晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

明日へ

2016-03-21 06:52:41 | 地域の文化や出来事
暖かくなったとはいえ朝や夜の暖房はまだ切れません。
三寒四温を繰り返し本格的な春がやってきます。

4月下旬でも遅霜で植えたばかりの野菜苗が全滅したことがありました。
それでも野の花は強いですね。
踏まれてもくじけない美しさがタンポポにもあります。


3月は年度末ということで各種団体の年度替わり総会が毎週のように行われてきました。
我が町内ではそれらの仕上げともいえる区(町内会)の総会が昨日行われました。


区長は区の習わしで歳の順で担ってきたが、
いわゆる団塊の世代が役割を終えた後は、
次の世代の少人数化と労働環境の厳しさで現役世代に、
この役を担わせるのは酷な状況となりました。

私自身は50歳代の半ば12年前の現役時代に区長を経験していたのですが、
今回の総会で再登場することとなりました。

現在区の行政で最も求められているのは地域防災です。
山間地ゆえ海津波は無いけど山津波はあります。
区民が居住するほぼ全域が急傾斜危険区域に指定されており、
豪雨と地震が重なった時の危険度は平野部に比べて遥かに高いです。
本腰を入れて避難を含めた防災計画を作る時期に来ています。

あわせて過疎化の速度は思う以上に進んでおり、
このままいけば何年か先には地域コミュニティーの崩壊につながりかねません。
ただこの問題は拙速に解決できるしろものでなく、
当面は行政と連携しながら糸口を探ることから始まります。

生かされ残された人生のいかばかりかを、
生まれ育ててくれた地域に恩返しするつもりで明日を創っていきたいと思います。
コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お先に満開 | トップ | 晴れれば »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ルイコさんへ (晴耕雨読なくらし)
2016-03-22 05:40:35
激励ありがとうございます。

キャンプ場は気力・知力・体力をを求められましたが、
区長職はとりあえず気力と知力で乗り切れそうです。

人間は適度なストレスがボケ防止になるといいます。
頭の健康促進のつもりでやれば気も楽になりますね。
返信する
らんたなさんへ (晴耕雨読なくらし)
2016-03-22 05:18:37
エールありがとうございます。

時々出かける名古屋の地下街を歩けば若い人たちばかりですが、
地方都市や住宅街はどこもほとんど見かけません。

決定的な解決策など無いと思うけど、
地域コミュニティーが持続可能な水準を維持する必要はあります。

在任中に足がかりをつけれればの思いです。
返信する
団塊世代 (ルイコ)
2016-03-21 23:23:42
 現職時からお役をされて、再びの区長さんをなさるわけですね。
 わが地でもさすがに在職中からという事はありませんが退職すると何やらお役が来てしまいますね。
 団塊世代が多く、かといってやはり人望あってこそ。
行動力の晴耕雨読さんのまれ育ててくれた地に恩返し・・・ご立派ですね。お忙しくなられると思いますが頑張ってください。
返信する
こんばんわ (らんたな)
2016-03-21 22:23:07
区長さん、、、引き受けられたのですね
いつも地域のことに関わってこられた姿に皆さん期待されているのでしょう
遠く北九州からエールを送ります、、、頑張ってください!

σ(^^)街でも、高齢化が進んでいて、お休みの日でもこどもの声が響きません
歩いている人も、お年寄りが多いです
そう言うσ(^^)も、年だけは立派な高齢者ですけど、、、
団地の中でも孤独死が何件かありました。
ご夫婦とも入院され空き室になっている部屋もあります

先が見えない今の社会で、少しでも
次の世代への橋渡しにならなくてはと考えてはいるのですが┓(´_`)┏
返信する
mariさんへ (晴耕雨読なくらし)
2016-03-21 21:07:49
空き家は都会でも同じですね。
計算上は100年後だと人口がゼロとなるそうです。

保育園落ちた!
と絶叫にも近い声すら聞こえない政権のやり方が続けばホントと思ってしまいます。
安心して産み育てれる環境が整えば、
空家もなくなっていくのに。

東京で怖いのは水没と火事ですね。
返信する
山津波 (mari)
2016-03-21 20:43:35
山津波…聞きなれない言葉でした。
山崩れによる土石流のことなんですネ。

海にも遠く、山もない場所に住んでいますが、木造住宅密集地域なので、火事が心配です。

私の町は高齢化が進み、住人がなくなると空き家が増えています。
返信する
しまそだちさんへ (晴耕雨読なくらし)
2016-03-21 18:22:54
お帰りなさい。
島の空気は美味しかったですか。

再登場しないとどうしようもないところまできています。
やむをえないです。

ある意味経験者なので新人に比べれば、
即戦力として働けるし課題解決もし易いです。
市会議員なんかやると思えば気は楽です。
もうちょっと頑張ってみるか!
返信する
sasanoha7920さんへ (晴耕雨読なくらし)
2016-03-21 18:08:18
70歳まであと数年あるので、
そこまでが公共奉仕の時期かなと思います。

どんな事でも永久に出来るものでない以上、
課題への道筋をつけることと退き際を潔くしたいと思います。
返信する
桑畑さんへ (晴耕雨読なくらし)
2016-03-21 17:53:30
早期退職してキャンプ場で10年、
やっと自分のやりたいことと思ったら、
しばらくはダメですね。
こうして私の人生が過ぎていきます。

市会議員の誘いは断ったけど、
生まれ育ったところのことなら致し方ないですね。
返信する
自治会の役 (しまそだち)
2016-03-21 16:07:13
再びのお役とは、実行力、行動力ともに人望をあつめていらっしゃるのですね

私の暮す町では、2年に一度、お正月の1週間に投票します
候補は、地元の人望のある人だそうです
今までの所、他所から来た人のこともちゃんとケアしてくれてます
ただ、新しく転居してきた人達の町内会加入が、増えなくて、こまっています
これは、どちらでもある現状ですね

私が田舎に居る間にも、「行方不明者情報」が有線から流れていました

返信する
天職 (sasanoha7920)
2016-03-21 13:58:58
周囲から押されての出番だと思いますが、人脈、実績充分、再登場は前にも増して良いお仕事が出来ると思います、一方で気張らず、楽しく・・と言う訳にもいきませんか・・
返信する
 (桑畑)
2016-03-21 10:31:33
地域の人望が厚く最適だとお見受けしました。
我が地域でも団塊の世代が頑張ってます。
2年交代です。
またいろいろご苦労さまです。

防災対策はどこでも課題ですが
この辺りはのほほんと構えてます。
火山以外考えられない
と思ってるからです。

頑張ってください。
返信する

コメントを投稿

地域の文化や出来事」カテゴリの最新記事