Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●上脇博之さん、大変だったでしょうね…《PDFを一枚一枚たぐりながらの気の遠くなるような地道な作業だったはずだ。政府がデジタル化推進…》

2024年03月19日 00時00分04秒 | Weblog

[↑  「確定申告会場」 【<政治まんが>「国会ごっこ」 佐藤正明傑作選「一笑両断」発売中】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/309964)(東京新聞2024年2月18日)]


(20240303[])
カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」「不明」党だけでなく、当然、お維についてもお二人は言及。
 それはさておき、「正月を返せ!」という叫び…。





【たつみコータロー×上脇博之さん 緊急対談!!】
 (https://www.youtube.com/watch?v=8QtO97QMHK8
《2月26日(月)に、大阪12区SND市民連合・寝屋川革新懇の主催のシンポジウム、「パーティー券裏金疑惑!謎を解明!緊急対談」が開催され、たつみコータロー元参議院議員と神戸学院大学法学部教授の上脇博之さんが緊急対談を行いました。ぜひご覧下さい》。

   『●(こちら特報部)《「政治とカネ」で孤軍奮闘…毎年発覚する政治資金問題、
      そろそろ「上脇さん頼み」を脱却した独立の公的監視告発機関が必要》
   『●《「自民党の自浄作用は期待できない」──。政治資金パーティーの
      裏金疑惑に火を付けた神戸学院大教授の上脇博之氏はそう断言する》
   『●自民党「政治刷新本部(仮称)」の凄いメンツ…本部長・キシダメ総裁、
     最高顧問・すがっちとド「アホウ節」氏、事務総長・木原誠二幹事長代理

   『●上脇博之さん《政治にカネ…抜本的な見直し…「政党助成金、企業献金、
     パーティーの全廃」と「政策本位で当選する仕組み」の実現を訴えた》
   『●アベ様派議員だけでなく「利権」「裏金」党全体の問題 ―――― 青木理
      さん《永田町にあまたいる政治部記者はなぜ気づけなかったのか》?

   『●裏金問題:〝平和の党〟〝子育ての党〟…〝むじな〟ではなかったとして
     も、ボロボロの下駄にへばり付いた、泥の混じったどす黒い《下駄の雪》
   『●アベ《昭恵氏が引き継いだ「自民党山口県第4選挙区支部」の残金
     には約2400万円もの政党交付金が含まれている…原資は国民の血税》
   『●《検察は行政機関でありながらも政治からの中立性と独立性が求めら
     れる。しかし、安倍官邸は法務省を通じて検察の捜査に介入していた…》
   『●新しい四文字熟語「集団泥縄」…【こちら特報部/「まるで集団万引した
     人間に万引防止策考えさせるよう」自民党の政治刷新本部の顔触れに…】
   『●心なき《岸田政府が打ち出した被災者支援策…等の窓口における最大20
     万円の特例措置による「貸し付け」だと聞いて耳を疑った》(狙撃兵)
   『●《裏金づくりのテクニックにたけた政治家…保守政治家などと言える
     代物ではない政治家の保守というものがいかに薄っぺらかったか…》
   『●パー券キックバック・裏金化疑惑…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏
     金」党、きちんと《けじめ》をつけると「そして誰もいなくなった」状態に
   『●腐敗「政治刷新本部」、もともと「利権」「裏金」党の「集団泥縄」に期
     待できる訳もなく、その馬さんや鹿さんな《「××につける薬はない」》
   『●アベ様政権以来、腐敗しきった、真の意味での〝悪夢のような〟「利
         権」「裏金」党政権…悪魔のような、地獄のようなキシダメ政権
   『●またしてもこのまま有耶無耶? 《企業献金の禁止、政党助成金の廃止が
     必要》《告発していた市民団体「議員本人が処罰されないと意味がない」》
   『●《「連座制」…わざわざこれを持ち出さなくても済む方法…会計責任者を
     政治家本人に限定するか、代表者を政治家本人として会計責任者を廃止》
   『●全て《不明》と訂正、後藤祐一議員「脱税の疑いがあるマネーロンダリング」
      …「利権」「裏金」「脱税」党を政権から引きずり下ろすしか道はない
   『●カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」「不明」党の松野博一
       前官房長官、今度は、アノ官房機密費と云う《ヤミ金》を自身に支出
   『●「公金チューチュー」という揶揄がブーメラン…【杉田水脈氏側への
      「キックバック」は872万円 安倍派が政治資金収支報告書を訂正】
   『●「裏金」「脱税」党の杉田水脈議員…《スナックやキャンプ場で政治
     活動?》《会合費…政治活動として会合…しかしスナック? バーベキュー?》
   『●やりたい放題な「裏金」「脱税」党の鈴木俊一財務相《“納税行うかは
     議員が判断すべき”》…んっ? 我々も納税するかどうかを判断可能?
   『●<政治まんが>佐藤正明氏《確定申告会場…「不明です」「はい国税が
      お決めになることです」「書籍代です」「はい真摯に対応します」…》
   『●(こちら特報部》《繰り返す「在日特権」論…杉田氏を含む裏金議員の問題
       が問われた政治倫理審査会開催の日に、本当の特権は誰にあるか…》?
   『●カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党…《存在しない特権を唱えたり黙認
      したりしてきた側が「政治家特権」を享受してきた》(こちら特報部)

 上脇博之さん、大変だったでしょうね…《それとてPDFを一枚一枚たぐりながらの気の遠くなるような地道な作業だったはずだ政府がデジタル化推進の旗を降る中で、政治家の資金情報だけは旧態依然たるアナログ公開にしていることなど到底許されるはずがない》。《まず政治資金収支報告書のデジタル化を実行することが、すべての改革に先立って行われなければならない》。
 神保哲生さんのビデオニュースドットコムの記事【現行の政治資金制度のここを変えなければ疑獄事件は何度でも繰り返される/マル激トーク・オン・ディマンド (第1194回)】(https://www.videonews.com/marugeki-talk/1194)。《裏金欲しさにわざと話をすり替えているのではないか。そう言わざるを得ないほど、ここまで出てきている政治と金に対する自民党の対応は見事なまでに急所を外している。…パーティ券裏金問題の本質とは何だったのかを再確認した上で、政治不信を助長する疑獄事件を繰り返さないためには現行の政治資金制度の何を変えなければいけないのか、また何は変えるべきではないのかなどについて、元検事の郷原弁護士とジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した》。

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https://www.videonews.com/marugeki-talk/1194


https://youtu.be/3--3wz9rGEA


2024年02月24日公開
現行の政治資金制度のここを変えなければ疑獄事件は何度でも繰り返される
マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド (第1194回)


ゲスト

郷原信郎 (ごうはら のぶお)
弁護士、元検事
1955年島根県生まれ。77年東京大学理学部卒業。民間企業勤務を経て80年司法試験合格。83年検事任官。東京地検、広島地検、長崎地検、東京高検などを経て2006年退官。08年郷原総合法律事務所(現郷原総合コンプライアンス法律事務所)を設立。10年法務省「検察の在り方検討会議」委員。11年九州電力やらせメール事件第三者委員会委員長などを務める。著書に『“歪んだ法”に壊される日本』、『「単純化」という病』など。


概要

 裏金欲しさにわざと話をすり替えているのではないか。そう言わざるを得ないほど、ここまで出てきている政治と金に対する自民党の対応は見事なまでに急所を外している。

 年末から大規模態勢で行われた東京地検特捜部による政治資金パーティ裏金事件の捜査は、国会議員3人と会計責任者や秘書7人が起訴されたことで事実上終結した。自民党の各派閥は各議員へのキックバックが政治資金収支報告書に記載されていなかったとして、報告書の訂正を行い、現時点では政倫審などでいかに裏金議員の責任追及を行うべきかなどに焦点が移ってきている。無論責任追及は重要だが、より重要なのは今回の事件で明らかになった現行制度の欠陥や問題点を精査した上で、それを今後にどう活かすかだ。しかし、ここまで出てきた改革案は派閥の解散やパーティの禁止など、今回の裏金疑惑とは直接関係のないものばかりで、このままではまた政治と金の疑獄事件が繰り返されることが避けられそうにない。

 そもそも今回の裏金疑惑とは何だったのか。リクルート事件や佐川事件、日歯連事件などを受けて改正された現行の政治資金規正法では、政治家個人や政治家の団体への企業・団体献金は禁止されているが、その抜け穴として使われてきたのが政治資金パーティだった。自民党の各派閥、とりわけ今回解散に追い込まれた清和政策研究会(旧安倍派)は20年前から主に企業や団体に対して所属議員にパーティ券を売らせ、ノルマを超えた分を議員にキックバックさせていた。本来、派閥から政治家の政治団体への寄付は、両者が適切に収支報告書に記載していればそれ自体は違法ではない。今回の裏金問題も、元はと言えば神戸学院大学の上脇博之教授が、パーティ券を購入した政治団体が収支報告書に記載していた支出が、派閥の報告書に収入として記載されていないことを発見し、刑事告発したことから始まった、単なる「不記載事件」だった。

 収支報告書への不記載については、検察の捜査とその後の自己申告などにより、最終的に100人近い議員が裏金を受け取りながらそれを収支報告書に記載していないことが明らかになったわけだが、最終的に派閥側でパーティ収入や裏金の支出を適切に申告しなかった罪で3つの派閥の経理責任者が立件された他は、裏金の金額が4,000万円を超えていた3人の議員とその秘書と、3,500万円を超えていた二階俊博議員の秘書が立件されただけで、残りの議員は少なくとも法的には全員不問に付されることとなった。そもそもまず、そこに現行の政治資金規正法の明らかに重大な欠陥がある。

 現行制度の下では政治家は複数の政治団体を持つことができるため、仮に裏金を受け取っても、それをどの団体に入れたのかが明らかになっていなければ、報告書への不記載で立件ができない建付けになっていると弁護士で検事として裏金事件の捜査に当たった経験を持つ郷原信郎氏は言う。郷原氏によると、どの団体がその資金を受け取ったのかが明らかになっていないと「起訴状が書けない」のだそうだ。政治資金収支報告書の不記載罪で立件するためには、起訴状に受け取った団体名を明記した上で、その団体が本来は記載しなければならない資金を記載しなかった事実が指摘されていなければならないからだ。

 この理屈は民間に置き換えると、例えば2つの会社を経営する経営者は、収入をどちらの会社に入れるかを決めていなければ申告しなくても脱税に問われないことになってしまうようなもので、一般の常識ではにわかには信じがたい解釈だが、これが現行の政治資金規正法の不記載罪を適用する上での大きな欠陥であり、「真ん中に空いた大穴」なのだと郷原氏はいう。

 まずは何を措いても、その大穴を埋めない限り、今回の裏金スキャンダルから何ら教訓を得ていなかったことになってしまうが、今のところその大穴を埋めるための改革案はどこからもまったく提案されていない。これは政治家が複数のお財布を持つことを認められているために起きている問題なので、政治資金を入れられる団体を一つに限定する法改正を行うか、もしくは郷原氏が提案しているような、どこの団体にも入っていない分も含めた「政治資金収支総括報告書」の提出を義務づけるかのいずれかの改正が早急に必要だ。その大穴は今も空いたままになっているのだ。

 もう一つの大穴は現行法の下では政治家個人への寄付が禁止されているにもかかわらず、政党による寄付だけは例外的に許されていることだ。そして、それを受け取った政治家がその資金を政策活動費として使ったと言ってしまえばその使途さえ公開しないでいいことになっている。これが二階幹事長が党から50億もの金を受け取っていながら、それが何に使われたのかがわからないというようなあり得ない事態を生んでいたことも今回明らかになった。これを解決するためには、政治家個人への寄付を禁止している政治資金規正法22条におまけのように付け加えられた第2項の「ただし政党からの寄付を除く」という条文を削除すると同時に、政策活動費と名乗れば一切使途を公開しなくてもいいという現行制度を変える必要がある。岸田首相は政策活動費の使途公開について「政治活動の自由が損なわれる」との理由から反対の意向のようだが、そもそも表に出せない資金を用いた政治活動とは何なのか

 もう一つ、待ったなしであり、最優先で取り組まなければならない問題が、現行の政治資金収支報告書の公開方法だ。日本には政治資金収支報告書を提出している政治団体が少なくとも6~7万団体以上あり、それそれが数ページから数十ページ、政党にいたっては数百ページから千ページを超える政治資金収支報告書を提出している。これは毎年提出されている報告書の総ページ数が恐らく数十万から数百万ページに及ぶことを意味している。収支報告書は総務省のホームページなどでオンライン閲覧が可能となっているが、これが何とすべてPDF形式でしか公開されていない。PDF形式ではデータ化されていないため検索やソートができない。そのため例えば政治家の名前から、その政治家の持つ政治団体名を検索することもできないし、寄付者の名前からその人物や団体が誰にいくら寄付をしているかも逆引きすることもできない。そしてそもそも数百万ページはある収支報告書のすべてを誰も確認も監視もしていない。アナログ方式で何百万ページもの報告書を確認などできるわけがないのだ。

 今回は上脇教授が派閥のパーティ券を購入している団体の報告書と派閥側の報告書を照合して不記載を明らかにしたが、それとてPDFを一枚一枚たぐりながらの気の遠くなるような地道な作業だったはずだ政府がデジタル化推進の旗を降る中で、政治家の資金情報だけは旧態依然たるアナログ公開にしていることなど到底許されるはずがない

 まず政治資金収支報告書のデジタル化を実行することが、すべての改革に先立って行われなければならない。なぜならば政治資金規正法はその第一条で政治を国民の不断の監視と批判の下に置くために同法があることを高らかに謳っているからだ。政治資金を完全にガラス張りにすれば、派閥の機能も政治資金パーティや企業・団体献金の功罪もすべて白日の下に晒され、自ずと常識的な制度に落ち着くはずだ

 むしろ最も基本中の基本と思われるこの改革を行わないまま、派閥を解散させたりパーティや企業献金を禁止し、連座制の適用などの厳罰化などを行えば、政治資金はより深く地下に潜り、政治資金規正法の目的とは逆の方向に政治が向かってしまう可能性が高い。それはひいては政治を劣化させ、国民の期待に応える政治が行われにくくなってしまうことを意味する。

 パーティ券裏金問題の本質とは何だったのかを再確認した上で、政治不信を助長する疑獄事件を繰り返さないためには現行の政治資金制度の何を変えなければいけないのか、また何は変えるべきではないのかなどについて、元検事の郷原弁護士とジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
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●「潰すなら、頭だ。」(室井佑月さん)…「立法府の長」気取りの行政府の長やウルトラ差別主義者・財務相ら

2018年11月08日 00時00分52秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/近畿財務局OBの言葉に参った…真面目だから死ぬほど悩む】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240779)。
東京新聞の記事【「正直者だったから しんどかったろう」 森友改ざん・自殺職員の父】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201810/CK2018101602000119.html)。

 《「50年近く勤めてきた、本当に愛すべき、すべて人生過ごしてきた仲間たちと過ごしてきた仕事、誇りを持ってやってきたその職場が、そんな(森友)疑惑を持たれて全然説明できない」(自殺した職員の元同僚・近畿財務局OB)…あたしたちは切り離された無残な尻尾を見せられて、留飲を下げることに慣らされてやしないか?潰すなら、頭だ。》
 《上司の指示で改ざんを強要されたことが父親宛ての遺書に記されていたと明かし、財務省から説明がない状況に不満を漏らした》。

