花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

タンキリマメほか(9月下旬)

2020-10-15 | 近所
タンキリマメの花が咲き始め果実もできています~
フェンスに絡んだタンキリマメ カマキリも一緒♪









マメの始めの頃は白い色していました。
マメ科 タンキリマメ属



緑色になり


赤くなってくるタンキリマメ


ヤマハッカはどうしているのか行ってみたら・・・
今年はまるで見栄えがせずぐちゃぐちゃで花の顔そのものが変わってしまいとても残念
シソ科 ヤマハッカ属


独特の「キツネ顔」ちっともよく撮れなかったです。


ヒヨドリジョウゴ 花を咲かせていました。
実が赤くなるころ! 楽しみにできます♪
ナス科 ナス属


ヒガンバナ受難(9月下旬)

2020-10-14 | 近所
久しぶりの川の土手散策なのに・・・目に写る光景の耐えがたいこと
まさに ”ヒガンバナ 受難” 窮屈そうにじっと耐えているように思えてなりません。







お友達のところでこのアレチウリの暴れ具合を「モンスター」と表現された方がいらして・・・
こちらでも同じようにモンスター状態
木々を覆い 地面を覆い ほかの草にも覆いかぶさるように






大手を振りかざし我が物顔でいるのは アレチウリ カナムグラ イシミカワ などなど
棘の多い触ると痛い草のオンパレードになっています。
ヌルデの花も餌食にされたよう・・・





絡まれてしまったアキノノゲシ


きれいな色の実になるイシミカワまで どこまでも どこまでも はびこり放題






アレチウリ 雄花(長い柄の先につく)


アレチウリ 痛い痛いのトゲの果実(雌花序は短い柄につく)

去年アレチウリはほとんど静かに静かにしていたのに・・・
今年は急に勢いづき危険なくらい大幅に増えました。
草刈りは順次始められましたが・・・ 
作業される方にとっても厄介でしょうけれど怪我のないよう頑張ってほしいです。

センボンヤリ ほか(9月下旬)

2020-10-13 | 近所
秋型のセンボンヤリのその後はどうなったのかと!
まだ進展はあまりなく あともう少しと言ったところでした。
キク科 センボンヤリ属





閉鎖花のまま綿毛になるのはもうじきでしょう♪


大木のカイヅカイブキがデンとして構えていました。圧倒的な迫力で立っています!
ヒノキ科 ビャクシン属





カイヅカイブキの葉の面白いところ♪
葉の形は2つの型  鱗片状の葉と針のような葉と! 





ずっと雨の日が続いたせいかキノコがすごく多かったです。





ススキ メリケンカルカヤ(9月下旬)

2020-10-12 | 近所
9月後半の散歩  ススキが陽に映えとてもきれいでした。
イネ科 ススキ属











少し離れたところから見ているとき あれはなんだろう・・・と思いつつ近づくと!
今まで気にも留めていなかったメリケンカルカヤの始めの頃の様子だったのでした。
淡いグリーン色から始まる♪ 初めて気づくことになりました。
イネ科 メリケンカルカヤ属











ほわほわの綿毛 できました!





薄茶色になる頃はよく目に留まりましたが始めの頃の様子は趣が変わり  ”これも一興”

ヌルデ 9月中旬

2020-10-11 | 近所
9月半ばごろの散歩ではヌルデの勢いがすごく 
遠目でも円錐形に花をつけている様子がよく分かりました。
ウルシ科 ヌルデ属







ヌルデの葉 葉軸に翼がある






ヌルデは雌雄異株
かたまりになりよく目立っているのはたいてい雄花





雄花は花弁が反り返る


雄花の花盛り♪   小さな昆虫何種類も来ていました。




雌花はどうでしょう♪♪♪  咲き始め頃の雌花






雌花の花弁は反り返らない



ヌルデに気合い入れたこと今までなかったことなので楽しくて仕方ないです。
この先も変化し続けるヌルデの追っかけに忙しくなりそう♪

センボンヤリ秋型 ほか(9月中旬)

2020-10-10 | 近所
センボンヤリの春型をたくさん目にしたため秋型の様子を楽しみにしていました。   
このときはまだまだ芽を出したばかり 槍を思わせる形になるまでもうしばらくはかかりそう♪
キク科 センボンヤリ属





たくさん花を咲かせたヒメヤブランには若い深緑色の種子がつきました。
蒴果だそうですが果皮が薄いため落ちてしまい種子がむき出しになるのだそうです。
キジカクシ科 ヤブラン属



カラスウリ  今まで赤くなった果実しか見ていなかったのです。
緑の縞々模様や黄色味を帯びた果実  赤くなるまでの過程を知ることができました。
ウリ科 カラスウリ属








ハゼノキ   ウルシ科 ウルシ属
似ているヤマハゼは葉や葉軸に毛があるそうです。







果実ついていました!





ハゼノキのこと 見てすぐ分かるようになれたらいいです♪ 
身近で意外にたくさんあるようなので意識するようにしたいです。

スダジイ ドングリ(9/22)

2020-10-09 | 近所
スダジイの大木の追っかけ続けていました。
ドングリが生り始めた頃からはぐんと楽しみが増して♪
木の下から見上げる形で立つと葉の裏側の色がよく見えます!
ブナ科 シイ属





  ※ドングリを包む殻は正式には殻斗(かくと)と呼ばれ
   コナラのドングリのお椀状の帽子や クリのイガに相当するもの※  なのだそうです。
スダジイはこれが ”カッコイイ” ため気に入っているのです。









「スダジイ」 と 「ツブラジイ」 とは似ている   ドングリの形から 
スダジイ=スマートでとがりぎみ ツブラジイ=ぷくっと丸みがある これで見分けられるそうです。
「ツブラジイ」にはまだ出会いがなく両方並べられるともっといいのに!




