[↑※ 『分断でなく“共に生きる”社会へ 2025年参院選』『選択的夫婦別姓 自民惨敗なら実現に大きく前進か』(週刊金曜日、2025年7月18日、No.1529)] (2025年07月27日[日])
2025年7月20日(日) の参院選…惨敗の自公、一方、コミや、デマやフェイク・ヘイトな極右集団・サセが〝大躍進〟。自公の勝利という最悪を回避したのに、サセやニホといった極右集団 (← ありゃぁ、公党に非ず) が躍進するというさらなる最悪な事態に。《ネッ上のデマや雰囲気に流された人たちが、パワハラで辞任した知事の再選を認めた結果、兵庫県は今でも混乱が続いている》(HUNTER)、さらに、《主張の真偽も確認せず、危険な極右政党に14もの議席を与えた有権者の責任は重い》。
『●在りもしない《特権》に大騒ぎしデマ・ヘイトをまき散らしておいて、「在日
米軍特権」にはダンマリ、どこが〝アイコク〟なのか? 弱者イジメの卑劣さよ』
『●《参院選では…排外主義的な主張…日本人と同じく納税義務があるものの選挙権
はなく、「外国人が優遇されている」状況にもない…同じ日本社会の一員を…》』
『●サセ党やニホ党による《排外主義的な主張も含め、外国人政策が参院選の
焦点》《排外主義の空気》…デマやヘイトに惑わされず、真の野党への投票を!!』
『●【SNSと怪文書/狙撃兵】《すぐ鵜呑みにして脳味噌が染められるというのでは
なく、世論誘導に持っていかれない術を身につけることも必要なのだろう》』
『●ヘイターやデマ吐きばかりの集団に投票してはいけない…《そして、彼らが
私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》』
『●《「ヘイトスピーチ」…「選挙運動に名を借りたヘイト」…「…公選法に
守られてヘイトスピーチが行われている」》…差別と分断を招く2025年参院選』
『●2025年参院選: 惨敗の自公、一方、コミや極右集団が…自公の勝利という
最悪を回避したのに、極右集団が躍進するというさらなる最悪な事態に…』
『●被爆国ニッポンで《核兵器の脅威が現実味》…80年間の塗炭の苦しみを想像
できない者が2025年参院選の東京選挙区で第2位当選してしまう醜悪さ』
『●《極右政党》《極右組織》極右集団…「(当時・サセ参院選候補者が) 選挙演説
中に、市民に対して『非国民』と言った理由」は「辞書に書いて」ある訳がない』
《極右政党》《極右組織》極右集団による「公選法に守られてヘイトスピーチが行われている」「選挙運動に名を借りたヘイト」がまかり通るニッポン。
HUNTERの記事【参政党の正体(2)】(https://news-hunter.org/?p=27652)によると、《6月の東京都議選に続いて参議院議員選挙でも歴史的な敗北を喫した自民党。一方、大躍進したのは神谷宗幣氏が率いる参政党だ。都議選で3議席を得た勢いをそのままに、参院選でも躍進した。そうした中、都議選告示後の6月中旬に作成されたA4サイズ8枚程度の『調査・分析報告書』というタイトルの資料を入手した。作成者はある政府機関とみられ、参政党と日本保守党という極右新興勢力への警戒感からか、両党の内側について詳しく書かれている。特に参政党に関する記述は的を射ている》。
お維やコミでさえも理解に苦しむが、ましてやサセやニホといった《極右新興勢力》を支持し、アレらに投票できる…ブログ主の理解を超越している。
中根政人・西田直晃両記者による、東京新聞の記事【「外国人の特権?ないのでは」「憲法草案?読んでない候補者も」選挙後の神谷代表の言動に透ける参政党の危うさ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/422744?rct=tokuhou)によると、《20日の参院選は参政党の伸長が注目を集めた。「日本人ファースト」を掲げ、14議席を獲得した。だが、同党は選挙戦を通じ、神谷宗幣代表や候補者が外国人政策などを巡る不正確な発言を連発し、批判を巻き起こした。投票終了後、神谷氏が何を言ったかというと…。(中根政人、西田直晃)》。
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【https://news-hunter.org/?p=27652】
参政党の正体(2)
2025/7/22 社会ヒットラー, 参政党, 我が闘争, 極右, 神谷宗幣
6月の東京都議選に続いて参議院議員選挙でも歴史的な敗北を喫した自民党。一方、大躍進したのは神谷宗幣氏が率いる参政党だ。都議選で3議席を得た勢いをそのままに、参院選でも躍進した。
そうした中、都議選告示後の6月中旬に作成されたA4サイズ8枚程度の『調査・分析報告書』というタイトルの資料を入手した。作成者はある政府機関とみられ、参政党と日本保守党という極右新興勢力への警戒感からか、両党の内側について詳しく書かれている。特に参政党に関する記述は的を射ている。
◆ ◆ ◆
報告書では参政党について、《都議選、参議院選挙でも候補者を積極擁立》《躍進の可能性が十分》などと予測。日本保守党に関しては《内紛が続く》《党のガバナンスがまったく機能していない》となっている。今回の参院選の結果からみても、報告書にはそれなりの確度があると思われる。
「日本人ファースト」を合言葉に一大ブームを巻き起こした参政党だが、負の側面が大きいようで、そこに多くのページを割いている。
《キャッチコピー「日本人ファースト」は「選挙用」と神谷氏が党内で発言》《他のコピーより、受けたため採用》と記されていることから、選挙に勝つための「日本人ファースト」だった可能性がある。また、《危険性を秘めている》として多くの記述がある。その一部を抜粋する。
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《(神谷氏の)愛読書はヒットラー、我が闘争》
《将来は第2の創価学会を目指すと神谷発言。その手法で国会で多数の議席を得る》
《創価学会の2世、3世信者と参政党の関係》
《原爆が広島と長崎に投下された。そこで原潜を建造、核保有の有無は隠す》
《統一教会(世界平和統一家庭連合)への度を越えた攻撃は許されない。統一教会は保守であると擁護発言》
《そのメンバーの支援活動を確認。SNSでも拡散》
《国会主権を廃止する。(憲法に)国家主権を明記と主張》
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また、不透明な国有地払い下げ問題で注目されてきた森友学園・籠池泰典氏との関係についても次のような記述がある。
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《神谷氏の妻は森友学園の事務員と籠池氏が発言》
《神谷氏の親族が、森友学園の極右的発想で、子ども関連施設を運営》
《籠池氏が神谷氏の【金の執着】をネット番組で発言》
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参政党とカネの関係についてはすでにハンターで報じた通りだが(既報)、問題の『報告書』では、すでに6月の時点で《参政党の経済力》として複数の実名をあげながらこう記している。
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《マルチ商法、新興宗教グループとの深い関係に警戒》
《神谷氏自身が会社を経営し、参政党→神谷氏自身の会社という資金還流を確認》
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参政党では、神谷氏の「独裁」が続いているとされ《過去、参政党にゴレンジャーという有力者で運営されていたが、すべて外された。「神谷氏が自身の独裁を続けたいがため、台頭する者にいきなりハシゴを外すのが手法」と元幹部から聞き取り》となどと明かしている。
その上で《自民党の右派で、落選中の者が参政党にアプローチする者を複数人、確認。さらに勢力拡大も見込め(中略)要警戒》《選挙結果次第では、自公連立に参政党という政局も検討の余地》と今後の政局への影響にまで言及していた。
報告書の記載内容に間違いがないことは、同党の躍進が伝えられるなかで週刊誌など複数のメディアが報じた記事でも証明済みだ。主張の真偽も確認せず、危険な極右政党に14もの議席を与えた有権者の責任は重い。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/422744?rct=tokuhou】
こちら特報部
「外国人の特権?ないのでは」「憲法草案?読んでない候補者も」選挙後の神谷代表の言動に透ける参政党の危うさ
2025年7月22日 06時00分
20日の参院選は参政党の伸長が注目を集めた。「日本人ファースト」を掲げ、14議席を獲得した。だが、同党は選挙戦を通じ、神谷宗幣代表や候補者が外国人政策などを巡る不正確な発言を連発し、批判を巻き起こした。投票終了後、神谷氏が何を言ったかというと…。(中根政人、西田直晃)
◆物議を醸す発言や行動が次々と
「とにかく『日本人ファースト』。国民の声をしっかり聞いて、党員の皆さんの思いをしっかり受け止めた政治をやる」。参院選の投票から一夜明けた21日夕、東京・新橋で街頭演説に立った参政党の神谷代表は声を上げた。
(開票経過を受け、メディアのインタビューに答える参政党の
神谷代表=20日、東京都新宿区で(市川和宏撮影))
参政党は2020年、元大阪府吹田市議の神谷氏らを中心に結党。新型コロナウイルスのワクチン接種に疑問を示したほか、外国人参政権への反対や外国人労働者の抑制など保守色が強い政策を主張してきた。短期間での躍進をアピールする同党だが、参院選では神谷氏や候補者の物議を醸す発言や行動が相次いだ。
神谷氏は公示日の3日、日本外国特派員協会の記者会見で、親和性の高い他国の政党を尋ねられ、トランプ大統領を支える米共和党の保守派に加え、欧州の極右・右派政党の「ドイツのための選択肢(AfD)」や英国の「リフォームUK」、フランスの「国民連合(RN)」を列挙。
同日の街頭演説では「高齢の女性は子どもが産めない。若い女性に子どもを産みたいとか産んだ方が安心して暮らせるなという社会状況をつくらないといけない」と発言。「女性の尊厳を傷つけた」といった反発が広がった。
◆選挙後に言った身もふたもない説明
13日の演説では、宮城県の水道事業について「国がやらないから民営化しちゃう。なんでそれを外資に売るのか」と主張。同県の村井嘉浩知事が事実と違うと、謝罪と訂正を求める抗議文を提出する事態に。
(東京選挙区で当選確実となったさや氏(左)と一緒にパネルに
花を付ける参政党の神谷代表=20日、東京都新宿区で
(市川和宏撮影))
また、東京選挙区で初当選したさや氏がロシアの国営メディア「スプートニク」のインタビューを受けていた事実が判明。ロシア政府のプロパガンダに加担したとの批判を呼んだ。
投開票日の20日夜から21日未明にかけ、神谷氏は東京都新宿区内に設けた開票センターでメディア対応した。そこで展開されたのは、選挙戦での問題発言についての開き直りに加え、党の政策を巡っての身もふたもない説明だった。
【参政党関係者の不正確さのある発言例】(6月下旬以降。取材、報道から)
・「外国人の重要犯罪が増加している」(吉川里奈氏、6月23日、街頭演説)
・「(選択的夫婦別姓は)日本の治安を悪くする」(神谷宗幣氏、6月30日、テレビ討論)
・「核武装が最も安上がり」(さや氏、7月3日、ネット番組)
・「生活保護は受給権がない外国人ばかり」(初鹿野裕樹氏、3日、街頭演説)
・「外国人からは相続税が取れない」(神谷氏、6日、民放番組)
・「沖縄戦での日本軍の沖縄県民殺害は例外的」(神谷氏、8日、街頭演説)
・「宮城県は水道事業を民営化し、外資に売った」(神谷氏、13日、街頭演説)
◆憲法草案を読むことを「候補者には徹底してない」
「高齢女性は子どもが産めない」との発言については「言ったことを切り取られて、だいぶ批判を受けたが、今でも撤回していない。女性は一定の年齢を重ねていけば子どもが産めなくなる」と「女性の尊厳」などから論点をずらした上で「(発言を問題視した)マスメディアのあり方に不満を持っている国民が加勢してくれた」とメディアに責任転嫁し、自らを正当化した。
天皇を「元首」と位置づけ、国が「主権」を有するとした党の憲法草案については、21日未明の記者会見で「(参院選の候補者は)ちゃんと読んでないんじゃないか」と発言。草案自体が「あくまで議論のたたき台」とした上で「候補者に必ず読むようにというふうには徹底していない。読んでいる人と読んでいない人がいると思う」と、しれっと語った。
◆「逆転現象が生まれているのでは」
さらに、憲法草案に「国民主権」が明記されておらず、国家主義的な点を指摘されると「(草案は)国民主権の前提で書いていたが、書いていないと心配だという声があるのであれば、書けばいいと思う」とあっさり回答した。
