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本間 勇人『名門中学の作り方』 学習研究社

2010-04-06 23:06:51 | 教育
日能研でカリキュラム・評価開発を担当していた著者による「名門中学」と呼ばれている学校のレポート。
白梅学園清修、桐光学園、海城、湘南白百合学園、八雲学園、芝浦工大柏などの事例から、「開く力」「横断する力」「創造的コミュニケーションする力」「世界標準の知を探求する力」「共学校化する力」「結びつける力」が必要十分条件だと結論づけている。
2008年に首都圏中学校受験における受験率は20%を超えた。もともと文部科学省のゆとり教育政策に不安をもった親が私立中学への選択に向かったのがこの現象を生んだ。この熱狂は首都圏に特有のものらしいが、名古屋、大阪、京都などにも飛び火する兆候はあった。しかし、リーマンショック以降の景気後退によってその勢いは停滞気味である。ゆとり教育も今年から見直しで、教科書が分厚くなる。
この本は週刊誌の記事としてはおもしろいかもしれない。ただ、実際に中学校をつくる上ではあまり役に立たないように思える。


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