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●果たされぬ《任命責任》…《全て麻生氏の言葉だ。いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない》

2019年04月18日 00時00分13秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]



日刊ゲンダイの記事【なぜ今ここで…桜田“失言大臣”を切った安倍官邸の腹の内】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251643)。
琉球新報の【<社説>桜田五輪相の更迭 政権の体質に問題がある】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-902073.html)。

 《自民党の高橋比奈子衆院議員…が東日本大震災の被災地・岩手出身だと触れた上で、「おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたい。そして復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った》。
 《閣僚の任に堪えられないことは明らかだった。桜田義孝前五輪相のことである。自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーで「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言し更迭された》。

 東京新聞の記事【桜田五輪相、復興より政治家大事 議員パーティーであいさつ】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019041001002055.html)によると、《桜田義孝五輪相は10日、東京都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員(比例東北)のパーティーであいさつし、来年の東京五輪で高橋氏の地元・岩手県に海外から観光客が訪れるとした上で「おもてなしに協力していただければありがたいが、復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った。東日本大震災の復興よりも政治家を優先させる発言とも受け取られかねず、波紋を広げそうだ》。
 大臣辞任直後、安倍首相は「任命責任はもとより首相たる私にある」と語ったが…。なにも責任は取らない。いつも口先だけだし、それを許しているのは、自公お維支持者たちと選挙に行きもしない人々。「1/4と2/4」。
 東京新聞の記事【桜田五輪相更迭 復興軽視の政権象徴】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019041102000168.html)によると、《「全ての大臣が復興大臣との認識を再確認し、今後も東北の復興に全力を傾ける」 安倍晋三首相は十日夜、桜田氏の辞表を受理した後、官邸で記者団にこう強調》…だってさ。
 そして、豪雨対応よりも赤坂自民亭が《大事だった方が沢山居ましたよね? 豪雨対応を《軽視》した赤坂自民亭な方々が沢山居ましたよね? 行政府の長も含めて全員辞任すべきだったのではないのですか。

   『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
        口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」

 東京新聞の記事【桜田義孝五輪相が引責辞任 東日本大震災巡り不適切発言】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019041001002094.html)によると、《桜田義孝五輪相(69)=衆院千葉8区=は10日夜、閣僚を辞任した。東日本大震災の被災地を地盤とする自民党衆院議員のパーティーで議員を「復興以上に大事」と述べるなど、不適切発言が相次いだ責任を取る必要があると判断した。道路整備を巡る「忖度」発言で事実上更迭された塚田一郎元国土交通副大臣に続く政権メンバーの辞任。21日投開票の衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙を控える安倍政権に打撃となる。後任に鈴木俊一元五輪相を充てる方針だ。閣僚辞任は第2次安倍内閣以降、8人目。統一地方選後半戦や、夏の参院選の情勢に影響する可能性がある》。
 第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝、地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…》。

   『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして国会もない、
                選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
    「第4次(続・大惨事)アベ様内閣のお粗末さよ。《五輪相・桜田義孝
     地方創生相・片山さつき…法相・山下貴司…。山下の名前は
     奴隷法強行の山下として歴史に残るだろう。…外相・河野太郎
     史上最低の外相…。これですでに十分外交敗北だ。…麻生太郎
     …今年は官僚の公文書改ざんがあったが、事実を無視し感性に乏しい閣僚》」

 《全て麻生氏の言葉だ。いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない》。口先だけで、全く果たされないアベ様の《任命責任》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/251643

なぜ今ここで…桜田“失言大臣”を切った安倍官邸の腹の内
2019/04/11 14:50

 遅きに失した。桜田義孝五輪相が10日、ようやく辞任した。同日夜、都内で開かれた自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーであいさつ。高橋が東日本大震災の被災地・岩手出身だと触れた上で、「おもてなしの心を持って、復興を協力していただければありがたい。そして復興以上に大事なのは高橋さんだ」と語った。

 会合後に記者団に発言の真意を問われても、「そんなこと言ったことない。記憶にない」と、震災復興より政治家優先の問題発言を放った自覚ゼロだから救いがたい。この発言が安倍官邸の逆鱗に触れ、追及の暇も与えぬうちに、たった約2時間後には事実上の更迭。桜田氏は辞表提出後、なぜかスッキリした表情で「被災者の気持ちを傷つけるような発言をして申し訳ない」と謝ったが、時すでに遅しだ。