「日本人ファースト」を訴える根拠となるはずの「外国人の特権」が日本に存在するかどうかについても、神谷氏は会見で「特にないのではないか」と説明。「日本人が『平等じゃないな』と感じるような事例はいくつかあるかもしれない」と、有権者側の感情論だと言わんばかりだった。
(東京・新橋で21日、参政党の神谷氏らの街頭演説に
集まった人たち=21日、東京都港区で(木戸佑撮影))
会見に出席した選挙ウオッチャーでフリーライターの畠山理仁(みちよし)氏は「憲法草案について、候補者たちも是としているのかを質問したが、(神谷氏の返答に)びっくりした」と振り返る。さらに「参政党の躍…………………。
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[↑※ 『分断でなく“共に生きる”社会へ 2025年参院選』『選択的夫婦別姓 自民惨敗なら実現に大きく前進か』(週刊金曜日、2025年7月18日、No.1529)] (2025年07月27日[日])
2025年7月20日(日) の参院選…惨敗の自公、一方、コミや、デマやフェイク・ヘイトな極右集団・サセが〝大躍進〟。自公の勝利という最悪を回避したのに、サセやニホといった極右集団 (← ありゃぁ、公党に非ず) が躍進するというさらなる最悪な事態に。《ネッ上のデマや雰囲気に流された人たちが、パワハラで辞任した知事の再選を認めた結果、兵庫県は今でも混乱が続いている》(HUNTER)。
神奈川新聞記者「選挙演説中に、市民に対して『非国民』と言った理由は?」、(当時) サセ候補は「辞書に書いてあります」…そんなもの (「理由」) が書いてある訳がない。アベ様の「こんな人たち」を思い出す。今回の2025年参院選、《戦前回帰に歯止めをかけようとする「常識ある民意」が働…》(HUNTER)くことは無かった。《戦後80年を迎えたこの国の参院選で、神の国発言をはるかに超える危険な主張で支持を広げる極右政党》が〝大躍進〟…あぁ、悍ましい。
中願寺純則記者による、HUNTERの記事【極右組織・参政党の新憲法案と「神の国発言」】(https://news-hunter.org/?p=27588)によると、《2000年5月、森喜朗首相(当時)がある会合で「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく」と述べた。いわゆる「神の国発言」だ。森氏は、国民主権や政教分離を否定した戦前と同じ考えだとする世論の猛反発をくらい、内閣支持率も急落。同年6月に衆議院を解散(神の国解散)するが40議席近く減らすこととなり、自民党は単独過半数を割り込む形で惨敗した。戦前回帰に歯止めをかけようとする「常識ある民意」が働いた結果だったと言えるが、戦後80年を迎えたこの国の参院選で、神の国発言をはるかに超える危険な主張で支持を広げる極右政党が台風の目となっている》、《■戦前回帰の憲法構想案と「神社国有化」の公約》、《■目指すは天皇の下での全体主義国家》。
このままではあまりに怖ろしい結果に…と思っていたが、《都議選で惨敗した自民党は参政党と会派を組んだ》わけであり、高市早苗政権でも誕生しようものなら…。
吉田充春記者による、長周新聞のコラム【保守もどきが叫ぶ排外主義/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/35418)によると、《雨後のタケノコのように飛び出してきた自称保守政党や右派宗教団体をバックボーンとしているであろう勢力が、にわかに「日本人ファースト」を叫んだり、外国人労働者への排外主義を煽り立てているではないか。…だいたい、日本人が「ファースト」で、その他の国々の人々が「セカンド」や「サード」であるなどという順番や基準は、いったい誰が何様のつもりで決めているのか? である》。
鈴木エイトさんのつぶやき:
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【https://x.com/cult_and_fraud/status/1947769868708942182】
鈴木エイト ジャーナリスト/作家
@cult_and_fraud
昨年の都知事選から兵庫県知事選で顕著となったのが扇動されやすい国民性の露呈。容易に大衆を扇動できてしまう、それは今回の参院選でも一段と顕著に。これが国防上のリスクになり得ることに保守層を含めもっと危機感を持つべき。
メディアは表面的な分析ではなく、問題の本質を指摘すべき局面
午前6:24 2025年7月23日
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【https://x.com/cult_and_fraud/status/1947952820373844113】
鈴木エイト ジャーナリスト/作家
@cult_and_fraud
この手のメディア選別に対して、すべてのメディアが連帯してノーを突きつけるべき
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矢部真太/神奈川新聞記者
@shintayabe_257
参政党が定例会見において神奈川新聞社の記者を排除する事態が起きました⚡️ …x.com/kanalocolocal/…
さらに表示
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午後6:31 2025年7月23日
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阿部岳さんのつぶやき:
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【https://x.com/ABETakashiOki/status/1948006995505844475】
阿部岳 / ABE Takashi
@ABETakashiOki
参政党が、記者会見から神奈川新聞の石橋学記者を排除した。
残念なのは、その場に記者がたくさんいたのに、抗議の声が上がらなかったこと。
「あしたはあなたの番」という以前に、こんな記者選別を見過ごすのはファシズムへの加担です。
次は抗議していきましょう。
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カナロコ by 神奈川新聞
@KanalocoLocal
7月23日
参政党、国会内での定例会見で神奈川新聞社記者を排除
https://kanaloco.jp/news/social/article-1192388.html
外国人を排斥する「日本人ファースト」を掲げる極右政党・参政党は22日、東京・永田町の国会内で開いた記者会見で、神奈川新聞記者の取材を不当に拒否し、排除した。
#参政党 #参院選2025 #神奈川新聞
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午後10:07 2025年7月23日
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コミといい(← 横田一さん排除)、サセといい…周りの記者は何故に抗議しないの? ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」…《そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》。会見が単なる広報になり下がる。
神奈川新聞の記事【時代の正体 極右政党に抗う/参政党、国会内での定例会見で神奈川新聞社記者を排除】(https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1192388.html)によると、《外国人を排斥する「日本人ファースト」を掲げる極右政党・参政党は22日、東京・永田町の国会内で開いた記者会見で、神奈川新聞記者の取材を不当に拒否し、排除した。記者は参院選の選挙期間中…》
『●在りもしない《特権》に大騒ぎしデマ・ヘイトをまき散らしておいて、「在日
米軍特権」にはダンマリ、どこが〝アイコク〟なのか? 弱者イジメの卑劣さよ』
『●《参院選では…排外主義的な主張…日本人と同じく納税義務があるものの選挙権
はなく、「外国人が優遇されている」状況にもない…同じ日本社会の一員を…》』
『●サセ党やニホ党による《排外主義的な主張も含め、外国人政策が参院選の
焦点》《排外主義の空気》…デマやヘイトに惑わされず、真の野党への投票を!!』
『●【SNSと怪文書/狙撃兵】《すぐ鵜呑みにして脳味噌が染められるというのでは
なく、世論誘導に持っていかれない術を身につけることも必要なのだろう》』
『●ヘイターやデマ吐きばかりの集団に投票してはいけない…《そして、彼らが
私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》』
『●《「ヘイトスピーチ」…「選挙運動に名を借りたヘイト」…「…公選法に
守られてヘイトスピーチが行われている」》…差別と分断を招く2025年参院選』
『●2025年参院選: 惨敗の自公、一方、コミや極右集団が…自公の勝利という
最悪を回避したのに、極右集団が躍進するというさらなる最悪な事態に…』
『●被爆国ニッポンで《核兵器の脅威が現実味》…80年間の塗炭の苦しみを想像
できない者が2025年参院選の東京選挙区で第2位当選してしまう醜悪さ』
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【https://news-hunter.org/?p=27588】
極右組織・参政党の新憲法案と「神の国発言」
2025/7/17 僭越ながら「論」しらす, 全体主義, 参政党, 国家主権, 国民主権, 新日本憲法 構想案, 森喜朗, 極右, 神の国発言, 神社の国有化, 神谷宗幣
2000年5月、森喜朗首相(当時)がある会合で「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく」と述べた。いわゆる「神の国発言」だ。森氏は、国民主権や政教分離を否定した戦前と同じ考えだとする世論の猛反発をくらい、内閣支持率も急落。同年6月に衆議院を解散(神の国解散)するが40議席近く減らすこととなり、自民党は単独過半数を割り込む形で惨敗した。
戦前回帰に歯止めをかけようとする「常識ある民意」が働いた結果だったと言えるが、戦後80年を迎えたこの国の参院選で、神の国発言をはるかに超える危険な主張で支持を広げる極右政党が台風の目となっている。
■戦前回帰の憲法構想案と「神社国有化」の公約
外国人や高齢者を優遇しているのはおかしいと主張する参政党が急速に支持を伸ばし、参院選で大幅に議席を増やす可能性が出てきた。掲げたスローガンは「日本人ファースト」。国家主権を謳い、軍隊や戦前の侵略政策を容認して自主独立をうながすなど、アメリカのトランプ大統領が唱えてきた「アメリカ・ファースト」以上に激しい内容だ。つまり極右。同党が公表している「新日本憲法 構想案」(以下「構想案」)をみて背筋が寒くなった。少し長くなるが、構想案の前文にはこうある。
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日本は、稲穂が実る豊かな国土に、八百万の神と祖先を祀り、自然の摂理を尊重して命あるものの尊厳を認め、徳を積み、文武を養い、心を一つにして伝統文化を継承し、産業を発展させ、調和のとれた社会を築いてきた。
天皇は、いにしえより国をしらすこと悠久であり、国民を慈しみ、その安寧と幸せを祈り、国民もまた天皇を敬慕し、国全体が家族のように助け合って暮らす。公権力のあるべき道を示し、国民を本とする政治の姿を不文の憲法秩序とする。これが今も続く日本の國體(ママ)である。
国民の生活は、社会の公益が確保されることによって成り立つものであり、心身の教育、食糧の自給、国内産業の育成、国土と環境の保全など、本憲法によって権利の基盤としての公益を守り、強化する。
また我が国は、幾多の困難を乗り越え、世界に先駆けて人種の平等を訴えた国家として、先人の意思を受け継ぎ、本憲法によって綜合的な国のまもりに力を尽くし、国の自立につとめる。あわせて、各国の歴史や文化を尊重して共存共栄を実現し、恒久の平和に貢献する。
日本国民は、千代に八千代に繁栄を達成し、世界に真の調和をもたらすことを宣言し、この憲法を制定する。
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神道の言葉である「八百万の神」、天皇による統治という意味を持つ「しらす」や「千代に八千代に」、わざわざ旧字を使った「國體」――まさに「神国日本」の宣言であり、大日本帝国憲法(「明治憲法」)以上に天皇への帰依が顕著となっている。神道を国の根本に据えようとしてのは明らかで、同党がホームページ上で公表している公約には『神社の国有化』が明記されている(*下の画像参照。青い囲みとアンダーラインはハンター編集部)。政教分離を放棄すると宣言したようなものだ。
