3日、ウクライナでH5型ウイルスに感染した鳥を確認。
3日、ルーマニアで発見された鳥インフルエンザ、H5N1の可能性。
6日、中国広西自治区で、ヒトへのH5N1感染を確認。
グラフにしてみました。
WHOに報告されたヒトの高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)感染確定症例数(2005.11.29現在)
積上げ縦棒:患者数
積上げ折れ線:死亡者数
アムール川汚染の続報はなし。
◆Yahoo headline 2005.12.06 19:01JST
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000133-jij-int
◆Yahoo headline 2005.12.06 20:51JST
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000245-kyodo-int
小泉の「靖国参拝問題はカードにならない」発言に対して、秦剛が日中韓首脳会談見送りは「誰でも知っている問題」が原因だと会見。
話がかみ合っていない。
「もう終わりにしよう」
「そんな事いうと、あなたを嫌いになっちゃうからね」
みたいな話。
とまあ、卑近な例に引き寄せて理解した気になれたら楽なのですが、国と国との関係なので裏があるはず、あると思いたい。当ブログは妄想を謳っておりますし、結果的に象を撫でようが、痛くない腹を探ろうが気にする必要はありません。
中国の最終目的:米国の東亜共同体への参加排除
行動指針1:日米の離反
これが不可能な場合、日本の発言力を低下させる
行動指針2:米韓の離反
これが不可能な場合、韓国の発言力を低下させる
行動指針3:オセアニアの東亜共同体参加排除
これが不可能な場合、この地域の発言力を低下させる
だと仮定したとして。
『指針2』は成功してますね、それはもう見事に。『指針3』は微妙、もともとオセアニアの方々それほど東亜共同体に熱心ではないような。『指針1』明らかに失敗で、オプションに移っていると思われますが。そもそも、硬貨一枚でこれだけ大騒ぎしたのでは逆効果なのでは?
つまり上記の妄想は現実に即していないという事ですな。
ならば逆に考えてみる、中国は日本に東亜共同体に参加してもらいたがっている、但し発言力は抑えたままで。日本抜きの東亜共同体など、日米抜きの国連みたいなもの。
こう考えれば、自衛隊の国軍昇格も、参拝問題もこれだけ文句つけてくる納得はいきますな。皮肉なのはその中国のリアクションそのものが、日本の存在感を大きくしてしまっている事実。
このドタバタの原因は東亜共同体なるものへの温度差そのもの。ぶっちゃけ、アメリカとの関係さえ抑えておけば他国関係はどうなってもいい日本と、アメリカの大向こうを張ろうとしているらしい中国との違いでしょうか。
属国主義?いえいえこれが国際政治というものです、日本人は大東亜共栄圏で懲りてますしね。
んー、結局。
「あなたの事嫌いだけど、あなたがそんなにいうなら付き合ってあげる」
「いや、俺そんなこといってないし、付き合ってる人いるし」
「××も○○も私と仲良くなるんだから」
「俺はそんなんどうでもいいよ」
「きーっ!私と付き合わないと、あなたが困るんだからねっ」
に帰結するのか。