 ただ、明らかに資質に欠け、数え切れないほどの言い間違いや失言を思えば、とっくに辞めさせるべきだった。桜田氏は3月にも大震災時に「国道や東北自動車道が健全に動いていたからよかった」と事実誤認発言。9日の参院内閣委員会では被災地の宮城県石巻市を「いしまきし」と、たった1分弱の答弁で3回も言い間違えたばかり。

 今回の暴言で被災地に関する問題発言は3度目だが、「スリーアウトチェンジ」で大臣のクビが飛ぶなんてルールは聞いたことがない。なぜ、このタイミングで安倍首相は桜田氏を切ったのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「まず統一地方選に加え、参院選の前哨戦と位置づける衆院2補選への悪影響の懸念です。また、所属派閥領袖の二階幹事長への配慮から官邸もかばってきましたが、安倍首相や菅官房長官らと二階幹事長との間のパワーバランスが崩れていたのも事実。人事や政局の主導権を巡り、『安倍4選はありうる』『菅氏は“ポスト安倍”候補』などと発言し、牽制を仕掛ける二階幹事長に苦虫を噛み潰していた官邸側にすれば、桜田氏の次元を超えた暴言は絶妙なタイミング。更迭の口実を得て、二階幹事長に一泡吹かせたと思っているのではないでしょうか」

 大臣辞任直後、安倍首相は「任命責任はもとより首相たる私にある」と語ったが、閣僚の不祥事が相次ぎ、参院選で自民が惨敗、自らの退陣につながった2007年を思わせる状況になってきた。
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https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-902073.html

<社説>桜田五輪相の更迭 政権の体質に問題がある
2019年4月12日 06:01

 閣僚の任に堪えられないことは明らかだった。桜田義孝前五輪相のことである。自民党の高橋比奈子衆院議員のパーティーで「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と発言し更迭された。

 東日本大震災の復興の重要性を全く理解していない。被災者を傷つける、政治家としてあるまじき暴言である。

 桜田氏は昨年10月の五輪相就任以来、資質を疑わせる失言や不適切な発言を繰り返してきた。野党が罷免を要求したほどだ。

 国会で東京五輪・パラリンピック関連予算を「1500円」と述べたり「答弁書を間違いのないように読むことが最大の仕事」と答えたりした。

 競泳の池江璃花子さんが白血病を公表した際には、記者団の質問に「本当にがっかりしている」と配慮のないコメントをした。

 五輪憲章を読んでいるかを問われ、「話には聞いているが、自分では読んでいない」と答弁している。衆院予算委に遅刻して、審議の中断を招いたこともあった。

 致命的だったのは、復興五輪と位置付けているのに、震災の実態を把握していない点だ。津波被害に関し「まだ国道とか交通、東北自動車道も健全に動いていたから良かった」と事実誤認の発言をしている。今月の参院内閣委では宮城県石巻市を「いしまきし」と3度も言い間違えた。

 その都度、批判を浴びたが、安倍晋三首相は桜田氏の言動を事実上、放置てきた。任命した首相の責任は重大だ

 五輪相は大会の円滑な準備・運営に関する施策を推進する重要なポストである。誰にでも務まると首相が考えたのなら五輪軽視も甚だしい。

 これまでの不適切発言も踏まえ、責任を取らせることにしたのは、21日に投開票される衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙を前に、これ以上、目をつぶるわけにはいかないと判断したためだろう。

 浮かび上がってくるのは身内に甘い政権の体質だ。わけても、暴言、放言への鈍感さは目に余る。

 首相は、麻生太郎副総理兼財務相不適切な発言をするたびに、不問に付してきた

 「ドイツのワイマール憲法はいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」「何百万人を殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」「(財務事務次官のセクハラに関し)はめられ訴えられているんじゃないかとか、いろいろなご意見は世の中いっぱいある」「子どもを産まない方が問題だ

 全て麻生氏の言葉だ。いまだに閣内にとどまっているのは不可解極まりない

 今回の更迭劇は桜田氏だけの問題ではない。暴言、妄言に寛容な政権の姿勢が問われてこよう。政治家の言葉には責任が伴う。国会議員は、国民の模範となるような言動を心掛けるべきだ。
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