前文は憲法全体の方向性を示すものであり、個々の条文はその趣旨に縛られる。つまり、参政党の憲法案は、天皇絶対の戦前・戦中を蘇らせようとするものなのだ。まともな政治勢力が作った憲法草案とは思えない。
■目指すは天皇の下での全体主義国家
第1条はさらに過激だ。
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日本は、天皇のしらす君民一体の国家である。
2 天皇は、国の伝統の祭祀を主宰し、国民を統合する。
3 天皇は、国民の幸せを祈る神聖な存在として侵してはならない。
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「しらす」(=治らす)は天皇による統治を意味する言葉。参政党の憲法草案は、明治憲法の条文「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」と同じ内容だ。この国を戦争に導き、国民に塗炭の苦しみを与える原因となった「天皇絶対」の思想を、現代において提唱する政党が出てこようとは夢にも思わなかった。しかも、こうした危険思想を喧伝する政党に、一定の支持が集まっているというのだから驚くしかない。
最大の問題は、第4条の「国は、主権を有し、独立して自ら決定する権限を有する」という条文である。国民主権ではなく「国家主権」としたところに同党の全体主義的な本質が出ている。参政党にとって主権在民という考え方はうっとおしいだけなのだろう。当然、参政党の憲法草案には国民個々の“表現の自由”や“学問の自由”といった当然あるべき「権利」を保障する条文はない。全体主義と個の自由は相容れないからだ。
第7条では「婚姻は、男女の結合を基礎とし、夫婦の氏を同じくする」と規定。マイノリティや多様な家族観は認めないという考えを表明するだけでは足りず、憲法で同性婚と夫婦別姓を否定するという念の入れようだ。同党の差別主義は、ここにも現れている。
第9条では教育を受ける権利を認めつつも、「国語と古典素読、歴史と神話、修身、武道及び政治参加の教育は必修とする」、「教育勅語など歴代の詔勅、愛国心、食と健康、地域の祭祀や偉人、伝統行事は、教育において尊重しなければならない」と強要する始末。学問の自由まで奪おうという魂胆だ。
ここに出てくる「修身」とは、戦前の日本における道徳教育の教科。道徳とせず「修身」としたところにも戦前回帰の意図がみえる。
「教育勅語」が一躍注目を浴びることになったのは、不正な国有地払い下げ問題で知られる森友学園が、当時運営していた幼稚園で園児に勅語を暗唱させていたことが報じられてからだ。ネッ上に森友学園が運営する幼稚園の動画が流れるやいなや、安倍政権当時の閣僚や副大臣などが次々と教育勅語を擁護した。右派に媚びた安倍政権らしい対応だった。
ちなみに、「勅語」とは天皇が発した意思表示の言葉。天皇主権を規定した大日本帝国憲法下でのみ可能な、事実上の命令である。教育勅語は『一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ』と明記している。もし国家に危険が迫れば正義と勇気の心をもって公=国家のために働き、皇室を助けよ、という意味だ。つまり、教育勅語の目的は「滅私奉公」を奨励すること。主権在民や法の下の平等を規定した現行憲法とは真逆の考え方である。国家主権や天皇による統治を目指す参政党にとっては必要不可欠、自民党から距離を置き始めた極右勢力を引き寄せるためにも手放せないはずだ。
参政党代表の神谷宗幣氏をはじめとする極端に右に寄った政治家たちが、教育勅語を信奉するのは自由だ。しかし、それを憲法という国の最高法規をもって国民に押し付けることは許されない。昭和23年6月、衆議院は「教育勅語等排除に関する決議」を、参議院は「教育勅語等の失効確認に関する決議」を決議し、国として教育勅語と決別していることを忘れてはなるまい。下が衆、参での決議文だ。
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【教育勅語等排除に関する決議】」(衆議院:昭和23年6月19日)
民主平和国家として世界史的建設途上にあるわが国の現実は、その精神内容において未だ決定的な民主化を確認するを得ないのは遺憾である。これが徹底に最も緊要なことは教育基本法に則り、教育の改新と振興とをはかることにある。しかるに既に過去の文書となっている教育勅語並びに陸海軍軍人に賜わりたる勅諭その他の教育に関する諸詔勅、今日もなお国民道徳の指導原理としての性格を持続しているかの如く誤解されるのは、従来の行政上の措置が不十分であったがためである。
思うに、これらの詔勅の根本的理念が主権在君並びに神話的国体観に基いている事実は、明かに基本的人権を損い、且つ国際信義に対して疑点を残すものとなる。よって憲法第98条の本旨に従い、ここに衆議院は院議を以て、これらの詔勅を排除し、その指導原理的性格を認めないことを宣言する。政府は直ちにこれらの謄本を回収し、排除の措置を完了すべきである。
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「教育勅語等の失効確認に関する決議」(参議院:昭和23年6月19日)
われらは、さきに日本国憲法の人類普遍の原理に則り、教育基本法を制定して、わが国家及びわが民族を中心とする教育の誤りを徹底的に払拭し、真理と平和とを希求する人間を育成する民主主義的教育理念をおごそかに宣明した。その結果として、教育勅語は、軍人に賜はりたる勅諭、戊申詔書、青少年学徒に賜はりたる勅語その他の諸詔勅とともに、既に廃止せられその効力を失つている。
しかし教育勅語等が、あるいは従来の如き効力を今日なお保有するかの疑いを懐く者あるをおもんばかり、われらはとくに、それらが既に効力を失つている事実を明確にするとともに、政府をして教育勅語その他の諸詔勅の謄本をもれなく回収せしめる。
われらはここに、教育の真の権威の確立と国民道徳の振興のために、全国民が一致して教育基本法の明示する新教育理念の普及徹底に努力をいたすべきことを期する。
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衆議院決議では「排除」という強い表現で教育勅語を否定。《指導原理的性格を認めないことを宣言する》とした上で、《謄本を回収し、排除の措置を完了すべき》とまで言い切る。衆院の排除決議は、教育勅語が「神話的国体観」に基づいており、基本的人権を損なうという考え方に立脚しているからに他ならない。
一方、参議院決議では教育勅語の失効を確認。《わが国家及びわが民族を中心とする教育の誤りを徹底的に払拭》するために、衆院同様《謄本をもれなく回収》と決議していた。回収するということは、教育勅語の写しを国内から消し去るという意味。これは教育の現場での教育勅語利用を禁じたと解すべきだろう。参政党は、衆・参での国会決議を知らないのかもしれない。知っていて憲法に「教育勅語の尊重」という条文を入れるというのなら、この政党は国民に犠牲を強いた戦前の軍部と同じだ。
極右であることを証明するかのように、以下の条文には「軍隊」「軍事裁判所」という言葉が並ぶ。とどめは第22条の「統治は、國體を尊重し、全国民のため、和の精神をもって行う」だ。これまで述べてきたように、参政党が多用する「國體」(国体)とは、天皇を頂点とする全体主義国家を指す。つまり、この党を支持するということは、日本が戦前と同じ状態になることを容認するということだ。参政党支持者は同党が公表している「新日本憲法 構想案」を熟読すべきだろう。
「神の国発言」から25年、根拠に乏しい言説や戦前回帰の極右的主張で支持を集める政党が出現したことに危機感を覚えているのは記者だけではあるまい。ネッ上のデマや雰囲気に流された人たちが、パワハラで辞任した知事の再選を認めた結果、兵庫県は今でも混乱が続いている。
(中願寺純則)
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【https://www.chosyu-journal.jp/column/35418】
保守もどきが叫ぶ排外主義
コラム 狙撃兵 2025年7月16日
早朝に地元の大手製造工場の正門前を通りかかった時のこと、夜勤を終えた従業員がわんさかとはき出されるように工場から出てきて、家路についているのに出くわした。朝日に照りつけられながら正門から出てくると、長い列をつくって同じ方向にとぼとぼと歩きはじめ周辺に林立するアパート群へと吸い込まれていく。以前なら車やバイクで通勤している労働者がほとんどだったのに、幾人かの集団が自転車に乗っているほかはみんな徒歩。日本人は車通勤だから見ないのか、歩いているのは若いインドネシア人労働者たちばかりなのだ。
コンビニに行くと、ベトナム人、インドネシア人、ネパール人など様々な国籍の若年労働者たちと出くわし、飲食店でもウェイトレスや厨房で働いているのは外国人労働者だったりする。中小零細企業でも人手不足を外国人労働者によってなんとか埋めているところは多い。ブローカーの営業も頻繁にやってくる。20年近く前は中国人が外国人技能実習生の走りだったが、経済発展を遂げていることもあって次第に来なくなった。そして近年はベトナム、インドネシアとさらに貧しい東南アジアの国々から労働人材を招き入れるようになり、いまや日常生活を送るのに外国人労働者を見かけない日はないくらい身近な存在になっている。
街の一角には外国人労働者を斡旋するブローカーとつながった語学院ができ、日本語を学びながら夜はコンビニ食品製造の工場へと働きに出る一群もいる。私立大学の「留学生」といっても名ばかりで、私学経営の肥やしにされつつ、夜間はマイクロバスに乗せられて製造工場の低賃金労働力として駆り出されていたりする。こうした外国人労働者が一斉に本国に引き揚げたら、日本社会は果たして「日常」が保たれるのだろうかと思うほど、あらゆる分野で依存度を深めているのが実態だろう。
さて、参院選である。雨後のタケノコのように飛び出してきた自称保守政党や右派宗教団体をバックボーンとしているであろう勢力が、にわかに「日本人ファースト」を叫んだり、外国人労働者への排外主義を煽り立てているではないか。近年は欧米でもそうした右派ポピュリズムの台頭が顕在化し、「アメリカ・ファースト」を叫んだトランプがまさにその象徴でもあるが、後進国からの移民や外国人労働者を自国の低賃金労働のアンカー(錨)として鎖につないでおきながら、一方でヘイト(忌み嫌う)するという振る舞いが横行している。そもそもの原因をたどると、資本主義体制が行き詰まった先進国では少子高齢化で労働力が乏しくなったりで、利潤獲得のために必要な低賃金労働力をよその国から引っ張って来るように仕向けたのは資本の側である。
おかげで外国人労働者があふれているというのに、「上見て暮らすな、下見て暮らせ」を地で行くように、社会的不満や鬱憤をより立場の弱い者を侮蔑したり卑下することによって発散させたり、社会を分断することによって矛盾の矛先をそらしたりしている。そうやって低賃金で搾取したうえにヘイトして殴りかかるという行為について、恥ずかし気もなく「日本人ファースト」すなわち日本人が一番・第一であるとか、アメリカ人が一番であるとかいっているにほかならない。海外に労働力を依存せざるを得ないほど衰退している社会の現実には目をつむって、外国人の脅威を煽ったり、外国人労働者を見下すことによって心を満たし、「オレが一番」「日本人すごい!」の自慰行為に浸っているというのなら、みっともない話でもある。
日本でも確か、2000年代初頭に自民党幹事長だった中川秀直(清和会)あたりが「多民族国家」の実現を唱え、外国人労働者の導入は経団連が求めた政策である。非正規雇用の蔓延や外国人労働者の増大は、小泉改革以後の自民党政治によってもたらされたものでもある。グローバル化によって国境を越えた低賃金労働力の流動化がやられ、大企業天国にすることとセットで今日のような状態が作り出されたのである。そうした経緯を抜きにして、いまになって安倍晋三の残りカスのような保守もどきが、その昔に朝鮮人や中国人を侮蔑して「チョン」とか「チャンコロ」と呼称していた精神世界を丸出しにして、またやろうとしていることについて看過することなどできない。原因をもたらした連中に矛先を向けるのではなく、排外主義を煽ることだけに熱心というような連中については、原因解決への意識はまるでないという点において、真の愛国者ではなく保守もどきというほかないのである。
だいたい、日本人が「ファースト」で、その他の国々の人々が「セカンド」や「サード」であるなどという順番や基準は、いったい誰が何様のつもりで決めているのか? である。
吉田充春
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[※ 「統一教会だけじゃない! 自民党政治の背景に これだけの宗教右派」(週刊金曜日 1395号、2022年10月07日) ↑]/
(2022年11月13日[日])
そりゃぁ、「政治の力」も働きますわなぁ。地方も含め、ズブズブ壺壺ヅボヅボな者達を政界から一掃すべきだ。今後も、政治を歪め続けるつもりか?
