こんにちは。
先日京都の梅小路蒸気機関車館に行ってきました。
この梅小路蒸気機関車館は先のJR西日本の発表があったように数年後に鉄道の総合博物館として生まれ変わります。その工事が始まる前に今の姿を見ておこうと、ゴールデンウィークの晴天の日を利用して家族サービスを兼ねて行ってきました。
機関車館自体は今のところ大きな変化はありませんでした。
私が来館した日は庫外に5両の機関車が留置されていて、中には三重連に見えるような置き方をしている機関車もありました。
庫外に留置されていたのは以下の機関車達です。
8630号。
C62 2号。個人的に好きなこの機関車が庫外に出ていてラッキーでしたが、隣のDEが邪魔をしていて納得がいく写真は撮れませんでした。
C62 1号機。
C55 1号。隣に停車中の電気機関車の方が気になります。
D51 200号。
後は客車でオハ46が停まっていました。こちらも車体の痛みが目立っていました。
この日の体験乗車のSLスチーム号はC61 2号の担当でした。
前面には乗車200万人のヘッドマークがつけられていました。このSL体験乗車自体は新博物館になっても残るようですが、乗車する客車が変わるかもしれませんね。
今使っている客車は花博での義経号運転時から使用しているものなので20年以上使っていることになります。短区間での運転ですのでそれほどの傷みはないですが、今回の新博物館の建設を機にリニューアルされるかもと考えてしまいます。
さて、SLスチーム号に乗車し館内を一通り見た後は機関車館に隣接している梅小路公園内を走っている京都市電のN電に乗車しました。
この車両は京都市交通局で保存されていた車両を登場時の姿に復元した車両です。
車内は屋根の飾り窓も含めて往時の姿を再現しています。
ただ、この車両が走っている場所が新博物館の予定地なのと他の場所に保管している京都市電を梅小路公園内に集めて展示する計画と合わせて公園内の別の場所に移転展示するようです。
その時にはこのN電を蓄電式のバッテリーカーに改造する計画もあるようで、そうなってしまうと吊り掛け式モーター音や終点でのポール回しが見られなくなると思い今回お名残りで乗車してみました。
個人的な感想ですが、部品確保や保守メンテの点でバッテリーカーに改造されたとしてもこのポール回しだけは残していてほしいものです。
数年後には梅小路公園は鉄道ファンには聖地になっていることを願い、この地を後にしました。