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●アベ様の《積極的平和主義》を愛し、「子育ての党」を詐称する公明はとっくの昔に一線を越えている

2017年08月02日 00時00分09秒 | Weblog


週刊朝日のコラム【室井佑月「あの党の動き」】(https://dot.asahi.com/wa/2017071900010.html)。

 《公明党については与党でいたい病気だなどという人もいるが、こういう局面になった場合、与党でいる公明党に、あたしは少し期待してしまう…じゃ、公明党は次にどこの誰と組むの? 願わくば、国民の側についてもらいたい》。

   『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、 
                 憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?
   『●内田樹さん「泥靴でふみにじられた戦後立憲政治の常識」
          …国権の最高機関という素朴な願望も打ち砕かれる

 《憲法改正に慎重な公明党》?? 《山口代表は記者会見で、安倍首相が意欲を示す憲法改正について、「政権が取り組む課題ではない」とはっきりいったぞ》って、あまりに白々過ぎますよ、今さら。

 アベ様の《積極的平和主義》を愛し、《子育ての党》を詐称する公明は、とっくに限界を突破してしまっています。何の期待も持ってはいけない。消費増税戦争法案治安維持法…下手をすれば、加憲という名の壊憲に突き進んでいたはず。室井佑月さんは、皮肉が込めて仰っているのかな? それは、室井佑月さんの淡い「期待」に過ぎないです。《子育ての党》を詐称する公明は、自民党亜種・トファと自民を両天秤。大阪では、お維と癒着。

   『●争点は「壊憲」:創価学会婦人部「ごめんよ 憲法ぐらい
           変わっても生活はたいして変わらないと思ってね」
   『●アベ様参院選公約「子育て…」: 「3歳児、おなかすいて盗んだ」 
                      …アベ様のニッポン、病んでいないか?
   『●「平和憲法」が風前の灯火: 壊憲の坂道を転げ落ち、
         アベ政権と与党自公は戦争へと火に油を注いでいる
   『●「本当の権力の恣意的運用というルビコン川を渡った」自公お維
                        …「平成の治安維持法」参議院突破
   『●2017年都議会議員選挙: 「「安倍政治」を許さない」
          →自民党亜種・トファや公明に投票? 理解不能

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https://dot.asahi.com/wa/2017071900010.html

室井佑月「あの党の動き」
更新 2017/7/20 07:00

     (室井佑月氏は都議選で自民党の意外な弱さに気付いた
      (※写真はイメージ))

 都議選で自民党の意外な弱さに気付いた作家の室井佑月氏は、これからの政局に注目する。

*  *  *

 都議選でわかったことは、公明党の協力がないと、自民党はそんなに選挙が強くないってこと。

 選挙前は、公明党抜きで勝負するいい機会だ、なんていっている自民党の議員もいたけどさ。んでもって、憲法改正に慎重な公明党なんて与党から外してしまえ、考え方の近い維新と連携すればいい、なんていっている人もいたけどさ。もうそんなことはいえないな。

 7月3日、官邸で政府・与党連絡会議が開かれた。その様子がテレビに映っていたが、公明党の山口代表がほかの自民党の方々と交ざって、難しい顔をしていた。自民党の方々と目が合うと噴き出してしまいそうだから、始終、山口さんは俯(うつむ)いておったのか?

 山口代表は神妙な面持ちで、

   「国政と都政は別だと、安倍晋三首相と確認した」

 そう記者団に語った。ま、一応、ここではそういっておかないと、うるさそうだもんね。

 案の定、その2日後の5日、山口代表は記者会見で、安倍首相が意欲を示す憲法改正について、

   「政権が取り組む課題ではない

 とはっきりいったぞ。

 山口代表は憲法改正について、

   〈衆参両院の憲法審査会で各党の合意をつくり、国民の十分な
    理解を得ることが必要だと強調。「与党の枠組みはただちに
    憲法の議論につながるものではない」との認識を表明した〉

   〈山口氏の発言は改憲を優先課題に掲げる首相をけん制したもので、
    改憲論議や衆院解散戦略に影響を与える可能性がある〉
    (7月5日付日本経済新聞電子版)

 公明党については与党でいたい病気だなどという人もいるが、こういう局面になった場合、与党でいる公明党に、あたしは少し期待してしまう。

 安倍さんが改憲勢力で議席3分の2を持っているうち、最後の悪あがきで、なにをするかわからないからだ。もういいんじゃね? いいなりにならなくても……。そう考えているのだったら嬉しい。

 これからしばらく、公明党の動きから目が離せない。公明党をぎゅっと見ていれば、この先、なにがどうなっていくかがわかるかも。

 安倍さんが総理となり、もっともやりたかったことは改憲。そこにNOを突きつけたということは、安倍政権はもう終わりだって認識でよろしいか? じゃ、公明党は次にどこの誰と組むの?

 願わくば、国民の側についてもらいたい。

 ともに貧しい人たちの味方であるという、公明党と共産党。彼らは、なぜあんなに仲が悪いのだろうか?

 仏敵? 政敵? よくわからんが、都議選でも激しくやり合っていた。だが、この二つの党はともに選挙にかなり強い。真に国民の側につく、ということでタッグを組むことはないのだろうか。

 そうなったら相続税もまともに払わん、アホな世襲を一掃できると思うのだが。

※週刊朝日 2017年7月28日号
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