おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

夏休み&帰省 その5~思い出の場所

2010-09-08 01:37:01 | Weblog
御在所岳に行く日の午前中、一人で街に出かけた。向かった先は銀行。高校時代から持っていた東海銀行の通帳を新しくしてもらうためである。

これまでの帰省は、年末年始とGWだったので、更新の機会を逸していた。今回、夏休みの中に平日が含まれていたので、これを機会に手続きしようと思った訳である。

手続きにはソコソコ時間がかかったが、無事終了した。その後、もう一つの目的地に向かった。それは、母の実家のあった場所だ。

母の実家が売りに出されたと聞いたのは、今年の正月のことだ。一昨年の夏、そこに一人住んでいた叔母が病気になり入院。退院後、叔母は千葉に住む息子、僕から見ると従兄のところに引き取られた。よって、母の実家は空き家になってしまった。その後、叔母が戻る見通しが立たないので、従兄はその家を売ることにしたらしい。

正月にその話を聞いた時にそこを見に行きたかったが機会を逸したので、今回の帰省では行ってみようと思っていたのだ。

着いてみると、母の実家の跡の半分の土地には、一戸建ての家が1軒建築中で、残りの半分は駐車場になっていた。

改めて見ると、母の実家がいかに広い所だったかわかる。都心だったら、一戸建ての家が6軒は建っている位の広さだ。

昔、母に連れられて、よくここに来た。ウチは父方の祖母と同居していたので、母は、息抜きに実家に戻っていたのだろう。当時、一つ違いの従兄が近くに住んでいたので、僕も好んで母について遊びに来ていた。

また正月には、母方の姉妹が一同に集まり賑やかな宴会が開かれた。もちろん従兄弟(総勢11人)も来るので、それはとても楽しかった。

しかし、そんな場所ももう無くなってしまった。

そこへ見に行くと行った時、母は「もう家が建っているようだけど…。あまり見たくないな…」と言っていた。確かにそこで現実を見ると、僕も少しショックだった。





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夏休み&帰省 その4~再び、山へ

2010-09-06 23:56:43 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
夏休み4日目、御在所岳に行く。

御在所岳は、三重県と滋賀県の県境にある山。三重県側からみると、前日行った"ブルーメの丘"は、御在所岳の裏側にある。御在所岳を越えて滋賀県に通じる"鈴鹿スカイライン"というルートがあるのだが、数年前の集中豪雨で道が崩れたまま、まだ復旧していないそうだ。これが使えれば、"ブルーメの丘"と御在所岳を一日で行くことができたのに…。本当に残念である。

御在所岳に行くと言っても、山登りするわけではない。ロープウェイで上がるのである。

御在所岳の麓にある"湯の山温泉"というところからロープウェイに乗る。この"湯の山温泉"は、赤木圭一郎の"無頼拳銃帳"や"男はつらいよ"のロケ地になった所である。

麓は晴れていたが、ロープウェイに乗っている時から雲か霧かが出てきて、山頂についても遠くの景色が全く見えない。山頂には日本カモシカセンターというカモシカを研究する施設があったが、2・3年前に閉鎖されたようだ。

ああ、これじゃあ何もすることがないなぁ…と思っていると、周りで虫とり網を振り回している子供達が結構な人数いることに気がついた。よーく見ると赤トンボがたくさん飛んでいる。

どこかで虫とり網を貸してくれる所があるようなので、カミさんが探しに行った。しばらくすると、ウチの子供達の分の虫とり網を持って帰ってきた。カミさんが言うには、赤トンボを捕まえて、羽根に"G"と書いて欲しいと頼まれたという。"G"マークのついた赤トンボが、どこまで飛んで行くのか調査しているそうだ。つまり、ここで赤トンボを追いかけている子供達は、"調査に協力している"ということ。長男、次男ともそれに"協力"することにした。