日刊ゲンダイの記事【「安倍派を中心に」旧統一教会による“政界工作” 創始者・文鮮明氏の発言録で判明】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314022)/《やはり旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、時間をかけて安倍ファミリーを籠絡していたようだ。旧統一教会の創始者・文鮮明氏が1989年、韓国で行った説教で、自民党の安倍晋太郎元外相が当時会長をしていた「安倍派」(清和会)を中心に日本の国会議員と関係強化をはかるよう、信者に語っていたことが分かった。7日の毎日新聞が伝えている》。
『●(狙撃兵)《その死を呼び寄せた原因が反日カルト組織である統一教会と
ズブズブだった関係にあり…なぜ「ファザームーン」みたく神格化…?》』
『●ズブズブ壺壺ヅボヅボでない自民党議員にとっては大チャンスなのに?
……まあ、やる気のある、自民党にそんな議員が居ればの話ですがね』
『●タカ派政権とお維が《協力し、憲法改正と戦争準備、また原発再稼働や
新増設などが進む》…そういう想像力も無く、お維と組む〝論憲〟民主党』
ズブズブ壺壺ヅボヅボでない自民党議員にとっては大チャンスなのに? ……まあ、やる気のある、自民党にそんな議員が居ればの話ですがね。村上誠一郎議員を〝潰して〟、《留飲を下げ》ているようでは、自民党が分裂するか、潰れる以外に未来はない。一体誰が《売国奴》で、《国賊》なのだろうか。こんな与党をいつまでのさばらせれば気がすむのだろうか。
《自民党幹事長・茂木敏充…「幹事長の言うことは何ひとつ的を射ていない」(自民党若手議員)というありさまだ。極めつきは教会と近いといわれる党政調会長・萩生田光一が被害者救済新法の責任者となったことだ》…ズブズブ壺壺ヅボヅボでない自民党議員は居ないのかね?
『●漸く内部から火の手が…村上誠一郎議員《安倍氏の政権運営が「財政、
金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批判》』
『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件
こそが《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(1)』
『●村上誠一郎議員の発言よりも、統一協会票の差配等々のアベ様案件
こそが《国賊》であり、《党員の品位を汚す行為》だと思いますが?(2)』
『●自民党《国賊》(発言)処分問題…数多のアベ様案件や《悪夢》な暴政、
ズブズブ壺壺ヅボヅボな統一協会との関係と「政」への介入こそ《国賊》』
《60余年前の石橋湛山のことばは、今の悲惨な自民党の政治状況を
的確に表現し、批判しています。まあ、自民党は、あるいは日本の
政治は変わらなかったんだなあという落胆でもありますが。しかも、
湛山は、言論機関と国民の役割にも触れていました》
『●自民党議員の皆さん、《留飲を下げ》られましたか? 《「国賊」は
だめだがそれ以外の発言は幾人もの議員が同調、または同様の発言》』
全くやる気無しなキシダメ自民党。村上誠一郎議員への〝処分〟で、《留飲を下げ》ている場合か?
毎日新聞の記事【旧統一教会 日本の政治に影響を及ぼしていたのか】(https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20221027/pol/00m/010/005000c)によると、《実態を解明しなければ関係は絶てない》《岸田文雄首相は旧統一教会と関係を絶つと言っているが、肝心なことはまだ何も解明されていない。解明されない限り旧統一教会との関係を絶つことは難しいのでは…》。
ズブズブ壺壺ヅボヅボでない《人材》が枯渇。ホントに、村上誠一郎議員への〝処分〟で、《留飲を下げ》ている場合のなのかね? 《信念や哲学を持って、自分が次の世代のために何をするのかを熱意》を持って語れる、首相になりたい議員はいないのかね?
毎日新聞の記事【岸田首相に必要なのは「決断」】(https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20221104/pol/00m/010/003000c)によると、《難局を乗り切るためには、人材を集め、全体を見て優先順位をつけられる司令塔が必要だ。問題が起きるたびに反射的に対応するのでは、全体の流れ、戦略が見えてこない》。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/314022】
「安倍派を中心に」旧統一教会による“政界工作” 創始者・文鮮明氏の発言録で判明
公開日:2022/11/07 13:50 更新日:2022/11/07 13:50
(旧統一教会創始者・文鮮明氏(左)の「発言録」に記載
(右は、安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ)
やはり旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は、時間をかけて安倍ファミリーを籠絡していたようだ。
旧統一教会の創始者・文鮮明氏が1989年、韓国で行った説教で、自民党の安倍晋太郎元外相が当時会長をしていた「安倍派」(清和会)を中心に日本の国会議員と関係強化をはかるよう、信者に語っていたことが分かった。7日の毎日新聞が伝えている。
韓国語で書かれた文鮮明氏の「発言録」の中から毎日新聞が発言箇所を翻訳した。発言録は、信者向けに発行された「文鮮明先生マルスム(御言)選集」。文鮮明氏が1956年から2009年にかけて信者に語ったものだ。全615巻、53年分にわたる。
2004年9月16日の説教では、「岸首相(の時)から私が(日本の政界に)手を出した」と、自ら岸元首相に近づいたと語っているという。
また、1989年7月4日は、「(日本の)国会議員との関係強化」に言及し、「国会内で教会をつくる」「国会議員の秘書を輩出する」「自民党の安倍派などを中心にして、クボキを中心に超党派的にそうした議員たちを結成し、その数を徐々に増やしていかないといけない」などと語っているという。
クボキは、日本の教団本体の初代会長である久保木修己氏を指すとみられる。
旧統一教会は、想像以上に安倍派に深く浸透しているのではないか。
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【https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20221027/pol/00m/010/005000c】
旧統一教会 日本の政治に影響を及ぼしていたのか
村上誠一郎・元行政改革担当相
2022年10月28日
(村上誠一郎氏=和田大典撮影)
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)については、私は霊感商法や合同結婚式ぐらいしか知らなかった。
霊感商法や信者の献金で、日本だけでも1カ月に20億円を集めていたと言われている(※)。いったい何に使われたのか。
調べれば調べるほど、闇は深い。日本の国家主権の侵害に関わる可能性がある。
米国で日本から送金された資金を使って日刊紙(ワシントン・タイムズ)を創刊し、またトランプ前大統領らの支援をしていたと言われている。
さらに、1970年代に発覚した「コリアゲート」と呼ばれる米連邦議員への買収事件の際にも旧統一教会の名が取り沙汰された。日本においては何を目的としていたのであろうか。
日本の国会議員にどういう働きかけをしてきたかは、まだ全く見えてきていない。もし、旧統一教会が日本の政治に影響を及ぼしていたとすれば大変なことだ。
実態を解明しなければ関係は絶てない
岸田文雄首相は旧統一教会と関係を絶つと言っているが、肝心なことはまだ何も解明されていない。解明されない限り旧統一教会との関係を絶つことは難しいのでは………
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【https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20221104/pol/00m/010/003000c】
岸田首相に必要なのは「決断」
村上誠一郎・元行政改革担当相
2022年11月7日
(村上誠一郎氏=和田大典撮影)
自民党総裁選で岸田文雄氏を応援した。それだけに岸田政権を心配している。
何が一番問題か。自分はこういう政策をやる、こういう人事をやるという独自のものが見えてこない。
もちろん、今の日本の問題を全部、一気に解決はできないが、首相であれば少なくとも自分は多くの課題について優先順位をつけて取り組んでいく、と示す必要がある。残念ながらそれができていない。
急激な円安や物価上昇、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題や五輪汚職などが重なり、課題は山積みだ。それぞれの問題をきちんと解決し、事態を良くしようとする姿勢が国民に十分に伝わっていないのではないか。
難局を乗り切るためには、人材を集め、全体を見て優先順位をつけられる司令塔が必要だ。問題が起きるたびに反射的に対応するのでは、全体の流れ、戦略が見えてこない。
「聞く力」は、意見を聞いたうえで方向を変えるためにあるはずだ。しかし、財務省の公文書改ざんをめぐる近畿財務局職員の赤木俊夫氏の問題でも、佐渡金山遺跡の世界文化遺産登録の申請についても、結局周囲の意見に従っているだけのように国民には見えている。一国の首相は信念や哲学を持って、自分が次の世代のために何をするのかを熱意………
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[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑] (2021年07月11日[日])
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/麻生発言はゴルゴ13のおかげ?】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107070000931.html)。
cakesのコラム【武田砂鉄 ワダアキ考〜テレビの中のわだかまり〜/麻生太郎大臣的なマチズモを削り取るために】(https://cakes.mu/posts/34092)。
《麻生は役割を演じているというかもしれないが、政治家の仕事は外交を尽くし、戦争を回避させるためにあらゆることに努力することにある。その役割を国民は麻生に与えていない》。
《挙げ句の果てに、会見の場で、記者からの問いかけに対して、「全然頼りねえ顔してるけど、質問するならきちっと知ってないと具合悪いよ?」などと言う。質問にまともに答えようとさえしない。こう記せば、あたかも質問をする側に問題点があるかのように受け止める人もいるかもしれないが、質問を遮る形でこう述べているのである。どんな顔だろうが、それ、関係あるだろうか。赤木さんの妻・雅子さんが麻生大臣らを「再調査しないとおっしゃっているが、再調査される側の立場」と断じていたことを繰り返し思い出したい。オレのルールを持ち込んでどうなるものではないはずなのだ》。
「(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してきても全くおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾を防衛しなければいけない」「北朝鮮がこのまま核開発を進めていくなら、日本でも核武装しなければならない」「…そういう意味では『やっぱり俺のところは、核で武装する以外、手がない』と思う北朝鮮の感覚の方が、少なくとも戦略外交とかいうことを言う時は正しいですよ」…閣僚が発していい言葉だろうか?
自民党の誰でもいい、ウルトラ差別主義者麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏のように、《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》にしてほしい。野中氏のように、《君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!》、と《激しい言葉》を投げつけ得る心ある自民党議員など一人もいないのか。
『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識』
『●『野中広務 差別と権力』読了(2/3)』
「「永田町ほど差別意識の強い世界」(※2) はなく、「総裁選の最中に
ある有力代議士は…「…総理になれるような種類の人間じゃないんだ」
(p.385) と言ったそう。さらに、最近、ネット上で話題になっていた部分。
当時、「総裁選に立候補した元経企庁長官」 (であり現総理) の
「麻生太郎は…「あんな……を日本の総理にはできないわなあ」と言い放った」
(p.385) そうである。2003年9月、野中は、最後の自民党総務会に臨み、
当時の小泉総裁や麻生政調会長を前に発言を求めた。「…私の最後の発言と
肝に銘じて申し上げます…政調会長。あなたは『野中のような…を総理には
できないわなあ』とおっしゃった。君のような人間がわが党の政策をやり、
これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできよう
はずがないんだ。私は絶対に許さん!」、野中の激しい言葉に総務会の空気は
凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった」
(pp.391-392)。」
『●確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・麻生太郎殿の
その体質は野中広務氏による大叱責でも変わらず』
ムカムカして、しょうがない。部下を自死に追いやり、その態度? 泥縄ではない「第三者による再調査を」、今すぐに。
2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日…アベ様のタンカ「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」が改ざんの引き金として、《元々森友学園との交渉を担当していたわけではなかった赤木俊夫さんが、文書の改ざん作業に駆り出された》。元最低の官房長官の現首相カースーオジサンやウルトラ差別主義者な財務相が、赤木さんに改ざんを強いた。国家公務員倫理カードを持ち歩き、「国民のために働」くことを身上とした赤木さんに。本省の無理難題に、近畿財務局(?)は赤木さんの部下にも改ざんさせようとしていたようだが、赤木さんはそれを部下にはさせられないと自分一人で改ざん作業をしていた。
(ビデオニュースドットコムの神保哲生さん)《一見、大人数で改ざんが行われる集団に俊夫さんも駆り出されたかのように受け止められがちだが、その実態は俊夫さんだけが改ざん作業を強いられ、上司は俊夫さんに命じるたけで実際の改ざん作業には手を染めていなかった。また俊夫さんは後輩にはこんなことはやらせてはいけないと考え、自分一人で違法行為の汚名を背負った。結果的に俊夫さんが違法行為の「実行犯」となった》。《組織ぐるみで籠絡させられ、自らの意に反する違法行為を強いられ「実行犯」にされ、ただ一人問題の部署に残される人事が行われた。これは典型的なパワハラ以外の何物でもない》。
NHKのニュース9も「麻生太郎財務相・副首相にゴルゴ13の質問を長々」とやっている場合なのか? 《森友学園に国有地が格安で払い下げられた問題をめぐり、当初その交渉記録に記されていた安倍元首相夫人や他の政治家の名前が、後に消去されていた…。決裁後の公文書が改竄》について、なぜ質問・インタビューしないのですか?