   『●山岡俊介さん「安倍さんが直接関わった疑惑。
      民主主義の根幹を壊す犯罪行為」…未だにニッポン国の首相…
   『●アベ様の《国民観、人間観には共通点が多すぎる…
      彼の目には私たちが己の財布、兵力、労働力だとしか…》
   『●《あっせん利得処罰法…口利きどころか、
      「詐欺」にまで“発展”する可能性》…片山「サ(ツ)ギ」議員殿
   『●防衛局(国)が国交省(国)に依頼し、国(アベ様)に
          忖度した審判を下す…ルール無視の出鱈目デキレース
   『●「中身が何もない」のは所信表明演説だけではない…
          アベ様自身に議員、いや、人として「中身が何もない」
   『●凶器・狂気な政権の暴走、凶器・狂気に何を言っても聞く耳持たず、
                        凶器・狂気な政権とは対話は成り立たず

 問題は「切り離されたシッポ」ではなく、シッポの根元。さらに、「」。シッポから切り離された胴体の「」。「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
 「潰すなら、頭だ。」(室井佑月さん)…その「頭」とは、「立法府の長」気取りの行政府の長・アベ様やウルトラ差別主義者・財務相兼副首相、最低の官房長官ら、だ。《彼は下の者がやったことなんて何とも思ってないでしょう》。

   『●元祖?・有言実行されない大見得・啖呵
        《報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める》
   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                          佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

 日刊ゲンダイの記事【また居直り、スットボケ連発…全員“札付き”内閣の国民愚弄】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240858)によると、《「退官されたOBの方々の発言にいちいちコメントするのはいかがなものか」――。チンピラ大臣は、やはり反省の色ナシ。臨時国会は1日から衆院予算委員会がスタート。与野党の攻防が本格化したが、全員野球ならぬ全員“札付き”内閣居直り、スットボケ答弁の連発だ》。
 財務相や行政府の長はあまりに無責任。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240779

室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
近畿財務局OBの言葉に参った真面目だから死ぬほど悩む
2018/11/02 06:00

     (自殺した男性職員の写真を手に岡山県内の自宅で
      取材に応じた父親(C)共同通信社)

「50年近く勤めてきた、本当に愛すべき、すべて人生過ごしてきた仲間たちと過ごしてきた仕事、誇りを持ってやってきたその職場が、そんな(森友)疑惑を持たれて全然説明できない」(自殺した職員の元同僚・近畿財務局OB)

 これは25日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、近畿財務局のOBたちが、取材に答えたときの言葉。

 インタビュアーに、

   「真相にたどりついていない今の状況を財務局の職員はどんな思いでいる?」 

と聞かれ、そう答えていた。あたしゃ、泣きそうになっちゃったよ

 インタビューには、もっと肝心なこと、たとえば文書の改ざんは上からの指示がないとできないとか、国民を欺き犯罪行為に等しいことをしでかした佐川元理財局長を褒め称える麻生大臣が、大臣でいつづけるなどあり得ないとか、そういう話もでてくる。

 でも、あたしは冒頭の言葉に参った。

 森友問題があって、悪くいわれることの多い近畿財務局、そして官僚たち。

 しかし、ほとんどの官僚や公務員は、真面目に仕事をしてるんだよね。

 真面目だからこそ、不正に協力しろといわれれば、死ぬほど悩む

 番組に出てきたOBたちは、みな良い顔の爺さんたちだった。何十年も誇りを持って仕事をしていた人の顔だ

 安倍政権下では問題が起こると、末端に責任を押し付けトカゲの尻尾切りをする。

 あたしたちは切り離された無残な尻尾を見せられて、留飲を下げることに慣らされてやしないか?

 ちょっと前までうまくやっていた(と思われる)人が、落ち目になって、方々からボコボコにされるのを眺め、気を晴らすっていうかさ

 きっと、それじゃ問題は解決しない。きっちりトカゲ一匹を、陽の当たるところに引きずり出さないと。そして、説明があるならその口から聞いてやろう

 潰すなら、頭だ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201810/CK2018101602000119.html

「正直者だったから しんどかったろう」 森友改ざん・自殺職員の父
2018年10月16日 朝刊

◆「上司に強要された」遺書に


 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざんを巡り、三月に自殺した財務省近畿財務局の男性職員=当時(54)=の父親(83)が岡山県内の自宅で取材に応じた。「真面目で正直だったから、しんどかったろうに」。上司の指示で改ざんを強要されたことが父親宛ての遺書に記されていたと明かし、財務省から説明がない状況に不満を漏らした。

 最後に会ったのは二月中旬。帰省した際、こたつで世間話をしたが、仕事のことは触れなかった。「今から考えれば少し元気がなかった。精神的に疲れてたんじゃろう

 数週間後の三月七日、男性は神戸市の自宅で命を絶った。病院で対面。きれいな顔で眠っているようだった。父親宛ての七、八枚の遺書には本省の指示で改ざんを強要されたとして、思い悩んだことが書かれていた。

 「(改ざんをやらされ、あんなことになった。もう帰ってこん」と父親。改ざんの方向性を決めた当時の理財局長佐川宣寿(のぶひさ)氏は男性の自殺から二日後、国税庁長官を辞任。無念の死が報われたような気がして「ほっとした感じはあった」と話す。

 財務省は六月、改ざんに関する調査報告書を発表。近畿財務局職員が本省の度重なる指示に強く反発し、改ざん作業から外れたとした。この職員が男性なのか定かではなく、父親はどのように関わったか気になっている。財務省側から説明はなく「息子は一人でしよったわけでもない。同僚もおるはずなのに、なぜ出てきて真相を話してくれないんか」と不快感を示した。

 今月二日に発足した第四次安倍改造内閣で留任した麻生太郎財務相については「そりゃ悔しさや腹立たしい気持ちはある。彼は下の者がやったことなんて何とも思ってないでしょう」と、険しい顔で語った。
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●アベ様は「「愛国者」ではなく「愛僕者」…彼が「国難」と言う時は「僕難」…愛僕者に付ける薬」無し

2018年05月16日 00時00分33秒 | Weblog

【↑(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JcZRoa2mL._SX336_BO1,204,203,200_.jpg)】



日刊ゲンダイのコラム【浜矩子/墓穴に転がり込んだ安倍政権に自ら息の根を止めさせろ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228408)。

 《昨年6月に「どアホノミクスの断末魔」(角川新書)という本を書きましたが、本当にその通りの断末魔になってきたなとつくづく思います。政権が崩れていく時というのは、多面的な問題が次々噴出するものなんですね。ついにはセクハラやそれをめぐる低レベルな発言まで出てきて、もう末期的です》。

   『●「膿」で出来上がった政権、政党…ウルトラ差別主義者= 
                麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?

 《安倍首相は「徹底的に膿を出す」などと言っていますが、そもそも政権そのものが本質的に膿の塊膿が全部流れ出れば何も残らないでしょう》…全く同感。
 「ドアホノミクス」(©浜矩子さん)経済も、あらゆる内政・害交が無茶苦茶。
 「もっと大事な問題がある」だって!? アホかっ! 《政治課題が山積していればこそ、きれいに掃除して、まっとうな環境づくりが急務」》。アベ様の「積極的平和主義」を愛する公明党・山口那津男代表も、加計問題について「どんな国政上の意味あるのか」と仰ったそうだ。もう、自民党と合体しては如何か?
 浜矩子さん曰く、アベ様は《「愛国者」ではなく「愛僕者」。国ではなく自分を愛している。だから彼が「国難」と言う時は「僕難」と思った方がいい。愛僕者に付ける薬はありません我々は一致して、愛僕者を葬り去るべく、力を合わせるしかない》!

   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                          佐川事件でなくアベ様御夫妻案件
   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって 
           「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?
   『●すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始まった
                  …五日後の「秘密会議」に太田充氏も

   『●「新聞をお読みにはならない」財務相: 切り離し不可の「頭」…
                     「責任」なんて言葉はそのオツムには無し
   『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
      アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える
   『●「真相解明は大切。だが、ウソをつくのは認めて」
        →「首相…のためなら、自民党はどうなっても」(筆洗)
   『●「なぜ面会したのか。首相はどう関与しているのか。 
        まさか、そこのところはどうも思い出せぬでは」ネェ?
   『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんの
      チョイ悪ぶりっ子ほどみっともないものはない。恥を知ろう…」
   『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた 
      麻生氏の姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?
   『●青木理さん「特定のメディア組織に属してはいても、
       記者が本来奉仕すべきは、広い意味での読者や視聴者」
   ●青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…
             …ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも…
   『●加計学園問題で、菅良二「今治市長はお仲間のため
          行政のルールをねじ曲げたの?」(室井佑月さん)

   『●彼/彼女らにこそ「超監視」を! 「市民総出で見張り、
            がんじがらめにしておかなければ、危険すぎる」


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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228408

     浜矩子 同志社大学教授
     1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、
     主席研究員を経て、2002年から現職。「2015年日本経済景気大失速の年になる!」
     (東洋経済新報社、共著)、「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。


墓穴に転がり込んだ安倍政権に自ら息の根を止めさせろ
2018年5月5日

     (野党が欠席した衆院予算委(C)日刊ゲンダイ)

 昨年6月に「どアホノミクスの断末魔」(角川新書)という本を書きましたが、本当にその通りの断末魔になってきたなとつくづく思います。政権が崩れていく時というのは、多面的な問題が次々噴出するものなんですね。ついにはセクハラやそれをめぐる低レベルな発言まで出てきて、もう末期的です。

 具体的な問題は、財務省、厚労省、文科省、防衛省という「役所の不祥事・疑惑」という形なので、自民党も「官僚機構に振り回される自分たちは被害者だ」というポーズで事を収めようとしました。しかし、それで納得するほど国民はバカじゃない役所のトップの大臣は政治家なわけで、政治家が責任を取らなければおかしいということを国民は分かっている

 麻生財務相にしても、この期に及んで悪あがきを続けているのだから救いようがありません。麻生財務相が辞任すると政権の屋台骨が崩れるので安倍首相が困る、などと解説されていますが、そういう次元でしかものを考えられないというのもこの政権のお粗末さを物語っている

 加えて、財務次官のセクハラ問題で、女性記者が次官との会話を録音したデータを週刊新潮に渡したことについて、自民党の衆院議員がある意味犯罪だと失言したり、「#Me Too」のボードを掲げて抗議した野党の女性議員に対して、別の自民党議員がセクハラとは縁遠い方々とツイッターに書き込んだり口を開けば、下劣さを露呈するばかりなのに、彼らはそうなることにさえ気が付かない。知性のなさは目を覆いたくなるほどです。政権が崩れる時というのは、こうしてあらゆる形で愚劣ぶりがほとばしり出てしまうのでしょう。


■「」に付ける薬はない

 安倍首相は「徹底的に膿を出す」などと言っていますが、そもそも政権そのものが本質的に膿の塊膿が全部流れ出れば何も残らないでしょう

 政治家が下心や野望を達成するために政策を私物化すると、結局、墓穴を掘るということがよく見えてきましたね。こうなったら、政権側が自分たちで墓穴を掘って、そこに転がり込み、自ら息の根を止めるよう徹底的に追い込んでいく必要があります。それが今の野党の仕事です。野党側のペースで総選挙に持っていければいいですね。

 野党はとことん審議拒否したらいい嘘やごまかしの安倍政権とは、マトモな議論が成立する余地はありません空気が悪すぎて呼吸のできない部屋では、議論すればするほど、呼吸困難に陥ったり、一酸化炭素中毒になったりしてしまう。まずは部屋を浄化しなければなりません。北朝鮮情勢や貿易戦争などもっと大事な問題があるなどと、野党を批判する向きがありますが、政治課題が山積していればこそ、きれいに掃除して、まっとうな環境づくりが急務です。

 安倍首相は「愛国者」ではなく「愛僕者」。国ではなく自分を愛している。だから彼が「国難」と言う時は「僕難」と思った方がいい。愛僕者に付ける薬はありません我々は一致して、愛僕者を葬り去るべく、力を合わせるしかないと思っています

浜矩子/同志社大教授)
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●彼/彼女らにこそ「超監視」を! 「市民総出で見張り、がんじがらめにしておかなければ、危険すぎる」

2018年05月15日 00時00分02秒 | Weblog

【↑(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JcZRoa2mL._SX336_BO1,204,203,200_.jpg)】



日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/自らには性善説 主客を転倒させた権力者にこそ監視の目を】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228598)。

 《提案がある。首相以下の国務大臣と与党政治家、いわゆる高級官僚一人一人の会話および通信内容と位置情報、移動や商品・サービスの購買履歴等々、すなわち言動のすべてを監視し、即時公開させるシステムを実現できないか。その際は各人にID番号を割り振って一元管理するとよい。と言うと大層のようだが、何のことはない。…主客をひっくり返そうよというだけの話だ》。

 提案に、大賛成だ。超監視社会なんて、大反対。でも、《自らには性善説》…な《首相以下の国務大臣と与党政治家、…高級官僚》の(青木理さん)『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」…を見せつけられるにつけ、粉飾国家の情けない姿を見せつけられるにつけ、彼らにこそ、ジャーナリストや市民による強力な「超監視」が必要。

   『●青木理さん「冤罪」「マイナンバー」
     「監視・管理されたがり社会」、金子勝さん「もんじゅ「廃炉」?」
   『●『ルポ 改憲潮流』読了(2/3)
   『●「アベノミクス選挙という愚」
      『週刊金曜日』(2014年12月05日、1019号)について
   『●室井佑月さん、「なんで2週間余りの祭りのために、
        大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」
   『●当局の解釈次第で恣意的に内心を罰し、
      お互いを監視・密告しあう社会…「平成の治安維持法」の完成
    「当局の解釈次第で恣意的に内心を罰し、お互いを監視・密告しあう社会
     …そんな超監視社会を目指す自公、それを支持するオメデタイ皆さん。
     《ジョージ・オーウェルが描いた一九八四年の「世界」》。ここでも、
     デンデン王国「裸の王様」を支える公明の酷さ、醜さ。
     「学会さん」はな~にも感じないのだろうか?」

   『●沖縄でのプレ「平成の治安維持法」実験…
       《実験の結果、今の国民の無関心は国に自信を与えてしまった》
   『●「平成の治安維持法」、その目的は明確…
      「国家ぐるみで個人を監視」(岸井成格さん)し、社会を委縮
    「『マガジン9』の対談記事【マガ9対談 矛盾だらけの国会議論と、
     「テロ等準備罪」という印象操作│保坂展人さん×鈴木耕さん】
     (http://www.magazine9.jp/article/taidan/33141/)」

   『●「平成の治安維持法」…「一般人がこの国からいなくなり
          嫌な世の中になるのは時間の問題」(政界地獄耳)
    「「平成の治安維持法」が完成することで、「国家ぐるみで個人を監視
     (岸井成格さん)し、社会を委縮させる。超監視社会密告社会
     =《嫌な世の中》だとは感じないらしい与党・自公や「癒」党・お維の支持者の皆さん。」

