http://news.xinhuanet.com/world/2008-04/03/content_7910558.htm
要訳:
「右翼の脅迫により映画『靖国神社』が上映停止。日本の言論の自由は終わった」と日本各紙が伝えた。
チベットでもウイグルでも北京中等法廷でも、とにかく自国内では自由権が認められていないことから目を逸らそうと、「靖国神社に関して、日本では言論の自由が封殺される」とアピールしたいようだ。日本国内のマスコミも、そのように書き立てているし。(個人的には、筆者も封殺ではないが、自粛は嫌な感じを受ける)
これが、本家抗日新聞、国際先駆導報にかかると、政治家が無言の圧力をかけたことにされてしまう。
・『靖国神社』上映停止に日本マスコミが猛烈に反対 政治が言論の自由を侵害【中文/国際先駆導報】
http://news.xinhuanet.com/world/2008-04/05/content_7918455.htm
要訳:
「稲田は口では上映を希望しているように言っているが、実は上映を希望していない。国会議員でもあり、本音が上映に圧力をかけているのだ。」と崔洋一が本紙に語った。
いくら政治家でも、口にしない本音は圧力たりえないと思うのだが、中国ではそれが普通なようだ。
結局、日本人の自由権はどうなったか?
【雑感】映画「靖国」 全国21館が5月以降に上映へ【和文/朝日】
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200804040337.html
12日に封切り予定だった映画館が相次いで上映を見合わせたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」をめぐり、配給・宣伝会社のアルゴ・ピクチャーズは4日現在で全国の21館が5月以降に上映予定であることを明らかにした。4館が見合わせた東京都内でも、1館で公開する見通しになったという。
ほかにも検討中の映画館があり、新たに上映の打診をしてきた館もあるという。
本音は圧力にならなかった、日本の表現の自由はしっかり確保されている。
このような記事を流したら、逆に「中国国内では自由権が制限されている」と教えるようなものだと思うのだ。まるで影絵のように。
もしかしたら、それが目的なのかもしれない。
参考:中華人民の基本的人権
・自由権
├人身の自由: ○
├┬精神の自由
│├内面的: △
│└外面的: ×
└経済の自由: ×
・平等権: ○
・社会権: △