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小心者の旅行遍歴
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来年があるさ(Wait till next year)

2017-01-03 18:30:00 | 

アメリカの歴史学者が、ニューヨーク郊外での少女時代の
思い出や出来事を、特にブルックリン・ドジャースについてを
中心に書いている。
それはタイトルを見れば分かる人には想像がつく。


著者はDoris Kearns Goodwinさん。
この方「歴史学者」というが、Ken BurnsのPBSの
18時間に及ぶ大リーグドキュメンタリー"BASEBALL"で
ドジャースのこと語っているところしか見たことがない。


時代としては1940年後半からドジャースがロサンジェルスに
移転してしまうところまで。
ドキュメンタリーで語っていたこともかなり書かれていた。


当時の実況のレッド・バーバーの名前も出てきて、
この次の実況のヴィン・スカリーで去年まで
実況していたのだからまさに生き字引。

この"BASEBALL"は、ストライキの1994年に放送されたというが、
ビデオを買ったのが1995年春、NYにてだからかなり早い時期だ。
それも9巻まとめて。そのころはコロコロじゃなかったので、
その後の移動や帰国が結構大変だった。そのときの決断力を
今欲しいものだ。

50年代のアメリカの様子が手に取るようにわかるのだが、
野球関係の誤訳が目立った。分かっただけで

■ミッキー・オーウェンの落球
 あれば落球というよりパスボールでしょう
■ウィリー・メイズが見せたミラクルな返球
 キャッチした後にすぐ返球したのもいいプレーだが、
 もっと語り継がれるのは"THE CATCH"でしょう
■バッキー・デントのランニングホームラン
 フェンス越えのホームランだったでしょう
■ボビー・トンプソン
 そこはボビー・トムソンじゃないっすか?

原書でどのように書かれているか知りたいところだ。

一般の出版社ならともかく、ベースボールマガジン社なのだから
チェックする人もたくさんいたでしょうに。



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