今日は木津川マラソンのハーフの部に参加した。
気温は11度。川の堤防を走るので、アップダウンが少ない走りやすいコースのはず。
今年こそは2時間切りで走りたいと思っていた。
でも、今日はいつもより風がきつく、とくに折り返しまでの前半は向かい風。
向かい風の前半は体の大きい人の後ろについて、ひたすら風を避ける作戦をとった。
しかし、走るペースが合う体の大きい人って、いつも見つかるわけではない。
途中から体の大きさや老若男女を問わず、風の壁になりそうな人は誰でも利用した。
つねに誰かの尻を追っかけるちょっとした不審人物に思われたかもしれない。
折り返し時点では1時間0分40秒だった。
後半は追い風だ。
これなら2時間を切れると思った。
追い風に乗ってどんどん走れる。
途中で2時間のペースランナーも追い越し、あと2kmとなった。
そこからがつらかった。
12月の守山ハーフマラソンの教訓から、スタミナをつけるために、正月から1か月で延べ40kmを走った。
「走った距離は裏切らない」。野口みずきも優勝した大会の後、そう言っていた。
今は、マラソンに限らず何ごとでも、これを座右の銘にしている。
でも今日はスピードがついていかない。
2時間のペースランナーにもまた追い越された。
ゴールすると、2:00:19。
19秒のオーバー。
あと20秒のがんばりが足りなかった。
でもこれが鈍足ランナーの実力...。
去年はこの大会がハーフマラソン・デビューだった。
あれから1年後、記録は10分ちょっと縮んだ。
というか、1年も経ったのに、10分程度しかよくならなかった。
「走った距離は裏切らない」。
この言葉が正しければ、ただ走った距離が短かったのかもしれない。
2時間を切ったら、今日でマラソンはやめようと思っていた。
でもまだやめられそうにない。