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【妄言】ペロシ米下院議長は道徳と良識を完全に喪失【和文/人民日報】

http://j.people.com.cn/2008/04/10/jp20080410_86575.html

  米議会の一部はオリンピック精神とスポーツの非政治化の原則を顧みず、サンフランシスコでの聖火リレーへの妨害と破壊を公然と煽り、最低限の道徳と良識すら完全に喪失している。(以下悪口雑言)

 

 ここで、人民日報日本版から、米下院関係を抜き出してみる。

2007/6/8:米下院の「ダルフール問題対中決議案」可決に断固反対
http://j.peopledaily.com.cn/2007/06/08/jp20070608_72107.html


  米下院は5日、いわゆるスーダン・ダルフール問題に関する対中決議案を可決した。同決議案はダルフール問題の解決における中国側の建設的な努力を無視し、いわれなく中国側を非難するとともに、ダルフール問題を2008年の北京五輪とリンクさせようと企んでおり、中国の内政に粗暴に干渉に干渉している。

2007/8/1:「慰安婦」決議案――正義の要求
http://j.peopledaily.com.cn/2007/08/01/jp20070801_74610.html


  米下院は日本政府に対し、「慰安婦問題」を公式かつ明確な形で認め、謝罪し、相応の歴史的責任を担うよう要求している。これは正義の要求であり、良知の要求である。

2008/4/8:米下院での西蔵関連決議案の提出について
http://www.people.ne.jp/a/e12f45147d3e4873946ce73ef5f2d3da


 米下院の極少数の議員が提出した決議案は、拉薩(ラサ)で暴行・破壊・略奪・放火をはたらいた暴徒や、その背後に隠れ今回の暴力犯罪事件を画策・組織したダライ集団を非難しないばかりか、反対にその矛先を中国政府と中国人民に向けており、完全に黒白を顛倒させた、計り知れぬ下心を持つものだ。

2008/4/10:ペロシ米下院議長は道徳と良識を完全に喪失
http://j.people.com.cn/2008/04/10/jp20080410_86575.html


 一見二重規範にに見えるがそうではない。「親中:善、反中:悪」という、実に分かりやすい基準に基づいている。
 ただし、日本に関しては、いくら親中でも全て「極少数」扱いされる。
「実社会は、単純に善悪で二分割できるものではない」などという、分別くさい意見は意味がない。彼等にとって、世界はそのようなものだと認識している事実、が問題なのだ。


 聖火リレーについて
 アメリカでは、(中国のチベット政策への)抗議者、支援者を含めた観衆から隠し、こそこそと、尚且つ「聖火防衛隊」と白バイと警官で周りを固めた上、閉会式を取りやめてまで事なきを得たようだ。
 今日明日のIOC理事会で決定されるだろうが。開催国の政府が、国内向けの面子が最重要、という傾向から察するに、中断には反対すると筆者は邪推している。
 筆者にとっても、聖火リレーを中国国内だけにされると、国際社会に「中国の独自性」をアピールする機会が失われると心配するところ。
 是非、厳重な警備のもと、恥じと疑問を晒しながら、爆走してもらいたい。


 日本では、県警が計画を見直し、警察庁も注目している模様

・北京五輪:長野県警、聖火リレーに機動隊 警備計画を見直し
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080410ddm041040170000c.html


コース脇に機動隊を配置して妨害行動の警戒にあたるほか、近隣県警への応援要請も検討する。

・聖火リレー「適切に警備」=妨害活動続発で警察庁長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008041000557


警察庁の吉村博人長官は10日の記者会見で「平穏なリレーを実現するため、北京五輪組織委員会や長野市と連携し、適切な警備をしていきたい」と述べた。

 映像で見る限り、サンフランシスコ市警も、警官には特にライオット装備はさせていなかったが、県警には是非、防護装備・ヘルメット・大盾・警杖で仰仰しく出動してもらい、異常性を際立たせてもらいたい。

 

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【雑感】西側は中国モデルを何故恐れるのか【中文/国際先駆導報】

http://news.xinhuanet.com/world/2008-04/10/content_7951125_1.htm

 10日環球時報以上の民族主義紙、国際先駆導報が、中国政策研究主任の評論文を掲載。

要点:
西側が中国脅威論を言い立てるのは、中国モデルの西側モデルに対する優越が明らかになったからだ。

 中国語が難解で、なにが中国モデルかのかは読解できなかった。

 少なくとも、
・国民の基本的人権を抑圧し
・低所得者に世界の下請け労働を強い
・所得の格差を放置し、他民族の自治を認めず
・自分勝手に解釈した歴史観で領有を主張し、かつ他国を侵略し
・それらによって発生した不平は武力で弾圧する
歴史上支那でよく見られた専制モデル、とは説明されていない。

 西側、国際社会は「中国モデル」を上記のように見ているので、恐れてというか嫌がっているのだと考える。

 


参考:中華人民の基本的人権

・自由権
 ├人身の自由:        ○
 ├┬精神の自由
 │├内面的:         △
 │└外面的:         ×
 └経済の自由:        ×
・平等権:            ○
・社会権:            △

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