まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

続、水上村

2012-08-06 13:09:17 | 想い

週末は、幼馴染み家族3組(T家・Y家と、ウチは3人)で、
琵琶湖でキャンプしてきました

ディナーはもちろん、ダッチオーブン料理

涙が出るほど笑って、楽しい、いい時間だったのですが‥

それより何より(←!?)

タは、広島平和巡礼で今日まで留守
ユは、子ども会のボウリング
エは、お友だちのおうちへ


‥の隙に、ですね


先日、じいじばあばが行ってきた、
カンボジアのトンレサップ湖に浮かぶ、
コンポンルアン水上村の写真を、現在現地に派遣されて活動中の
マくんから(まわりまわって‥だけど)もらったので、
ご紹介したいと思います~


湖に浮かぶ水上村に住むひとたちの多くは、
ベトナムからカンボジアへ川伝いに移り住んできた、
【カンボジアに住む、無国籍ベトナム人】です。

水上には、お店も学校ももちろん家も、何でもあり、
商店では、ありとあらゆるものが売られています。

こちらのお店は、何と、携帯ショップ。
電話線を引くより、携帯の基地局を立てた方が安上がりらしい。

夜になると、商店はライトアップされて、とてもきれい。

小さな小船でも、いろいろなものを売りに来ます。

果物や野菜。

おかゆやおかずも。

こちらの船は、揚げバナナ。

すごくもりだくさんのお店。

トラブルがあっても、すぐに引っ越しができるのだそうです。
(引っ張ってもらっている。)



こんな一寸法師みたいな小船も。

子どもたちは、通学船で学校に通います。


クメール語の数字の勉強中。
大きく「101010」。黒
板の右上には「2012年」と書かれている。
ベトナム人
の子どもも、カンボジアの公立学校に通うことができるが
授業は当然クメール(カンボジア語)で行われるため、
識字教室では、子ども達が授業についていけるように、
学前にクメール語の読み書きを勉強する。
「識字教育プログ
ラム支援」

 

教会も水の上。
子供達の催しを行なうと、村中の人々が次々訪れる。
娯楽が少ないので大人にとっても大きな楽しみなのだそう。

湖の上で暮すと言っても、屎尿も排水も垂れ流しの湖なので、
きれいな水が不足している。
なので、湖の水を浄水器でろ過した水を買って使う。
湖が濁ってい
る時は、沖の方まで水を汲みに行きろ過して売る。
売上げ
は水をくみ上げるポンプのガソリン代や人件費になる。

こちらは湖の水を飲み水に変える浄水器。
これはマくんの先輩たちの支援により導入さ
れたもの。

水上村の人々の現金収入は、主に漁業。
漁の時期を除いて
現金収入はほとんどない。
(季節により、漁は制限されている)

病院へ通うのに必要なお金もな
いことがあることから、
マくんたちは、重症の場合に限り、
病院受診のた
めの交通費を支援したり、
通訳を兼ねて、一緒に病院まで付き添ったりもしている。

子どもたちは、暮らしを助けるため、
湖の底に沈んでいる、まだ使えるゴミを集めて売る。

子供達は、陸上を思いっきり走ることはできないが、
みんな
生き生きと目が輝いている。

教会や識字教室を利用して、マくんたちは、週1回、
子ども達を対象にした水浴びプログラムを行って
いる。

水浴びと一緒に衛生指導や栄養指導も合わせて行っている。
子ども達の水浴びを手伝っていると、
子ども達の
健康状態が分かるのだそう。

 

水上村の絶景その1


絶景その2

絶景その3

絶景その4


私は、最近マくんと直接話をしていないんですが

つい最近、マくんと現地で会って話をしてきた
じいじばあばの話によると


マくんの、現在の活動の原点は、
私も経験した、フィリピンでの体験学習だった、とのこと

マくんは、私が心の奥底でずっと「したかった」ことを
現在、実践してくれている‥そんな気がしています



日本で暮している私たちには、想像もできないような
貧しい暮らしをしている人々と直に接すると、
価値観が根底からひっくり返る‥そんな気がします


不便なことが山ほどある彼らであっても、
決して、【貧しい=不幸】だとは思っていないのです。


むしろ、私たちより心が豊かで、
幸せに暮らしているといった面が、絶対にあります!!

もちろん、安全な暮らしの確保という点に於いては、
支援が必要な面が多々あるのも事実です。


今、この世界が抱えている問題は、大きすぎて
このちっぽけな私が何をしたところで、
大して何も変わりゃしないけど


でも。
きっと、多くの人が力を合わせれば、
少しずつでも、この世界をよりよいものへと変えていくことができる

そのために、今、私ができることは、
彼らのような暮らしをしている人々がいることを

忘れないこと。
そして、伝え続けること。

マくんの写真で、一人でも多くのひとに
【何か】を伝えることができれば‥と思います。


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