森友問題は左翼側の“破壊工作”だった? 籠池氏の長男が夕刊フジに真相激白! 「適法」認められた土地取引は大きく報じられず… 森友文書改ざん問題
学校法人「森友学園」をめぐる問題で、詐欺罪などで公判中の前理事長、籠池泰典被告(66)と妻の諄子被告(62)と断絶状態にあるのが長男の佳茂(よししげ)氏(39)だ。「森友疑惑」は連日報じられ、国会でも追及されたが、事情を知る佳茂氏は、著書『籠池家を囲むこんな人たち』(青林堂)やSNSで、騒動の真相は「左翼側の破壊工作だった」と暴露する。疑惑の舞台裏や両親への思いについて、佳茂氏を直撃した。
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森友学園をめぐっては、国有地取引に絡む疑惑のほか、財務省の決裁文書書き換えも発覚した。公判で争われている補助金詐取以外にも、安倍昭恵首相夫人の「100万円寄付疑惑」や、学園が運営する幼稚園での教育勅語暗唱などが問題視された。
野党や左派メディアは「疑惑はますます深まった」と連日追及を続け、籠池被告夫妻も政権批判に同調した。当初は足並みをそろえていた佳茂氏だが、次第に距離が生まれるようになった。
著書では騒動の発端で起きていたことや、森友問題を追及する野党やメディアの舞台裏などが佳茂氏の視点から描かれている。
今年7月の参院選では、JR秋葉原駅前での安倍晋三首相の最後の演説の場で、首相に批判的な主張を繰り返す泰典被告らを「目を覚ませ!恥さらし!」と佳茂氏が一喝。泰典被告も「裏切り者めが」と応酬した様子も生々しい。
アマゾンの売れ筋ランキング「日本の政治」カテゴリーで首位となり、すでに重版も決まったという。
佳茂氏はツイッターなどSNSでも「籠池夫妻を囲む人達と闘って参りました」「森友騒動は、左翼側の破壊工作であることは事実です」との見解を示している。
佳茂氏は夕刊フジの取材に、情報発信の動機をこう語った。
「森友騒動が始まって2年半、もう総括できる段階にはあると思う。(国有地をめぐる)土地取引については、今年5月の判決で、値引きの根拠もあり適法だと認められたが、以前のように大きく報じられていないと感じた。土地取引に問題がないのであれば、森友騒動とは何だったのか、違う目線から総括する本はあってもいいんじゃないかと思った」
佳茂氏は、著書を「両親にも読んでほしい」と語り、続ける。
「(父の)教育に対する姿勢というのは、一定の評価をいただいていたと思う。教育方針に否定的だった人々に今は肯定的に思われているおかしな状況が続いている。その辺りを国民の皆様にも知ってほしい」
佳茂氏は問題発覚当初の報道にも懐疑的だ。疑惑に関する最初の報道があった2017年2月9日の紙面について、「小学校が神道系で、昭恵夫人が名誉校長を務めたことなど、そういうアピールも含んだ記事だったというようにも感じる」と述べている。
佳茂氏は「(森友問題を)違った角度で見てもらうためにも、未来志向型の石を投げたかった」と語る。流れを変える一冊となるのか。
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