戻る途中、道路を外れて下っていく道があるのを見つけた。
今までも見ているはずだが暗くて分からなかったか。
川の近くまで行けそうだ。足はちょっと痛むが降りてみよう。
当然舗装などされておらず、石の並びも雑。もう一度左足捻ったらやばいぞ。
動けなくなってしまうかも。
そうなったら救助を待つしかないが、こんなとこ人来るのか?助けを求められるのか?
着ているウィンドブレーカーが赤だから目立つか?なんてこと考えながら。。。
行き手を阻まれても下って
平坦なところまで来た。川の音も大きくなっている。小屋みたいなのがある。
この下は鳥の落としものだらけ。ウィンドブレーカーのフードをかぶって通り抜けて
タホ川の高さまで降りてきた
川の音も大きくなって臨場感あふれてくる。
ここから数百キロ下ってリスボンではかなりの川幅を持って大西洋へ流れ込む。
何千年繰り返しているのだろう。
流れる川には
おまえ おまえ 海まで百里 すわり込むにはまだ早い
と応援したくなる。
石は砂に 砂はよどみに いつか青い海原に
俺もすわり込むにはまだ早いかな。。。
降りてきた坂道を登って
降りてみたい方はこれを目印に。ここから下れます。
朝来たときは「俺だけ」だったが明るくなって何人も歩いている。
セルバンテス先生、ただいま
セルバンテスさんと僕
今日も長い散歩だった
ホテルの近くの「色々アート」
ホテルの朝食は5ユーロ。ホテルの設備からしてあまり期待はできないだろう。
ホテル戻ってくる途中においしそうな店があれば入ろうと思ったものの見つからずホテルへ。
朝食は上の階だと聞いていた。なんとなく上がって行って食堂が見えてその向こうにはこれ
テーブルは室内とバルコニーにもあって、そのバルコニーの席が一つ空いている。
長散歩のため、いつもはあふれるくらいに用意されている食べ物も
残り数人分くらいしかなかったけど十分十分。
コーヒーはまたしても自分で入れらない・・・と思っていたら、近くのテーブルの人が助けてくれた。
アリガトウゴザイマス
それでは特等席でいただこう。
いやぁなんとも贅沢な眺めの朝食
この角度のカテドラルの写真、予約サイトに掲載されていて期待したが部屋からは全然見えず
ハズレの部屋だと思っていたが(実際アタリの部屋ではないが)こういうことだったのか!
残り少ないオレンジジュースを絞り出すようにもう一杯。
後ろを見ると、さっきタクシーで行ったミラドールにバスが数台止まっている。
右上はパラドールか?
・・・ってことはミラドールからこのホテルも見える?
食べ終わったあともカテドラル見て、帰るときには室内はガラガラ。
パラドールに泊まったのですが、いつ何時でもあの景色が眺められて至福の滞在でした。
タホ川がリスボンまでつながっているのは、両方に行った人ならその繋がりにロマンを感じますよね。いつかタホ川を辿る旅をしてみたいです。
でもずっとあれが見られるんだとしたら、寝るタイミングを逸しそうです。
今回はドウロ川を数か所で見ることができました。春にはCKとプラハでヴルタヴァを。
テージョ川を辿るのも夢がありそうですね。
そういえば以前、カセレスからサラマンカに向かうバスから見た川、これもタホ川だったかも。
https://blog.goo.ne.jp/aboutnothing/d/20151203(最後の写真です)