 超監視すべき典型例は、《自らには性善説》ばかりの行政府の長はもちろん、「(詐称)罪無」相です。《監視されるべきはどちらなのかは明々白々だ》。

   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                          佐川事件でなくアベ様御夫妻案件
   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって 
           「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?
   『●すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始まった
                  …五日後の「秘密会議」に太田充氏も

   『●「新聞をお読みにはならない」財務相: 切り離し不可の「頭」…
                     「責任」なんて言葉はそのオツムには無し
   『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
      アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える
   『●「真相解明は大切。だが、ウソをつくのは認めて」
        →「首相…のためなら、自民党はどうなっても」(筆洗)
   『●「なぜ面会したのか。首相はどう関与しているのか。 
        まさか、そこのところはどうも思い出せぬでは」ネェ?
   『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんの
      チョイ悪ぶりっ子ほどみっともないものはない。恥を知ろう…」
   『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた 
      麻生氏の姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?
   『●青木理さん「特定のメディア組織に属してはいても、
       記者が本来奉仕すべきは、広い意味での読者や視聴者」

 そんなことも思わずはいられない、あまりの酷さだ。行政府の長夫妻やウルトラ差別主義者の罪は何度有耶無耶にされ、そして、今ものさばっているし、今後も、続いて行きそうではないか…。

 《“マイナンバー”のモデルは電子立国エストニアの番号制度だとうそぶきながら、権力側の人々の情報公開を怠らない同国の美点には触れない》…これは、消費税にも言えることな相似形。つまり、…:

   『●斎藤貴男さん、税率を上げても「「スウェーデンのような
           高福祉国家を目指すんだ」なんて、誰も言わない」
    《税率だけはどんどん上がるのに、「スウェーデンのような高福祉国家を
     目指すんだなんて、政治家は誰も言わない…むしろ、
     どんどん社会保障は削られてアメリカ型の社会になっていっている

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228598

     斎藤貴男 ジャーナリスト
     1958年生まれ早大商卒業、英国・バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。
     『日本工業新聞』入社後、『プレジデント』編集部、『週刊文春』の記者を経て独立。
     弱者の視点に立ち、権力者の横暴を徹底的に批判する著作を出し続けている
     消費税の逆進性を指摘する著作も多数。機会不平等」「安心のファシズム
     戦争のできる国へ 安倍政権の正体」「ちゃんとわかる消費税など。

二極化・格差社会の真相
自らには性善説 主客を転倒させた権力者にこそ監視の目を
2018年5月9日

     (主客をひっくり返そう(C)日刊ゲンダイ)

 提案がある。首相以下の国務大臣と与党政治家、いわゆる高級官僚一人一人の会話および通信内容と位置情報、移動や商品・サービスの購買履歴等々、すなわち言動のすべてを監視し、即時公開させるシステムを実現できないか。その際は各人にID番号を割り振って一元管理するとよい

 と言うと大層のようだが、何のことはない。どれも他ならぬ私たち自身が彼らに日々やられているか、これからやられる予定になっていることばかり主客をひっくり返そうよというだけの話だ

 なぜなら、彼らのほとんど全員は、放置しておくと何を始めるかわからない権力をかさに差別し、暴力を振るう民主主義そのものが破壊された戦争の準備はもはや総仕上げの段階だ。彼らがどこまでも居座るのなら、せめて市民総出で見張り、がんじがらめにしておかなければ、危険すぎるではないか

 彼らはこれまで、市民には性悪説己らには性善説を勝手に適用して、監視社会の網を張り巡らせてきた。いや、権力と巨大資本こそ全能の神であり下々は虫けらだという思い込みがなければ、“マイナンバー”だの顔認証機能付きの監視カメラなどという醜悪な発想が湧いて出てくるはずもない道理だが、それをまた支配される側の人々が喜々として受け入れてきたのも事実である。

 だが、ばかげた大前提など狂気でしかなかった。テロは確かにあり得ても、その可能性や想定される被害と、すでに彼らによって私たちがかぶらされ、今後も増大していくに違いない災厄を比較してみれば、監視されるべきはどちらなのかは明々白々だ。テロへの備えを言うなら、米軍の戦争への加担や、独善的な国威発揚五輪をやめるだけでも相当な効果が期待できよう

 私は本来、あらゆるタイプの人間監視に反対する立場である対象が権力者であろうと、だ。デジタル監視社会の恐怖を描いたハリウッド映画「ザ・サークル」にも、それで悪事が露見して集団リンチに遭う政治家が登場していたと記憶する。

 ただ、現在のこの国では人間社会の約束事が通じない愚劣な悪鬼どもが神の高みから人間様を監視している本末転倒。“マイナンバー”のモデルは電子立国エストニアの番号制度だとうそぶきながら、権力側の人々の情報公開を怠らない同国の美点には触れない。許せぬ。

 日本の監視社会は完成の域に近づいている。すぐに解体させるのが困難ならば、とりあえず監視の順序を改めることだ
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●青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも…

2018年05月13日 00時00分33秒 | Weblog

【↑(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JcZRoa2mL._SX336_BO1,204,203,200_.jpg)】



AERAの田沢竜次氏による記事【さすらいのジャーナリスト、安倍政権の「隠蔽の構造」暴く】(https://dot.asahi.com/aera/2018042700005.html)。

 《『情報隠蔽国家』は、安倍政権による「隠蔽の構造」を暴き、警察権力と政権中枢が結びつく恐るべき社会に警鐘を鳴らす時評コラム、ルポ、インタビューだ。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』などがある著者の青木理さんに、同著に寄せる思いを聞いた》。

   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                          佐川事件でなくアベ様御夫妻案件
   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって 
           「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?
   『●すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始まった
                  …五日後の「秘密会議」に太田充氏も

   『●「新聞をお読みにはならない」財務相: 切り離し不可の「頭」…
                     「責任」なんて言葉はそのオツムには無し
   『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
      アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える
   『●「真相解明は大切。だが、ウソをつくのは認めて」
        →「首相…のためなら、自民党はどうなっても」(筆洗)
   『●「なぜ面会したのか。首相はどう関与しているのか。
        まさか、そこのところはどうも思い出せぬでは」ネェ?
   『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんの
      チョイ悪ぶりっ子ほどみっともないものはない。恥を知ろう…」
   『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた
      麻生氏の姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?

 最悪の官房長官らが沖縄ではやりたい放題に「森」や「美ら海」を殺し続け、市民を分断し、反対派を乱暴に「檻」に閉じ込め、ときに、(山城博治さん、目取真俊さんら)不法拘束しようがどうしようが「本土」ではほとんど問題視しない、《前川スキャンダル》をマスコミが垂れ流す、行政府の長やウルトラ差別主義者を放置して何の責任も問わない、野党のせいで国会が不正常であるかような言説で囃し立て、行政府の長らや与党のおかげで1年以上も空転していたことには触れもしない、等々々々々…腐りきった政権や与党を放置…《政治の劣化に言論で対峙するのはジャーナリズムの役割》ではないのか? 《客観的な事実すら隠蔽し、時にねじ曲げて恥じない為政者たちの姿》を報じず、報道やジャーナリストの意味はあるのか?

 「大竹メインディッシュ」ゲストが青木理さん(01:08:00辺り)のこの「大竹まこと ゴールデンラジオ」も必聴もの。室井佑月さんも含めての、金曜恒例「大竹紳士交遊録」の金子勝さん(1:47:00辺り)の部分も、是非。


【大竹まこと ゴールデンラジオ 2018年05月11日
 (https://www.youtube.com/watch?v=HgF99trtUg0)】

   『●青木理さん「冤罪」「マイナンバー」
     「監視・管理されたがり社会」、金子勝さん「もんじゅ「廃炉」?」
   『●『超・反知性主義入門』の小田嶋隆さんインタビュー、
            「そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候」
   『●最後っ屁に期待する: 古舘伊知郎さん、
      この際ですから全部ぶちまけてから降板を! 矜持を示して!
   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
      「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」
    「青木理さん、「権力と距離を置かなくちゃいけないなんていうのは、
     かつてはごく当たり前の作法としてメディア内で共有されていた」」

   『●「検察・警察も冤罪防止のために“前向き”」?…
      刑事訴訟法の「改正案が成立すれば、新たな冤罪を生む」
   『●古舘伊知郎・岸井成格・国谷裕子・青木理さん… 
      アベ様に「厳しい立場だった人」達は偶然の一致なのか?
   『●スガ殿が「粛々」とジャーナリズムを破壊していく
            ~「安倍政権の圧力、狡猾なやり口」~
   『●自己責任であり、「公共の迷惑」なのか?: 
      青木理さん「「知る権利」を保障し、「公共の利益」である」
   『●異常過ぎる非情な自己責任論者達…
      安田純平さんの「罪は、人々が『お上』と呼ぶ政府に反抗したこと」?
   『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」「極右思想」大臣
                    …こんな防衛相が誕生しちゃいました
   『●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を
        死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」
   『●アベ様、稲田・高市氏「この国の政権の重要閣僚が
       ヘイト団体と仲良し」…どの辺が「インテリジェンス」?
   『●青木理さん「供述が立証の柱…もっと物証が欲しい。
         「通信傍受を縦横無尽に使いたい。司法取引も」と…」
   『●ソレは既に彼らの手中…「大量監視の始まり。
      日本にこれまで存在していなかった監視文化が日常のものに」
   『●2017年都議会議員選挙: 「「安倍政治」を許さない」
      →自民党亜種・トファや公明に投票? 理解不能
   『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…
      「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」
   ●アベ様は、「政治への強い志も知の蓄積の
      気配すらも見られなかった」(青木理さん)…原点回帰な9条壊憲
   『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
        「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」
   ●内田樹さん「泥靴でふみにじられた戦後立憲政治の常識」…
             国権の最高機関という素朴な願望も打ち砕かれる
    「青木理さん、前川喜平・前文科事務次官インタビューについて。
     「特定秘密保護法もそう、通信傍受法も強化された。そして、ついに
     共謀罪。…思い出したいのは、前川さんが出会い系のバーに行っていた、
     なんてことをなぜ官邸がつかめたのか? …警察である可能性が高い。…」
     (『サンデーモーニング』2017年6月25日)」

   『●「自衛隊、防衛出動か。射殺ですか」=
      「聴衆の問題意識を喚起する趣旨」…等々の「ト」な閣議決定を乱発
   『●国会審議形骸化: 与・(癒党込み)野党の国会質問時間の配分は
                        実質「9.5時間対4.5時間」なのね?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの
      この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2大ファシスト」「独裁者」のための憲法違反の
       「ト」な「デモ封じ条例」=東京都迷惑防止条例壊悪案
   『●「新聞をお読みにはならない」財務相:
      切り離し不可の「頭」…「責任」なんて言葉はそのオツムには無し
   『●青木理さん「特定のメディア組織に属してはいても、
       記者が本来奉仕すべきは、広い意味での読者や視聴者」

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https://dot.asahi.com/aera/2018042700005.html

さすらいのジャーナリスト、安倍政権の「隠蔽の構造」暴く
田沢竜次
2018.5.5 11:30 AERA #安倍政権 #読書

あおき・おさむ/1966年生まれ。共同通信記者を経てフリージャーナリスト、ノンフィクション作家。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』『絞首刑』『日本会議の正体』『安倍三代』など(撮影/写真部・青木理


【↑(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JcZRoa2mL._SX336_BO1,204,203,200_.jpg)】
(情報隠蔽国家 青木理 著)

 『情報隠蔽国家』は、安倍政権による「隠蔽の構造」を暴き、警察権力と政権中枢が結びつく恐るべき社会に警鐘を鳴らす時評コラム、ルポ、インタビューだ。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』などがある著者の青木理さんに、同著に寄せる思いを聞いた。

*  *  *

   〈すべての事象に共通するのは、政権の都合や行政の自己保身を
    優先するあまり、客観的な事実すら隠蔽し、時にねじ曲げて
    恥じない為政者たちの姿である〉
    (第1章「日米同盟の暗部と葬り去られた国家機密」から)

 本書が世に出て以降の現在進行形の事態、暴かれつつある事実の数々は、まさに「情報隠蔽国家」というタイトルをダイレクトに体現しているようだ。本書は「サンデー毎日」誌上で発表したルポや連載コラムをベースに、加筆・修正や書き下ろしを加えた「さすらいのジャーナリスト」(TBSラジオから)青木理さんの時評&インタビュー、状況への発言などを一冊にまとめたもので、出るべくして出た必読の書といえる。

   「安倍政権の特徴は、官邸中枢を占める人脈を経済産業省人脈
    警察人脈で固めているところ。特に警備・公安警察の人脈が
    政権のど真ん中に突き刺さっているのは、政治への警察の位相が
    ものすごく上がっていることを意味します」

 青木さんは1990年代、共同通信記者時代に公安警察の暗躍を追い続け、『日本の公安警察』を上梓した。以降、特定秘密保護法改正通信傍受法共謀罪法などが次々と成立し、「安全・安心」のための監視カメラの増加など、治安当局の権限は増すばかりだ。「共謀罪と公安警察と前川スキャンダル」の章でも、官邸と結びついた公安警察の一部門が政治家や官僚などの「身辺調査」に動き回る衝撃的な実態が描かれている。

 〈従順に屈服する者は優遇して褒美を与える一方、従わない者は容赦なく切り捨て、踏みつけ、果ては個人攻撃を加える現政権の薄暗い横暴と独善は一種の恐怖政治であり、民主主義とは最も遠い地平にある〉との指摘は、本書に収められた現役自衛官や元・公安調査官の実名告発、北海道警の組織犯罪にも通底する。

   「治安維持に法律が必要だというのであれば、どこかで歯止めを
    かけるシステムを確立しておかないとまずい。本来そうした議論を
    するのが政権の側であるはずです。何の歯止めもなく警察に武器を
    与えている今の政治はすごく劣化していると思いますよ」

 政治の劣化に言論で対峙するのはジャーナリズムの役割である。〈私たちはまさに暗闇の中に立たされていないか〉という青木さんの警鐘は、読後ますます深刻に響く。試されているのは一人一人が事実を見極める力だ。本書はそのための一助となり得るだろう。(ライター・田沢竜次)

※AERA 2018年4月30日-5月7日合併号
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●広報…「livedoor NEWSも産経ニュースも、記事のタイトルがおかしくネ? ……腐ってんな」

2018年04月30日 00時00分34秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



週刊朝日のコラム【室井佑月森姐、頑張れ!」】(https://dot.asahi.com/wa/2018041800008.html)。

 《livedoor NEWSも産経ニュースも、記事のタイトルがおかしくネ? 森姐モリネェ)が「何がしたかったのか」、わからないほうがおかしい。……腐ってんな。…議員としてそういう真っ当な仕事をしている者の、後押しをするのが真の報道の姿だと思うけど。もう、この国はめちゃくちゃだ》。

 決して「こんな人たち」と呼ばれる側に立つつもりの無いアベ様広報紙の宣伝官の皆さん。《財務省職員は迷惑を被った》ってよく言うよな~。《……腐ってんな。》…、ホントに。国会の質疑を見ているのか? 広報なので、言っても詮無いが、《議員としてそういう真っ当な仕事をしている者の、後押しをするのが真の報道の姿》。

   『●大見得を未だに実行しないウソ吐き…
     森裕子さん「安倍首相の存在そのものが、私は憲法違反だと思います」
    《安倍晋三首相の存在そのものが、私は憲法違反だと思います
    《人権をないがしろにするその最たるものが戦争であります
     …最後に、自民党があの醜悪な憲法草案で削除した、憲法第97条
     本当にすばらしい文章です》

 ウルトラ差別主義者・財務相や行政府の長といった「頭」を切り離してはいけない…アベ様広報機関に負けるな!

