フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

ヘウンデ・ビーチ

2008-07-16 23:02:53 | Busan finally
宿泊したユースホステルから、学会御用達のホテルまではタクシーでかれこれ15分ぐらい。そこで事前登録の手続きをした後、ビーチまで降りてみることにしました。

さすが韓国有数のビーチです。砂浜はゆるやかに弧を描いていて、そこにホテルが建ち並んでいます。右に行くとしだいに岩が盛り上がっていって、そこに瀟洒なレストランやマンションが見えます。7月初旬から海水浴客が集まるそうで、100万人がごったがえすそうです。釜山国際映画祭のレッドカーペットもこの海辺に敷かれるとか。でも、その一方で、夏は海が汚れるわ、水着姿が街中まで溢れるわで、まあ、喧噪もまたビーチにはつきものということでしょうか。

ビーチに立つと、急に雲が晴れて、夕方の輝きを失う直前の空が拡がり出しました。上弦の白い月が姿を現し、海の上に浮かんでいます。それまで蒸し暑いだけだった空気が急に変わって、涼しい乾いた風が体を冷やしていきます。

ほっとする瞬間です。

余裕が出来ると、人は過去を思い返すのでしょうか。しかし青春はあまりにも遠すぎる。そこで私はこれからご馳走になる韓式定食の近未来に思いを馳せることにしたのでした。
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