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷』
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざん
させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
改ざんが行われたのだ》
『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない』
『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない』
『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》』
『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》』
『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」』
『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
…再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」』
『●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、
《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》』
『●《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を
起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》か?』
《赤木さんが書いたとみられる「現場として厚遇した事実もないし」
という一文についての麻生氏の見解だ。この一文に関し、
安倍晋三前首相のツイッターの公式アカウントが
「赤木氏は明確に記している」などと投稿。国が森友学園を優遇した
疑惑を赤木さんが否定し、疑いが晴れたと言わんばかりだったからだ。
これに対して、麻生氏の答えは「あまり細かく知らない」と
にべもなかった。森友学園に国有地を売却した当時、
赤木さんは担当ではなかった。同僚の話を信じていただけの
可能性はなかったか。》
『●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを
死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107070000931.html】
コラム
政界地獄耳
2021年7月8日4時16分
麻生発言はゴルゴ13のおかげ?
★5日、副総理兼財務相・麻生太郎は講演で「(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してきても全くおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾を防衛しなければいけない」と発言。中国が台湾に侵攻した場合、安全保障関連法が定める「存立危機事態」に認定し、限定的な集団的自衛権を行使することもあり得るとの認識を示した。この発言の目的や、タイミングについては極めて政治的な観測気球といえるが、麻生は昔から、意図的に刺激的な発言で国民を含め内外に可能性を示す発言が多い。
★例えば核武装論だ。今でも国民は核に対して強い恐怖と不安を持っているが、麻生はそこを刺激する。05年、外相時代にチェイニー米副大統領らに「北朝鮮がこのまま核開発を進めていくなら、日本でも核武装しなければならない」と発言。18年5月30日には自民党議員のパーティーで「何もなかったリビアはどうなったか。ご存じのように、爆撃を食らって終わった。そういう意味では『やっぱり俺のところは、核で武装する以外、手がない』と思う北朝鮮の感覚の方が、少なくとも戦略外交とかいうことを言う時は正しいですよ」と本音と挑発を交えた議論を前に進める時のきっかけづくりが上手な議員といえる。これも「ゴルゴ13」を読んできたおかげか。
★ところが副総理、それも外相歴任の元総理の発言だ。6日、中国外務省の趙立堅副報道局長は「台湾問題への手出しを断じて許さない。中国人民が国家主権を守る固い決心や意志、強大な能力を見くびってはならない」と「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。麻生は役割を演じているというかもしれないが、政治家の仕事は外交を尽くし、戦争を回避させるためにあらゆることに努力することにある。その役割を国民は麻生に与えていない。(K)※敬称略
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【https://cakes.mu/posts/34092】
ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜
武田砂鉄
麻生太郎大臣的なマチズモを削り取るために
今だけ無料
2021年7月7日
今回の「ワダアキ考」は、武田砂鉄さんの新刊『マチズモを削り取れ』の発売ということで、麻生太郎大臣を例にマチズモ(男性優位主義)について考えます。
なんとなくそうなっていることをなんとか守る
1ヶ月半ほど前に、「自分の連載枠を活用して新刊のプロモーションをしてしまおうという、年に1回くらいやる手口が今回の原稿である」と書いたばかりなのだが、次の機会が早々にやってきた。自分で管理してきた前例を打破するのって、こんなにも簡単なのである。先日、この社会に根付く「マチズモ」(=男性優位主義)について考察した『マチズモを削り取れ』(集英社)が発売されたのだが、この社会に色濃く残存するマチズモの性質って、分析してみれば、その多くが「現状維持」「前例踏襲」に集約されるのかもしれない、と強引に展開してみる。
古臭い会社組織に顕著だが、新しい提案をしても「いや、それはこれまでこういうことになってきたんだから」と潰されてしまう。どう考えても非効率な仕事について改善を求めると、なぜか誰かの面子に話が移行し、「ほら、あの人にはこれまでずっとお世話になってきたんだから」という別の話が中心になり、これまた潰されてしまう。「マチズモ」と聞くと、そのシチュエーションとしては怒号が飛び交うようなイメージがあるけれど、この国に染み渡っている「マチズモ」というのは、表面化しにくい、というか表面化を拒む前例・慣習にあるのではないか。つまり、なんとなくそうなってきたことをなんとかして守ろうとするのだ。
「私を甲子園に連れて行って」
今回の本では、日常の場面、そして公共空間にしぶとくこびりついている「マチズモ」を考察するために、あちこちへ出かけてみた。混み合う駅の構内に出没する「ぶつかってくる男」は、実際にはどのような動きをしているのか。洋式トイレで、立って尿をする男性がいまだにいるらしいが、その人たちはなぜ座ってやらないのか、座らないとどれくらい汚れるか。野球部の女性マネージャーに〝言わせてきた〟「私を甲子園に連れて行って」に代表される、「母性」まで背負わせる「清純」「清楚」な存在はなぜ愛されるのか。
細かいと思われるかもしれないが、こういった個別ケースを検証しなければ、このまま更新されてしまう。本書を担当してくれた、男性優位社会に踏み潰されてきた女性編集者から、12のテーマについてそれぞれ檄文をもらい、それを受け止めながら、取材・検証を重ねてみた。
自分の立場を駆使して、「関係ない」を保つ
さて、麻生太郎財務大臣はなぜ辞めないのだろうと、とても直接的なことを思い続けている。2018年、財務省・福田淳一前事務次官が起こしたセクハラ事件について、「セクハラ罪っていう罪はない」「(福田氏が)はめられて訴えられているのではないかとか、いろいろ御意見は世の中いっぱいありますので」などと超適当にかばいながら、「(実際の音声を聞くと)聞いて福田かな、っていう感じはした」と半ば認め、そのくせに「福田の人権はなしってわけですか」などと開き直ったのが麻生大臣だった。こういうことが続いている。こういうこと、つまり、自分が持つ強い権限をフル活用して、自分や側近に向けられた疑念などを蹴散らそうとする動きが目立つ。
先週も触れたが、森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざんの経緯を記した通称「赤木ファイル」が開示された。財務省の報告書では、当時の佐川宣寿理財局長が公文書改ざんの「方向性を決定づけた」と書かれていたものが、「赤木ファイル」には、「局長説明を行いましたが、調書につきましては、現在までの国会答弁を踏まえた上で、作成するよう、直接指示がありました」と明示されていた。この新事実を受けても、麻生大臣は再調査の必要はないとの姿勢を崩さない。改ざんを強要されて亡くなった職員が残していたファイルを前に、その思いを受け止めるようとするのではなく、なんとかして自分の関与を薄めようとするのを急ぐ態度に愕然とする。「オレは関係ないよ」と言うために、なぜ関係ないかを立証するのではなく、自分の立場を駆使して、「関係ない」を保つのである。
挙げ句の果てに、会見の場で、記者からの問いかけに対して、「全然頼りねえ顔してるけど、質問するならきちっと知ってないと具合悪いよ?」などと言う。質問にまともに答えようとさえしない。こう記せば、あたかも質問をする側に問題点があるかのように受け止める人もいるかもしれないが、質問を遮る形でこう述べているのである。どんな顔だろうが、それ、関係あるだろうか。赤木さんの妻・雅子さんが麻生大臣らを「再調査しないとおっしゃっているが、再調査される側の立場」と断じていたことを繰り返し思い出したい。オレのルールを持ち込んでどうなるものではないはずなのだ。
ヒリヒリよりニヤニヤ
都議選を前に過労で倒れた小池百合子東京都知事について、麻生大臣が「自分でまいた種でしょうが」と都議選の応援演説で述べたが、これについて批判が殺到すると、発言を問題視した記者に対して、「選挙の演説で政治家として発言した部分であって、ここは財務大臣の記者会見。財研の記者会見ですから、その話は別の場所で質問してください」と答えた。揶揄しておきながら、それについて問われると、ここはそういうところじゃないんでと逃げる。こんなことばかりが続いている。
彼は記者に対して恫喝に近いことを繰り返してきた。それに黙り込む記者を残念に思ってきたのだが、彼は、そういう場で、それはどうかな、これって、こういうことになってたんじゃねぇのか、ちゃんと勉強してから言えよ、といった攻め方を好む。Aという問題について答えてください、と聞いても、君はAと言うんだね、だけど、こっちではAとは思ってねぇんだよ、と切り返してくる。それはなんの答えにもなっていないのだが、強い立場にいる特権性の使い方をよく知っている人は、その手の逃れ方を好む。「マチズモ」(=男性優位主義)というのは、ヒリヒリした場面だけではなく、ニヤニヤ、冷笑、軽視の場面にもある。この麻生大臣的な態度は、日常生活のあらゆる場面に染み込んでいる……と、本の宣伝に大臣を使ってみた。ちょっと乱暴な原稿になっているが、たとえば彼の言い分などと比べると、ちっとも乱暴ではない。
(イラスト:ハセガワシオリ)
武田砂鉄さんの新刊、ぜひお読みください。
マチズモを削り取れ
武田 砂鉄
集英社
2021-07-05
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[※ 辺野古は破壊「損」 【米軍飛行場の移設先として工事が進む沖縄県名護市の海岸】(東京新聞 2020年4月3日)↑] (2021年03月28日[日])
琉球新報の【<社説>嘉手納爆音上告棄却 司法の責任を放棄した】 (https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1292949.html)。
《第三者行為論の背後に「高度の政治性を有する安保条約は司法判断になじまない」とする統治行為論がある。統治行為論は米軍駐留を違憲とする一審を破棄した59年の「砂川事件」最高裁判決で示された。この時、米国の内政干渉により司法がゆがめられたことが米公文書で判明している》。
最高裁第3小法廷・戸倉三郎裁判長は住民側の上告を棄却…。現在の最高裁裁判官は、アベ様の息のかかった方々ばかりだ、と言われています。
『●アベ様のオトモダチのオトモダチを最高裁判事に任命?