   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                         佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

 で、福島選出なのに復興を私物化とはね…呆れる。
 リテラの記事【安倍首相派閥の吉野正芳復興相が復興を私物化! 原発汚染土中間施設の工事で秘書が支援者企業を「下請けに入れろ」】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3929.html)によると、《復興大臣・吉野正芳氏…巨額復興関連事業をめぐり、“吉野氏を支援する地元選挙区の建設業者”をその下請けに入れるよう、吉野氏側が秘書官や環境省官僚を通じて受注ゼネコンに“圧力”をかけていたという疑惑》。
 どうして、コウイウノには突っ込まないのかな? 《議員としてそういう真っ当な仕事をしている者》は、吉野正芳復興相の方なのですか?

 一方、加計問題では…学生が可哀そうになってくる事態が。あの大学の学生は、何を学ばされているのか?
 リテラの記事【加計学園獣医学部の講義で、小川榮太郎の「モリカケは朝日の捏造」デマ本が参考書に指定! ヘイト本、日本スゴイ本も…】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3960.html)によると、《講義のシラバス…柳井徳磨氏による「現代人の科学A」という科目…「教科書」…中国・韓国・モンゴルヘイト本を多数出版している宮脇淳子氏の『日本人が教えたい新しい世界史』…「参考書」の欄にも、極右雑誌「WiLL」やヘイト本の出版で知られる出版社ワックが発行する『日本人はなぜ「小さないのち」に感動するのか』(呉善花)…それ以上に驚いたのは、なんと、こんな書籍までが「参考書」として挙げられているのだ。〈「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪小川榮太郎/飛鳥新聞社〉(原文ママ)》。頭がクラクラする、一体どんなセンスか? アベ様の「政」も無茶苦茶なら、オトモダチの最高学府の「教育」もデタラメ。

   『●質問主意書ゼロ件なのに、あんなに質問したがっていた
            自民党議員の皆さん達、実際に質問したことは?
    「リテラの別の記事【「森友・加計は朝日の捏造」と断定し朝日から抗議を
     受けた小川榮太郎の安倍擁護本を自民党が大量購入!】…
     《…そんな“安倍タイコモチ”の代表のような人物が先の総選挙投票日
     直前の10月18日、これまた安倍政権べったりの極右雑誌
     
月刊Hanada」の発行元・飛鳥新社から“森友・加計報道の検証本”
     と称して出版したのが…その中身はやはりというべきか、
     “安倍首相の完全な潔白”を主張し、疑惑を追及する報道を徹底的に
     「偏向」と批判するもの…選挙期間中に打たれた異例の中吊り広告
     そして自民党の大量購入》。
       《フェイクの塊》…トホホな「陰謀論と妄想」、それを自民党が
     大量購入って、まさか、それって税金じゃぁないでしょうね?」

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https://dot.asahi.com/wa/2018041800008.html

室井佑月森姐、頑張れ!
連載「しがみつく女」
2018.4.19 07:00 週刊朝日 #安倍政権 #室井佑月

     室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。
        「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。
        テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴った
        エッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中

 モリカケ問題だけでなく、イラクの自衛隊日報問題でも新たな事実が明らかになり、政権が大きく揺れている。作家・室井佑月氏は、森裕子議員の一件を報じた各媒体に疑問を呈す。

【この記事のイラストはこちら】
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018041800008_2
(c)小田原ドラゴン

*  *  * 

 4月7日付のlivedoor NEWSに、

   「何がしたかったのか 野党議員・森裕子(ゆうこ)氏が
    財務省の前で5時間居座り」

という見出しがアップされた。内容は産経ニュース「財務省に5時間居座りの森裕子氏『パフォーマンスじゃないのよ!』」である。

   〈自由党の森裕子参院議員(61)が3月30日、財務省の
    決裁文書改竄(かいざん)問題をめぐり、国有地処分に関する
    データ管理端末を確認する目的で財務省を突撃した。
      職員や衛視らが退去要請を繰り返すも、森氏は「国民の代表」たる
    使命感からか、まったくひるまず、5時間にわたり居座った〉

のだそうだ。

 livedoor NEWSも産経ニュースも、記事のタイトルがおかしくネ? 森姐リネェ)が「何がしたかったのか」、わからないほうがおかしい

 記事は、

   〈財務省職員は迷惑を被っただろうが、森氏は「パフォーマンスではない」と強弁した〉

とつづく。

 ……腐ってんな

 官邸の指示があったかどうかは不明だとしても財務省は公文書の改ざんをしたわけだ。しかも、この期におよんで、ちょろちょろちょろちょろ新たな事実が発覚する。

 公文書の改ざんは、この国を根底から覆す事態である。官邸は関与してないというならば、与党のみなさんも森姐につづけよ! それがお仕事でしょうが

 でもって、議員としてそういう真っ当な仕事をしている者の、後押しをするのが真の報道の姿だと思うけど。

 もう、この国はめちゃくちゃだ

 4月8日付の「しんぶん赤旗日曜版」のスクープによれば、吉野正芳復興大臣が、復興関連事業をめぐり、彼の支援者である建設業者を下請けに入れるよう圧力をかけたとか。復興予算にまで私利私欲を絡めるとは、汚すぎる

 安倍政権じゃなければ吉野大臣は辞任問題は総理の任命責任まで発展するのかもしれない。が、もうこの国はそれどころじゃないのだった。

 それにしたって、メディアが箸休め的に扱うのは、森姐の悪口じゃないだろ吉野大臣いけよ! そんな小物は今、二の次っていう場面なのかしら。

 もう、いろいろ起こりすぎておる。

 厚労省の裁量労働制のデータの捏造財務省の決裁文書の改ざん防衛省のイラク日報の隠蔽

 前二つは官僚のせいにできそう。だが、防衛省、自衛隊の隠蔽に関しては、そうできない。シビリアンコントロールができてないといわれ、ヤブ蛇になるからだ。

 外交も上手くいっているとはいえない。この国は、世界のはぐれ雲みたいになってきた。

 この先、この国どうなるの?

 ただひとつわかっていることがあるとすれば、あの方を中心に国を動かした結果、こうなったってことだよな。

※週刊朝日 2018年4月27日号
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●「膿」で出来上がった政権、政党…ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?

2018年04月26日 00時00分25秒 | Weblog


沖縄タイムスの赤嶺由紀子記者によるコラム【[大弦小弦]どうみても脅しや威圧としか思えない…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/239198)。
リテラの記事【セクハラ次官の「人権」持ち出しかばった麻生太郎財相が「女性に参政権を与えたのが失敗」…他にも女性蔑視発言連発!】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3957.html)。

 《▼財務省の事務方トップの公僕がこれでは、政府が掲げる「女性が輝く社会の実現」も説得力はない。中立な視点で「(うみ)を出す」作業を急ぐべきだ》。
 《財務省が、福田淳一事務次官のセクハラ問題について、被害者である女性に名乗り出ろと恫喝するようなあり得ないコメントを発表…麻生太郎財務相もまったく反省の様子はなく…逆ギレしてこう述べたのだ。「こちら側も言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」》。

 アベ様らの言う《女性が輝く社会》の実情なんてこんなものだ。「膿」で出来上がった政権、政党。《「(うみ)を出す」作業》をすれば、何も残らない、空・無・空虚・虚無。

   『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
       「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)
   ●ニッポンの司法は完全に破壊…事件の密室性だけでなく、
                 捜査も検察審査会も「Black Box」
     「日本のマスコミは、なぜ詩織さん事件について騒がないのか?」」
   『●TBS「ドラマ部門が勇気ある行動を起こした
       ということなのかもしれない」…その「放送された意義」
   『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…鬼畜なアベ様広報官犯罪、
                       司法の「Black Box」に踏み込めず
   『●日本のマスコミは準強姦事件についてなぜ騒がないのか?
             …「日本の国会やメディアは…関心がないようだ」

 それにしても、囲み取材でのウルトラ差別主義者の相変わらずのキレた物言い、恫喝。大変に不快、見るに堪えない。ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は、何時もの如く有耶無耶になるのでしょうね、きっと?

   『●麻生太郎氏「だれも気づかないでかわった。
                あの手口に学んだらどうかね」
   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●情報は統制される: 知らなかったでは済まされない、騙されたでは済まされない
   『●「言い過ぎを批判された政治家が自己弁護する、あまり効き目のない常套手段」
   『●3人がそろいもそろって「外交音痴も甚だしい」、
       「3人の発言で日本外交の程度の低さが際立った」
    「「武装難民」って一体何だ? 遥か海を渡ってくる「難民」が「武装」? 
     「ワンピース」のようにビスケットか何かで武装しているのか? 
     《ヘイトクライム》を呼び起こしかねない《ヘイトデマ》を平気で
     垂れ流す「ト」なヒトだ。ナチス発言同様、有耶無耶なんでしょうね、どうせ。
     《確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・麻生太郎殿のその体質は
     野中広務氏による大叱責でも変わらず》。アベ様広報紙サンケイや、
     それを許す自公お維トファ支持者・地元民にも大きな問題」

   『●確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・麻生太郎殿の
            その体質は野中広務氏による大叱責でも変わらず
   『●「首相は…「任命責任は私にある」と大見えを切るものの
             何ら責任とやらを取ったことがない…「無責任」」
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/「国民の望むこと」誰もやってない】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201804180000148.html)によると、《小池晃が言うように「財務省は女性記者に名乗り出るように求めている。結局、(女性記者が)出て来られないだろうと思ってやっているとしか思えない。セクハラ対応の大原則は被害者保護だ。政府がやったこと自体がセカンドレイプになると思うし、はっきり言って恫喝(どうかつ)だ」の説明に国民はうなずくだろう》。

 世界に「恥」を発信。恥ずかし過ぎる。
 リテラの記事【海外メディアも財務省・福田次官セクハラを報道!“女性活躍”を謳いながら、次官をかばう麻生財相、安倍首相を批判】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3958.html)によると、《セクハラの加害者を徹底して守り、被害者は出てこいと恫喝する大臣の姿は、もはや正気の沙汰とは思えない。政権へのダメージ分散を目的とした時間稼ぎはミエミエだが、連中がどう言い繕おうとも、すでにこの問題は海外でも一斉に報じられている》。

   『●泥棒に縄をなわせる…その縄で財務相やアベ様を縛る訳がない! 
                        《与党の関与なき公正な委員会》が必要
   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                          佐川事件でなくアベ様御夫妻案件
   『●「新聞をお読みにはならない」財務相: 切り離し不可の「頭」…
                     「責任」なんて言葉はそのオツムには無し

 泥縄=【頭】は、自分の首に縄を掛けない。掛ける訳がない。「シッポ」の批難と同時に、「頭」にも責任をとらせないと。第一、辞職でなく、「シッポ」はクビでしょうに。国税庁長官も辞め、事務次官も辞め…【頭】のオツムには「責任」なんて云う言葉は思い浮かばないのかね?
 東京新聞の記事【福田財務次官を更迭 セクハラ疑惑で引責】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018041801002159.html)によると、《麻生太郎財務相は18日、財務省の福田淳一事務次官(58)の辞任を発表した。森友学園に関する文書改ざん問題に加え、週刊誌でセクハラ疑惑が報じられた責任を問われており、事実上の更迭とみられる。財務省では文書改ざんで佐川宣寿前国税庁長官(60)が3月に辞めたばかり。事務方トップの辞任で「最強官庁」の信用失墜と安倍政権への打撃は必至だ》。
 琉球新報の真っ当な【<社説>財務次官セクハラ更迭 麻生氏も責任とり辞任を】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-703459.html)。《被害者への配慮に欠ける傲慢(ごうまん)な対応をとり続けた揚げ句の醜態だ。週刊誌が報じた財務省の福田淳一事務次官による女性記者へのセクハラ疑惑を巡り、麻生太郎財務相は福田氏を事実上更迭した。当然であり、むしろ遅過ぎた。麻生氏も任命責任をとって退くべきだ》。
 東京新聞の記事【麻生氏に再び責任論 かばい続け…トップ2人辞任】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201804/CK2018041902000142.html)によると、《福田淳一次官の辞任によって、森友学園の文書改ざんを受けて辞めた佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官に続き、わずか一カ月あまりで、財務省の官僚トップが相次ぎ職を追われた二人をかばい続けて事態を悪化させた麻生太郎財務相の責任が問われるのは確実だ》。

 東京新聞の記事【「セクハラ1年半前から」 社員への被害 複数回 テレ朝会見】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018041902000168.html)によると、《「女性社員はセクハラ行為について事実をあいまいにしてはならないという思いを持っている」。…一年半前から福田氏にたびたびセクハラを受けていたと明らかにした。一方で女性社員は上司にセクハラを報道するよう相談したが、取り上げられなかったことから週刊誌に持ち込んだといい、同社は「深く反省している」とも述べた》。
 日刊スポーツの記事【玉川徹氏、テレ朝女性記者の行動「正しかった」】(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201804190000261.html)によると、《玉川氏は、取材で知り得た情報を第三者である週刊新潮にわたした女性記者の行為について「公益通報だったんだろうと思う。会社に上げても上に上がらない、と。本当は我々は伝えるべきメディアだから、これはテレビ朝日で伝えなければいけなかったんだと思います。だけど彼女はそれを伝えることができないと考えて、きっと正義感と良心から週刊新潮に持ち込まざるを得なかったんだと思う」と私見を述べ、「彼女がやったことは正しかった」と言い切った》。
 テレ朝も反省を述べた。さて次は、囲み記者達をも恫喝したウルトラ差別主義者殿の責任だ。

 最後に、東京新聞の記事【セクハラ疑惑 辞任で終わらせるな】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018041902000175.html)によると、《「官庁の中の官庁」といわれる財務省の人権意識がこの程度であれば政権全体のそれも推して知るべしだ》。
 《財務省の人権意識》…行政府の長は歴史修正主義者、財務相からしてウルトラ差別主義者なんですもの…。

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/239198

[大弦小弦]どうみても脅しや威圧としか思えない…
2018年4月18日 07:49 セクハラ 財務省 赤嶺由紀子

 どうみても脅しや威圧としか思えない。福田淳一財務事務次官が複数の女性記者に露骨な性的表現を度々使ったとされるセクハラ疑惑を巡って、調査に乗り出した財務省の手法のことだ

▼疑惑を解明する調査として、同省記者クラブ加盟社の女性記者に「協力」を求めた。セクハラを受けた人に、名乗り出て話してという乱暴な「お願い」は時代錯誤も甚だしい。しかも、調査の委託先は財務省の顧問弁護士ら

▼取材源の秘匿に関わり、被害者側の仕事をさらけ出すことにもつながりかねない。財務省側は、名乗り出ないだろうと高をくくってはいないか。出てこないと見越してうやむやにできるとみているのではないか

