくらちゃんがたまきちの包容力に守られて、あったかい懐に思いっきり飛び込んで生き生き、のびのびとハリウッド女優をエマを生きている感じが爽快で気持ちよかったです。技術的なことはよくわかりませんが歌も安定していたと思います。フィナーレのデュエットダンスでは体の柔らかさに圧倒されました。細すぎるのがちょっと心配ですが出番も多く、どの場面も元気いっぱい。二幕でエマの操縦するヘリコプターの助手席にジョージが乗り故郷のアルプスの山々を眺める場面に現代を感じました。スマホ、SNSがキーとなり、個人情報漏洩とコンプライアンス違反がというワードが出てくるところも現代劇。音楽はどこか懐かしさのある心地よいメロディーで古くて新しい、誰もが楽しめる仕上がり。さくらちゃん、歌う場面がふんだんにありましたが、エマが物語の中で成長していく過程を丁寧に歌っていてよかったと思います。『夢現無双』のお通で面白い伸びしろがあると感じましたが期待を上回ってくれて嬉しい。トップ娘役が堂々と楽しそうに演じている舞台は全体が安定。安心して楽しめました。

 エマを思いのままに操ろうとするマネージャー、リチャードの月城かなとさん、無事な舞台復帰、心からお帰りなさい。最後に組長の光月るうさんが、休演者なく全員で千穐楽を迎えることができてほんとうによかったと挨拶されていましたがこうして無事に千穐楽を迎えられることは当たり前ではなく奇跡なのだと星組の前楽中止のあとであらためて思います。月城さん、美しいお顔立ちでいやらしいリチャードを突き抜けてくれてジョージの敵役として申し分なく、これまた爽快でした。

 ジョージのパパは花組から里帰りした鳳月杏さん、おひげつけてダンディなイケオジぶり、前作では美脚を披露していたとは思えない役柄の振り幅、大画面で美しい顔立ちと長い足がより引き立ちました。笑いを取る間がお見事。奥さんに頭があがらず言いなりだけど実はこっそりジョージを応援しているし、奥さんにサプライズを用意しているあたりのいいパパぶりが申し分なかったです。旦那さんにガミガミいってばかりで気がついたらホテルのことで頭がいっぱいになって余裕がなくなっていたジョージのママ、ロミーは海乃美月さん。美脚を披露して踊る場面もあり、無事な舞台復帰。「だれがパッパラパーのばかだって!?」って旦那さんにいう場面が個人的にはツボでした。

 光月るうさんのあやしげなホテルのコンシェルジュ、エルフィー。まだ新人公演の学年とは思えない、ホテルのフロント係フェリックスは風間柚乃さん、エマがお忍びでホテルに滞在することをツィートしてしまうというお騒がせキャラですが憎めないキャラクターで存在感たっぷり。個性的なキャラクターが舞台せましと揃っていて楽しく、そしてちょっぴり沁みる舞台でした。

「故郷ふるさとは甘き調べ」という副題がついていますが、多民族が暮らすオーストラリア、ひろくヨーロッパ、そしてアメリカで暮らす人々にとってふるさとは国なのかなって思いました。自分のルーツに立ち返ることで素直な心を取り戻していったエマの成長とエマに心を寄せていくジョージの成長物語。一か月後に東京で観劇するのが楽しみになりました。

 2019年は1869年に日本とオーストラリア・ハンガー二重君主国の間で通商航海条約が結ばれてから150年を迎えるとのこと。『エリザベート』の中に、ハンガーの独立を抑えきれず、オーストラリア・ハンガー二重帝国が成立、フランツ・ヨーゼフ1世が国王に、シシィが王妃になり戴冠式を迎える場面があります。1867年のことでした。2009年の『THEハプスブルク』展では、明治天皇からフランツに贈られたという絵巻物が里帰り展示されていました。あと一カ月でもう少し予習と復習できるといいかな。

