◎「安倍元首相暗殺」で『週刊文春』がスクープ記事
今月一〇日水曜日、『週刊文春』の五月一八日号と『文藝春秋』の六月号が発売された。そのことを朝刊の新聞広告で知り、さっそく近くのコンビニに行って、両誌を入手した。
『週刊文春』五月一八日号の目玉記事は、「安倍元首相暗殺 疑惑の自衛官を直撃」、『文藝春秋』六月号目玉記事は、〝朝日襲撃「赤報隊」の正体〟であった。
どちらも、絶対に他誌では書けない(他誌では載せない)貴重な記事であった。
本日は、『週刊文春』記事について、コメントしておく。
この記事は、八ページもあって、週刊誌の記事としては、異例の長文である。要するに、安倍元首相が銃撃された事件では、実行犯の山上徹也被告に対し、Yという人物(当時、現職の自衛官)が教唆をおこなっていたというスクープ記事である。
記事によれば、「個人情報 調査報告書 海上幕僚監部」なる文書があって、その末尾には、次のようにあったという。
仮に黒である場合、本件は世間では現職自衛官が関与した政治的事案として認知されかねないため、報道規制を行うのと同時に懲戒手続きも同時に実施するものとする
「同時に」が二回あって感心しない文章だが、そこにまた、妙なリアリティがある。
この文書がホンモノかどうかについては、何とも言えない。Yという人物が、事件に関与していたかどうかについても、何とも言えない。しかし、Yという人物が存在することは間違いない。Yが、事件前に山上被告に接触していることも間違いないようだ。
この記事の真偽を確かめることは、難しくない。事件の公判が開始されれば、当然、この問題も浮上してくるであろう。公判の開始を待ちたいと思う。
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