▼福田氏はセクハラを否定する一方、「女性が接客する店」では、言葉遊びを楽しむこともあると言う。店ならいいという認識は、そもそもセクハラへの意識の低さ、差別意識の表れともいえる

▼財務省の事務方トップの公僕がこれでは、政府が掲げる「女性が輝く社会の実現」も説得力はない。中立な視点で「(うみ)を出す」作業を急ぐべきだ

▼ことしのピュリツァー賞に選ばれたのは、ハリウッド映画界の大物プロデューサーによるセクハラ疑惑を追及した報道。表面化しづらい被害体験を証言する動きにもつながっている。人権侵害を許さない国の姿勢が問われている。(赤嶺由紀子
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http://lite-ra.com/2018/04/post-3957.html

セクハラ次官の「人権」持ち出しかばった麻生太郎財相が「女性に参政権を与えたのが失敗」…他にも女性蔑視発言連発!
2018.04.17

      (自由民主党HPより)

 財務省が、福田淳一事務次官のセクハラ問題について、被害者である女性に名乗り出ろと恫喝するようなあり得ないコメントを発表し、大きな批判を浴びている。おおよそ近代民主主義国家の官公庁とは思えない人権意識のなさには、唖然とさせられたが、その親分である麻生太郎財務相もまったく反省の様子はなく、きょうも記者団の取材に対し「女性が名乗り出なければ事実の解明は難しい」などと強弁。あげく「財務省の顧問弁護士による調査は公平性に欠けるのでは」「セクハラと名乗り出にくいのでは」などと問われると、逆ギレしてこう述べたのだ。

   「こちら側も言われている人の立場も考えないと。
    福田の人権はなしってわけですか」

 被害者女性の人権など一顧だにせずに、セクハラ・パワハラ加害者である日本の官僚トップの人権を考えろなどと言うのだから、その“人権感覚”には呆れ果てるしかない

 しかし、それもある意味、当然かもしれない。というのも、麻生財務相は男社会・永田町のなかでも、群を抜いた女性差別主義者だからだ。いまネット上では「FRaU」(講談社)2008年5月号に掲載された麻生氏の「仕事ができるということをアピールしすぎ」といった発言が女性蔑視的だと話題になっているのだが、この政治家の「女性の人権否定」はそんなレベルではない

 たとえば2006年の講演会で、女性の性被害についてこんな発言をしている。

   「夜、日比谷公園で女が一人で歩いている。考えられない。
    しかもそこそこの顔をしているやつでも襲われない。
    この国はやたら治安が良いんだ」

 いったいどこからツッコめばいいのかと言いたくなるが、ようは、女性が夜に一人で歩いていたら襲われても当然、顔がいい女性ほど襲われる、と言っているようなもの。これでは、福田次官のセクハラなどセクハラのうちじゃないくらいに思っていても不思議ではない。あれだけ決定的な証拠を突きつけられても更迭しないのも、結局は性暴力やセクハラに対する問題意識が根本的に欠如ているからなのだろう。


「子ども2人は最低限の義務」「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗」

 また2009年には国会で「私は43で結婚してちゃんと子どもが2人いましたから、一応最低限の義務は果たしたことになるのかもしれない」と、“子どもは2人産むのが義務”と発言。その後撤回したが、「女性は子どもを産む機械」(柳澤伯夫)同様、女は子を産んで当然だと考えていることがありありとわかる。

 そして極めつけはこの発言だろう。

   「東京で美濃部革新都政が誕生したのは婦人が美濃部スマイルに
    投票したのであって、婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった」

 1983年の高知県議選の応援演説で言い放ったひと言だが、「女性に参政権を与えたのが失敗」って、麻生氏の本音がいかなるものか実によくわかる。「与えた」という上から目線もいかにも麻生氏らしく「お前に与えてもらったわけではない」というのは声を大にして言っておきたいが、ようするに「女性に人権などいらない」と言っているのだ。

 このような人権感覚でよく「福田の人権はなしってわけですか」などと言えるものだと思うが、これも安倍政権お得意の詐術だ。自分たち権力が追及を受けたときだけ人権をもち出す、例のアレである。

 先日本サイトでは、安倍首相が「左翼は人権侵害が平気」と述べた発言を紹介したが、連中はこういうときだけ自分たちの人権をがなりたてながら弱者の人権を踏みにじるような政策や発言をくり返してきたのだ。

 とくに麻生は、女性だけでなく、高齢者、難民、病人などあらゆる弱者の人権を踏みにじる発言をくり返している。こんな連中にこれ以上政権を任せていたら、人権も利権もオトモダチだけのもので、「下々の者に人権を与えたのが最大の失敗だったと言い出すのも時間の問題だろう。

(編集部)
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●「新聞をお読みにはならない」財務相: 切り離し不可の「頭」…「責任」なんて言葉はそのオツムには無し

2018年04月11日 00時00分52秒 | Weblog


東京新聞の社説【麻生財務相発言 このレベルの大臣では】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018033102000166.html)。
久田将義責任編集TABLO』(http://tablo.jp/)の記事【青木理・連載『逆張りの思想』第五回/森友問題・麻生太郎財務相の「謝罪会見」なのに謝罪する気、永遠のゼロ】(http://tablo.jp/serialization/aoki/news003085.html)。

 《麻生太郎財務相が「森友の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」と述べた問題は、これまで多々ある暴言の域を超えている。改ざん事件の責任をとり身を引いたらどうか》。
 《「シモジモのみなさん、わたくしがヨシダシゲルのマゴのアソウタロウであります」…麻生氏は首相らと同様政治を3代世襲する"由緒正しきお家柄"。シモジモの我々としては、チンケな企業や役所のトップとは違うのだと拝察し、ありがたく戴くしかないということか。まるで封建時代みたいな話だが》。

   『●確信犯なナチス擁護…ウルトラ差別主義者・麻生太郎殿の
            その体質は野中広務氏による大叱責でも変わらず

 《…締結…ペルー…日本の新聞には一行も載っていなかった…》というデマ三連発な赤っ恥。《断固反対》だったはずのTPPの方が大事なんていう御方。《由緒正しき…》ウルトラ差別主義者。人としての《レベル》は最低。
 財務相は、切り離してはいけない「」「御頭」、でも「責任」なんて言葉はそのオツムには無し

   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                          佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

 そして、もう一つの切り離してはいけない「」であるアベ様ときたら…。
 東京新聞の記事【改ざん念頭?「高い倫理観持て」 首相、新人官僚に訓示】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201804/CK2018040402000256.html)によると、《新人官僚約七百五十人を前に訓示し「国民の信頼を得、負託に応えるべく高い倫理観の下、細心の心持ちで仕事に臨んでほしい」と呼び掛けた。学校法人「森友学園」に関する公文書改ざんや、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が発見された問題を念頭に置いた発言とみられる》…。
 《倫理観》って、あなた…もはやマンガだね

   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
           「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?
   『●すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始まった
                  …五日後の「秘密会議」に太田充氏も


 最低の官房長官殿は、行政府の長に加えて、《民主主義システムの破壊行為》財務省の責任者にも地位に恋々としがみつく」な~、と罵声を浴びせないのだろうか?
 《改ざん事件の責任をとり身を引いたらどうか》《地位に恋々とせず、国民のために潔く、速やかに辞任したらどうなのか》…適切な主張の東京新聞、そのコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018040202000131.html)によると、《ただ、その大臣にも新聞を読む習慣を身に付けていただきたい一心から引用した。もちろん、麻生太郎財務相である▼「森友の方がTPPより重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」。先週の国会答弁で、的外れな新聞批判を展開して大恥をかいた。財務省は森友をめぐる文書改ざんを行った当事者である。その最高責任者反省どころか報道に責任を転嫁するとはあきれるばかりである▼しかも、まともに新聞を読まないで報道批判をしているらしい。今からでも遅くない。新聞で「反省」「責任」「言語道断」の正しい意味ぐらいはぜひとも理解していただきたい▼そんなに手厳しいことを書いても大丈夫かって。心配はないと思う。どう勧めても、その大臣は新聞をお読みにはならない》。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018033102000166.html

【社説】
麻生財務相発言 このレベルの大臣では
2018年3月31日

 麻生太郎財務相が「森友の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」と述べた問題は、これまで多々ある暴言の域を超えている。改ざん事件の責任をとり身を引いたらどうか

 国のトップ官庁で公文書改ざんという前代未聞の不正を許した大臣としての責任をみじんも感じていないかのような傲慢(ごうまん)である。

 事実誤認に基づく氏の発言は毎度のことだが、当事者意識を全く忘れ、報道機関をおとしめるような暴言は看過できない。

 麻生氏は二十九日の参院財政金融委員会で、学校法人「森友学園」をめぐる新聞の報道姿勢に不満をまくしたてた。

 米国を除く十一カ国による環太平洋連携協定(TPP11)が八日に署名されたことについてのやりとりの中で、麻生氏は「日本の指導力で、間違いなく、締結された」と強調。「茂木大臣がゼロ泊四日でペルーを往復しておりましたけど、日本の新聞には一行も載っていなかった」と発言した。

 続けて「みんな森友の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」と述べた。

 しかし、茂木敏充経済再生担当相が出席した署名式の開催地は、ペルーでなくチリである。署名式の記事は、本紙を含め大手各紙が九日付夕刊や翌十日付朝刊で詳しく報じている

 三十日の同委員会で批判が相次ぐと、麻生氏は「森友に関し、公文書を書き換える話は誠にゆゆしきことで遺憾の極み。軽んじているつもりは全くない」「森友と比較したのがけしからんという点については謝罪させていただきたい」と釈明に追われた。

 だが、釈明すれば済む問題ではない。公文書を改ざんし、国会で虚偽答弁を繰り返したことはTPP11と同じく重大事である。

 「新聞が一行も報じていない」といった虚偽ポスト真実)を平気で多用たり、TPP11に比べ大したニュースでもない森友問題を報じ続ける新聞の方がおかしいといった印象操作を繰り返す

 「ナチスの手法に学べばいい」と発言したこともあるように、国民は簡単にだますことができる、政治家は国民をだましてもいいと考えているのではないか。国民の納める税金を差配する要職を任せるには、とても値しない

 「平成の政治史に残る事件」(自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長)である。地位に恋々とせず、国民のために潔く、速やかに辞任したらどうなのか。
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http://tablo.jp/serialization/aoki/news003085.html

青木理 「逆張りの思想」
森友問題・麻生太郎財務相の「謝罪会見」なのに謝罪する気、永遠のゼロ青木理
2018年04月03日 森友問題 謝罪会見 財務省 青木理 麻生太郎

 以前から、この国の「謝罪会見」には違和感を覚えていた。さまざまな企業にせよ、役所や警察といった公的組織にせよ、不祥事を起こした際の「謝罪会見」は判で押したようにほぼ同じ。

 まず、社長や幹部らトップ陣が会見場に現れ、あらかじめ準備した謝罪文を読みあげたりしたあと、揃って立ちあがり「大変申し訳ありませんでした」と言って深々と頭を下げる。その瞬間、カメラのフラッシュが一斉に光り、翌日の新聞やテレビにはその場面が大きく報じられる。以上、終わり。

 中にはいきなり土下座したり、号泣したり、そんな例もなくはないが、普通の組織ならばほぼ相似形。本当に謝罪するつもりがあるのか、心から謝罪しているのか、とりあえずはやらないと許されない儀式と化しているみたいで、それを当然のことのように報じるメディアの側も含め、なんだか不思議な日本的光景だと感じていた。

 その違和感を見事に打ち破ったのが、財務相兼副総理の麻生太郎氏である。

 あらためて記すまでもなく、首相や首相の妻の関与がささやかれる森友学園問題をめぐり、財務省が犯した公文書改竄(かいざん)前代未聞の犯罪的行為国権の最高機関たる国会=立法府を改竄文書で欺くのは、行政府に対する立法府のチェック機能を根本から蝕み、後世に伝えるべき歴史まで捻じ曲げる民主主義システムの破壊行為でもある。

 そんな所業に手を染めた財務省の動機や改竄の真相はいまなお不明だが、財務相である麻生氏はまごうことなき責任者仮に改竄を指示していたにせよ、指示も関与もしていなかったにせよ、まったく知らなかったとしても監督責任は免れないのだから、本来は行政府の長である首相ともども辞任するのが筋だと僕は思うが、麻生氏にそんな気はさらさらないらしい。

 もちろん、「謝罪会見」は開いた。一応は「謝罪」も口にした。それは財務省が改竄を認めて国会に報告した3月12日のこと。ただ、正式な会見ではなく、メディア業界では「ぶら下がり」などと呼ばれる即席の会見だった。

 冒頭、事務方が用意したらしき文書を読みあげた麻生氏は、「極めてゆゆしきことなのであって、誠に遺憾、私としても深くお詫びを申しあげる次第です」と語った。だがその瞬間、頭は1ミリたりとも下げず。いや、会見の間中、1度たりとも頭は下げず。しかもすべての責任は理財局以下の部下にあると断言し、あるメディアの記者が質問をいくつか重ねると、こんなことまで口走って会見を仕切りだす始末。

   「1度も2度も質問せず、もうちょっと分散してくれねえかな」

 皮肉を込めて書くのだが、唖然とするほどに見事。すべての責任を部下に押しつけ、心から謝る気など永遠のゼロ。そればかりか、つい先日の国会では、こんなことまで言いだした。

   「(TPP11が)日本の指導力で締結された。こないだ茂木大臣が
    0泊4日でペルーを往復したが、日本の新聞には1行も載っていなかった
   「日本の新聞のレベルはこんなもんだなって経済部のヤツにボロカス言った」
   「みんな森友の方がTPP11より重大だと考えてるのが
    日本の新聞のレベル。政治部ならともかく経済部もこれかと、
    おちょくりにおちょくり倒した記憶があります」

 これもまた、見事なほどむき出しの本音。しかもこれ、報じられているように、なにからなにまで間違いだらけ。TPP11はまだ「署名」段階だし、その署名地は「チリ」だし、この件は各紙とも「大きく」報じている

 つくづく思うのだが、不祥事を起こした民間企業のトップが同じような態度を会見などでとればメディアや世論の総バッシングを浴び、下手をすればその企業は潰れてしまうだろう。しかし、麻生氏はいまも財務相の座にあり、大した批判も浴びていない。判で押したような「謝罪会見」にも違和感を覚えるが、これほどの開き直りと傲岸不遜な振る舞いが許されるのは、いったいなぜなのか

 既知の政治記者たちに尋ねてみると、これまた口を揃えて「あれが麻生さんのパーソナリティだから」と語る。ある政治記者は「生粋の名家育ちの麻生さんは、頭を下げて謝ったことがないんでしょう。頭は下げるためにあるんじゃなく、帽子をのっけるためにあると思ってるんじゃないですか」と言って笑う。

 そういえば少し前、自民党で幹事長などを務めた山崎拓氏にインタビューした際のことを思い出す。麻生氏と同じ福岡出身の山崎氏によれば、麻生氏はかつて初出馬した際、街頭演説で聴衆に向かってこう言い放ったという。