 退団者は三名、去年の春星組公演で初舞台をふんだ椿ここちゃん、もう退団するのか、2年目、3年目、4年目の退団者がぼちぼちで出てきている、それだけ舞台に立ち続けるということはきびしいことなんだろうなとあらためて思いました。『夢現無双』で朱実が印象的だった叶羽時(このはとき)ちゃん、たまきちも「退団は惜しい」っていうことばを贈っていましたがもったいないなあ。陽海(ひうみ)ありさちゃんもこれからでは、思いましたが、それぞれ納得できているのかな。たまきちはぞれぞれに東京の千穐楽まで娘役を楽しんでほしい、極めてほしい、下級生にも伝えていってほしいとことばをかけていたのはさすがでございました。

 この舞台に長く立ち続ける、ほんとにすごいことです、一回一回奇跡の出会い、これからも大切にみたいと思う次第です。

 明日は電話当番、映画館に行くまでの電車の中で勉強しました。またげんじつ・・・。
 



2009年『THEハプスブルク』より-《11歳の女帝マリア・テレジア》

2019年11月10日 20時19分24秒 | 美術館めぐり
 2009年9月25日から12月14日まで六本木の国立新美術館で開催されました。『エリザベート』が宝塚で1996年に初演、東宝で2000年に初演されていたので盛り上がりました。音声ガイドはルキーニ役をシングルキャストで長く務めた高嶋政宏さんでした。ようやく分厚い本を読みながら少しずつ振り返り。

「アンドレアス・メラー《11歳の女帝マリア・テレジア》

1727年 油彩 カンヴァス ウィーン美術史美術館蔵

神聖ローマ皇帝カール6世の長女として生まれたマリア・テレジア(1717‐1780)。
彼には男子の跡継ぎがなかったため、娘に皇位継承を規定。マリア・テレジアはオーストリア唯一の女性君主となり、帝国のために尽力、国母と謳われた。この肖像画はインスブルック郊外アンブラス城に展示されている。」


「最愛の夫フランツ・シュテファンとの二人三脚の日々

 「結婚が神による結びつき」であるとして、その絆を一生守り通すことを、マリア・テレジアは結婚式の執り行われる四日前に、相手のフランツ・シュテファンに心を込めて書き送っている。時に、テレジア18歳。王家では政略結婚が普通のこの時代には珍しく、恋愛結婚であった。それも彼女のほうがより一途に思いつめていた節がある。

 互いの父が従妹同士であり、フランツ・シュテファンが15歳の時、教育を受けることも兼ね、親戚であるハプスブルク家へやって来た時には彼女はまだ6歳であった。彼のほうはテレジアの父カール六世と、狩猟好き面で非常に気が合ったようだ。そしてテレジアが12歳の時に彼が故郷へ戻ってしまってから、どうも思慕が募っていったらしい。(続く)」


(家庭画報特別編集『ハプスブルク家美の遺産を旅する』より)

 









別冊家庭画報 家庭画報特別編集 ~「THEハプスブルク展」 公式MOOK~ハプスブルク家「美の遺産」を旅する
写真=南川三治郎
世界文化社





懐かしい恩師のことばにふれる(2)

2019年11月10日 19時23分44秒 | 祈り
 家に残したままだった古い年賀状を整理していて再会した小学校一年生の時の担任の先生からの手紙。内弁慶で人見知りが激しくて外に出るとなにも話せない子どもでした。クラスの中でもほとんど意思表示らしきことをできなかった記憶があります。クラスで記念写真を撮る時ぎゅうぎゅうで隣に並んだ子との間に腕をいれる隙間がなくなってしまいましたがそれを言葉にすることができず、左腕だったかな、はみだしたまま写真におさまりました。その写真、家の床の間に収納されているアルバムにまだあるはずです。そろそろお別れしていきたいと思っています。

 
「年がじょうをいただいてありがとう、二年生はがんばりましたね。
 あと三カ月をすぎると三年生ですね、うんとがんばってくださいね。
 かわいいたんぽぽさんのかおをみることが先生はだいすきです。」

 昭和45年1月6日消印の年賀状でした。わたし、毎年年賀状を送ったほか、お手紙も出していたようです。先生にすればしんどいことだったと思いますが、必ず返信をくださっていたようです。