走り回る子供達、うまく捕まえることができない。捕まえたと思ったら、すでにマークが入っていたり、なかなか難しい。それでも、10匹程度マークを入れることができた。

トンボ取りを終え、再びロープウェイで麓に戻る。この日は、湯の山温泉で一泊。温泉で疲れを癒す。翌日は帰京だ。



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夏休み&帰省 その3~よく似た農業公園

2010-09-03 23:53:29 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
赤沢自然休養林から実家に向かい1泊。翌日は滋賀県にある農業公園に向かう。

1日目 山梨で工場見学、2日目 長野で山歩きなどをして十分遊んでいるのに、何故次の日に少し距離のある農業公園まで行くのか?一つには、両親を連れて遠出をしたかったことがある。もう一つには、実家でゴロゴロしていると、子供達がそこでしか遊べないレトロなTVゲーム(主にファミスタ)で一日を費やしてしまうため、それを避けるためである。

その農業公園の名は、"ブルーメの丘"という。公園の全体図を見てカミさんが言った。

「ここ、"ソレイユの丘"と同じじゃない?」

"ソレイユの丘"とは、この旅行の一週間ほど前、日帰りで海水浴に行った帰りに風呂に入るため立ち寄った、横須賀市にある農業公園である。

確かに、敷地内は綺麗な花が植えられ、同じような農業体験(ソーセージ作りやケーキ作り)や乗馬(引き馬)ができるなど共通点は多い。園内を廻るトレーラー列車の名前も同じで"choo-choo train"。

しかし、決定的な違いがある!"ブルーメの丘"がドイツの農村をイメージしているのに対し、"ソレイユの丘"は、フランス 南プロヴァンス地方の村をイメージしていること…。一般の日本人で、その違いが分かる人はなかなかいないだろうなぁ…。

同じような場所ではあったが、"アイスクリーム作り体験"など、それなりに遊び、楽しんで帰ってきた。

農業公園で、それぞれに特徴を持たせるのは難しいのだろうなぁ…。




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夏休み&帰省 その2~森林の中で

2010-09-01 23:56:46 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
車山高原に一泊。翌朝、目的地をナビに設定すると、ナビでの到着時刻は4時間後を示している。僕の計画では、2時間で着くはずなのに…。ルートを変えて調べても、結果は同じ。「4時間はかかりますが、何か?」とナビは主張している。そうなのだろうか…。若干の不安を感じながら、8時少し前に出発した。

目的地に到着したのは、10時10分!僕のほぼ計画通りであった。

着いたところは、長野県の西の端、赤沢自然休養林。上松という国道沿いの町から15kmほど山に入ったところ。この間の道は狭く、車が前後にいなかったため、"迷ったか?"と思ったほどだった。しかし着いてみると、観光バス3台、車もそれなりに止まっていたので、少し驚いた。

ここでの目的は、森林鉄道に乗ることと、"トムソーヤ・クラブ"というところで、子供達を自然の中で遊ばせることである。

森林鉄道は、蒸気機関車が牽引するイメージをもっていたのだが、蒸気機関車は展示だけ。実際はディーゼル機関車が引っ張っていた。森の中をトロッコに乗って進むのはなんとも気持ちイイ!

森林鉄道を降りた後は、山を歩く。こういう森の中を歩くと心が癒されるよなぁ…と思っていると、カミさんと長男が些細なことで口論している。まったく…こんなところにいるのにカリカリしているというのはどういう事なんだろう?しかし、しばらく歩き、丘をあがり、展望台に着く頃にはそれもおさまり、普通に話をしていた。これこそ、森のヒーリング効果か?

森から出た後、子供達は"トムソーヤ・クラブ"でヤマメのつかみ取りにチャレンジしたり、川に飛び込むスライダーで遊んだり、と自然の中での遊びを満喫していた。

10時から16時まで遊んだ。ほぼ一日、森の中、山の中にいたことで、心も身体もリフレッシュすることができた。

ちょっと遠かったが、わざわざ行ってよかったと思えるところだった。



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