   シモジモのみなさん、わたくしがヨシダシゲルのマゴのアソウタロウであります

 この逸話を明かして苦笑した山崎氏は、県議あがりのたたき上げ政治家だが、対する麻生氏は首相らと同様政治を3代世襲する"由緒正しきお家柄"。シモジモの我々としては、チンケな企業や役所のトップとは違うのだと拝察し、ありがたく戴くしかないということか。まるで封建時代みたいな話だが。(青木理・連載『逆張りの思想』第五回)
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●すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始まった…五日後の「秘密会議」に太田充氏も

2018年04月10日 00時00分29秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/モンスター官庁つくったのも安倍】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201804060000268.html)。

 《★すべて昨年2月17日であることが分かってきた。同日の衆院予算委員会。民進党衆院議員・福島伸享が質問に立ち、…とただした。 ★「適正な価格で売っている」が佐川の答弁だった。また同日、首相・安倍晋三はあの名せりふ…》。

 つまり、その日は…「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」。《妻や私、事務所が関係していたら総理も国会議員も辞める》と高らかに大見得・啖呵をきられた記念すべき日。昭恵様だけでなく、「事務所」も含めて、です。やはり、《すべて昨年2月17日である》ことが、明らかになってきました。

   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
        公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金
   『●アベ様の大見得「あまたある」…「数多ある」のはアベ様による
                 息吐く様なウソの数とアベ様御夫妻案件の数

 そして、理財局のキーパーソンは、佐川氏の前任者・迫田英典氏に加えて、太田充・現理財局長であることも分かってきました。国会での更なる追求が必要です。「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」から五日後の《昨年2月22日》、最低の官房長官と佐川宣寿(当時)理財局長、そして、実はしれっと同席していたことがバレた太田充・現理財局長…《財務省側が報道後初めて森友問題の詳細を説明した場》《“秘密会議”》で、一体、な~にが話し合われたのかな?
 日刊ゲンダイの記事【国会で異様な慌てぶり 太田理財局長が隠した秘密会議同席】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/226528)によると、《太田充理財局長が、問題のカギとなる“秘密会議”に出席していたことが発覚…会議が開かれたのは…昨年2月22日。…佐川宣寿理財局長が菅官房長官と面会し、財務省側が報道後初めて森友問題の詳細を説明した場…。…会議の2日前には、国有地値引きの根拠である地中ゴミの撤去工事を巡り、理財局職員が森友側に口裏合わせのウソをつくよう求めていた疑いも浮上…当時の総括審議官は太田局長自身だ。…佐川氏が証人喚問で、前任者から森友案件について引き継がれていなかった旨を証言しましたから、太田氏の方が事情に精通しているはずです。昭恵夫人の名前があった改ざん前の文書の存在を知っていた可能性もあり得ます…太田局長は必死になって“秘密会議への同席を隠していたわけだ。ひょっとして、改ざんの“主犯”は太田局長か》? かなり衝撃的な国会答弁。

   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                  佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

   『●《その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていた》
                      =「関係」…そして、福田会問題

   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
           「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?

   『●アベ様の大見得「あまたある」…「数多ある」のはアベ様による
                  息吐く様なウソの数とアベ様御夫妻案件の数

 それにしても、アベ様は、なぜ、まだ「恋々」と「議員」でいるのか不思議でならないですね? こんなに《数多》な事件、《あまた》なアベ様御夫妻案件が続々と出てきておきながら。《“秘密会議”》で説明を受けていた最低の官房長官殿は、行政府の長に「地位に恋々としがみつく」な~、と罵声を浴びせないのか?
 リテラの記事【地下鉄出口封鎖、通行阻止…官邸前デモの過剰警備がひどい! 拡大する抗議封じ込めのため官邸が警視庁に圧力か】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3932.html)によると、《新たな事実が次々に発覚している森友文書改ざん問題。一昨日にはNHKのスクープにより、安倍首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した3日後の昨年2月20日、財務省理財局の職員が森友学園に口裏合わせのために嘘の説明を求めていたことがわかったが、さらにその2日後である22日には、菅義偉官房長官が当時の佐川宣寿理財局長や総括審議官だった太田充・現理財局長らを官邸に呼び出し、説明をおこなわせていたこともわかった》

 百万歩譲って、たとえ「詐欺を働く人物」らに騙されていたとしても、たとえ忖度だけだったとしても、《最高責任者は首相だ中央官庁をコントロールできず追い込まれるのも、モンスター官庁をつくったのもその最高責任者だ》。地位に恋々としがみついているのは、一体誰か?

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201804060000268.html

政界地獄耳
2018年4月6日9時42分
モンスター官庁つくったのも安倍

 ★すべて昨年2月17日であることが分かってきた。同日の衆院予算委員会。民進党衆院議員・福島伸享が質問に立ち、森友学園の約8億円の値引きの根拠となるゴミの撤去について当時の理財局長・佐川宣寿に対し「ダンプカー4000台分ぐらい」になるはずと指摘。「4000台のダンプカーが行き交いすれば、当然やっていることはわかりますけれども、実際に工事をやったかどうかは確認されておりますか」とただした。

 ★「適正な価格で売っている」が佐川の答弁だった。また同日、首相・安倍晋三はあの名せりふ、「私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」と啖呵(たんか)をきっている。このゴミの存在を前提に、後日首相は「ゴミがあるんだから8億円の値引きは当然」と野党の質問を退け、勾留中でまだ司法判断の出ていない前森友学園理事長・籠池泰典に「詐欺を働く人物」とし、「こういう人だったから妻はだまされてしまったんだろう」との答弁もしている。

 ★4日のNHKによれば昨年2月20日、つまり予算委員会の3日後、財務省理財局の職員が森友学園に電話で「トラックを何千台も使ってゴミを撤去したと言ってほしいと要求、学園側は「事実と違うのでその説明はできない」とはねつけていたいきさつを大阪地検がつかんでいると報じた。首相の国会答弁も根底から崩れるが、財務省のやりとりを首相が承知していなくとも、首相は「自分も財務省にだまされた」とは言えないだろう。首相の一連の発言は都合のいい部分だけを切り取りそこをテコに弁解の理屈を構築したことになる。防衛省、厚労省、文科省でいろいろな問題が起きているが、その最高責任者は首相だ中央官庁をコントロールできず追い込まれるのも、モンスター官庁をつくったのもその最高責任者だ。(K)※敬称略
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●アベ様の大見得「あまたある」…「数多ある」のはアベ様による息吐く様なウソの数とアベ様御夫妻案件の数

2018年04月05日 00時00分47秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/「佐川喚問」で終わりですか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201803290000240.html)。

 《そもそも財務省公文書改ざん事件は本筋の事案である森友学園国有地払い下げ安倍首相夫妻関与問題の中で出てきた付則の事案だ。これで解決と言い出す与党は重大な勘違いをしている。国有地払い下げのために改ざんしたのであって改ざんだけが独立しているわけではない。ちなみに大阪地検は文書改ざん事件ではなく森友学園の捜査ではないのか》。

 国有地をかつてのオトモダチにほぼタダで無償譲渡した問題が本質で、《付則の事案》として、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」以来、公文書を偽造し続けていた。財務相・麻生太郎殿が責任を取るべき問題であると同時に、「佐川事件」ではなく、アベ様御夫妻問題。 

 究極の差別主義者にして、ナチス発言などのヘイト者である財務相がまたしても失言。
 東京新聞の記事【「TPPより森友、重要か」 麻生氏が日本の新聞報道を批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201803/CK2018032902000263.html)によると、《麻生氏は、最近の新聞報道で森友問題に比べTPPに関する記事が少ないことに言及し「日本の新聞のレベルはこんなもんだと思って経済部のやつにぼろかす言った覚えがある」と話した》そうだ。
 また、【麻生氏「森友 TPPより重大か」 野党「言語道断」と批判】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201803/CK2018033002000143.html)によると、《「TPP11は日本が主導して締結された」と評価し「茂木大臣が〇泊四日でペルー往復したが、日本の新聞には一行も載っていなかった」と指摘した。…だが日本などTPP参加十一カ国は八日午後(日本時間九日未明)、ペルーではなく、チリの首都サンティアゴで米国抜きの新協定に署名。TPPの承認手続きはまだ進んでおらず「締結」には至っていない。また本紙など、新聞各紙は茂木敏充経済再生担当相が署名式に参加した内容の記事を掲載していた。二十九日にあった森友問題を追及する野党の会合では、山井和則氏(希望の党)が「麻生大臣は国会議員と国民にウソの資料を出した財務省の最高責任者。自分が被害者のようにマスコミに責任転嫁するのは言語道断だ」と批判。「公文書が改ざんされてウソ(が含まれる内容になった)なら、TPPも外交も成り立たない」と述べた》…というデマ三連発。アソウ殿の大好きなマンガのような話。
 それに、え~っと、確か~、オタクの公約は「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」だったのでは?

   『●そういうことで騙される人はたくさんいる: 
     内閣支持率49.4%、アベ様による消費増税賛成46・5%
   『●アベ様の「責任感が強い」?、……一体それは 
     どの「つもり違い」だろうか? 全て当てはまる稀有な王様?』 
   『●自公議員は、TPP問題だけは「信頼」できるし、
         「責任」を持つって? 救いようのない○○です

 東京新聞の記事【昭恵氏の名誉職 教育系は「森友」「加計」のみ 首相「あまたある」2日で訂正】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018032902000145.html)によると、《学校法人「森友学園」を巡る問題に関し、安倍晋三首相の妻昭恵氏が務めていた会長職などの名誉職が計五十五件だったことが二十八日、分かった。このうち、教育機関の名誉職は森友学園」の小学校と「加計(かけ)学園」の認可外保育施設の二件で、すでに辞任した。…首相は…昭恵氏が務めていた教育機関の名誉職を「あまたの数がある」と説明していたが…わずか二件と訂正》。
 僅か二日間で引っ込めたアベ様の大見得《あまたの数がある》のは、アベ様による息吐く様なウソの数とアベ様御夫妻案件の数でしょうに。

 次から次にアベ様御夫妻案件が溢れ出てきます。新たに「福田会(ふくでんかい)」案件については、アクセスジャーナルで、山岡俊介さんが取り上げておられます。《財務省所有の国有地がタダで、安倍首相の妻・昭恵氏が後援会長を務める社会福祉法人「福田会」(東京都渋谷区)に払い下げされて…》。
 アベ様御夫妻案件No.4?、No.5??…最早カウントできない酷い状況ではないですか? きっと氷山の一角であり、まさに《あまたの数がある》と言えるのでは。

   『●有印公文書偽造=決裁文書書き換え…
       「行政府の長」と財務相が責任をとるべき大変な犯罪

   『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
          沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば

   『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
                     …その直度にアベ様らのやっていたこと
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
        公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金
   『●泥棒に縄をなわせる…その縄で財務相やアベ様を縛る訳がない! 
                《与党の関与なき公正な委員会》が必要
   『●元祖?・有言実行されない大見得・啖呵
      《報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める》
   『●「国が壊れ、どんどん落ちぶれていく…
       「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にある…」(久原穏さん)
   『●辺野古高江裁判とヒラメ…《「人権のとりで」としての司法が
                 その役割を果たさず、行政と一体化すれば…》
   『●それぞれの「面従腹背」…《官僚は…政治家は
      尊重しなければならないが、魂までは明け渡してはならない》
   『●「粉飾された「美しい国」」…
     「「夫人、ひいては首相の顔をつぶすわけにはいかない」という恐怖政治」

   『●室井佑月さんによるアベ様の「美しい国」「日本を取り戻す」再考…
                      答えは「日本=アベ様そのもの」
   『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」今井尚哉氏。
                     そして、お維・松井一郎氏は…?
   『●オトモダチ「利権」塗れ…「この国でもっとも「利権」から遠い
              生活保護受給者の暮らしがまた脅かされる」
   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                  佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

   『●《その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていた》
                      =「関係」…そして、福田会問題

   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
           「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?


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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201803290000240.html

政界地獄耳
2018年3月29日9時49分
「佐川喚問」で終わりですか

 ★前財務省理財局長・佐川宣寿の証人喚問の後、自民党国対委員長・森山裕は「多くの疑念が解消された」と発言。党幹事長・二階俊博は「麻生さんにしろ誰にしろ、この問題に関連する方々の疑いは晴れた。首相・安倍晋三を始め、政治家がどういう関わりあいを持っていたか、ひとつの焦点だったと思うが、幸いにしてなかったことが明白になった」とした。与党の言う財務省公文書改ざん事件政治家の関与はなかったというのだ。

 ★そもそも財務省公文書改ざん事件は本筋の事案である森友学園国有地払い下げ安倍首相夫妻関与問題の中で出てきた付則の事案だ。これで解決と言い出す与党は重大な勘違いをしている。国有地払い下げのために改ざんしたのであって改ざんだけが独立しているわけではない。ちなみに大阪地検は文書改ざん事件ではなく森友学園の捜査ではないのか。だが国権の最高機関である国会で訴追の恐れがあるから答弁しないことがまかり通るならば、国会よりも強大な権限が検察にあるということになり、この話をなおややこしくしている。

 ★与党の理屈である財務省公文書改ざん事件だとしても、財務省が国会と国民にうそをつき続けたことには変わりはなく、政界の関与があるなしにかかわらず、自民党もだまされていたわけだ。まして責任はそれを気付かず許していた行政の最高責任者・首相にある。首相はその改ざん事件について「最終的な責任は私にある」というものの、ひと山越えたような空気が国会を覆っていること自体が危機感のなさの表れだ。公文書を改ざんするという近代史を書き換えようとする公務員の蛮行趣旨は変えていない」とか「余計な言葉を外しただけ」などと書き換えどころか修正程度に言い張ること自体が糾弾されるべきだ。(K)※敬称略
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●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?

2018年04月04日 00時00分22秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



ニッカンスポーツの記事【山本太郎氏「みっともないリーダー」首相に辞職迫る】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803280000427.html)。

 《森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任を取って、「一刻も早く責任を取ってもらい、辞めていただきたい」と辞職を要求した。「あなたのもとで起きた不祥事だ。(首相が意欲を示す)真相究明や再発防止は、次のリーダーのお仕事です」…「行政で公文書の改ざんが行われ、うそをベースに昨年2月から)1年も国会が続けられた国会も国民が欺かれ続けた。その責任を誰が取れるのか。トップですよ、あなたですよ」と指摘。「いつ辞めていただけるんですか」と迫った》!

