ヤフーBBがついに光ファイバーに参入したが、なんとも価格が高い。ケイ・オプティコムとは2000円も差がある。ヤフーBBがADSLの普及によって日本のブロードバンド化を推進した功績は大きいが、NTTのみを敵対視する政策はリスクが大きすぎるのではないか。だが、まあIP電話は加入者数の規模がカギともいえるので、ADSLの顧客を囲い込んで光ファイバーに移行できれば勝算はあるかもしれない。孫社長がNTTや総務省を相手に熱く語っている間に、私はケイ・オプティコムの光電話にも加入した。家の中のLANともつながって快適なデジタル生活を送れるはずが、携帯電話以外にかけられない。これは電話機の「アルファ5」という機能のせいだった。DDIができた頃、電話機に安い価格の電話会社を選ぶ機能が最初から付いており、それが解除されておらず、相手側からはかかるが、こちらからはかけらないという問題だった。最初はケイ・オプティコムのシステム異常だと思った。無料サポートが9:00から21:00までというのも初めて知った。21:00を過ぎるとサポート電話も有料になるが、その番号にもかけられない。結局、携帯電話からかけて事情がわかり、解決した。ケイ・オプティコムも早くユーザーを増やしてサポートも充実させてもらいたい。
新生代DVDの企画争いが激しくなっているようだ。ソニー+松下のブルーレイは大容量とコピー防止などの技術が優れているらしい。東芝+NECのHDDVDは容量的にはブルーレイに劣るものの、現在のDVDとの互換性が長所ということだ。ソニーの技術力を信じて、昔ベータのビデオデッキを買った私だったが、規格戦争にソニーが敗れてしまったので、せっかく買ったセロニアス・モンクのビデオ(ベータ版)も今は観ることができない。今度は慎重に選びたい。今度のソニーは映画会社を2つ傘下に治め、21世紀FOXも味方につけて、ソフト対策は万全に見える。しかし、東芝側の互換性の問題という点も大きいように思う。現在のDVDRAMでも4時間は録画できる。十分大容量のようにも思えるが、勝負がつくのは2、3年先だろう。案外シャープあたりが両方使える低価格機を作って、短期的には漁夫の利を得るかもしれない。