「たんぽぽさん、お手紙をありがとうございました。
 六月になりましたね、あついあつい夏もすぐくることでしょう。
 プールにはいれるのもきっともうじきでしょうね。
 たんぽぽさんが自転車にのれるようになるのも、もうじきでしょうね。
 そうそう、たんじょうび会でたのしかったね、私のたんじょう日はまだまだです。
 10月12日がたんじょう日です。
 夏になったら一どすずしい○○のこうえんへつれていってあげましょうね。
 山のうらに「ごごくじんじゃ」というところがあります。
 大木でかこまれた、とてもすずしいところです。たのしみにしてね」

 昭和47年6月2日消印のはがき。この公園行きは実現しなかったと思います。こんなわたしに優しかった先生、会いたいなあと時折思い出します。わたしがあの世に旅立った時お会いできますね、きっと。それはもう少し先のはずですが・・・。

 
 田舎だということもありますが、はじめて一人で電車に乗ったのが高校生になってからだったでしょうか、それもたったの5分なのにドキドキしました。あれほど外にでると一人ではなにもできなかったわたしが30年間自力で家賃を払い続けて暮らしたり、プリンス・エドワード島まで片道24時間の一人旅を実現させたりしたのですから歳月はすごいと思います。これから先再びその力を取り戻せるのか。もう若さはない。年金と個人年金基金で家賃を払っても暮らせるのか、時代はかわり保証会社の保証で部屋を借りることもできることは知っていますが具体的にそれはどういうことなのか、腰を落ち着けて働ける場所に出会うことができるのか。

 今がつらすぎて今は今のことで脳みそ満タンでこれから先のことはまだ具体的に考えられずの日々。このまま無事に過ぎていけばの話ですが年末年始の休みが長いことに先ほど気づきました。少しゆっくり脳みそ整理できるといいなと思います。
 


また日比谷が呼んでくれています

2019年11月08日 23時48分00秒 | 日記
 ダメもとで友の会の先行抽選に申し込んでみた1月の宙組東京宝塚劇場公演、激戦の東京公演、なんどか当選しているA席でまた当選しました。お正月期間、12月に日比谷へ行く時はきびしいなあと思っていた上野のハプスブルク展にも行きたいです。激込みだと思いますが嬉しいです。死なないために来年の最初の予定。キャンセル待ちにエントリーしたらチケットとれた大劇場のお弁当付プランどうしようかな。一応入金して様子見ながらギリギリで決めればいいか。どっちもは欲張りかもしれませんがこの世にいる間しか行けないので行けるときに行っておこうが言い訳。東京に行くのは関西方面よりもお金も時間も倍ぐらいかかりますが地の利がいいし、勝手がわかっているし、なにより劇場を出た人たちが満ち足りた感で歩いている日比谷が好き、キラキラしている日比谷が好き、東京宝塚劇場はたしかにせまいのですが、30年前はじめてキラキラの大階段をみて感激した場所、何度も何度も足を運んだ思い出の場所。あの中にはチケットをもった人しか入ることができないのでまた入れることになって嬉しいです。自分が幸せになれる場所にできるだけ近づきたいです。

 また日比谷へ一時間半ぐらいで行ける場所に暮らせるだけの稼ぎを確保することができるのか、今はまだ今に精一杯で全く何もできていません、12月に一年前の就労場所へ顔出してみるのもありかな。だからなにというわけでもないんですけどね、やっている最中はものすごく苦しかったですが今振り返ると得るものがたくさんありました、学びがたくさんありました。だからあれはあれでよかったと思います。また援助職をやれるかな、どうかな、向いていないのかしら、いやそんなことはない・・・?

