
やっと梅雨の間に恵まれ昨日今日と遅れていた自然薯作業に専念しました。ところがここは車も横付けできない山中です。この運搬機で重量物を運ぶこと300m、ここはその昔・私がまだ青年の頃田んぼだったところ、耕作放棄して20年以上たってほとんど雑木林になっていたのを5年くらい前に開墾してじねんじょ畑にしました。若い頃父と重い脱穀機などを運んだ想いがよぎります。その父も今はほとんど寝たきりで歩くのもままならぬ状態ですが、私以上に苦労してこの土地を守り育てたと思います。
誰も訪れることのない畑で鴬の鳴き声をききながらマイペースで仕事です。弁当持参で木陰にておいしく食べ、1時30分までいい気持ちで昼寝しています。このあたりはヘビや蛙などの小動物から夜はイノシシの世界です。たとえヘビに出会っても危害を加えない限りはその場を立ち去るまで見届けるだけです。イノシシも電柵を設置してからは来ていません。不便なところですが自然との共生を実感できるこの土地を放棄することだけはやめたいと思います。