 山本太郎氏の言う通りだ。泥棒に縄をなわせてはいけない。《与党の関与なき公正な委員会》《野党主導の第三者委員会の設置》が必要。
 国有地をかつてのオトモダチにほぼタダで無償譲渡した問題であり、また、2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」以来、公文書を偽造し続けていた訳であり、財務相が責任を取るべき問題であると同時に、アベ様御夫妻問題。行政府の長にも大見得・啖呵《議員辞職》を実行してもらいましょう。《幕引き》なんて冗談ではない、数々のアベ様御夫妻問題解明に向けての幕開け

   『●有印公文書偽造=決裁文書書き換え…
       「行政府の長」と財務相が責任をとるべき大変な犯罪

   『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
          沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば

   『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
                     …その直度にアベ様らのやっていたこと
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
        公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金
   『●泥棒に縄をなわせる…その縄で財務相やアベ様を縛る訳がない! 
                《与党の関与なき公正な委員会》が必要
    「《疑義のある財務省のトップである麻生を調査の先頭に立たせておくことを
     やめさせるべき》。《2度とこのようなことを起こさないための政権の
     関与や忖度(そんたく)外で再発防止策を策定することができる
     《与党の関与なき公正な委員会》《野党主導の第三者委員会の設置》が必要
     …本当にそうだ」

   『●元祖?・有言実行されない大見得・啖呵
      《報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める》
   『●「国が壊れ、どんどん落ちぶれていく…
       「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にある…」(久原穏さん)
   『●辺野古高江裁判とヒラメ…《「人権のとりで」としての司法が
                 その役割を果たさず、行政と一体化すれば…》
   『●それぞれの「面従腹背」…《官僚は…政治家は
      尊重しなければならないが、魂までは明け渡してはならない》
   『●「粉飾された「美しい国」」…
     「「夫人、ひいては首相の顔をつぶすわけにはいかない」という恐怖政治」

   『●室井佑月さんによるアベ様の「美しい国」「日本を取り戻す」再考…
                      答えは「日本=アベ様そのもの」
   『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」今井尚哉氏。
                    そして、お維・松井一郎氏は…?
   『●オトモダチ「利権」塗れ…「この国でもっとも「利権」から遠い
                  生活保護受給者の暮らしがまた脅かされる」
   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                  佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

   『●《その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていた》
                     =「関係」…そして、福田会問題


 《山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく。そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張》。ここで、前川喜平氏との人間性と彼我の差が思い出されます。
 前川喜平さんに向かって「地位に恋々としがみつく」と言った最低の官房長官殿は、いまなぜ、アベ様に向かって「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?
 前川喜平さんとアベ様、どちらが「地位に恋々としがみつ」いているでしょうか?、自明です。

   『●大見得・啖呵「議員辞職」を有言実行しない《病的な嘘つき》アベ様
                         …前川喜平氏の人間性と彼我の差
    《前川 …誰が見ても違法で、しかもそれを隠蔽しようとした。
     だからこれは仕方ない。そのとき私が事務次官だったわけで、
     組織の責任を取るため辞めるしかないと思いました。》
    《室井 そうなんだ。でも前川さんがその責任をとって自分から辞任したのに、
     菅官房長官に「地位に恋々」なんてウソこかれて。それを前川さんが国会で
     明確に否定したのは一番の見どころでした。》
    《前川 自分で引責辞職しかないと思って、自分で決めた。それが事実です。

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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201803280000427.html

山本太郎氏「みっともないリーダー」首相に辞職迫る
[2018年3月28日14時10分]

     (参院予算委で答弁する安倍首相(共同))

 自由党の山本太郎共同代表は28日の参院予算委員会で、安倍晋三首相に対し、森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任を取って、一刻も早く責任を取ってもらい、辞めていただきたい辞職を要求した。「あなたのもとで起きた不祥事だ。(首相が意欲を示す)真相究明や再発防止は、次のリーダーのお仕事です」と、主張した。

 山本氏は、「行政で公文書の改ざんが行われ、うそをベースに昨年2月から)1年も国会が続けられた国会も国民が欺かれ続けた。その責任を誰が取れるのか。トップですよ、あなたですよ」と指摘。「いつ辞めていただけるんですか」と迫った。

 首相は「国民の信頼を揺るがす事態になっていることは、行政の長として責任を痛感している。行政の最終的な責任は、内閣総理大臣たる私にあるのは事実だ」とした上で、「なぜこのような問題が起きたか、徹底的に明らかにする責任を果たしていかなければならない。私に責任、辞職を求められているので、しっかり説明させていただかなければならないが、その上で責任をどう果たすかは、私の中で判断することだ」と述べた。

 山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく。そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張。ロッキード事件では衆議院で24人の証人喚問が行われたとして、「『アッキード事件』ではまだ籠池(泰典被告)さんしか出てきていない。自民党の皆さん、真相究明にはこれからガンガン証人を呼ばないといけないので、逃げないでほしい」と述べ、昭恵夫人や夫人付き職員だった谷査恵子氏らの証人喚問を求めた。
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●《その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていた》=「関係」…そして、福田会問題

2018年04月03日 00時00分54秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



週刊朝日の記事【まだあるアンタッチャブルな昭恵夫人“案件”を徹底検証】(https://dot.asahi.com/wa/2018032700028.html)。

 《真犯人が誰なのかは、国民の目にも明らかで、茶番劇に過ぎない。そして霞が関で「首相夫人案件」と呼ばれる案件は森友だけではない…森友学園のように破格の条件で国有地が払い下げられた社会福祉法人福田会(ふくでんかい)」…ジャーナリストの山岡俊介氏が語る。「奇妙なのは、福田会はかつて国有地払い下げをめぐって3億円の詐欺事件を起こし、元理事長が逮捕されたこともある。国有地を狙い、不動産ブローカーらが暗躍安倍洋子氏を知る大物フィクサーの関与も取り沙汰され、騒ぎになった」…福島瑞穂参院議員はこう指摘する。「福田会に国有地が譲渡された経緯も不可思議と言わざるを得ません。昭恵さんは総理夫人の立場で法人などに関与することに無頓着すぎます」》。

 アベ様御夫妻案件続出。今度は、 「福田会(ふくでんかい)」。

   『●有印公文書偽造=決裁文書書き換え…
       「行政府の長」と財務相が責任をとるべき大変な犯罪

   『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
          沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば

   『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
                     …その直度にアベ様らのやっていたこと
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
        公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金
   『●元祖?・有言実行されない大見得・啖呵
      《報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める》
   『●「国が壊れ、どんどん落ちぶれていく…
       「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にある…」(久原穏さん)
   『●辺野古高江裁判とヒラメ…《「人権のとりで」としての司法が
                 その役割を果たさず、行政と一体化すれば…》
   『●それぞれの「面従腹背」…《官僚は…政治家は
      尊重しなければならないが、魂までは明け渡してはならない》
   『●「粉飾された「美しい国」」…
     「「夫人、ひいては首相の顔をつぶすわけにはいかない」という恐怖政治」

   『●室井佑月さんによるアベ様の「美しい国」「日本を取り戻す」再考…
                   答えは「日本=アベ様そのもの」
   『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」今井尚哉氏。
                   そして、お維・松井一郎氏は…?
   『●オトモダチ「利権」塗れ…「この国でもっとも「利権」から遠い
            生活保護受給者の暮らしがまた脅かされる」
   『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
                 佐川事件でなくアベ様御夫妻案件


 東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018032802000142.html)によると、《▼真相解明にはほど遠かった。証人の佐川前国税庁長官は訴追のおそれを理由に決裁文書改ざんの経緯を明かさぬ。ただ一点、不自然なほど強調したのは首相や夫人の土地売却への関与はないということである▼うまくかわした、おつもりかもしれぬ。しかし、核心を避けながら「責任は自分に」と誰かを守ろうとする姿を国民はどう見たであろう。その証言自体にこの問題に潜む「忖度(そんたく)」の二文字があらためて浮かばなかったか▼どこかに、「国民のための」という眼鏡を置き忘れなかったか。仕事熱心なお方に見えた。その分、悲しい》。
 自民党の詐称する「佐川事件」ではなく、アベ様御夫妻案件であることが明確化。

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/森友追及で野党が犯した痛恨のミスとは】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201803280000175.html)によると、《★一方野党は、昨年1年の国会での森友問題追及で痛恨のミスを犯していた。昨年2月、首相が自らや夫人、事務所が関与していたら首相のみならず国会議員も辞めると発言したことに引きずられすぎた。ここでポイントになるのは「関与」「感知」という言葉の定義だ》。
 でも、《その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていた》=「関係」していたわけで、「関与」していたのです。アベ様もそれを国会で認めています。とっくに、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」の啖呵・大見得を有言実行しなければいけなかった。

   『●アベ様は「妻…が関係」を認めた!  
      〈妻や私…が関係していたら総理も国会議員も辞める〉の有言実行を!
    《〈妻や私、事務所が関係していたら総理も国会議員も辞める〉 
     この発言についてあらためて追及したのは、立憲民主党の本多平直議員。
     …谷氏の財務省への問い合わせにより国有地の貸し付けには
     関わってしまっているので、安倍首相は姑息にも、売却と貸し付けとを
     区別して逃れようとしているのである》

 そして、次から次にアベ様御夫妻案件が溢れ出てきます。「福田会(ふくでんかい)」案件については、既に、アクセスジャーナルで、山岡俊介さんが取り上げておられます。 
 【本紙指摘の国有地払い下げの福田会ーー鈴蘭会ーー森友学園の接点】(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=8473)によると、《財務省所有の国有地がタダで、安倍首相の妻・昭恵氏が後援会長を務める社会福祉法人「福田会」(東京都渋谷区)に払い下げされて…》。
 アベ様御夫妻案件No.4?、No.5??…最早カウントできない酷い状況ではないですか?
 同誌上の記事【<記事紹介>本紙では昨年5月に指摘ーー「まだある“安倍昭恵首相夫人案件”」(『週刊朝日』4月6日増大号)】(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=8481)によると、《本日発売の『週刊朝日』が、安倍昭恵首相夫人が名誉会長や顧問を務めた団体やイベントは主なものだけも20以上あるが、森本学園のように破格の条件で(東京・渋谷の一等地700坪の国有地が財務省から無償で払い下げられたということで注目されるとして、巻頭特集記事で「福田会」という社会福祉法人を取り上げている。この福田会の無償払い下げの事実は、本紙では昨年5月から6月にかけ3回連載で、「母・洋子氏の影もーーアッキーが“後援会長”務める社会福祉法人に国有地払い下げ」のタイトルで指摘。そして、つい最近、再掲していた。そうしたことから、本紙・山岡は同記事でコメントをしている。この機会に、是非、本紙のその過去記事もご覧いただきたい》。

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https://dot.asahi.com/wa/2018032700028.html

まだあるアンタッチャブルな昭恵夫人“案件”を徹底検証
亀井洋志, 小泉耕平, 上田耕司, 大塚淳史, 森下香枝, 村上新太郎2018.3.28 07:00週刊朝日 #安倍政権 #森友学園

     (安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社)
     (昭恵氏が名誉会長や顧問などを務めた主な団体やイベント
      (週刊朝日 2018年4月6日号より))

 森友学園を巡る一連の問題の“主犯”として国会に差し出され、証人喚問される佐川宣寿前国税庁長官。だが、“真犯人”が誰なのかは、国民の目にも明らかで、茶番劇に過ぎない。そして霞が関で「首相夫人案件」と呼ばれる案件は森友だけではない。徹底検証した。

 ある自民党幹部によれば、安倍晋三首相夫人の昭恵氏は最近、自宅にはあまり帰宅せず、ホテルを転々とし、講演や、芸能人らが参加するセレブパーティーに参加するなど相変わらずの生活を送っているという。

   「国会で野党に昭恵さんの名前を連呼されることが、安倍さんには
    ボディーブローのように効いている。最近は体調を崩し、
    ホテルのスパに籠もり、点滴を受けるなど元気がない。昭恵さんは
    もう唯我独尊で、誰にも止められないようだ。これ以上、
    非難されないよう党としては行動を自粛してほしいが、
    『何とかして』と安倍さんに言える人は誰もいない。
    アンタッチャブルな存在なんですよ」

 安倍首相の「ゴッドマザー」で昭恵氏の姑、洋子氏もお騒がせな嫁に、とっくに匙を投げているという。

   「昭恵さんの近況を聞かれると、洋子さんは『ノーコメント』と話題に
    したがらない。首相も困っているようで、家では洋子さんに愚痴を
    言っているようだ」(安倍家の知人)

 昭恵氏が、開校予定だった森友学園の小学校の名誉校長に就任したことがきっかけで、霞が関を巻き込んだ大スキャンダルとなったが、その肩書はこれまでに判明しただけで20以上もある。

 その中で本誌が注目したのは、森友学園のように破格の条件で国有地が払い下げられた社会福祉法人福田会(ふくでんかい)だ。

 同会は児童養護施設や障がい者施設の運営で長い歴史があり、会報によると、東京の一等地、渋谷区広尾に2500坪の敷地を持つ。

 うち1500坪は今も財務省から無償で借り、残りの千坪は有償の借地だったが、300坪を財務省に返還することを条件に700坪は事実上、無償で譲渡されていた。昭恵氏は福田会後援会会長も務めている。ジャーナリストの山岡俊介氏が語る。

   「奇妙なのは、福田会はかつて国有地払い下げをめぐって3億円の
    詐欺事件を起こし、元理事長が逮捕されたこともある。国有地を狙い、
    不動産ブローカーらが暗躍。安倍洋子氏を知る大物フィクサーの関与も
    取り沙汰され、騒ぎになった」

 福田会の国有地を巡る詐欺事件は2003年1月、一斉にメディアに報じられた。当時の報道によると、警視庁捜査2課に逮捕された元理事長は都内の財団法人を相手に、「福田会の賃借している国有地の払い下げ話がある」「大蔵省(当時)関東財務局とは話がついている」などと言って、新たな医療・福祉施設の共同経営を持ち掛け、3億円を騙し取ったというものだった。

 福田会の登記簿を確認すると、事件前は約3千万円近くあった法人の資産は事件当時0で1億円近い債務超過に陥っていた。

   「福田会の理事長、理事は名誉職のようなもので実務にはほとんど
    タッチせず、非常勤です。逮捕された元理事長の本業も不動産会社の
    経営者でした。財務省へ払う地代などで負債が膨れあがった福田会は、
    別の不動産ディベロッパーに対し、国有地が払い下げられるとウソをつき
    3億円の資金提供を財団法人を経由し受けたが、途中でウソが発覚。
    その間にディベロッパー側が福田会の理事長を別の人物にすげ替えようとし、
    民事訴訟にも発展しました」(当時を知る関係者)

 逮捕後に元理事長側が被害弁済したので、処分保留となり、事件はウヤムヤになったが、雲散した“新規事業参入”は8年後、実現することになる。

 前述したように700坪の国有地が福田会へ11年7月払い下げられ、12年には都市型老人ホーム、認知症グループホームを開設した。

   「福田会にとってあまりにもおいしい話です。譲渡された700坪の土地で
    新規事業となる高齢者の福祉施設を開設し、法人の資産は13億円にまで
    膨らんでいる。そればかりか、13年以降は既存の児童養護施設や
    障がい者施設の建物まで老朽化を理由に次々と建て替えられ、
    昭恵氏はその竣工式にも出席した」(前出の山岡氏)

 昭恵氏が後援会会長に就任したのは、福田会のホームページによれば13年1月で、国有地が財務省から譲渡された後だ。現理事長の太田孝昭氏に「後援会を発足するので発起人になってほしい」と要請されたことがきっかけだったという。

 太田理事長はかつて東京国税局査察部に所属。退職後、千代田区に税理士事務所を開設し、今では多くの税理士を抱え、コンサルティング業務など幅広く手がけている人物だ。

 だが、昭恵氏が福田会に関わりを持ったのは、第1次安倍内閣が発足した06年だという。この時、初めて児童養護施設を訪れて以来、福田会の会報の「寄付者一覧」などにたびたび名前が登場している。詐欺事件以降、福田会理事長に就任した元衆院議員の高見裕一氏はこう証言する。