ふわりと飛んできた ツマグロヒョウモン 地面でしばらくとどまっていました。
メスですか~





青色が光を受け輝いてくれました!!!

ゆうすげの道 ママコナほか(榛名9/8)

2020-10-07 | 榛名山
ゆうすげの道散策  終わりに近いころになりママコナが出てきてくれました。
ハマウツボ科 ママコナ属



茎や葉は意外に毛深い


果実ができているのを初めて見ました。


ママコナの葉をしみじみ見るのも初めて!




サワギクに似た花が一緒に♪


ノギラン キンコウカ科 ノギラン属


大きいキノコ!!! 4、50センチはありそうなくらいでした。


ベニイタドリ(イタドリの高山型) 雌花でした。  タデ科 イタドリ属




こっちはイタドリ


初めての出会いの カセンソウ 似ているオグルマに比べると葉が細い  キク科 オグルマ属




マツムシソウ咲く頃の榛名山 
うるさいやぶ蚊とは縁がなく 涼しさを感じながら とても心地よく歩くことができました。


ゆうすげの道 タカトウダイほか(榛名9/8)

2020-10-06 | 榛名山
山のすそ野の右の方に目をやってみると!


榛名山の外輪山のひとつ 相馬山(そうまさん 標高1411M)がそびえています♪
頂上の形が独特 



ゆうすげの道は折り返し点に近くなってきました。
タカトウダイ     トウダイグサ科 トウダイグサ属









ノハラアザミではないかと・・・葉にも茎にも鋭いトゲがいっぱい!  キク科 アザミ属






これはちょっと葉の様子が違うような 同じような・・・


ヤマトウバナ  シソ科 トウバナ属



ゆうすげの道 オミナエシほか(榛名9/8)

2020-10-05 | 榛名山
オミナエシと榛名富士   オミナエシ科 オミナエシ属




アキノキリンソウも咲いていました。遊歩道に倒れ込んでも頑張る!  
キク科 アキノキリンソウ属





トゲがいっぱいのコウゾリナ 冠毛もでき始めています♪  キク科 コウゾリナ属 




ツリガネニンジン     キキョウ科  ツリガネニンジン属


ノコギリソウ   キク科 ノコギリソウ属




シラヤマギク   キク科 シオン属
シラヤマギクって それぞれ 好き勝手 自由奔放に咲いているような気がして 
ちょっと ”どんくさい” 気もするけれど それがいいところなのかなって見るたびに感じます。








ゆうすげの道 ウメバチソウ(榛名9/8)

2020-10-03 | 榛名山
つぼみ 見っけ~  ウメバチソウ      ニシキギ科 ウメバチソウ属


花の時期には早いけれど どこかに咲いていないかと探したらありました!
ちょこんとひとつだけ♪



   ※ウメバチソウの花は1日目には開くだけ  雄しべは5本ある
    1日に1本 雄しべの花糸が伸び花粉を出す
    次の日は2番目の花糸が伸び最初の1番目の花糸は反り返る
    それを繰り返し 7日目にやっと最後の5番目の花糸が反り返る※
この花は咲いてから6日目 ということに!!!



ウメバチソウの仮雄しべ  とってもカッコいい
玉のように丸くなった先端の腺体 外側が白っぽく扇のように広がる
仮雄しべの付け根辺りには甘い蜜があるそうで昆虫が訪れているのを見られそう♪



ゆうすげの道 というくらいですから  ユウスゲがたくさん咲くところなのです。
でも時期も時間も合わなければユウスゲいっぱいという光景には恵まれそうもないです。
夕方に開花し翌日の昼頃には閉じてしまう はかないユウスゲ 
その近辺に住まわれている方でもユウスゲ真っ盛りという光景を見るのは難しいそうです。
わずかに・・・残り花と果実ゲット♪






”ユウスゲ ” ”「立原道造 ゆふすげびと」”  ”萱草(わすれぐさ)” 
淡い思い出とともにそっと寄り添ってくれている

ゆうすげの道 マツムシソウ(榛名9/8)

2020-10-01 | 榛名山
マツムシソウが咲いているのを期待して!
まだまだ開花中 期待通りでした。     スイカズラ科(マツムシソウ科) マツムシソウ属









マツムシソウの花ってキク科の花の咲き方に似てる~
キク科の花にたとえると 周りの花が舌状花で 中が筒状花 のように見えます♪
  ※外側の花は5つに切れ込む その花冠のうちの外側3枚が広がり花を縁取る
   花はまず周辺花から咲き始めしだいに中心花が咲いていく 
   咲き始めると4つの雄しべが出て 花粉を出す雄性期になる※





雌性期の雌しべがうまく撮れず・・・
雌しべは1本だけつく  なんとなく分かるようなのが少しありました。





花もその後も♪ 愛らしさに ”胸 キュン”




花の後のツンツンして見えるトゲはガク裂片が変化したものだそうです。
果実は痩果