 現在の就労場所は今日もなんだかなあでした。職員同士の反目がすごく不思議な雰囲気。担当替えがあったのに引き継ぎをやっていなかったり、引き継ぐ方と引き継がれる方と同時でアップアップなっていたりで業務が滞っているぽく、何年も同じ仕事をしてきている女性職員たちがいらいらしてすごく口は悪いし、わたしにも火の粉が飛んできて疲れました。わたしは先月下旬の締め日も昨日の締め日も、トータル何時間になるのかわかりませんが吐きそうになりながらボランティア残業を繰り返して間に合わせました。自分のやるべきことはやりました。火の粉を飛ばされてもあとはもう知らないです。月曜日は月組のライブビューイングのために有給休暇。切羽詰まらなくても有給休暇にまだ余裕があると気づいたので今月後半も休めそうな時は休みたいです。脳みそうみまくりでつらい、何カ月もかけて、おそらく一年以上かけてようやくわかっていくことを4カ月やそこらでここまでやっているんだから上等、上等、あとはやってくれよっていう感じです。昨夜はまた2時を回っても寝つけず結局また眠剤一錠半、脳みそばっかり疲れるのよくないですね。明日はまたお風呂屋さんで足腰と頭を休めつつ、断捨離。

 平日は泣き言、グチ日記、今週も失礼しました。
 

昨夜は眠れました

2019年11月07日 22時32分05秒 | 日記
 昨夜は、平日かなり久しぶりに眠剤なしで就寝、一昨日眠れなかったので不安でしたが少しのあったかワインで6時間ほど眠ることができました。木曜日、締め日、今日も50分ほどボランティア残業。勝手にやっているんじゃないのって言われてしまえばそれまでかもしれませんがやらないと終わらないのでやらざるを得ません。気がつけばまた机周りのほとんど人がいない状態で連休明けほどではないですが電話鳴りっぱなし。いったいこれはどういうことなのか。自分の担当分の書類チェックしながら、どうかむずかしい電話にあたりませんように、怒りモードの電話にあたりませんようにと心の中で祈り続けました。ほんと自分の担当分だけでもむずかしすぎて脳みそしびれまくりでウニ状態なのに、年末近くなってくるとこんどはこういう電話がどんどんかかってきてしまうのか、こんなことも知らないといけないのかとさらにウニ状態なりました。知らないからわからないので付け焼き刃でききながらの対応。メモったし帰りの電車の中でタブレット端末の画面をスクショしましたがこれ以上入っていかないですよの連続。満タン。脳みそばっかり疲れる一日は長いです。早く窓口が閉まって電話をとらなくてもいい時間にならないかしらと時計をみるとまだあと2時間もあるのかとか、内心おおきなため息。作業自体は同じことの繰り返しですが内容はむずかしくて付け焼き刃でなんか理解できないことばかり。何カ月も時間をかけて慣れていくことなんですよね。コピーしたマニュアルの一部、毎朝電車の中で眺めていますが入っていかないです。不特定多数にいつなにをきかれるかわからないので資料を持ち歩いて復習、でもあれもこれもとありすぎて同時に頭に入るはずなどない。

 11月後半の長さを考えるとぞっとします。限られた有給をどういれるか。休みやすいのは月半ばなのですが宙組公演のキャンセル待ち、15日は入らず、まさかキャンセルでないよねって思いながらエントリーした30日が入りました。月末の土曜日、だからキャンセルでたのかな。どうしましょうかね、前日休むとあとが苦しいですが12月のバスツアーも中止になったので他にない。キキちゃん応援したいのでいきたいですが土曜日は一週間の疲れが押し寄せてかなりつらい。お風呂屋さんにいくのがリズムになっています。1月の東京宝塚劇場公演に当選できればこっちの方が新幹線代かかりますがハプスブルク展もいけるなあ。勝手は東京の方がわかっているので動きやすい。どうしましょうかね。

 明日は金曜日、週四日と五日の違いは大きいです。なんとか生き延びねば、とにかく家の近くもテーボーも駅周辺も車、人の数よりも多いんじゃないかと思うぐらい車だらけ。みんな車で、歩いている人なんでほとんどいないから車の方が多く見えるのかな。とにかくビュンビュンとばしているので危ない、危ない。30年間ほとんど車なんて身近に関係なかったのでとばしていく音がおそろしいし、ライトで照らされるとなにも見えなくなって目つぶしにあっているみたいです。間一髪、何度もあるので心せねばと思います。まだまだ観劇したいので死ぬわけはいかないのです。せめて押しボタン式の信号つけてほしいと警察官に話したの4月ぐらいだったかな。周辺住民への聴き取りもしないといけないとか言われたような気がしますが、車の人ばっかりだからそりゃ反対するでしょ、わたしぐらいしかいない通勤自転車の声なんて届かない。自分が気をつけるしかないですが危なくって無理だなあ・・・。