   「私は09年に病気のために辞任したのですが、高齢者施設ができて
    いたことはいま初めて知りました。昭恵さんが訪問されるようになったのは、
    当時の施設長と友人関係にあったからだと思います。
    私も2度ほどお目にかかっています」

 昭恵氏はポーランド大統領夫人、トルコ首相夫人らを福田会に案内するなど夫人外交も展開していた。さらに福田会のホームページには、昭恵氏が名誉会長を務め、森友学園との関係で話題となった一般社団法人・鈴蘭会(福岡市)のリンクも貼ってある。福田会は鈴蘭会が主催する漢文などを音読する「素読会」のため、隔月に1度のペースでホールを提供していた(昭恵氏は3月19日までに鈴蘭会名誉会長を退任)。

 弁護士でもある福島瑞穂参院議員はこう指摘する。

   「福田会に国有地が譲渡された経緯も不可思議と言わざるを得ません。
    昭恵さんは総理夫人の立場で法人などに関与することに無頓着すぎます

 福田会に経緯を聞くため、取材を申し込むと、「上からの指示で取材は一切お答えできません」と拒否。

 太田理事長が代表を務める税理士事務所を通じ、取材を申し込んだが、回答はなかった。財務省にも問い合わせたが「理財局の担当者が国会対応に追われていて、期限までに回答できない」。安倍事務所にも事実関係を確認するため質問書を送ったが、期日までに回答はなかった。

 最大の問題は森友などの疑惑に対し、昭恵氏を含む当事者がきちんと説明しないことではないか。(本誌・亀井洋志、小泉耕平、上田耕司、大塚淳史、森下香枝/村上新太郎)

※週刊朝日  2018年4月6日号
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●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。佐川事件でなくアベ様御夫妻案件

2018年04月02日 00時00分24秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



リテラの記事【佐川氏が喚問で安倍夫妻を庇うあまり露呈させた嘘と矛盾! 今井首相秘書官がらみの質問でもゴマカシが】(http://lite-ra.com/2018/03/post-3908.html)。

 《「国民全体の奉仕者」ならぬ「安倍首相の奉仕者」──。…佐川氏は、改ざん問題について「理財局のなかで対応した」と主張し、肝心の詳細についてはすべて「刑事訴追の恐れがある」という理由で“ゼロ回答”。一方で、安倍首相や官邸からの改ざん指示は一切なかったはっきり証言》。

   『●有印公文書偽造=決裁文書書き換え…
       「行政府の長」と財務相が責任をとるべき大変な犯罪

   『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
          沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば

   『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
                     …その直度にアベ様らのやっていたこと
    《意に沿わない人物は潰す――“人格攻撃”された前川前次官が
     いい例だが、安倍政権のやり口は、まさに恐怖政治ではないか
    《結局、目的は “犯人”を黙らせることでしょう。内部告発者を潰すことは、
     国民の知る権利を侵害し、民主主義を破壊する行為

   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの 
         この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?
   『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」が
        公文書「書き換え」という名の「捏造」=犯罪の引き金
   『●元祖?・有言実行されない大見得・啖呵
      《報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める》
   『●「国が壊れ、どんどん落ちぶれていく…
       「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にある…」(久原穏さん)
   『●辺野古高江裁判とヒラメ…《「人権のとりで」としての司法が
                 その役割を果たさず、行政と一体化すれば…》
   『●それぞれの「面従腹背」…《官僚は…政治家は
      尊重しなければならないが、魂までは明け渡してはならない》
   『●「粉飾された「美しい国」」…
     「「夫人、ひいては首相の顔をつぶすわけにはいかない」という恐怖政治」

   『●室井佑月さんによるアベ様の「美しい国」「日本を取り戻す」再考…
                             答えは「日本=アベ様そのもの」
   『●「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」今井尚哉氏。
                           そして、お維・松井一郎氏は…?
   『●オトモダチ「利権」塗れ…「この国でもっとも「利権」から遠い
                  生活保護受給者の暮らしがまた脅かされる」

 証人喚問を実施した価値はあった。自民党の詐称「佐川事件」に非ずアベ様御夫妻案件であることが炙りだされた格好だ。
 東京新聞の記事【改ざん経緯 証言拒否 佐川氏、官邸関与は否定】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018032802000141.html)によると、《佐川氏は安倍晋三首相や官邸などからの改ざんの指示を否定》のみを明言し、あとはほぼすべての証言を拒否。

 東京新聞の記事【自民幹部「解明終わった」 幕引き、一部では疑問も】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201803/CK2018032802000138.html)によると、《自民党の森山裕、公明党の大口善徳両国対委員長らが会談し、野党が求める昭恵氏らの証人喚問や、国会への特別委員会設置は不要との方針を確認…村上誠一郎元行政改革担当相は記者団に「加計学園問題南スーダンの日報隠蔽(いんぺい)問題に関しても、首相に近い人たちから起こった最高責任者が責任を取らないのが一番の問題だ」と訴えた。石破氏は「誰が、なぜというのが一切分からなかった」と語り、幕引き姿勢に疑問を呈した》。
 これで「幕引き」?? アベ様御夫妻案件解明への「開幕」に過ぎない。

 週刊朝日の記事【佐川・前理財局長が証人喚問で明かさなかった今井首相秘書官の秘密】(https://dot.asahi.com/wa/2018032700013.html)によると、《安倍首相や麻生財務相、官邸、首相秘書官からの指示はなかったと語る佐川氏。だが、ある自民党幹部はこう語る。「格安での国有地払い下げ、文書改ざんなど一連の森友案件の“主犯”は安倍さんの懐刀の今井尚哉首相秘書官だろう…」》。

 また、週刊朝日の記事【今井首相秘書官の関与を佐川氏否定「虚偽答弁ではないか」森ゆうこ議員】(https://dot.asahi.com/dot/2018032700026.html)によると、《これでは「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」だ。…自由党の森裕子参院議員は、官邸で大きな影響力を持つ今井尚哉秘書官の関与について追及。森友問題で佐川氏と今井氏が話をしたことがあるかとたずねたところ、「おそらく課長クラスと(答弁の)調整をしていた」「私の国会答弁に関して、私が今井秘書官と話をしたことはありません」との答弁を繰り返した。ハッキリとしない回答に、森氏が「今井秘書官と話をしたことがないのか」と3度目の答弁を求めると、ようやく最後に佐川氏は「話をしたことはございません」と述べた》。
 アベ様奥様・安倍昭恵氏、その秘書官谷査恵子氏、その「谷査恵子氏の上司」「真に喚問すべきキーパーソン」今井尚哉氏、佐川氏の前任者・迫田英典氏など全員一堂に会して証人喚問すべきだ。

 さらに、週刊朝日のコラム【室井佑月「国会に出てきてください」】(https://dot.asahi.com/wa/2018032700039.html)でも、《そういや、15日の国会で、自民党の議員から「佐川事件って言葉がでてきた。「『佐川事件』の真相解明ということがまず第一でありますから」だって。これで騙される人っている? さすがに、国民を舐めすぎよ》。
 どう見たって、アベ様御夫妻案件だ。

 アベ様御夫妻案件として、「福田会(ふくでんかい)」という案件からも煙が上がっている。

 最後に、枝野幸男氏のつぶやき…:

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https://twitter.com/edanoyukio0531/status/978799604891189248

枝野幸男@edanoyukio0531

追加 「偽証罪にも問われる証人喚問で証言したのだから総理夫人などの関与はないと証明された」とする方がいますが、一年前に籠池氏も同じ条件で証言しています。籠池氏が証人喚問で嘘をついたなら議院証言法違反で告発すべきですが、与党からそのような提案はありません。

10:03 - 2018年3月28日
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 つまり、「一年前に籠池氏も同じ条件で証言」=1年前から、既に、アベ様ご夫妻案件であることが証明されていた訳だ。えっ?、籠池氏は「詐欺を働く人物」だってぇ? 息吐く様なウソ吐きな泥棒達が口にすることか?

   『●制御不能な「確実にバレる瞬間まで嘘を通そうとする、
            気合の入った嘘つき」な取巻き達と「裸の王様」
    「【室井佑月「籠池さんと嘘つきと仲間たち」】…《質問に立った
     与党議員や日本維新の会の議員は、籠池さんを詐欺師の嘘つきに
     したいように見えた》」

   『●「完全に司法に影響を与えようとする露骨な圧力にほかならない…暴挙」
                       …着々と司法を掌握した効果
    「リテラ【「籠池氏は詐欺を働く人物」発言だけじゃない! 
     最高裁判事に加計学園元監事を異例の抜擢…安倍首相は司法も私物化!】
     …《時の最高権力者である総理大臣が、いち民間人を有罪と決めつけ
     さらにマスメディアを通じて詐欺をはたらいた連呼》」

   『●泥棒に縄をなわせる…その縄で財務相やアベ様を縛る訳がない!
                       《与党の関与なき公正な委員会》が必要
    「国会で、最高権力者が堂々と、不当に長期勾留中の私人・民間人に対して、
     「籠池氏は詐欺を働く人物」「詐欺をはたらいた」などと連呼する異常さ。
     いったい、アベ様らと、どちらが詐欺師か?

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http://lite-ra.com/2018/03/post-3908.html

佐川氏が喚問で安倍夫妻を庇うあまり露呈させた嘘と矛盾! 今井首相秘書官がらみの質問でもゴマカシが
2018.03.27

     (佐川氏の午後の証人喚問)

 「国民全体の奉仕者」ならぬ「安倍首相の奉仕者」──。本日おこなわれた佐川宣寿・財務省前理財局長の証人喚問について、本サイトでは速報で「安倍自民党との完全な出来レース」と看破したが、午後の衆院でもとんだ茶番劇が展開された。

 佐川氏は、改ざん問題について「理財局のなかで対応した」と主張し、肝心の詳細についてはすべて「刑事訴追の恐れがある」という理由で“ゼロ回答”。一方で、安倍首相や官邸からの改ざん指示は「一切なかった」とはっきり証言した。

 改ざんを「理財局だけでやった」と言うが、そもそも官僚がこのような大規模な犯罪を犯す理由などまったくないし、独断でこんなことができるはずがない。だいたい、財務省の矢野康治官房長は昨日の参院予算委員会の集中審議で、午前中には「官邸も麻生大臣も、指示も関知もしていなかったのはまぎれもない事実」と答弁したのに、午後には「総理官邸という言葉は適切ではなかった」と自らの答弁を修正し、「(官邸の関与が)あったという事実には突き当たっていない」などという珍妙な答弁でお茶を濁した。この矢野官房長の答弁を、佐川氏は何の根拠もなく真っ向から否定したことになる。

 その上、佐川氏は、自身が理財局長として関与していない時期におこなわれた土地取引についてまで「私が昨年ずっと一連の書類を読んで勉強して、国会で答弁させていただいたなかで言えば、総理も総理夫人の影響もありませんでした明言したが、その根拠は「(土地売却は)当時の不動産鑑定に基づいておこなわれた」からというもの。言うに事欠いて適正な売却だったとまで口にした

 まさに噴飯モノの答弁だろう。会計検査院はゴミの積算根拠を「不十分」だと指摘しているし、建設業者も「ゴミが実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成した」と大阪地検に証言しているように、「適正な売却」などではなかった。そもそも、質疑に立った立憲民主党の福山哲郎議員も指摘したように、適正な売却だったのなら決裁文書を改ざんなどする必要はどこにもないのだ。

 しかも、佐川氏は、「改ざん前文書に書かれた昭恵夫人の名前を見たときにどう受け止めたのか」と共産党の小池晃議員に問われると、「(改ざん前文書を)いつ見たのかという質問」「それは私自身が書き換えをいつ認識したのかという問題そのもの」だと詭弁を弄して証言を拒否。「総理夫人の影響はない」とはっきり言えるのならば名前を見たときの感想くらい堂々と言えるはずだが、それはけっしてしないのである。逆に言えば、昭恵夫人の名前を見たときの感想は刑事訴追の恐れになるような問題だということになるではないか。


安倍夫妻を庇って否定するあまり明らかな矛盾と嘘を露呈

 このように、納得できる理由を提示しないまま道理にかなわない根拠で安倍夫妻をただただ庇うだけに終始した佐川氏の証人喚問。だが、いくら佐川氏が安倍官邸とすでに「裏取引」していたとしても、事実をないことにはできない。

 むしろ、安倍首相や昭恵夫人にかんするあらゆることを無理やり否定したがために、次から次へと矛盾が噴き出てきている。たとえば、佐川氏は安倍首相が昨年2月17日、「私や妻が関係していたということになれば間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことの影響を聞かれて、「総理の答弁と前と後ろで私自身の答弁を変えた認識はない」と答えていたが、これは明らかな嘘だ。

 佐川氏は安倍首相が「間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」というセリフを口にした同じ昨年2月17日には、「適正に処理した」程度のことしか言っていなかった。ところが、それから1週間後の2月24日に「(交渉記録は)速やかに破棄した」と答弁するなど、急に強気になり、3月2日の参院予算委員会で共産党の小池議員から質問を受けた時には「何月何日に何をしたかという面会記録、そういう記録はない」「予定価格や賃料を先方に提示することはない」と断言していた。

 周知のように、改ざん前文書には、2015年1月9日の欄にははっきりと〈近畿財務局が森友学園を訪問し、国の貸付料の概算額を伝える〉と書かれており、もし改ざんがなければ、こんな強気の発言ができるはずがない。つまり、24日以前に決裁文書を改ざんしたのは確実なのである。そして、その24日以前に決裁文書との整合性をとらなければならなかった答弁というのは、安倍首相が17日におこなった「私や妻が関係していたということになれば間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」発言しかない。

 さらに無理を感じたのが、安倍首相の最側近・今井尚哉首相秘書官にかんする発言だった。きょうの証人喚問で、自由党の森ゆうこ議員が「官邸の今井秘書官と森友問題で話したことはないか」と問うと、佐川氏は2度も話をはぐらかし、森議員に「そんなことは聞いてない」と追及され、何か意を決したようにこの森友問題について、今井秘書官と話したことはございません言い切った。だが、改ざんの指示云々とは関係なく、この森友問題で佐川理財局長が官邸で森友対応を担っていた今井首相秘書官と相談をしていないなどということは、霞が関の常識に照らしてありえない話だ。そのことは、多くの元官僚が指摘している。

 それを、「今井秘書官と話したことはない」などと言い張るというのは、むしろ、今井秘書官との相談内容についてつっこまれることを恐れたためとしか思えない。

 きょうの証人喚問によって疑惑は解明されるどころか、さらに深まった。しかし今日の様子をみれば、もはや官邸と裏取引をすませている佐川氏が真相をしゃべることなど、ありえないだろう。真相解明には、今井首相補佐官や安倍昭恵氏、土地取引時の財務省事務方責任者である理財局長だった迫田英典氏、総理夫人付きだった谷査恵子氏、そして籠池泰典理事長揃えた全員の証人喚問が絶対に必要だ。安倍首相は真相を究明すると約束したのだから、当然、応じるべきだろう。

(編集部)
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