阿部ブログ

日々思うこと

バルチック海運指数、銅市場、株安とドル高

2012年06月10日 | 日記

バルチック・ドライ指数は、2012年2月3日「647」から6月8日「893.33」になっている。直近の最高は5月8日の「1165」。
バルチック海運指数はTOPIXの約3ヶ月の先行指標である。今後、株式・銅など商品相場のマーケット情報に要注意。

銅価格が下落。6月1日ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の銅先物7月限終値は前日比0.7%安の1ポンド=3.3655ドル。一時は3.3415ドル!
中心限月としては昨年2011年12月29日以来の安値を付け下落率は12%に達した。銅は世界経済のドクターと言われる重要な指標です。

原油価格(WTI)も2012年2月のピーク109.95ドルから6月1日82.29ドルまで下落。下落率は25.2%!

日経平均株価については、3月27日10255円から6月8日には8,459.26円となった。約20%の下落。
NYダウも5月の13338ドルから6月8日には12,554.20ドルへ下落。

米国では新規失業保険申請件数が1カ月ぶりの高水準で1-3月(第1四半期)の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)改定値は速報値から下方修正された。英銀HSBCホールディングスは、加速する財政難を理由に対ドルの年末予想を引き下げている。

米国と日本・欧州の株安、銅などの商品相場安、そしてドル高の同時発生は世界経済に致命傷となる!

過去ブログもご参照あれ。
バルチィック・ドライ指数 (Baltic Dry Index) 12月から2月にかけて暴落 ~ その後

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