今日は、久々に街なかを散歩した。
気温が異常に高くなるとは聞いていたが、歩いていたときには暑くてたまらないというところまではいかなかった。
関東地方や太平洋側では、今、もっぱらソメイヨシノの開花やその開き具合が話題になっている。
だが、当地では、桜なんてまだまだだよ、という感じ。
ではあるが、街なかで何か花が咲いていないかな、と探しながら歩くことにしたのだった。
歩いてみると、最初に見ることができていた、マンサクやロウバイなどの花は、終わりを迎えていた。
代わりに、ようやく赤い梅の花が開いているのを見た。
だけど、すべての梅の花が咲いているわけではない。
まだ種類が限られている。
きっと今咲いているのは、寒梅の仲間なのだろうと思う。
普通の梅は、まだつぼみというものばかりだった。
続いて見かけたのは、サンシュユの花。
サンシュユの黄色い花からは想像できない赤い実がなると知って驚き、ここに書いたこともあったっけ。
このサンシュユ、ミズキ科ミズキ属なのだそうだ。
次に会ったのは、この花。
これは、トサミズキの花。
ミズキという名がつくのに、ミズキ科ではなくマンサク科なのだという。
サンシュユがミズキ科なのに、トサミズキはマンサク科トサミズキ属なのだそうだ。
なのに、どうしてミズキの名なのだろう、と思ったよ。
さらに歩いていくと、公園の1本に白梅が咲いていた。
他の白梅がまだだということは、この木も寒梅の一種なのだろうなあ。
45年前、大学生活を終えて帰ってきて4月、梅の花を見て驚いたものだった。
東京では、梅の花を見たのは2月上旬だったのだから。
2か月も経って、新潟ではようやく梅が咲くのか、とそのとき知ったのだった。
それ以前は、新潟で梅が咲くのはいつかなんて気にしたことがなかったのだな。
白い花といえば、ビャクレン(ハクモクレン)だが、ようやくつぼみらしくなってきた。
でも、これまた1本だけ、花がほころび始めているものを見つけた。
きっとあと数日で咲いてくれることだろう。
街歩きの最後に見つけたのは明るい黄色い花。
これはたぶんレンギョウの花。
わが家のレンギョウはまだつぼみも付けていないが、ここのがよく咲いているのは、日当たりがよいせいだろう。
いろいろな春先の樹木花を見られて、今日の街歩きはいい気分だった。
その後午後から車で出かける機会があった。
キクザキイチゲが咲いている道路脇に車を止めて写真を撮っていた。
すると、近くにキブシの花も咲いていた。
今日は春先の樹木花をたくさん見ることができて、よかったなあという思いがまたわいてきた。
気分がウキウキしてきたよ。
今日の県内では、あちこちで夏日となり、上越が真夏日になったという。
3月に、新潟県で真夏日が観測されたのは初めてだとか。
まだ春の花を満喫していないのだから、真夏だなんてカンベンしてほしいなあ…。
今日はりゅーとぴあに行ってクラシックコンサートを聴いてきましたけど、桜はまだ先って感じでしょうかね。
去年は行けませんでしたけど、今年は高田城址公園に行って桜見物してみたいですね。朝イチの新潟〜高田高速バス(私は障害者なので半額)で出撃かな。
これからもよろしくお願いします。
一気に暖かくなってきましたが、桜のつぼみも確実に膨らんでいますね。新潟市は、いつも桜の開花が早いのですが、さすがにまだですね。昨日の暑さでまた少し早まったでしょうかね。
高田城址公園も開花はまだのようですが、ライトアップは始まりそうですね。桜の時期は、天気に恵まれるといいです。強風や雨続きで早く散ってしまうのは、カンベンしてほしいものです。
ありがとうございました。