「政治判断」乱発の最「低」裁からも忖度?』
『●あのアベ様のオトモダチのオトモダチ・木澤克之氏…
《2017年最高裁判所裁判官国民審査》を迎える!!』
「【2017年最高裁判所裁判官国民審査】によると、以下の7名だそうです。
①小池裕
②戸倉三郎
③山口厚
④菅野博之
⑤大谷直人
⑥木澤克之
⑦林景一
…最後にもう一度、思い出そう…《はたしてこれらは、単なる偶然なのか。
つまり、安倍首相は最高裁人事まで私物化し、“オトモダチのオトモダチ”
のために、ポストを用意してやったのではないか。そういう疑念が
頭をもたげてくるのである》」
『●「完全に司法に影響を与えようとする
露骨な圧力にほかならない…暴挙」…着々と司法を掌握した効果』
『●「上告断念は、最高裁への抗議と不信任「最高裁には
もはや何も期待できない」」…アベ様支配の最「低」裁』
『●《余ると分かっている電力を、なぜ原発で作り続けるのか?》
核発電「麻薬」中毒なアベ様に忖度する九電』
《最高裁判事は十五人いるが、戸倉三郎裁判官は岡口裁判官が厳重注意
された当時、東京高裁長官だったため今回の審理から外れた》
《ツイッターへの不適切な投稿問題で東京高裁の岡口基一裁判官が
戒告となった。「品位を辱めた」が理由だ。
だが、さまざまな社会事象への裁判官の考えは、
個人として発信していいのではないか》
《第二次安倍政権以降、司法の独立は脅かされつづけている》…〝本土〟マスコミの無関心も相まって、それが沖縄では如実に表れ続けている。アベ様や元・最低の官房長官による《メディアコントロール》の〝成果〟の一つでもある。
『●アベ様らは何が何でも辺野古破壊、「ヒラメ裁判官が、
よりによってこのタイミングで那覇支部長」に就任』
『●高江破壊差し止め仮処分申請が却下
…司法判断ではなく、「工事者の政府に寄り添う」政治判断』
『●県の敗訴を前提にするアベ様や裁判長という
異様な辺野古破壊訴訟…そもそも「違法」を口にする資格は?』
『●「最低裁」のコールが聞こえる…沖縄負担軽減担当相らの
「辺野古が唯一の解決策」をオウム返しでしょう…』
『●辺野古破壊への「県側の徹底抗戦はこれからだ…
翁長知事は二の矢、三の矢で巻き返しを図るつもり」』
『●「戦争のためにカメラを回しません。
戦争のためにペンを持ちません。戦争のために輪転機を回しません」』
『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く「「欧米列強に倣え、進め」
と武器輸出推進の道に歩みを進めている」』
『●壊憲反対の不断の声を:
「戦後の歴史の岐路かもしれません。不断の努力こそ求められます」』
『●「腐臭を放つ「判決」」と臥薪嘗胆:
「銃剣とブルドーザー」から「自衛隊と機動隊とヒラメ裁判長」へ』
『●重大な誤りを含む「腐臭を放つ「判決」」:
「沖縄を弄んだというしかない」異常な辺野古破壊訴訟判決』
『●辺野古破壊のデタラメ: 《司法の監視機能の形骸化》、
どこが法治国家なのか? アベ様が統治する人治国家』
《辺野古岩礁破砕訴訟 監視機能が形骸化 …沖縄県名護市
辺野古の岩礁破砕差し止め訴訟は一審に続き二審判決も裁判所の
審理対象かどうかの入り口論に終始し、県の訴えを門前払いした。
国の違法性が問われている中、沖縄防衛局の法手続きの是非に
一言も触れない判決は司法の監視機能の形骸化といえる…
福岡高裁那覇支部の大久保正道裁判長は一審那覇地裁に続き、
漁業法の解釈や無許可の根拠法などについて国に主張を求めよう
としなかった。法解釈への見解を避け、問題解決への道筋も
示さなかった》
『●目取真俊さん「裁判所が市民を守る立場にないなら、
誰が市民を守るのか」!? 法的根拠もあいまいなまま長時間拘束』
《大久保正道裁判長…は、目取真さん側が刑事特別法による
緊急逮捕は違憲ではないと判断した一審判決を不服とした
控訴を棄却した…目取真さんは「裁判所が市民を守る立場に
ないなら、誰が市民を守るのか」と批判し、上告する考えを示した》。
『●非「地方創生」、「僕」(アベ様)が地方「僕」滅…
沖縄の民意無視し、しかも再び八百長なその「手」で…』
「不服審査請求など論外だろう。そもそも行政不服審査法は
〈行政庁の処分その他公権力の行使にあたる行為に関する国民の
不服申し立てについて規定する法律〉(大辞林)であり、国が一般国民の
権利救済制度を使うこと自体がおかしい。国が「個人」になりすまし、
国に救済を求め、国に判断を仰ごうというのだからデタラメ過ぎる。
安倍政権は3年前にも辺野古移設で同様の禁じ手を使っている」
『●辺野古破壊を行政不服審査で強行する暴挙:
「沖縄防衛局は…「私人」を強調するための偽装工作」』
『●アベ様という「私人」の暴挙…平和の党と共に
辺野古破壊が目的化し、「目的達成」のためには手段選ばず』
《行政の不当行為に対して国民が不服を申し立てる「行政不服審査法」に
基づく不服審査請求を石井啓一国交大臣(公明党)に行い、裁決が
出るまで効力を一時的に失わせる執行停止も求めたのだ》
『●《良心に従い職権を行使する独立した存在》ではない
大久保正道裁判長である限り、アベ様忖度な「行政判断」が続く』
《前代未聞の人事を発令してまで定年が延長されたのは、黒川検事長が安倍官邸と極めて近いからだ》。最低の官房長官殿のお気に入りの子飼いという訳ね。《安倍政権は、官邸に近い黒川検事長を検察トップである検事総長に就け、検察組織を官邸の支配下に置くつもりだ》…。
金子勝さんは、以前、《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない…公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質が》。
青木理さんは、《本来は一定の距離を保つべき政権と警察・検察が近づき過ぎるのは非常に危うい。民主主義国家として極めて不健全な状態と言わざるを得ません》。
金子勝さんは、さらに、《これまでも安倍政権は、積み上げてきた人事のルールを破って、NHKや内閣法制局を支配下に置いてきた。とうとう検察まで支配下に収めようとしている。もはや、この国は三権分立が成り立たなくなりはじめています》。最高裁も、最「低」裁となってすでに久しい。最高裁判事の人事までも私物化。
『●アベ様のオトモダチのオトモダチを最高裁判事に任命?
「政治判断」乱発の最「低」裁からも忖度?』
『●あのアベ様のオトモダチのオトモダチ・木澤克之氏…
《2017年最高裁判所裁判官国民審査》を迎える!!』
『●「完全に司法に影響を与えようとする露骨な圧力に
ほかならない…暴挙」…着々と司法を掌握した効果』
《第二次安倍政権以降、司法の独立は脅かされつづけている。
というのも、政権を忖度したような判決が次々に下されているからだ
…そして、なかでも忘れてはいけないのが、木澤克之氏だ。
木澤氏は学校法人加計学園の元監事という経歴をもつ》
「…人治主義国家の「国難」な「裸の王様」アベ様が、着々と司法を
掌握した効果がジワジワと。《最高裁判事まで私物化》している。
いまや、最「低」裁を頂点に、様々な司法判断を放棄…。
もはや政治判断乱発なのは当たり前な酷い状態だ。こんな司法の状況下、
「ヒラメ」な裁判官は、上を見て、忖度するに決まっている」
『●裁判所も歪む…《国が開発の政策的な枠組みを決め、その下で
電力会社に》核発電所を…《そして裁判所も一体となり…》』
「たとえ地裁・高裁レベルで勝訴しても、最高裁はいまや最「低」裁。
そして今や、最「低」裁判事の人事は…アベ様が掌握。
大谷直人最高裁長官をはじめ、現最高裁判事14人全員、アベ様の息が
かかっているアベ様派と言われている。三権分立が聞いてあきれる状況。
アベ様らのやり口はデタラメ」
『●《安倍政権は、官邸に近い黒川検事長を検察トップである検事総長に
就け、検察組織を官邸の支配下に置くつもりだ》、あぁ………』
これで、警察国家・《極右独裁国家》の完成だ。《メディアコントロール》についても、言うまでもない。
『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」』
『●金子勝さん《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない
…公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質が》』
『●《桜疑惑の追及を批判するメディアは、こういう連中のグルだ
と考えた方がいいだろう。だまされてはいけない》』
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1292949.html】
<社説>嘉手納爆音上告棄却 司法の責任を放棄した
2021年3月26日 06:01
沖縄で日常的に繰り返される騒音被害に、司法はなぜ真摯(しんし)に向き合わないのか。
米軍嘉手納基地の周辺住民が騒音被害を訴えた第3次嘉手納爆音訴訟で、最高裁第3小法廷は早朝・夜間の米軍機飛行差し止めと、将来分の損害賠償を求めた住民側の上告を退けた。いずれも認めなかった二審福岡高裁那覇支部判決が確定した。
嘉手納基地周辺は、憲法で保障されている基本的人権、生存権が侵害されている。1982年の第1次訴訟提起から39年。いまだに騒音被害は改善されず不条理が繰り返されている。被害が放置されている実態を救済しないのは、司法の責任放棄だ。在沖米軍基地の自由使用を容認する日本政府の対米従属姿勢に、司法がお墨付きを与えた判決と言わざるを得ない。
飛行差し止めについてはこれまで同様、基地の管理は米国に委ねられており、日本政府が規制できる立場にないという「第三者行為論」によって退けた。
第三者行為論の背後に「高度の政治性を有する安保条約は司法判断になじまない」とする統治行為論がある。統治行為論は米軍駐留を違憲とする一審を破棄した59年の「砂川事件」最高裁判決で示された。この時、米国の内政干渉により司法がゆがめられたことが米公文書で判明している。
第三者行為論と統治行為論は、日本の国家主権と司法の独立の否定にほかならない。60年以上前の対米従属の論理が、まかり通っているのは異常ではないか。
第3次訴訟では、世界保健機関(WHO)欧州事務局が示した騒音に関するガイドラインを基に、北海道大学の松井利仁教授が証言した。嘉手納基地周辺の住民1万7454人が高度の睡眠妨害を受けており、騒音が原因となって虚血性心疾患になる人が年間51人に達し、10人が亡くなっていると推定された。最高裁は世界共通の基準をどれだけ考慮し判決を下したのか。
最高裁が上告を退けた翌24日、嘉手納基地周辺上空で米軍横田基地配備の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ2機が低空飛行して、空中停止(ホバリング)を伴う訓練が確認された。
嘉手納町によると同町兼久の騒音測定局で70デシベル以上の騒音が26回発生し、午前11時11分に最大97・2デシベルを記録した。70デシベルは「騒々しい街頭」に匹敵する。90デシベルは人に猛烈な不快感を与え長時間さらされると難聴になるとされる。
騒音問題は何も解決していない。基地周辺に住む住民は基地がある限り未来永劫(えいごう)、被害を甘受せよとでも言うのだろうか。そのような理不尽を許してはならない。
弁護団は来年1月にも第4次嘉手納爆音訴訟を提起する。25日には第3次普天間爆音訴訟団も那覇地裁沖縄支部に追加提訴した。政府が騒音被害を放置する以上、訴訟を起こさざるを得ない。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
日刊スポーツの三つのコラム【政界地獄耳/閣僚のお粗末な「所管外」発言】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909140000038.html)と、
【政界地獄耳/政府も県も出遅れた台風対策】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909160000094.html)と、
【政界地獄耳/もはや政治ではない…すべてを諦めた社会】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909180000103.html)。
《「所管外です」。記者「一政治家として…」。「所管外です」。もう1度「一政治家として…」と問うと「結構です」。記者「何で答えられない」。河野「閣僚ですから」と答え、強引に打ち切り会見場を後にした。所管外には答えないのならば外相時代に恋愛相談をしていたのは一体、どこの所管なのか》。
《政府も動きだしたのは13日。この日の閣僚懇談会で首相・安倍晋三から停電の復旧に全力を挙げ、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すよう各閣僚に指示したという。11日の内閣改造を延期していれば政府の対策は別のものになっていたはずだ…★しかし後手後手に回ったのは官邸だけではない。千葉県の初動対応にも問題がありそうだ》。
《★閣僚の顔ぶれを見ても、千葉県を中心とした台風災害の対応を見ても、この内閣の水準の低さを感じることが多い。自民党はいつから国民の気持ちを第一に考えなくなったのだろうか》。
『●《野党の質問にヤジを飛ばしている実態…今では政府側が
野党を“ヤジる”という憲政史上まれにみる下品な内閣》』
既に「独裁」モード…それに気づかぬ「1/4」の自公お維支持者と眠り猫な「2/4」の間接的支持者。《国民の意向に沿う》って…。アベ様が自民党総裁4選ねぇ。党内のお話ですので、どうでもいいですけど、支持者の皆さんもお好きですねぇ。《腐敗や堕落》の極みだというのに。
琉球新報の【<社説>安倍総裁4選論 独裁政治招く恐れがある】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-990703.html)によると、《これ以上任期が延びれば1強政治の弊害がさらに拡大し、独裁につながりかねない。安倍晋三首相(自民党総裁)の総裁4選論が再び浮上している。11日の自民党人事で再任された二階俊博幹事長は、新役員の記者会見で、安倍氏の総裁4選について「総裁が決意を固めたときは、国民の意向に沿う形で党を挙げて支援したい」と述べた。4選を促すような発言に危機感を覚える。政権の長期化は腐敗や堕落の元凶になるからだ。》
『●《韓国の法相人事にはあれだけ国民挙げて賛否を言うのに、
自国の閣僚人事には論評しないメディアと国民も不思議》』
千葉県を中心とした台風被害そっちのけで…何をやっているのか。《安倍政権はあまりにも無責任かつ冷酷な対応》。《千葉県の初動対応にも問題がありそうだ》…最も責任の重い知事も自民党系〝完全無所属〟な「元気モリモリタ」。《反省材料とは言えず大失態だ。政界には昔から「みこしは軽い方がいい」という言葉があるが、それを地で行くお粗末さ》。ちなみに、《大阪府以外でも、神奈川県の松沢成文知事、千葉県の森田健作知事らがカジノ誘致に取り組んでい》た…賭博場開帳に夢中。
リテラの記事【千葉で停電続くも安倍政権はいまだ冷酷対応!「関係閣僚会議」も開かず菅官房長官は「台風被害」なのに「豪雨被害」と】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4975.html)によると、《1000戸を超える家屋被害に、1週間以上もつづく停電や断水、土砂災害の危険──。一方、この被害規模に対し、安倍政権はあまりにも無責任かつ冷酷な対応をとりつづけている》。
『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして
国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!?』
《ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、
河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の
質問をすべて「次の質問どうぞ」で押し通し、何ひとつ
答えなかったのだ》。
《しかし、外交は国民の理解なくしては成り立たないというのも
事実である。ましてや国家主権に関わる領土を巡る交渉だ。
主権者たる国民に交渉の状況をまったく知らせず、結論が出た後に
国民に認めろと迫るのは、あまりにも乱暴ではないか。
「次の質問どうぞ」と繰り返すのは国民への説明は交渉の邪魔としか
思っていないからと勘繰りたくもなる》
《「所管外です」。…「所管外です」。…「結構です」。…河野「閣僚ですから」と答え、強引に打ち切り会見場を後にした》。河野太郎新防衛相ぼアタマ大丈夫だろうか? 国会での答弁も「所管外」かもね?
