えっと、忘れないうちに‥
入園式では、こんな話をしました
みなさん、ご入園おめでとうございます。
みんな、今日から素敵な制服をきてるけど‥
なんの形の名札がついてる??(おはな?ちょうちょ?)
お花の名札がついているひとが多いと思います。
ちょうちょのひとも、少しいますね?
幼稚園では、ちょうぐみさん、ぞうぐみさんのお兄さんお姉さんたちが、
早く、新しいはなぐみさんたちが入ってこないかな~って、
楽しみにまっていましたよ。
(注:はな組‥年少、ちょうぐみ‥年中、ぞうぐみ‥年長)
お兄さんお姉さんたちも、はなぐみさんやちょうぐみさんだったときには、
そのときのちょうぐみさんやぞうぐみさんから、
いっぱいいっぱい、いろんなことを教えてもらって、助けてもらってきました。
みんなも、わからないこと、こまったことがあったら、
ちょうぐみさん、ぞうぐみさんに、何でも聞いて、いっぱい助けてもらってくださいね。
保護者の皆さま、本日はご入園、おめでとうございます。
今日は、制服をきた我が子が、急にひとまわりもふたまわりも大きくなった‥、
そんなふうに感じられた方が大勢おられるのではないでしょうか?
いよいよ、お子さんたちは明日から、大好きなお父さんやお母さんのもとを離れ
一人で登園されることになるわけですが。
私自身の話をさせて頂きますと、
我が家には3人の子どもがおりまして、上二人は入園式翌日から
あっさりと手を振り、元気に登園していきましたので、
ちょっと寂しく思ったものだったのですが。
3番目の子どもだけは、「おかあさ~ん」といって泣いてくれました。
そんなある日、先生にお任せして帰ろうとしますと、
ちょうぐみさんの女の子が
「あのね、おかあさんとはなれたくないっていって、ないてるんだよ?」
と、私に教えてくれました。
先生方は、子どもたちの「お母さんと離れたくない!」という気持ちも、
いつもきちんと受け止めてくださっていますので、
私は、そうだね、と答えながらも、逃げるようにその場を離れました。
走りながら、後ろを振り返りますと、
先ほどの女の子が、息子の頭をナデナデしてくれているのが見えました。
その時私は。「あぁ‥。この子は、このために幼稚園にきているんだ~!」
と、そんな気持ちになりました。
皆さまにも、明日から始まる園生活の中で、
そんな思いをいっぱい感じていただけたら、と思います。
明日の朝、元気いっぱい手を振ってお子さんが登園していったお母さまは、
どうぞ、『私との絆がしっかりできていて、安心できる【基地】があるから、
新しい世界を楽しめるのだな。』と受け取ってください。
そして、「おかあさ~ん」と泣かれてしまったお母さまは、
『私との絆がこんなにしっかりできているから、だから離れられないんだな。』
と、そう、受け取られたらいいのだと思います。
子どもは、後ろにハテナマークをつけた「大丈夫??」で、
いつもいつも心配されながら送りだされていたら、
安心して新しい世界へ飛び込んでいくことができないと思います。
少々の不安があっても、どうぞ、後ろにビックリマークをつけた「大丈夫!!」で、
お子さんを送りだしてあげてください。
子どもはそれぞれに、大きな、おおきな可能性を秘めています。
きっと、それぞれに大きな成長をみせてくれることと、思います。
最後になりましたが。
園長先生を始め諸先生方、来賓の皆さまがた。
私たちは、まだまだ、未熟な親でございます。
後ろにビックリマークをいっぱいつけて「大丈夫!!大丈夫!!!」と、
子どもたちを、間違った道に導いてしまったりしないように‥。
どうぞ、ご指導、ご助力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
っと
だいたい、こんな話をしたと思います
(さすがにキンチョーしてたし、
一字一句までは覚えてないのよね)
やっぱ、かなり長いこと喋ってしもた!?くだけすぎ!?
でも
気取ったことも、難しい話も、私にはできひんから
私は『私に出来ること』しか、出来ないからさ~
話した直後、お隣におられた来賓の方から言われたように、
やっぱり『ありきたり(=無難!?)』な話ではない‥よね?
今後の参考にさせて頂きたいので、
もしよかったら、忌憚ないご意見をよろしくお願いいたします
毎朝、年長さんのお姉ちゃんに
「ママ~!!」と泣かれているママさんから
「感動した~☆」と言ってもらえたので、
一番届けたい人に、届けたい事が伝わったかな!?
とか思ってます。
3番目だからこそ、そう思えるようになったことを、
初めて『入園式』に出るみなさんに
少しでもお伝えできていれば‥と思います。
その場にいるような感じで聞き入って(見入って?)しまいました(^O^)
親の不安は子どもに伝わってしまいますよね。上の子のときは、何もかもが初めてなので、「大丈夫だよ!」と自信をもって言ってあげられなかったなぁと反省してます・・・(^_^;)
子どもが安心できる存在でありたいものです