解放されたいなあ

2019年11月06日 22時51分04秒 | 日記
 朝から弱音をはいてしまいましたが、今日もボランティア残業を50分ほどしてなんとか一日を生き延びました。ほんとに歩くことは少なくなりました。一年前までは朝のターミナル駅の乗り換えだけでも今の一日分より歩いていたかもしれません。それぐらい田舎生活は歩くことがなくなりました。毎朝乗り換えていますが一年前までのことを思い返すとたいしことはありません。歩かない生活に体が違和感を感じて脳みそばっかり疲れるからなおさら眠れないですかね。脳みそをふりしぼってようやくあっちを呑み込めたのかしらと思うとこっちもまた脳みそをふりしぼらないとわからなくって、あっちもこっちも脳みそがしびれてくるようなことばっかり。つらいです。終業時刻を過ぎたら一秒でも早く出たいですが電話に出るとオロオロなってその分担当している書類の確認がおすのでボランティア残業しないと終わらず、責任もってやってくださいねってなっているからまた締め日を前に吐きそうになりながらやらざるを得ません。わたしのボランティア残業は完全に見過ごされています。好きで勝手にやっていると思われているのかなあ、そんなわけないじゃん、責任感だけですよ。ほんとはボランティア残業せざるを得ない体制に問題があるのにそこは誰も見て見ぬふり。育休代替のわたしのお給料、二人いる嘱託と同じなんだそうな。わたしは窓口を免除された分扱いがきびしいのかな。二人は早番、わたしは遅番、早番は終業時刻が早いので時間近くになってわたしが電話とってわからなくって声かけたりしてしまうと職員にもうすぐ帰る時間ですから、って怒られたことがなんどもあります。月一回終業時刻後の所内の会議に出るよう強要されることも早番はなくって、遅番だからわたしは言われてしまうっていうことなのか。一人は子どもさんの都合で仕方ないみたいですが気がつくとすごい時間給をとっていて仕事は進んでいない様子。いない時に職員たちがあれもこれもできていないと残った書類をあさってやり残しをフォローしているっぽい、それで許されるっていうことなのかな、帰ったあとすごく噂しているのにいる時はニコニコと子どもの話とか世間話とかお互いにしているの、こわい。これはどういうことなんだろうとすごく不思議です。

 わたしは神様がきっとみていてくれると信じることにしましょう。なんかご褒美あるのかな、これがまだあと4カ月以上続くの、ほんとなのかな。朝と夜冷え込むようになりました。これから風が冷たくなっていくと朝の自転車は夏よりもきびしくなっていくだろうと思います。今朝も危なかったですが駅周辺送迎車が何台もウロウロしているので危ないし、なんかいろいろな意味でこれ以上無理だよなあって毎日思いながらだましだましやってきています。慣れないことばかりで無理ありすぎます。この業務を続けているかぎり、電話がおそろしいので常に頭の中のどこかで忘れきってしまうことができません。忘れ切ってしまうとぼけてこわいです、だからできない。常に復習、夢の中でまわってしまうこともしばしば。解放されたいなあ、脳みそしびれから解放されたい、このままでは年末年始も忘れきってしまうことができないのつらい。今よりもこれからのことを考えたいですがそこまで及ばないです。自分を病気にすることはできないので明日もいくしかないけどさ、つらいなあ。前職で外に出られる解放感を知ってしまったのでなおさらつらい。いろいろと社会勉強になっていることはたしかですが十分勉強になったからもういいや。自分を解放してあげたい、どうすればいいのだろうか・・・。