「次の質問どうぞ」事件でも懲りていないらしい。脱原発でないことは公言していたが、脱核燃料サイクルも捨て去ってしまったらしい〝最低の外務相〟から〝最低の防衛相〟へ横滑り。先が思いやられる。特に、沖縄イジメ。
『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」』
「日刊ゲンダイの記事【木原氏更迭では済まない 安倍政権は
「勉強会発言」が命取りに】…、山岡俊介さんの
アクセスジャーナルの記事【<主張>百田尚樹
「沖縄2紙をつぶせ」発言ーー櫻井よしこと共に筆を折っては】…。
報道機関全体が立ち上がらなければウソだ。
東京新聞の社説曰く「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で
抗議すべきことである」。まったく同感。今立ち上がらない
報道機関など、言論の放棄。」
むき出しの「言論弾圧政党」は《人材の宝庫》。
リテラの記事【安倍首相が補佐官人事でヒトラー並み側近政治! “影の総理”今井秘書官、百田尚樹に「沖縄2紙潰す」発言させた木原稔を抜擢】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4974.html)/《完全に国民を舐めた人事だが、しかし、もっとも驚かされたのは、この人事かもしれない。それは、今井尚哉首相秘書官を首相補佐官に昇格させ、さらには首相秘書官と兼任させるという人事だ》。
『●《人材の宝庫》…《安倍政権史上、過去最高の“お友だち=
極右”内閣…背筋が凍るような極右議員が勢揃い》(リテラ)』
さっすが~《人材の宝庫》。
日刊ゲンダイの記事【日本会議系に統一教会系…安倍新内閣はまるで“カルト内閣”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261913)によると、《第4次安倍再改造内閣は、党4役を含めると日本会議国会議員懇談会の幹部が12人もいる極右内閣。ところが実は、霊感商法問題で知られる宗教団体「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)がらみの大臣と党4役も計12人いる》。
《この内閣の水準の低さ…。自民党は…国民の気持ちを第一に考えな》い。《まもなく消費税がアップ…何も問題はないとの認識だ。さびたアンテナで政治を進める、それを批判する者もいない。これは政治ではない。すべてをあきらめた社会ではないか》。「1/4」の自公お維支持者と眠り猫な「2/4」の間接的支持者の皆さん…酷い社会になりました。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909140000038.html】
コラム
政界地獄耳
2019年9月14日7時9分
閣僚のお粗末な「所管外」発言
★議員時代に持論を自らのブログや発言で展開しておいて、閣僚になるとその考えや思想一切を封印し、内閣に従うというやり方を強く打ち出したのは防衛相・河野太郎だ。12日の会見でも河野は記者から「大臣はかつて脱原発の考え方をお持ちでしたが現在は」と問われ「所管外です」。記者「一政治家として…」。「所管外です」。もう1度「一政治家として…」と問うと「結構です」。記者「何で答えられない」。河野「閣僚ですから」と答え、強引に打ち切り会見場を後にした。所管外には答えないのならば外相時代に恋愛相談をしていたのは一体、どこの所管なのか。
★環境相・小泉進次郎も子供が生まれたら育休を取ると宣言していたものの、そのことを問われると「こんなに騒ぎになること自体が、日本て固いね、古いね」とかわし「こういう報道自体がなくなる未来をつくっていきたい。この固い社会が変わるように、そんな日本の環境をつくっていく1つの力になれたらと思います」と答えになっていない。また、前環境相・原田義昭が辞める直前に「思い切って(汚染水を海に)放出して希釈するしか方法がない」と発言したことに小泉は「所管は環境省ではない。経産省の小委員会で議論されている」とかわした。
★これからは所管外と言って逃げようとする議員が増えるだろう。しかし政治家の発言には責任が伴う。「古い」とか「固い」の話ではなく逃げただけだ。12日には福島県いわき市の漁協に出向き前大臣の発言をわびた。台風被害で疲弊する千葉を通り過ぎ、まず福島に出向き復興相の所管に首を突っ込むのなら、経産省が海に放出すると決めた場合、大臣の仕事は所管外ながら経産省の決定をわびに行くのだろうか。原田は次の内閣で議論して欲しいと宿題を投げただけだ。それをまず否定して所管外では説明がつかない。経産の決定を環境相として真っ向から挑んでいくのが仕事ではないのか。政治家としても閣僚としても2人の発言は憲政史上まれに見るお粗末さだ。閣僚の発言は官房長官や首相の責任でもあることを付記しておく。(K)※敬称略
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909160000094.html】
コラム
政界地獄耳
2019年9月16日8時4分
政府も県も出遅れた台風対策
★台風15号が首都圏に猛威を振るったのは9日の月曜日。官邸は8日の関係閣僚会議を見送っている。千葉県で大規模停電や断水などの被害が出ていることを受け自民党政調会長・岸田文雄が党の災害対策特別委員会を開いて内閣府などから被害状況の報告を受けたのは15日。政府も動きだしたのは13日。この日の閣僚懇談会で首相・安倍晋三から停電の復旧に全力を挙げ、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すよう各閣僚に指示したという。11日の内閣改造を延期していれば政府の対策は別のものになっていたはずだ。
★官房長官・菅義偉は会見で「関係省庁に調査を指示した。指定基準を満たせば、速やかに指定の見込みを公表したい」と激甚災害指定を示唆した。また経産相・菅原一秀は復旧を前倒しするため、電力各社に追加人員の派遣を要請したというが、復旧の前倒しどころか指示の遅れは否めず、災害対策本部を官邸に9日に立ち上げていればこんな間抜けな時期に間抜けな指示は出ていないはずだ。1年後のオリンピックを考えれば、過剰と言われようともっと本気でやるべきだった。
★しかし後手後手に回ったのは官邸だけではない。千葉県の初動対応にも問題がありそうだ。暴風が吹き荒れた翌日の10日に県に対策本部設置。知事・森田健作は「想定以上の台風でこうすればよかったのではと言われると、確かに足りなかった部分もあったかもしれず、大きな反省材料としていかなければならない。今回、情報をつかめなかったことをしっかり精査したい」としているが、断水していることを3日もわからないのは反省材料とは言えず大失態だ。政界には昔から「みこしは軽い方がいい」という言葉があるが、それを地で行くお粗末さだ。自治体の首長の力量はこういった場で試される。(K)※敬称略
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909180000103.html】
コラム
政界地獄耳
2019年9月18日8時19分
もはや政治ではない…すべてを諦めた社会
★閣僚の顔ぶれを見ても、千葉県を中心とした台風災害の対応を見ても、この内閣の水準の低さを感じることが多い。自民党はいつから国民の気持ちを第一に考えなくなったのだろうか。さまざまなスキャンダルを内閣の一員が起こしても説明しない、混乱をわびるだけで本質については謝罪せず、貫き通す姿勢を誰も咎(とが)めなくなった。簡単に辞任させず内閣改造で交代させる手法をとるなど、責任の所在をあいまいにさせる政治を実践してきた結果だろう。
★それは首相・安倍晋三の口癖でもある「責任は私にある。任命責任を含めて私にある」としながら、その恥ずかしい現実を聞き流すようになったからだ。森友・加計学園疑惑の関与者たちは、ほとぼりを冷ますように入閣するなど復権し、議事録を残さないという方針を固めて事実関係はすべて闇の中だ。骨のある閣僚はいないのかと探せば「所管外」を繰り返し、すべてはあいまいな政治を突き進める。
★安全保障を声高に叫ぶものの、政権の言う安全保障は軍事的要因のことばかり。子どもの7人に1人が貧困という数字が抱える問題や、食品や作物の安全はなかなか優先されはしない。だが、国民は怒りの矛先を政権には向けない。選挙ではその矛盾に気付いた有権者が与党議員を落選に追い込むが、野党に期待が募るからでもない。いずれの政治家も国民から見れば物足りない、優先順位も違っている。以前の与野党の政治家には威厳と緊張感があったが、正義感と庶民感覚がなくなったと言えまいか。まもなく消費税がアップするが、数カ月の軽減策は複雑すぎて怒る気も起きない。すると財務相らは「増税前の駆け込み需要はない。だから反動減もない」と何も問題はないとの認識だ。さびたアンテナで政治を進める、それを批判する者もいない。これは政治ではない。すべてをあきらめた社会ではないか。(K)※敬称略
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[『追及力 権力の暴走を食い止める』(望月衣塑子×森ゆうこ著)…《今、ジャーナリズムと野党の…》↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/見逃さない露 十分に外交敗北】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812190000175.html)。
リテラの記事【河野太郎外相の横暴「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ! 菅官房長官の会見では回答拒否をアシスト】(https://lite-ra.com/2018/12/post-4423.html)。
《国会は閉会したものの、閣僚たちの不規則発言や傍若無人の振る舞いは続いている。なんといっても第4次安倍改造内閣の面々のお粗末さは特別だ。最近でも防衛相・岩屋毅が辺野古への移設は「日米同盟のためでなく日本国民のためだ」と発言したことに「日本国民の中に沖縄県民は入っているのか」と突っ込まれた…沖縄に寄り添うという思いがないことのなせる業だろう》。
《ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の質問をすべて「次の質問どうぞ」で押し通し、何ひとつ答えなかったのだ》。
『●トリは災害対応そっちのけで博打合法化案を議論…
《憲政史上最悪の…「国権の最高機関」という国会》』
『●「掲げた政策の大半が失敗」を反省せよ(金子勝さん)…
「3本の矢…女性活躍…1億総活躍…働き方改革」』
『●現代の徴用工・奴隷制…外国人労働者の
この悲惨な現状を何とかしてから出入国管理法改正案を出せ!』
『●《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ
…貧困な「政」なあまりに不幸な国・ニッポン』
『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線
…首相は保守の対極に位置する政治家》』
『●《ルールを守》っていない代表格は、民主主義を破壊する
「選挙妨害を暴力団に発注する」人・アベ様』
『●巨大新基地建設による辺野古破壊…
プーチン氏に《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末』
「一方で、プーチン大統領にまで《急所》を突かれる始末。日刊ゲンダイの
記事【安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃】…によると、
《「日本は本当に主権国家なのか」――。ロシアのプーチン大統領から
