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映画『ギフテッド』

2018-09-16 23:03:09 | シネマ・テレビ
gifted/ギフテッド (2017)
GIFTED

監督:マーク・ウェブ
キャスト:
クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、リンゼイ・ダンカン、ジェニー・スレイト、オクタヴィア・スペンサー

天才的な数学の研究者の姉がいた。
その姉は自殺して、女の子メアリーが残された。
弟のフランクはボストン大学の哲学の准教授だったが、姉の遺志でメアリーを普通に育てようと、フロリダの海辺の街で、ボートの修理工になる。
メアリーは片目の猫フレッドを拾って育てる優しい子どもだったが、7歳になってメアリーの天性の数学の才能が芽生える。
学校の校長は特別な教育を受けることを勧めるが、フランクは姉との約束を守っていた。
しかし、フランクの母、メアリーの祖母イブリンが現れ、特別な子には特別な教育を受けさせようとする。
それはメアリーがかつて天才少女に望んだことだった。
イブリンはフランクとメアリーの仲を裂く親権問題の訴訟を始める。
フランクは健康保険もなく経済力もなく、訴訟は不利に展開する。

giftedというのは「天から与えられた才能」とも思えるし、フランクが天から与えられた最愛のメアリーのこととも思える。

映像もとても美しい映画。

スターウォーズ 最期のジュダイ

2018-09-16 20:14:20 | シネマ・テレビ
BB-8とかC-3POとかのロボットキャラクターは、ガラクタにしか見えない。
けどファンにはそれがたまらないんだろう。
フィギュアなんかが売れたりしているからね。
シリーズがマンネリにならないように、帝国軍と反乱軍という対立構図から、ジェダイの存在意義そのものや戦争における善と悪の相対性など勧善懲悪的なところからは抜け出している。
それはエイリアンなんかも同じ感じ。

でも、ここまで続くと、寅さんや水戸黄門のようなお約束が快感になるから不思議。
次も見るね、きっと。

映画『ペンタゴン・ペーパーズ』

2018-09-16 20:01:54 | シネマ・テレビ
ニクソン政権下で、ベトナム戦争に関する秘密報告文書を新聞社が暴露した事件。
秘密文書はニューヨーク・タイムズが最初に報道し、ニクソンは国家機密の漏洩として、差し止めを裁判所に申し立てた。
国家機密漏洩か報道の自由か?
ベトナム戦争は泥沼化していたが、ケネディを含む歴代大統領は勝てない戦争であることをひた隠しにしていた。
次に文書を入手したワシントンポストがどうするか?
編集主幹のベン・ブラッドリーをトム・ハンクスが演じ、社主のキャサリン・グラハムをメリル・ストリープが演じている。
監督はスティーヴン・スピルバーグ。
スピルバーグが今一番撮りたかった映画。

映画は過去の政権とマスコミの歴史を描いているが、誰もがトランプ政権のマスコミ対応を想起するだろう。
この映画のラストシーンは、ウォーターゲート事件の発覚のシーンで終わる。

トランプの終わりがロシアゲート事件であるかのような予感。

ハリウッドのトランプ政権へのメッセージであることは誰もが感じるだろう。

つまらない政権批判の報道があることも確かだが、ジャーナリズムにしかできないこともあると思った。

映画『ザ・マミー』

2017-12-27 22:20:09 | シネマ・テレビ
アクション、古代史、SF。
ハリウッドのプロデューサーが、面白さてんこ盛りで考えた映画なんだろう。

おまけにトム・クルーズが主役。
面白くないわけがない。
人類の救済と自己犠牲というキリスト教的な倫理もちらつく。
トム・クルーズが死ななかったのは続編を予感させる。

非日常が最高に楽しめる作品。

映画『日本のいちばん長い日』

2016-08-14 18:35:27 | シネマ・テレビ
監督: 原田眞人
俳優: 役所広司, 本木雅弘, 松坂桃李
2015年日本
時間:140分

映画としての出来はともかく、日本史の記憶すべき1日を描いた作品としては重厚感がある。
阿南陸軍大臣の自刃は陸軍の暴走を抑えるためであった。
昭和天皇の聖断というのはホントにあんなふうに美しく行われたのかどうかはわからない。
けれど一度始めた戦争を終わらせるには、やはり天皇の玉音放送が必要だったのだと思う。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

2016-08-14 18:35:27 | シネマ・テレビ
監督:J.J.エイブラムス
出演:デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ハリソン・フォード
制作:2015年アメリカ
時間:136分