 宝塚のオンデマンド配信の動画など、もう少しだけ視聴して脳みそを休めます。これがあれば大丈夫だというものをもっていることは大切、なんでもいいの。今の自分は舞台。


眠れませんでした

2019年11月06日 08時28分38秒 | 日記
 眠剤のんでも寝つけずほんとはいけないですが一錠半でようやく3時半頃寝つけたでしょうか。冷えと脳みそばっかりづかれ、年末で逃げるかと考えていたら寝つけませんでした。頭回っていないのでおそろしいです。きびしい一日のスタート。電話でおこられるにゃ、できるだけいやなことがありませんように・・・。
気持ちは吐きそうで行きたくない。外は青空。

 タブレット端末で歌声聴くのが唯一の息抜き、心の糧。

なんだかあの一日でした

2019年11月05日 22時58分43秒 | 日記
 連休明け、お昼休みの電話当番、一時間ほどのボランティア残業。窓口が混雑して、電話もどんどん鳴って大変になることは予想できましたがそれにしてもなんだかなあの一日でした。ひどいところに来てしまったなあということを心の中で再確認した一日でした。役職者もだめでこの人たちに一方的に選別されたのかと思うと哀しいです、怒りの感情さえわいてきてしまっています。業務内容に憎しみしか感じることができず、自分に合わないということを割り引いても、わたしの能力不足というよりは体制が悪すぎるし、首都圏と地方の差なのか、地域性からくるものなのかわかりませんが質がよくないなあとあらためて思ってしまいました。なんでこんなにネガティブなことしか書けないのか、自分でもわからず哀しいですが、郷里及び郷里近郊、帰省してから幻滅の連続でわたしにとっては希望がなさすぎます。希望がみえる人にはみえるのかもしれませんが私には全くみえません。希望があるとのんきにかまえて帰ってきてしまいましたが想像以上に馴染めないし、なんか無理だなって思いました。業務内容が無理なのは私だけではなくて、ボランティア残業していたら業務担当が変わってわたしがチェックした書類をさらにチェックするのも仕事の範疇の職員が無理みたいと話しているのがきこえてきたので、特にわたしだけがダメということではなさそうです。同じ作業の繰り返し、でも中味は脳みそがしびれてくるようなむずかしいことだらけ。作業自体は単純ですがむずかしい。同時に担当外のこともあれもこれも、これもあれもと電話対応できないといけないです。どんな書類がいつ出てくるとか知らないのに突然問い合わせの電話が入って、連絡先が自分のいちばん近い所の電話番号になっているみたいで、見慣れていないのでもたもたしていたら怒られて、担当に替わってくれって言われて、でも担当が替わってくれるような仕組みではないみたいなので極度に緊張しながら対応しました。わたしの緊張感は伝わったと思います。相手が最初から怒りモードだとなぜそうなのか事情なんて知らないまま見慣れていないものだと緊張してしまいます。それぞれ担当が決まっているのに、電話をとった人の責任というのが伝統的に基本ベースとなっているみたいなのでどこまで自分の責任として対応しなければならないのかあいまいで、ほんとにこわいです。気がついたら隣の島の職員が一人?二人?休んでいて電話が鳴りっぱなし、自分の担当さえ追っつかないのに電話をとらなければならずさらに仕事は進みませんでした。明後日がまた締め日なので気持ちは焦ります。電話をとってどう対応すればいいか確認する職員さえいない状況でほんとにひどいと思いました。休むことを知らなかった職員が怒っていて態度の悪いのにあきれました。三連休明けで混雑するの簡単に予想できる状況なんだから考えて休んでほしいと思いました。言えませんがそのあおりを受けるのは納得いかないです。協力しあっているのか、足をひっっぱりあっているのか・・・、なんだかな、ほんとになんだかな、質が悪いよ。年が明けてもほんとにやるのかな、ほんとなのかな。年が明ければ三カ月だけなんですが、ここまできてもイメージすることができません。年内はもう三連休がないことに昨日気づきました。11月後半、祝日と土曜日が重なってしまっているので長いです。収入は必要だし、自分を病気にすることはできないので明日も行くしかありませんが気持ちはあがりません。荷物整理のために帰省することは必要でしたがこのまま暮らし続けていくところではない。これからどうするのか、また家賃を払う苦労をどこでするのか、その力があるのか。どこで人生の終わりを迎えたいのか、そこまで今はまだ考えなくてもいいですかね、先のことなんて誰にもわからないし、人生は予測がつかないものだから・・・。