仰天発言が飛び出した。…驚いたのはその先で、基地問題で主権を
行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設に
ついてこう言及した。「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は)
何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みんなが
反対しているのに計画が進んでいる」》。辺野古破壊への世界の「目」は、
《日本は本当に主権国家なのか》? プーチン氏に《哂》われるって、
本土の「ホシュ」の皆さんは平気なの?」
第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…。山下の名前は奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。…外相・河野太郎は史上最低の外相…。これですでに十分外交敗北だ。…麻生太郎。…今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚》。
東京新聞のコラム【【私説・論説室から】「次の質問どうぞ」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018121902000156.html)によると、《しかし、外交は国民の理解なくしては成り立たないというのも事実である。ましてや国家主権に関わる領土を巡る交渉だ。主権者たる国民に交渉の状況をまったく知らせず、結論が出た後に国民に認めろと迫るのは、あまりにも乱暴ではないか。「次の質問どうぞ」と繰り返すのは国民への説明は交渉の邪魔としか思っていないからと勘繰りたくもなる》。
《歴代で最低の外相》だけではない、「最低」「最悪」だらけ…でも、内閣支持率は4割程度だってさ。ニッポンはこのままでいいのですか? そして、《追及力》なきマスコミがニッポンの不幸に輪をかける。
『●「紙面や番組ではっきりと「嘘つき」…「最悪の返答」と
批判を浴びせ」る矜持もなく…民主主義の危機』
壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/悪法を次々…安倍は国会もない選挙もない国に変えたいの?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243482)によると、《結局、安倍政権の成長戦略の柱である原発輸出は壊滅状態だ。成長戦略もダメ、デフレ脱却もダメ、財政再建もダメ。出口のないネズミ講のように異次元緩和を続けているだけなのだ…辺野古新基地建設を巡っては、2度の沖縄県知事選が示した民意を無視し、来年2月末の県民投票前に土砂投入を強行…。地方選や県民投票を完全無視だ。安倍サン、ひょっとして国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか。》
とんだ「ホシュ」…《安倍政権の実態は新自由主義の売国グローバリズム路線》。
『●適菜収氏《安倍政権の実態は新自由主義の
売国グローバリズム路線…首相は保守の対極に位置する政治家》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812190000175.html】
コラム
政界地獄耳
2018年12月19日8時44分
見逃さない露 十分に外交敗北
★国会は閉会したものの、閣僚たちの不規則発言や傍若無人の振る舞いは続いている。なんといっても第4次安倍改造内閣の面々のお粗末さは特別だ。最近でも防衛相・岩屋毅が辺野古への移設は「日米同盟のためでなく日本国民のためだ」と発言したことに「日本国民の中に沖縄県民は入っているのか」と突っ込まれた。発言自体に瑕疵(かし)はないと感じるかもしれないが、辺野古への土砂強行投入についての会見での発言としては不用意としか言いようがない。沖縄に寄り添うという思いがないことのなせる業だろう。
★五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつきに至っては閣僚の前の段階だろう。法相・山下貴司の抜てきは結構だが地検特捜出身は攻めには強いが守りが弱く、逆切れかと思うほど野党の入管難民法改正案への質問にムキになっていた。自ら法案の出来が悪いことを承知していたのだろう。山下の名前は奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。
★しかし特筆すべきは2人の太郎だろう。外相・河野太郎は史上最低の外相といえるが「次の質問どうぞ」と繰り返したことについて「反省している」とブログで謝罪した。書き込まれたのは外遊中だが、反省するぐらいなら最初からやるべきでない。相手側であるロシアに手の内を明かせないからと記者を無視したが、ロシアのラブロフは見逃さない。「ばかげた子どもの遊び『白黒を言わないで、はいもいいえも言わないで』が続いている」と論評した。これですでに十分外交敗北だ。
★もう1人の太郎は副総理兼財務相、加えてデフレ脱却担当の肩書がつく麻生太郎。「景気『いざなぎ』超え戦後最長」と内閣府が発表したが14日の会見で賃金上昇ないというのは「感性」の問題と言い放った。今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚は他にもいそうだ。(K)※敬称略
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【https://lite-ra.com/2018/12/post-4423.html】
河野太郎外相の横暴「次の質問どうぞ」はマスコミの弱腰が生んだ! 菅官房長官の会見では回答拒否をアシスト
2018.12.12
(河野太郎公式サイトより)
ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の質問をすべて「次の質問どうぞ」で押し通し、何ひとつ答えなかったのだ。
一体、どういうことなのか。外務省が公表している記者会見の書き起こしを、まずはそのまま読んでもらいたい。
〈【時事通信 越後記者】日露関係について伺います。先日,ラヴロフ外務大臣が日露平和条約の締結について,第二次世界大戦の結果を認めることを意味すると,日本が認めることが最初の一歩になるというような発言をされていますけれども,この発言に対する大臣の受け止めをお願いします。
【河野外務大臣】次の質問どうぞ。
【読売新聞 梁田記者】今のに関連して伺います。大臣,国会答弁等でも日露関係については交渉に資することはないので,発言は一切控えるというふうにおっしゃってますけれども,今のように,ロシア側ではラヴロフ外相,ペスコフ報道官等々,いろいろな原則的立場の表明があります。これに対して反論を公の場でするおつもりもないということでよろしいんでしょうか。
【河野外務大臣】次の質問どうぞ。
【共同通信 田中記者】引き続き,関連の質問なんですけれども,大臣は良い環境を整備したいということで,発言をこれまで抑制的あるいは抑えてこられたと思うんですけれども,一方でロシア側からは,どんどんこれまでとおりの発言が出てきます。こういった端から見たらアンバランスな状況が,実際の協議にも影響を与えるという懸念もあると思うんですが,その点に関してはどうお考えでしょうか。
【河野外務大臣】次の質問どうぞ〉
見事なまでの質問無視。動画でも確認したが、この書き起こしのとおり、河野大臣は「次の質問どうぞ」と言うだけで、あとはコップに入った水を啜っていた。
さすがにここで「共同通信 斎藤記者」が「大臣、何で質問に『次の質問どうぞ』と言うんですか」と質問するが、これに対する河野外相の返答は、やっぱり「次の質問どうぞ」だった。
日露間の北方領土交渉は完全にロシアに手玉にとられている状態にあるとはいえ、なぜ質問に答えないのか、その理由さえ口にせず質問がなかったかのように無視しつづける──。この態度に対し、立憲民主党の辻元清美・国会対策委員長の「記者が質問する後ろには国民がいるわけで、質問にまともに答えず、無視するような姿勢は、国民を無視していることに等しい」と批判したが、まさにそのとおりだろう。
さすがに今回は外務省記者クラブも黙っておらず、文書で「国民への説明責任を果たしているのか、疑問を禁じ得ない。誠実な会見対応を求める」と申し入れをおこなった。河野外相は“神妙に受け止める”と意味不明な回答をしている。
しかし、河野外相が図に乗り、醜悪そのものの態度を晒せる状況を生み出した責任は、マスコミにもある。
マスコミはこれまで、安倍政権下で繰り広げられるこうした国民の知る権利をないがしろにした会見を放置するどころか、アシストしてきた。
その典型例が菅義偉官房長官の定例記者会見だ。菅官房長官は日々「その指摘はあたらない」などとはぐらかして質問には答えず、ときには「ここは質問に答える場所ではない」と言い放ってきた。
だが、この菅官房長官に対し、食い下がって質問を重ねる記者は東京新聞の望月衣塑子記者しかいない。そして、菅官房長官の怠慢を、新聞もテレビも直接批判しようとはしてこなかった。
それどころか、質問をぶつけつづける望月記者に対し、官邸側進行役の広報官が制限をかけるだけではなく、記者クラブ幹事社の記者が「以上で終わります」と官邸の意を汲んで打ち切りの号令をかけるような状態だ。
■トランプ政権の報道体制に毅然と抗議を続ける米メディアとの差
記者として当然の質問をしているだけの記者を排除するかのように、他の記者が官邸と一体化して立ち塞ごうとする──。これがこの国のメディアの姿勢なのである。
今回は、河野外相が「次の質問どうぞ」としか言わないという露骨にもほどがある質問無視をしたために、外務省記者クラブも抗議をおこなったものの、質問に答えないのは菅官房長官だって同じ。にもかかわらず、記者たちはそれを黙認し、場合によってはアシストさえしてきた。前述したように、記者が質問するうしろには国民がいる。つまり、記者の仕事は、国民の「知る権利」を守ろうとしない権力を監視し、厳しく追及することなのに、それを放棄しつづけているのだ。これは、自分たちの存在意義さえ自ら脅かす、メディアの“自殺行為”である。
かたやアメリカに目を向ければ、質問に答えないトランプ大統領やホワイトハウスの広報体制に対し、記者たちは怯むことなくガンガン質問を浴びせかけ、責任を追及しつづけている。最近も、中間選挙後にトランプ大統領は記者会見でCNNテレビのジム・アコスタ記者のホワイトハウス入館用の記者証を没収したが、ホワイトハウス記者会はすぐさま強い抗議をおこない、〈われわれはホワイトハウスに対し、弱腰で心得違いの行動をすぐさま撤回するよう強く求める〉と声明を出している(AFP通信、11月8日)。
また、トランプ政権のホワイトハウス報道官だったショーン・スパイサー氏が政権に批判的なCNNやニューヨーク・タイムズなどを会見から締め出した際には、AP通信やタイム誌は一緒になって会見をボイコット。ホワイトハウス記者会も抗議声明を発表した。
もちろん、報道官が菅官房長官と同様にまともに質問に答えず、批判的なメディアには強権的な姿勢を見せても、記者たちは食い下がって何度も質問を繰り返し、ときには紙面や番組ではっきりと「嘘つき」「バカ」「大バカ」「最悪の返答」と批判を浴びせている。これこそが不誠実な政権担当者へのジャーナリズムの本来のあり方ではないのか。
繰り返すが、河野外相や菅官房長官が質問に答えず無視することは、説明責任の放棄であり、国民を馬鹿にした行為だ。河野外相にそうしたように、記者たちには質問に答えない菅官房長官にも抗議をおこなうべきだろう。
(編集部)
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