自然薯の種イモは直接畑へ植えるのでなく、
確実に芽が出たのを定植するため、
先ずは芽出し出来る環境に種イモを置くことから始まります。
芽出しにはいろんな方法があって、
川砂や木材の切り粉の中で芽出しする方法もある。
かってはこの方法でやっていた時期もあるが、
水分と温度管理が難しく多くを腐らせてしまい、
現在は時間はかかるが、
自然環境の中で発芽させる方法でやっている。
高さ15cm幅80cmの畝を作り、
上にもみ殻燻炭を敷き更に真砂土を敷きます。

この上に種イモを首部交互に置きます。
これは根が絡まなくするため。

種イモを置き終わったら真砂土ともみ殻燻炭を、
もう一度種イモが見えなくなるまで上に敷きます。
もみ殻燻炭は水分調節のため。
無肥料の真砂土は、
健康な土と水分の中で発芽を促進させるためです。
最後に不織布を掛けて燻炭の飛散防止と保温をします。

天に全てを預け放ったらかし発芽法ですが、
順調にいけば1ヶ月ちょっとで発芽します。
順次掘り出して本舗へ移植します。
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