 かなり久しぶりの、人生で二度目か三度目のファンクラブに入会してみようと思い、ボランティア残業帰りのいきおいで入会金と年会費を振り込みました。入会申込書、ネットからダウンロードしたのをコンビニでプリントアウトしたので記入して郵送しないとです。何気に手間ですが生きる楽しみ、幸せな時間を過ごせるようにと願いを込めて、会員向けの先行予約があるだろうから間に合うといいな。

  
 今日もお見苦しいばかりのグチ日記でした。

宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽LV思い出し(2)

2019年11月04日 23時28分06秒 | 宝塚
2019年8月18日(日)宙組『オーシャンズ11』_東京宝塚劇場千穐楽LV思い出し(1)

連休の終わり、脳みそ休めに少しだけ思い出し日記の続き、ささやかな備忘録。



クイーン・ダイアナ@純矢ちとせさん、テリー・ベネディクト@桜木みなとさんに、セキュリティをかいくぐって会いにきてお金を頂戴と言う場面で笑いが起きていたのは、わたしはわからなかったですが、真風涼帆さん監修グッズのバッグを持っていたからのようです。こういうところにアドリブの余地があったんですね。5月21日に宝塚大劇場で観劇したときはお化粧で最初どなたなのかわかりませんでした。テス@星風まどかちゃんに嫉妬して意地悪してやろうとしますが最後はベネディクトを見限りオファーのあったブロードウェイに行く、ブロードウェイでの役が白雪姫の継母という滑稽味のある役所、楽に演じているようにみえて、おかしみのエネルギーをすごく要求されたと思います。貫禄と美貌でお見事でした。在団17年目、この公演をもって退団されました。続々と退団している89期、同期からのお花渡しは七海ひろきさんでした。お互いに見つめあい、うんといった感じでアイコンタクトをとってからはけていった七海さん、男役時代とほとんどかわらない佇まいが無理に女性に戻っているでもなくナチュラルに優しくてかっこよかったです。同期ってかけがえのない仲間なんだろうなと感じた、素敵なお花渡しでした。


 カーテンコールの最後、ひとり緞帳前に出てきた真風さんにちょっとしたハプニング。色気ばりばりの男役とは思えない可愛い笑い方でひとしきり笑ったあと、「またあいましょう」と言いながら横にカニ歩きではけようとするとセットのスロットに背中の大羽根がひかかってしまいました。真風さんの「アッ・・・」で『オーシャンズ11』、ENDとなりました。男役さんの素と役としての舞台姿とのギャップもまた魅力。ギャップの法則、人生はギャップ。

 イレブンの中で何気にすごく気になる存在だったのがイエン@秋音光くん、あきねひかると読むんですね。中国人?でヨーヨーの達人という設定。ひょうひょうとしていてなにを思っているのかわからないけどさり気なくなにもかもわかっていて、運動神経抜群、金庫破りの大事なところでしっかり自分の役目を果たすという小気味よさがすごくよかった。この役で劇団から表彰されたみたい。個性の強いイレブンの中で主張しているわけでもないのに印象的でした。これからが楽しみ。


 ベネディクトのテーマ曲「夢を売る男」、紅ゆずるさんのサヨナラショーで聴いていて、ベネディクトって、ギャッツビーのように恵まれない子供時代を過ごし、地味にすごく努力して自分の力で這いあがってきた努力家なんだなあって思いました。ベネディクトの子供時代の物語は小池先生オリジナルみたいですが、ダニーら詐欺師に対する完全な悪役ではないところが物語としてはちょっとむずかしい作品なのかな。 理屈抜きに楽しんでしまえばいい、楽しめる作品。真風さん@ダニーとキキちゃん(芹香斗亜さん)@ラスティの、舞台を回す力で軽やかに魅せてくれたので楽しめました。真風さんの語尾をあげるところが気になった人は気になったかも。プログラムや舞台写真をみると真風さん、薬指にずっと指輪していて男役としてこうして役に入りこむんだという心意気を感じます。

