フランス大統領府は、2015年8月5日、ロシアとの「ミストラル級」強襲揚陸艦2隻の建造契約の破棄を正式に発表。フランス政府は、ロシア政府の前払い金893百万ユーロ(978百万ドル)の払い戻しを行う事となる。
ロシアはミストラル級ヘリコプター空母2隻の前金として893百万ユーロ(978百万ドル)を支払っているが、フランス政府は、ロシアに対し前金以上の金額を払い戻すことになる。これに加え400名の水兵訓練費用やロシアの装備品を撤去してロシアへ返送する費用もフランスが負担する。ロシアへの支払いは12億ユーロを超える金額になる。オランド大統領は、議会に説明し了承を受け問題を解決しつつ、フランス政府は、ミストラル級2隻の営業を開始。
そして売り先は見つかった。それはエジプトだ。
ロシアの強襲揚陸艦ミストラル級2隻の売却契約が10月10日カイロの大統領官邸で正式に調印された。調印式にはシーシ大統領及び仏首相が出席している。契約金額は9億5000万ユーロで、強襲揚陸艦の2隻の引き渡しは2016年3月初旬に行われる。当初、売り先が未定な為、ロシア製の装備は取り外される予定だったが、米国からの冷たい仕打ちに対抗して、ロシア製装備はそのままでエジプト側に提供される。ロシアにとっては朗報で、400名の訓練された海軍要員をいざとなれば、地中海海域での任務従事が可能となる。今、ロシアがシリアでやっている事と同じ事が可能となる。しかもエジプトは仏製戦闘機ラファル24機の引き渡しも受け、更にはフランス海軍艦艇4隻も2014年に購入している。
これは何を意味するのか? 私見ながら第五次中東戦争を懸念する。ミストラルは、フィリピンやベトナムに売られるべきであった。エジプトが強襲揚陸艦を保有? 軍事的意味はない。イスラエル空軍により撃沈されるだけだ。
因みにフランス上院財務委員会は、ミストラル級のエジプトへの転売に関する報告書をまとめており、2億ユーロ~2億5000万ユーロの財政負担になっていると指摘、しかし、それとは別に利益逸失など産業界の損失が1億5000万ユーロであるとの報告書をまとめている。報告書は、フランス政府の営業活動がうまくいった事は評価しており「迅速に話をまとめたことで高額の違約金を回避できたことは評価できる」としている。
ロシアはミストラル級ヘリコプター空母2隻の前金として893百万ユーロ(978百万ドル)を支払っているが、フランス政府は、ロシアに対し前金以上の金額を払い戻すことになる。これに加え400名の水兵訓練費用やロシアの装備品を撤去してロシアへ返送する費用もフランスが負担する。ロシアへの支払いは12億ユーロを超える金額になる。オランド大統領は、議会に説明し了承を受け問題を解決しつつ、フランス政府は、ミストラル級2隻の営業を開始。
そして売り先は見つかった。それはエジプトだ。
ロシアの強襲揚陸艦ミストラル級2隻の売却契約が10月10日カイロの大統領官邸で正式に調印された。調印式にはシーシ大統領及び仏首相が出席している。契約金額は9億5000万ユーロで、強襲揚陸艦の2隻の引き渡しは2016年3月初旬に行われる。当初、売り先が未定な為、ロシア製の装備は取り外される予定だったが、米国からの冷たい仕打ちに対抗して、ロシア製装備はそのままでエジプト側に提供される。ロシアにとっては朗報で、400名の訓練された海軍要員をいざとなれば、地中海海域での任務従事が可能となる。今、ロシアがシリアでやっている事と同じ事が可能となる。しかもエジプトは仏製戦闘機ラファル24機の引き渡しも受け、更にはフランス海軍艦艇4隻も2014年に購入している。
これは何を意味するのか? 私見ながら第五次中東戦争を懸念する。ミストラルは、フィリピンやベトナムに売られるべきであった。エジプトが強襲揚陸艦を保有? 軍事的意味はない。イスラエル空軍により撃沈されるだけだ。
因みにフランス上院財務委員会は、ミストラル級のエジプトへの転売に関する報告書をまとめており、2億ユーロ~2億5000万ユーロの財政負担になっていると指摘、しかし、それとは別に利益逸失など産業界の損失が1億5000万ユーロであるとの報告書をまとめている。報告書は、フランス政府の営業活動がうまくいった事は評価しており「迅速に話をまとめたことで高額の違約金を回避できたことは評価できる」としている。