コンパクトだけれども密度の濃い本。
クリシンや定量分析の授業がライブコンサートのように蘇ってくる。
ここまで授業のケースを出していいんだろうかと思わず心配してしまう。けれど、ライブコンサートとしてのクラスの臨場感やそこでの発見はまた別の楽しみなのだろう。それとも授業ではもう新しいケースに差し替えられているのだろうか。
Quick and Dirty
Apple to Apple
などの説明がさらりと1、2行で書かれているのも驚きだ。
クリシンや定量分析の授業を受けた者にとっては、そのことばの奥深さが本の端々に凝縮されている感じがする。
「どこまでがよい解釈でどこからが論理の飛躍になるのか」
「理解と共感は違う」
これらは日頃痛感する。
定量分析の授業の後、仕事で散布図や近似曲線もよく使うようになった。散布図で相関データを楕円で囲んでグルーピングすることや近似直線と回帰式を出した後でR2をルートで開いて相関係数として表示したり、わかりやすくするための「ひと手間」も心掛けている。
この本の各章のケースもおもしろい。ケースのわりには登場人物の細かな感情なども書き込まれていて、ビジネス書なのにちょっと文学的でぐっとくる。
Excelの使い方がよくわからず悩むことがある。
もし機会があれば、定量分析の実践編としてグロービス編集のダイヤモンド社のテキストを定量分析とExcelの使い方がわかる本として書き換えてほしい。
クリシンや定量分析の授業がライブコンサートのように蘇ってくる。
ここまで授業のケースを出していいんだろうかと思わず心配してしまう。けれど、ライブコンサートとしてのクラスの臨場感やそこでの発見はまた別の楽しみなのだろう。それとも授業ではもう新しいケースに差し替えられているのだろうか。
Quick and Dirty
Apple to Apple
などの説明がさらりと1、2行で書かれているのも驚きだ。
クリシンや定量分析の授業を受けた者にとっては、そのことばの奥深さが本の端々に凝縮されている感じがする。
「どこまでがよい解釈でどこからが論理の飛躍になるのか」
「理解と共感は違う」
これらは日頃痛感する。
定量分析の授業の後、仕事で散布図や近似曲線もよく使うようになった。散布図で相関データを楕円で囲んでグルーピングすることや近似直線と回帰式を出した後でR2をルートで開いて相関係数として表示したり、わかりやすくするための「ひと手間」も心掛けている。
この本の各章のケースもおもしろい。ケースのわりには登場人物の細かな感情なども書き込まれていて、ビジネス書なのにちょっと文学的でぐっとくる。
Excelの使い方がよくわからず悩むことがある。
もし機会があれば、定量分析の実践編としてグロービス編集のダイヤモンド社のテキストを定量分析とExcelの使い方がわかる本として書き換えてほしい。