癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

試験

2007年01月19日 | 受験ネタ
明日から、センター試験ですね。別にうちは関係ないのですが、何か緊張するのは浪人時代からのトラウマでしょうか。ちなみに、僕の時代にセンター試験などは存在しません。少し後になって、共通一次試験なんてのがあったような気がします。

どのくらい点数を取らなくてはならないのか、少し調べてみましたが僕の母校のセンター利用で88%くらい、北大のセンター利用の獣医学部で93%だそうで、これは医学部の92%を上回っています。いったいどうなってんだ!・・・です。
ちなみに東大の理系で92~93%、医学部で97%くらいです。ほとんど満点とらないと合格しません。得点技術を問われているようなもんです。人間技とは思えません。

思えば、マークシートってもんが出てきて、30年以上経過するのだと思います。
昔の獣医師国家試験はすべて「記述式」でした。僕の時は「マークシート式」の第1回目でした。先輩の話を聞くと、各科目で4題出題されて、そこから2題選択して回答するのだそうです。記述式ですから、とにかく用紙を埋めて、かすりそうなことでも書けばそれなりに点数も取れたそうです。また、口頭試問形式の試験もあり、例えば骨格標本を見て、試験官の指す骨の名称を答えたり、働き等を答える問題では、たとえ最初の答えが誤っていても、教官の反応を見て言い直したり、それとなくヒントももらえたりしたそうです。だからと言って、昔の試験は簡単だとは思いませんが、そんな時代もあったことを考えると、どちらがいいのかなぁなんて思います。

スローフード、スローライフの時代に、スローテスト何かもあってもいいのに・・・