スター・ウォーズの同窓会版って感じ。ハリソンフォードも懐かしい。
この映画からSFやSFXやいろんなキャラクター作りなんかも発展していった。
完成度は高い。

映画『エリジウム』

2015-01-04 23:51:58 | シネマ・テレビ
マット・デイモンとジョディー・フォスターが出演しているのでまあハズレはないだろうと思って見た。
作る方もそういうノリで作ったんじゃないかと思えるSF映画。
どこかで聞いたようなストーリーとどこかで見たような映像。
でもまあ飽きないくらいの時間に仕上がっている。
やがてタイトルも忘れてしまう映画だろう。

原題:ELYSIUM
製作年度:2013年
上映時間:109分
製作国:アメリカ
監督:ニール・ブロムカンプ


映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート 』

2014-12-30 23:24:21 | シネマ・テレビ
『マンデラ』を見た後だったので、対極の世界が面白かった。
株取引でのし上がった企業を支えている闇金とセックスとドラッグ。
ブラックマンデー後、リーマンショック前のアメリカの姿。
回想録が原作なので、まったくのフィクションでもないのだろう。
ディカプリオが演じるジョーダンが求めるものは、結局「もの」を売る欲求なのかもしれない。
売れない物を売れるようにする。これがウォールストリートを支える実態なんだろう。
それがマンデラとは対極の世界。でもそれがマンデラの世界も飲み込んでいる。
平和でささやかな幸せな家庭を築くのは本当に難しいのかもしれない。

原題:THE WOLF OF WALL STREET
製作年度:2013年
上映時間:179分
製作国:アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ


映画『フライト』

2013-12-30 16:38:59 | シネマ・テレビ
監督:ロバート・ゼメキス
主演:デンゼル・ワシントン
2012年アメリカ

飛行中に故障した飛行機を不時着させて、死者を6人にとどめたベテランのウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)。
一躍ヒーローになった機長。その機長が実はアル中で、薬中だった。
調査委員会の調査が進むが、事実が判明すれば終身刑になる可能性もある。機長の運命はいかに、という展開。

つまらないストーリーなのに最後まで緊張感があるのはデンゼル・ワシントンの演技のせいだろう。

こういう娯楽でない映画はプロデューサーも作るのに迷うだろうなあ。
賞のノミネートがやたらと多いのは、最近こういうシリアスな映画が少ないからだろう。
教訓としては乗るなら飲むな、飲むなら乗るなというシンプルなこと。
いや、違った。
真実から目を背けるな、自分に嘘をつくなという根源的なことなんだろう。

デンゼル・ワシントンはジーン・ハックマンと共演した『クリムゾン・タイド』が一番いいと思う。
デンゼル・ワシントンの知的でまっすぐな演技ところがよかった。
『フライト』は、一見ダメ男、実は善人を演じるデンゼル・ワシントンがいいかな。
最後は泣ける。

映画『オブビリオン』

2013-12-30 16:23:57 | シネマ・テレビ
監督:ジョセフ・コシンスキー
主演:トム・クルーズ、アンドレア・ライズボロー
2013年アメリカ

舞台は西暦2077年、地球は60年前に起きた異星人スカヴとの戦争に勝利したが、放射能汚染で地球は住めなくなり、人類の大半は、土星の衛星であるタイタンへの移住をしているという設定。
地球に残った元海兵隊司令官ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)とヴィクトリア・オルセン(アンドレア・ライズボロー)が、上空から地上を監視する日々を送っていたが、ある日のパトロール中にジャックは、墜落した宇宙船かた助け出した女性宇宙飛行士ジュリア・ルサコーヴァ(オルガ・キュリレンコ)から新たな真実を聞かされる。

人類の反乱軍のリーダーをモーガン・フリーマン演じていたりして、仕上がり品質の高さ、映像の美しさ、ストーリーのおもしろさでは損しない映画だと思える。
ただ、SFとしては、すべてどこかで見た印象を受けるし、ストーリーのオジリナリティーなどは感じられない。

ハリウッドのプロデューサーたちが、ある程度の興行収入を得るためのポイントをすべて押さえているという映画だ。

ただ、映画の見方として、優れた兵士として1000体のクローンとなったジャック・ハーパーの消された記憶を軸にするのも面白い。
その記憶に残る妻の映像。その映像から人間性を取り戻していくクローン・ハーパー。
そしてクローン・ハーパーはスカブとともに爆死。
それを受け継ぐもう一人のハーパー。
教訓としては、消し忘れのビデオからとんでもないことが起きるということか。
いや、記憶はクローンに引き継がれるのかということ。