ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「明日」(谷川俊太郎)を暗唱する

2022-09-07 22:14:00 | 読む
娘のリハビリの一環として、詩の暗唱を行ってきた。
最初は、落語の「寿限無」
次が、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」。
そして、清少納言の「枕草子 春はあけぼの」。
いずれもクリアしてきた。
そして、今また完璧になっているのが、谷川俊太郎の「明日」。



この詩を、時々娘と一緒に暗唱してみるが、娘の方がはるかに正確だ。
まあ、それはいいとして…。

この1連4行ずつの詩の中身がいい。
娘の暗唱を聴いていて、自分でもいい詩だなあ、と思うようになった。
「ひとつの小さな…があるといい」で始まる4連までの繰り返し。
「明日に向かって」「明日を信じて」「明日を想って」「明日のために」と、明日のことをいろいろに変えながら内容を膨らませていく。

そして、5連で大きく展開する。
最後の6連は、また戻るものの、「ひとつのたしかな今日」「明日に向かって」…と力強くいいながら、明日という未来に向かって今日があると主張している。
だから、今日という日をたしかなものとして過ごさなくては…。

とても希望をもてる詩だ。
すごく気に入っている。
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