晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

25年前のあの日へ

2024-02-24 06:32:50 | 人生
2月24日からは七十二候の一つ『霞始靆(かすみはじめてたなびく)』です。
霞始靆とは霧やもやのため遠くの山や景色がほのかに現れては消え、
山野の情景に趣が加わる頃のこと。
春に出る霧を霞(かすみ)と呼び、
夜の霞は朧(おぼろ)と呼ばれるそうです。

探し物をしていて本棚の奥をひっかきまわしていたら、
懐かしい写真が出てきました。
 

これは諏訪湖マラソンの一光景で、
奥に写るのは諏訪湖です。
多分ゴール間近を一緒に行った走友が写してくれたと思う。

ゼッケンを見ると第12回となっており、
ネットで調べたら2000年となり私が50歳の頃です。
25年前はこんなにも元気にハーフマラソンを走っていたんだ。
動かぬ身体を引きずる今を思うと隔世の感ですね。

長野県は好きな県でマラソンは何回も走りに行きました。
調べたら諏訪湖マラソンの12回を筆頭に、
車山クロスカントリー9回、
藪原高原マラソンと三郷アップルマラソンが5回、
その他に妻籠マラソン・女神湖マラソン・駒ヶ根マラソン・伊那マラソンと、
合計39レースを40代と50代に走っていました。

こんなに走ってもタイムは総合順位の中にいけばいいくらいで、
正に健康マラソンを謳歌していた時代でした。
しかし55歳で突然の腰痛に見舞われマラソン人生は終わりました。

長野は家から高速道路を使えば1時間から2時間で目的地に到着出来、
何より爽やかな高原が多いのが、
ランナーには走り心をくすぐられたものです。
住んでいる人も温かく、
レースの度に宿泊していたペンションの主とは、
今も交流させていただいています。

あの時代に戻ることは出来ないにしても、
心の劣化はしていないつもりなので、
動く体の範囲で残された人生を謳歌しようと写真を眺めています。

< 動かぬ身走る写真見つけ意強くす >

コメント
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