 スターと言われる男役さんたちはとくにほんとに純粋に努力に努力を重ねて芸をみがいている、フィルターにかけたらダイヤモンドしか残らないという小池先生の話が最近あったようで10年を超えて在団しているジェンヌさんたち、好きだから続けているんだろうなと思います。この舞台に立ち続けることは大変なこと。楽しい時間をありがとうございました。

 もう少し書きたいことあるような気がしますが今はこれにて。


5月21日(火)の宝塚大劇場。












































連休明けがおそろしい

2019年11月04日 20時21分21秒 | 日記
 三連休、昨日は夕方またお風呂屋さんで2時間ほど汗と共に一週間分の毒を流しました。ようやく本格的な秋、長かった夏の疲れがきているのを感じます。連日眠剤なしで7時間余り眠ることができましたが業務のことを考えると今ひとつ頭の中が休まりません。夢の中でもがいているような気がします。昨夜はようやくそうでもなかったでしょうか、嬉しいことが夢にあらわれてくれたような気がします。でもリラックスして業務のことを忘れてきるのもおそろしいです。先ほど11月のローテーション表をやっとみました。明日と金曜日がお昼休みの電話当番。三連休明け、ボケボケでおそろしいです。金曜日の夕刻、問い合わせに答えきれなかった内容をようやく先ほど復習してみました。わたし間違ったことは言ってなかったみたいですが十分わかってはいない、っていうことでささっと数字を書いて説明してくれました。持ち帰ってきたその資料を読み返してみましたが、頭の中で数字ゲームやっているみたいで入っていきません。脳みそが受けつけない。無理みたいです。たぶん職員も理解できる人は一部のマニアックなことでそんなに簡単には理解できない高度なことなのですが、理解してもらわないと困りますって言われています。自分の担当分。でもこういうことを理解できるセンスにかけている脳みそは動きません。自分のことではむずかしくて説明されてもわからないので理解することをあきらめた内容。理解したい人たちがいて、説明できないといけないのですがむずかしい。担当分も担当外もむずかしい。こんなにむずかしい仕組み理解できなくて当然。無理だなあ、無理。今年もあと少しだねっていう季節になってここまできて辞めるのなんのって今さらあり得ないタイミング。このあとどうすればいいのかも全くわかりません。とにかく車が危なすぎて、不便すぎて、このまま家に暮らし続けるのは無理だとわかった。大好きな日比谷が遠いのさみしすぎる。かといってこれからまた家賃を含めた必要最低生活費に観劇代も稼ぐだけの力があるのか、年齢があがってきているのにそんなことは可能なのか。また家を出ないといけないことはよくわかったなれど具体的にどこでどうやって暮らしを立て直していくのか。今は今のことに精一杯で脳みそがそこまで回っていません。寒くなってきたので雨の日の自転車は夏よりも過酷だろうと思います。車の交通量が30年前とくらべものにならないぐらい増えたし、ビュンビュンとばしまくっているし、ほんとに無理。無理ばっかりなところをなんとかやろうとしていますがやっぱり無理かも。自分を病気にすることはできないのですがここまでやってきてもやっぱりきびしいとしか思えない。これでほんとにまだあと4カ月と4週間やるのかなあ、長いよね、長い。無理だよなあって思いながら、吐きそうになりながら明日も出勤するしかありませんが解放されたいです、一日も早く・・・。

 どこで人生の終わりを迎えるのだろうなとか考えても仕方ないですね。継ぐ人がいないお墓、つくってしまったけどCLOSEするしかないよねとか、考えても仕方ないですね。終活にはまだ早いはず?そんなことない?

 お金のひきかえに?色々とエネルギー奪われすぎています。かぎりある人生の時間、これからどうすればいいのか、迷っているうちに人生の幕がおりてしまうのでしょうか。そんなことはない?

 連休中に書きたかったヅカ日記、あとで少し書けるといいかな。