千本倖生という人を『がっちりマンデー』で見て、普通のおっさんのように思っていた。しかし、この人はベンチャー・マネジマントの分野で、実務家であり研究者でもある日本の第一人者である。ハーバード・ビジネススクールやバブソンカレッジの教授とのコネクションもあるようだ。
この本は、サラリーマンが会社を作るというストーリーで展開されていて、読み物風になっているが、基本的なことはすべて書かれているように思う。起業のアイデアの「import/export」「模倣」「得意分野」「キャリア」などなるほどと思う。市場の分析やマーケティングなどは5Fや4P、3Cなどを使うことも応用できる。しかしこのストーリーでは商社の新規事業としての会社立ち上げ事例が描かれているが、これは普通のサラリーマンにとってはあまり当てはまらないケースだろう。個人で起業するとほんとはもっと資金調達やなんかで苦労することになると思う。運転資金の確保などもっと切迫感のあるほうがよかったと思うが、最初からそういう生々しい話にすると誰も興味を示さなくなるもしれない。
これを読んだから起業家として成功するかどうかは別問題だとは思うが。
松林博文氏もこの本の執筆メンバーだったのか。さすが顔が広いなあ。
この本は、サラリーマンが会社を作るというストーリーで展開されていて、読み物風になっているが、基本的なことはすべて書かれているように思う。起業のアイデアの「import/export」「模倣」「得意分野」「キャリア」などなるほどと思う。市場の分析やマーケティングなどは5Fや4P、3Cなどを使うことも応用できる。しかしこのストーリーでは商社の新規事業としての会社立ち上げ事例が描かれているが、これは普通のサラリーマンにとってはあまり当てはまらないケースだろう。個人で起業するとほんとはもっと資金調達やなんかで苦労することになると思う。運転資金の確保などもっと切迫感のあるほうがよかったと思うが、最初からそういう生々しい話にすると誰も興味を示さなくなるもしれない。
これを読んだから起業家として成功するかどうかは別問題だとは思うが。
松林博文氏もこの本の執筆メンバーだったのか。さすが顔が広いなあ。